いつから前世の記憶があったのか。
そもそも自我を認識したのがいつだったのか。
そういう細かいところは覚えていないけれども。
「海の中って意外に暗いよねぇ。かと言って、水中で火を灯すことなんてできないし。LEDが恋しいなぁ」と。
住み慣れ
た薄暗い海底と、見たこともないはずの陸上の、しかもかなり進んだ文明の街の明るさをいつものように比べて。ぼんやり揺れる海藻を眺めながら暇を潰す自分の記憶に違和感を覚えたのは、6人目となる末の娘を出産後、母が儚く泡となり消えてしまって5年も経ってからだった。
童話「人魚姫」の世界に転生したっぽい多分元地球人な人魚姫が、あがいてみたり楽しんでみたりするお話。
注意!!実際は違いますが、本人の勘違いによりガールズラブ的な妄想があります。
注意!!超亀更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 17:29:58
69319文字
会話率:21%
太平洋戦争中ビルマに出征していた祖父から度々戦地での体験談を聞いていた自分であるが、話を聞いてから30年余り経って、その内容を殆ど覚えていないことを残念に思っていた。
これもまた親族がかつてビルマに出征した友人は、ビルマでの戦記物を収集し
ていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-29 12:45:49
2773文字
会話率:0%
過労死寸前の部下から手渡されたのは、小さな記憶媒体だった。
自分が完全に狂ったらみんなで見てほしいと言われたそれの中には音声データが一つだけ入っていた。
その冒頭だけ聞いて、それ以降の内容をなんとなく察した。
本人は覚えていないよう
だけど、以前酒を飲ませた時にぶちまけた内容とほぼ変わらないのだろう。
”厄災‘に転じさせられた天才勇者候補と、そんな“厄災”と自分の部下が交わした一つの約束の話。
あまりにも不器用なその約束は一ヶ月前にその“厄災”が死んだことで破られた、ということになるのだろう。
部下が過労死寸前なのも狂いかけなのもきっとそれが原因だ。
自分はその記憶媒体を机の引き出しの一番奥の方に仕舞い込んだ。
そして祈る、どうかこれを最後まで聞かずに済みますように、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-29 02:00:00
13591文字
会話率:1%
貴方はもし恋人が嘘つきでも許せますか?
嘘をつき続けている彼氏とただただ彼氏を真っすぐに愛そうとしている彼女。
嘘つきな彼氏は彼女に問められるものの何も覚えていないと言う。それに対して怒りをぶつけ最悪の決断をしようとする彼女。一方は
本当に何も覚えていなかった彼氏は必死に彼女の決断を止めようとする。なぜこんなことになってしまったのか。それは思いもよらないことが引き金となっていた。
恋人(あなた)と恋人(きみ)。ただただお互いは真っすぐ愛し合いたかっただけだった。
彼氏と彼女のそれぞれの目線から描かれている恋愛小説。
これをもとに恋人とはなんなのかというのも考えてみてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 08:29:31
685文字
会話率:0%
藤堂友梨佳は、梅雨の時期になると決まって同じ夢を見た。それは例年見ている夢だったけれど、今年の夢はとても鮮明に友梨佳の頭に残っていた。
その夢とは、小学校の頃の親友、喜多川藍花と廃墟で隠れんぼをしている夢だった。
今ではもう縁が切れてしまっ
た彼女の夢を見たことで、何となく藍花にまた会いたくなった友梨佳は、友人や家族を通して藍花の行方を探るのだが、誰もまともに彼女のことを覚えていない。
そればかりか、互いの記憶は食い違うばかりであった。
何とか友人の手を借り、今の喜多川藍花の居場所を突き止めるのだが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 22:29:52
26078文字
会話率:22%
乙女ゲームの悪役令嬢フランシスカに転生したサクラは『声フェチ』だった。攻略対象の『良い声』を堪能したい。したいのだけど、悪役令嬢はCV:なしだったので台詞が分かりません。どうしよう。
最終更新:2021-07-10 19:00:00
4922文字
会話率:61%
2018年10月10日、これの元詩を書いてる。
そのあと、なぜ2020年になって、この詩を書き直したのか、理由は覚えていない。
詩の書き方、の、詩、です。
キーワード:
最終更新:2021-07-09 19:23:10
608文字
会話率:0%
全身の痛みで目が覚めると、目の前には全体が溶けている謎の機械が!更に主人公はその機械に親近感を覚えつつも、その機械が何物かは覚えていないらしい。一体この機械は何物なのか、何故主人公はこの事を忘れているのか、謎は深まる!
最終更新:2021-06-28 03:13:48
1324文字
会話率:59%
この夜が好きだと笑ったあの日を彼はきっと覚えていないでしょう。
最終更新:2021-06-17 23:28:41
1485文字
会話率:0%
不思議な夢を見た。何の夢かは覚えていないけれど…
最終更新:2021-06-08 08:00:00
675文字
会話率:5%
【ぼっちの甘い本音が幼なじみ『だった』ギャルをデレさせる攻守逆転ラブコメ】
彼の名前は本戸勇太。高校二年生のぼっちである。趣味はラノベを読んだり書いたりすることだ。
勇太には矯正不可の悪癖がある。感情がたかぶると、強烈な本音で相手を圧倒し
てしまうのだ
その悪癖で友達を傷つけることを恐れた勇太は、仕方なくぼっちの道を選んだのだった。
席替えをきっかけに、勇太はクラスのギャル、緋崎英梨のお気に入りになる。英梨は勇太の幼なじみだと主張するが、彼は覚えていない。英梨は勇太に自分のことを思い出してもらうため、昔のように勇太をからかうことを決めた。
英梨は勇太を誘惑し、彼をドキドキさせてからかって遊ぶのだが……勇太の悪癖『本音無双』が炸裂する!
「英梨みたいな可愛い子に迫られたら、誰だってドキドキしちゃうでしょ! 俺の頭の中はもう英梨でいっぱいだよ! ダメだ、君のことしか考えられない! 責任取って!」
「んなっ……ば、ばか! はずいからやめろし!」
勇太の制御できない本音が、今日も幼なじみをデレさせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 00:20:22
47614文字
会話率:50%
天翼族で侍のリン。
ホビットの修道僧(モンク)、シャン。
魔術師の少女、コノハ。
エルフ族でスカウトのオルハ。
エストリア王国の港街ブレストを拠点にして活動する女性ばかりで構成された冒険者グループ『ヒートストローク』は、ある日飛
行船から落下した少女を拾う。
翡翠色の髪と瞳。
奇妙な外見を持ち、飛行船から落下してなお無傷という謎だらけの少女であったが、彼女は『ルティス』という単語以外なにも覚えていないのだった。
そんなルティス(仮名)と行動することになったヒートストロークの面々は、やがて500年前に滅んだという古の天空都市、「ラガン」復活に纏わる事件に巻き込まれていく。
※金曜19時更新予定。
※十年以上前に、テーブルトークRPGで行ったキャンペーンセッションの内容を小説にしたものです。
※既存作品「麻薬と少女と呪いの指輪」の続編となります。
※表紙絵は、あだきこう様に描いていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 19:00:00
173398文字
会話率:45%
気付くと森に倒れていた。自分の名前すら覚えていない主人公は、勇者一行に出会い、聖女に異世界転生者だと告げられる。転生者は保護対象であるため、置いてはいけないと言い、魔王討伐に同行することに。
徐々に思い出す断片的な記憶。出会う人々皆カレーの
虜にする冒険の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 21:34:52
7636文字
会話率:54%
この世界は前世私の親友がはまっていた乙女ゲームの世界でそのタイトルが『Darkness LOVE-私が貴方を癒してあげる-』と言うバリバリR18の乙女ゲームの世界、今から入学する学園内でヒロインが心に闇かかえまくりの攻略対象者達の心を癒し
て攻略していく乙女ゲームで私は生まれたその時から攻略対象者の一人ロビン第一王子の婚約者なのです、婚約回避どころか生まれた瞬間婚約者じゃ回避不可能・・・
生まれた瞬間から悪役令嬢確定・・・
私不幸すぎじゃないか?しかも私このゲームをやった事がない、親友が毎日語っていた事しか覚えていない、色々と回避するにも情報が少なすぎて無理、不可能・・・
諦めは大事なので私は前世の記憶を思い出してから素直に諦めた、結末がどうなるか分かんないけど、私は私らしく生きようと決めたのです。
幸いなことに第一王子とは婚約していると言っても会った事がない、親が決めた婚約者に殿下も興味が無いのだろう、なので私はこのまま彼の記憶にも残らないように存在感の無い人物であり続けようと思う。
なんせ殿下は腹黒拗らせヤンデレ野郎なので見た目がどんなに良かろうが私の好みではない。
他の攻略対象者も見事なまでに頭がおかしい、宰相の息子で殿下の側近の一人アルノルトは腹黒ドSで騎士団長の息子のヘルムートは脳筋かと思いきや真正のナルシスト、自分が大好き過ぎて鏡を見ながら自性できちゃう恐ろしい男、唯一真面なのが魔術者のテオなのだが、彼はその魔力の高さから王族である事を隠された殿下の腹違いの弟なので、彼自身に問題がなくとも関わるのはよろしくない。
こんなにも問題が多い攻略対象者しかいない乙女ゲームに親友は何故あんなにはまったのか、私には到底理解できない事である。
何度もやってみてと言われたが、私の好みは爽やかで優しい真面な男性なので二次元だろうが病んでいる奴に興味は無い。
おかげでゲームを借りる事も無く出だしから色々と積んでいるのだが、関わらなければ何とかなるはず?きっと何とかなる。
攻略対象者を避け平穏な日常を掴むために日々奮闘するマリーアだが何故か彼女が避けている攻略対象達は彼女に興味を示し近づいてくる。
しかもヒロインで有るはずの令嬢は意味不明な行動を繰り返し攻略対象者に避けられる始末・・・
誰かこの状態をどうにかして!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 15:53:40
35680文字
会話率:27%
僕はいったいどこを歩いていたんだろう? そう、藍色の水をたたえた沼のほとりで、棺を見つけて……、その棺の扉を開こうとしてたんだ……、そこには彼女がいるはずだったけど、それからのことは、よく覚えていない……
最終更新:2021-05-13 08:00:00
16957文字
会話率:66%
現代日本・東京で生活していたことと“ある女”の名前しか覚えていない俺。
何故この異世界に来たのか、自分は何者なのか。
この世界で答えを見つけるため、元の世界に帰るために、人々との交流、出会い、別れを繰り返し成長していく物語が今始まる。
最終更新:2021-05-07 23:24:28
10217文字
会話率:46%
気がつけば魔物ひしめく森の中。
現世とは掛け離れたゲームの中のようなファンタジーの世界へ転生していた主人公。
手も無く、足も無く。名前も覚えていないが。適応力だけは残っていた。
蛇の姿で異世界のスキルを駆使し、楽しんで生活出来ればいいやとマ
イペースに動き回る。
魔物の本能に身を任せ。流れに身を任せ。自由翻弄。蛇な生活を送る物語。
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人間性が失われたり。特殊なフェチに目覚めたりもするようです。
能力的にはチートな部類に入るようですが進むべき道は考えておらず
最強を目指す訳でもなく、気の向くままに行動するのが主人公。
語られぬままに過ぎ去る日々は主人公にとって平凡で何事も無く過ぎる時間。
数年単位で軽く消し飛ぶので後に追加な番外編もありえるかもしれません。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 00:00:00
1337713文字
会話率:12%
聖女が目を覚ますと、悪の王国の牢だった――。
白指の精霊が大地を浄化し、黒脈の王が優劣を競う世界。一人の少女が、殺気立った謁見の間に引き立てられる。「敵国の聖女がなぜ我が王国にいた?」美しい王に問われ、少女は首を傾げた。「ごめんなさい
、何も覚えていないんです……」
少女は宗教大国の聖女として戦場で活躍し、王国に憎まれる存在だった。記憶喪失の聖女の処遇をめぐり、庇おうとする者、処刑を望む者、臣下たちの意見はバラバラ。やがて聖女はとある選択を強いられて……。
ハードな捕虜生活かと思いきや、いつの間にか保護対象になっていた聖女レンフィの第二の人生。
※序盤は主人公の扱いが悪いです。恋愛要素は状況が落ち着いてからになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 00:27:22
533600文字
会話率:41%
時は第二紀の曙光の時代。
最高神アンシャルの第六子である次元の神ディアスは、幼き頃のある事件により、故郷である祝福の地を離れ、自身が創造した空間にて好き勝手に暮らしていた。
比較的平和な時代に生まれたディアスだったが、最高神アンシャルの
宿敵、創造神カオスの残穢が蔓延る暗黒の地の不穏な動きにより、束の間の平和も終わりを告げようとしていた。暗黒の地の魔の手から祝福の地に住う神々を護る為、ディアスは祝福の地に佇む巨城ミッケダシュへと帰還する。
戦いに備える為と、ミッケダシュにおける自身の立場の再確立の為に、側近を選ぶよう命じられたディアスだが、すでに側近と契約を交わしていた事が判明する。しかもただの契約ではない。巡り逢える確率が極めて低いとされる腹心の側近との契りだ。
一体誰と?なぜ契りを交わしたことを覚えていない?
予言に導かれ、ディアスは双子の片割れであるミルハマットと共に、腹心の側近を探しに行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 00:22:40
64006文字
会話率:45%
その日のことはあまり覚えていない。ただ埃を被った窓の向こうで同級生たちの遊ぶ声が聞こえていたと思う。どうしてこの本がその棚にあったのか、誰が書いたのか。それは今でも分からない。図書館の一番奥、一番高いところに押し込められていたこの本を、あの
日脚立の上で背伸びをして引っ張り出した。それだけが記憶に残っている。8歳の僕は真面目で臆病だったから、冒頭だけ読んで、怖くなってやめてしまった。あれから10年が過ぎた今、同じページを捲っている。前文を、読んだところだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-20 07:31:01
420文字
会話率:0%