!!!ドン!!!
「ぐっ…かはっ…!!」
後ろから何かがぶつかる衝撃を受けたと思った瞬間、激しい痛みが背中を貫いた。
ガクンと膝から崩れ落ち、その場に倒れ込む。
身体から流れる液体が、床を真っ赤に染める。
目の前には、
愛する夫と夫の愛人が立っていた。
愛人の手には、血塗れのナイフが…
私…刺されたの…?
呆然とする主人公を後目に、愛を交わす夫と愛人。
「愛しているわ」
「俺もだよ…」
2人は私の目の前で口づけを交わす。
部屋には濡れた音が響いた。
「行きましょう」
「ああ…」
そう言い残し、二人の足音が遠ざかっていく。
旦那様…
こんな事をしなくても、他に愛する人が出来たのなら私は潔く離婚に応じましたわ。
それがあなたの幸せならば…
次の瞬間、私の世界は漆黒の闇の中へ――…
※他サイトにも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 21:40:00
9601文字
会話率:29%
旅を続ける放浪のエルフであるエルスヴィアは、深い森を抜けた先で不思議な町エルムリッジに迷い込んでしまった。月も星も見えない漆黒の闇に支配された未知の町で、彼女は腐敗した肉塊で構成された怪物と遭遇する。
同じ頃、エルムリッジの隣町の警察
官サラ・ミラーは、パトカーで凶悪犯を追跡中にこの町へと迷い込んでいた。犯人の車を追い詰めたサラの目の前で、犯人は蒸発するように消え失せ、外部との通信も途絶えてしまう。
いったいこの奇妙な街では何が起きているのか。そして、異なる世界から迷い込んだ二人の運命は――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 22:00:00
18925文字
会話率:19%
漆黒の闇を切り裂くように、紅蓮の炎が燃え上がる。
それは、正義の女性仮面ファイター、フィーユの象徴だった。
彼女の瞳は、夜の帳に覆われた街を睥睨する、
それは悪の女性仮面ファイター、ダークフィーユの姿を捉えていた……
最終更新:2024-08-29 20:57:21
2374文字
会話率:33%
「ねぇ 知ってる?」
そのうわさに翻弄される主人公
暑い暑い 夏の夜の物語
漆黒の闇に包まれ…
最終更新:2024-08-27 18:27:41
3203文字
会話率:43%
王家の舞踏会で断罪されている女は世界を拒絶した。
気がつくと自分の手すら見えない世界に一人立っていた。
最終更新:2024-05-25 20:00:00
2289文字
会話率:35%
かつて神に挑みし竜がいた。
全能なる創造主より、終わることなき不幸な運命を背負わされた哀れな人々。
そんな弱き者たちのために竜は立ち上がり神と戦ったが、無惨にも敗北し、罰として一切の光が差し込まぬ世界の深遠へと落とされてしまうのであった。
暗き漆黒の闇に包まれ5000年──虜囚のように惨めに生き続けていた竜の元へ、ある日どこからともなく少女の寂しい歌声が聞こえるようになったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 18:00:00
34408文字
会話率:28%
「やっと見つけた、俺の花嫁」
固い鉄格子の中に居る私へ向けて話したのだろうか?
どうせ私はここから逃げられ無いのに、膝を抱え踞る私はチラリと声がした方を見ると、背中に真っ黒な羽を広げた男が立っている。
「……誰…なの?」
目を凝らし
て見れば、漆黒の闇を振り撒いているかのような長い黒髪と吸い込まれそうな黒い瞳に目を奪われる。
男は鉄格子に近付き、そっと撫でるだけで私を閉じ込めていた鉄の棒がサラサラと床に散らばる。夢でも見ているのだろうか?
「私の花嫁」
骨が浮き出る身体をまるで壊れ物のように抱き上げた男はニタリと嗤い、私を外へ連れ出したのだった。
※ゆるい設定です。ちょぃとシリアス。
他サイトにあったのを転記。
全11話完結。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 17:00:00
26347文字
会話率:37%
長編小説よりの一遍 ※他サイトあります 関連 「アッコン陥落の嘆きを謡う吟遊詩人」
・祈りの歌声 祈りの輪に入れない者
そうして、その夜半に仮の宿になる屋敷で 彼等、聖ヨハネ騎士団の騎士達は
祈りを神に捧げていた。
聖句に 神に捧げ
る祈りの聖唱 それは紡がれて来たもの 魂に響き渡る歌声が
響き、ゆっくりと詠唱の歌声が静まりゆく
紡がれた救いへの祈り 天国の門への道に・・
時に狂おしく、残酷な現実の中
誰しもが高みにある天国の門に…無事に到達することを望む。
修道僧である彼等の職務は、騎士としての役割だけでない…‥
修道僧としての祈り
特別な目的と任務で課せられた施政院、病院での奉仕、医療活動 人々の救いの為に
ザアアア‥雨の音‥マルタ島の地で岩肌を打つ雨音
すぐ傍で、建物の外で 降り始めた冷たい夜の雨に打たれながら
祈りの輪に入る事が
許されない者が悲哀の表情、静かなる諦観に満ちた表情をさせながら、聞いている。
漆黒の闇色の髪が雨に濡れている。
この時、哀しい見捨てられた
子供のような瞳をした者、彼は雨よけのフードも着ずに
人よりも長い時を生きてきた
青い瞳、少年の姿の吟遊詩人、今では人ではない魔物が……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 05:35:49
441文字
会話率:0%
僕はバイトの先輩に誘われて彼の実家のある、長野に行くことになった。
そこで先輩の友人達と合流し、ウワサになっている廃屋へ出かけた。
深夜2時過ぎ、廃屋に着いた。だが、その佇まいの異様さに僕たちは、引き返すことにした。
ただ僕は、闇の中に
漆黒の影を見た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 02:47:16
1950文字
会話率:25%
幕開けはたった一発の魔術だった。
漆黒の闇に浮かぶ魔術師が難攻不落の城塞を破壊し尽くした時、物語の幕が上がる。
リンゼイア大陸の盟主ラディック王国に対し、ゼンディニア王国が戦乱の狼煙を上げたのだ。国王イプセミッシュと忠実なる十二将の野望を前
に、ラディック王国国王イオニアは聡明な第一王女セレネイアを遣わした。
事の真相を探ろうとするも、思いがけない障害にぶち当たる。
さらには魔術高等院ステルヴィアが誇る三賢者が一人、スフィーリアの賢者も院長の命により動き出していた。
時を同じくして、百余年ぶりに主物質界に降臨する者がいた。
彼の使命は混沌の輪還からはぐれ、摂理を乱す異質な存在、人を食って依代とする魔霊鬼を滅ぼすことだった。
全ての者が出会った時、物語は一気に大きく動き出す。
多様な魔術が、磨き抜かれた剣技が炸裂する。血沸き肉躍るダークファンタジー戦記、開幕!
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昔ながらの剣と魔術の王道西洋風ダークファンタジーです。
硬質で、地の文章も多めです。情景や心理描写に力を入れています。
海外ファンタジー作品の翻訳に近いニュアンスです。
異世界転生・召喚、レベル、スキル、冒険者、ハーレム、チートといった要素はありません。
本作はカクヨム先行公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 19:00:00
154951文字
会話率:23%
共和国大統領の在原葉一は戦時中、国家を予算を使って奇妙な実験を行っていた。それは敵国である皇国との平和を模索する為のものであり、訳あって皇国から亡命してきた巫女の力を借りて、遂に実験を成功させた。しかし、成功直後にクーデターが起きてしまい、
実験結果を国で活かすことなく銃撃され、意識を失ってしまう。
~~~~~~~~~~
共和国とは大きく異なる――皇御国。
そこで目を覚ました〝青年〟葉一は名前以外の記憶が欠落していた。漆黒の闇世界に放り出され混乱していた中、導となる光――巫女夜澄に保護され身を寄せるようになる。
日々記憶を手掛かりを探しつつ、国民との価値観に違いを感じ始めた頃。敵国との戦争が勃発した。
逃げ込んだ防空壕で、葉一は目の痛みと共に視界に映ったのは、まるでゲームのような二つの選択肢。その片方を選んだ日より、葉一は皇御国における歪な伝統を知る事になる。
記憶もなければ、帰る場所もない。知らないようで知っている世界で、葉一は徐々に世界の真実に迫る。
この世界の真実とは何なのか、自分は何者なのか。
自らが誇れる選択肢を選ぶ時、真実の扉は開かれる――。
※注意※
・電撃文庫に送る前の物です(修正前)。期限ぎりぎりで色々削った結果、無茶苦茶になっていたという自覚はあったので。
・場面の切り替わりを意識して話数を区切っています。その所為で、内容が短かったり長かったりする部分がございます。事前にご了承をぉ~!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 18:00:00
122527文字
会話率:52%
人殺し。
それを目の前にしたとき、あなたはそれに何を思うだろうか。
恐怖だろうか。
恨みだろうか。
軽蔑だろうか。
……それとも、「悪魔」だろうか。
これは、そんな「悪魔」が、最後の最後で悔い改めたがために、母なる神に見出されて異世界に転生
する物語。
彼女の「娘たち」を救うため、神は「悪魔」にわずかに残る「光」にかけ、全てを明るく照らす力――「黄魔法」を授ける。
彼自身の闇を少しずつでも打ち払うために。
闇に飲まれて破滅を迎えないために。
だが、所詮彼は一回「悪魔」に片足を突っ込んだ愚かな者だ。
「娘たち」を助けるうちに、全てを闇に染める、邪悪な魔法――「黒魔法」に目覚める。
それは「娘たち」を救うのに大いに役立ったが、同時に彼の心を蝕み、再び闇に染まってゆく。
光り輝く未来へとたどり着くか、漆黒の闇に染まるのが先か――。
己の闇を、乗り越えろ。
※こちらの小説は、ノベルアッププラス、カクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-18 17:56:10
36450文字
会話率:21%
Ladies and Gentlemen, Boys and Girls!!
さぁ、てめぇら!待ちに待った日が遂にやって来たぜ!?
『B-RAISE(ブレイズ)』ジャパンリーグ・ファイナルトーナメント決勝戦!!間もなく試合開始だ!!
……な
に?オタクら、今回の試合が初観戦だと?
オーライィィ!!そういうことなら任せとけ!!
この俺、ミスターDMが余すことなく伝えてやる!!
漆黒の闇夜に生命の火花を散らす、「蜂」どもの死闘をなぁ!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-14 17:51:43
40587文字
会話率:38%
勇者たる俺が守護するこの世界では、遠い昔から世界が消滅し続けている。俺の権能を以てして何も解らない漆黒の闇に人類は脅かされている。この事態を解決する為、俺は何処にいるかも分からない、しかし必ず存在する、我らが神へ逢いに征く。
最終更新:2021-09-01 13:00:00
3002文字
会話率:36%
~漆黒の闇の中の光、朝焼けを待たん。絶望の淵、夜明けの光が閉ざされん~
爽快下剋上さわやかイケメンストーリー
最終更新:2021-06-21 01:59:34
1437文字
会話率:13%
異世界への転生。
それは思いがけずに突然訪れる不可避な出来事である。
高校2年生の百目鬼天斗(どうめきてんと)は生粋のゲーオタである。その日も前夜遅く(ほぼほぼ完徹)までゲームをしていて遅刻であった。
登校中に同じく遅刻してきた中
学の頃からの先輩2人に捕まり、3人連れだって校門をくぐる。
現在改築中の本校舎に代わり、仮設校舎となっているプレハブの建物から2人の生徒が出てきて、彼等の方へと向かっている。一人は雷牙の小学生の頃からの親友で、今雷牙と一緒に登校してきた先輩の内の一人の弟でもある。もう一人は雷牙の家とは隣りどおしで家族ぐるみで付き合いのある幼馴染の女の子だ。2人とも雷牙と同じくクラスの同級生である。
担任に、遅刻した雷牙を連れて来るように言われたらしく、2人は怒りながら雷牙の方へと向かっていた。
空が裂けた。裂いたものは光。
突如として空を切り裂いた光の中から闇が出現した。
空を覆う様に膨張する漆黒の闇。
その闇は周辺に存在する全ての物質を分け隔てなく飲み込んでいった。
雷牙も、先輩も、親友も、幼馴染も。
続けてプレハブの仮設校舎と改築中の本校舎も。
学校の敷地内に存在する全ての物を飲み込んで、光も闇も、その存在は消えていった。
失っていた意識を取り戻し、雷牙は目を覚ました。
彼を出迎えたのは、先輩でも、親友でも、幼馴染でもなく、緑色の小さな鬼達であった。
親しげに彼へと向かう鬼達。そんな鬼達を拒絶する様に突き出した己の腕を見て彼は驚愕する。
彼の腕もまた、鬼達と同じ緑色であったからだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 21:29:40
51981文字
会話率:38%
僕はいったいどこを歩いていたんだろう? そう、藍色の水をたたえた沼のほとりで、棺を見つけて……、その棺の扉を開こうとしてたんだ……、そこには彼女がいるはずだったけど、それからのことは、よく覚えていない……
最終更新:2021-05-13 08:00:00
16957文字
会話率:66%
~この物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。~
俺は卒業後、幼なじみの葵と同級生の高成の3人で進路について話しあっていた。
突然地面に放射状の漆黒の闇が現れ同時に空から光が迫り、光と闇が激しくぶつかった。
漆黒の闇に飲まれてしまった俺に宿命の物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-06 00:00:00
21982文字
会話率:27%
"ヒーローはHとeroでできている。"
この言葉は神話の時代、人々を震撼させ、新たな価値観が生まれた。それは、テクニック=強さだと。それからと言うのも、人類は、勉強、スポーツ、娯楽の一切をやめて、テクニックの育成へと励み
、今や世界の大規模産業と化している。まるで、西暦2000年代に起きた「かわいい」現象のように、、、
では、どうやって産業と化したかと言うと、風俗店(ギルド)の設立だ。風俗店は全国各地に配置され、そこで、お互いのテクニックでバトルをするのだ。そして、勝った者には1ポイント、負けた者には−1ポイント報酬が貰える。
つまりポイント制で競うわけだ。
他にもそのポイントは換金することもできる。1ポイントにつき、10万円だ。こういった制度からエロは産業と化した。
そんな中、
「風俗店の頂点に俺はなる!!!!」
一人の少年が夢を抱いたことにより、世界は漆黒の闇へと包まれ、やがて彼は夜の魔王として名をはせる!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 23:16:54
2454文字
会話率:45%
十分な光がない ・ 暗い ・ 周りが見渡せない ・ 杳としてようとして ・ 暗いくらい
かげりがある・光が十分でない まっ暗やみ ・ 暗い ・ 闇夜 ・ 文目も分からない ・ 冴えない ・ みすぼらしい ・ くすんだ ・ しょぼい 陰
気な どんよりした ・ やぼった見栄えのしない ・ 華がない ・ 見劣りのする 夜陰 ・ 薄闇 ・ 暗夜 ・ 光の届かない 照度ゼロ ・ 墨を流したような ・ 黒々とした 視界不良 ・ 視界が晴れない ・ 視界が悪い ・ どんより ・ 暗欝な ・重苦しい 灰色 ・ 鉛色 ・ 曇天 ・暗色 あやめも分からない ・ 漆黒の闇 暗やみ 不可視 ・ 見えない ・ 無明の闇 ・夜の闇 ・ 夜のとばり ・ 黒々と ・ 漆黒 ・ 黒色を帯びた ・ 目につきにくい 暗闇くらやみ ・ 暗がりくらがり 真っ暗まっくら 小暗いこぐらい ・ 闇やみ ・ 暗黒あんこく ・ 暗いくらい ・ 暗澹あんたん ・ 薄暗がりうすくらがり 仄暗いほのぐらい真っ暗闇まっくらやみ ・ 蒼然そうぜん ・ 薄暗いうすぐらい 光が(少)ない ダーク(だーく) ・ 灰色はいいろ ・ 暗鬱あんうつ 黯あん ・ 暗々 ・ 闇黒 黯澹あんたん ・暗あん ・ 黯淡あんたん ・ 闇々 一寸先は闇いっすんさきはやみ ・ 冥冥めいめい 幽冥ゆうめい 暗がるくらがる ・ 昏い 冥くら 闇くら………これくらいだろうか。
目の前が真っ暗だ。俺は眼輪筋に力は込めている。
しかし、どうしても見えない。
俺の目・・・どうしたのだろうか?
視力を失ってしまったのか?
失明・・・・・・
昨日までは見えていた。
一本道に続く赤信号も、朝日が照らす水溜りも、
見返り美人のパンティも、
この目は全て捉えていたはずだ。
それなのに………………
「新起のバカヤローーーー」
新起、それは俺の名前だ。
くわしく知りたい人のために説明しよう。
祓野新起。「お祓い」の漢字を用いて祓野と書く。中々珍しい名字だ。
新しいこと起こす、と書いて新起。親の希望が手に取るように伝わる名前だ。
俺の名前をいきなり呼んだ主は誰だろう?
しかし、耳も上手く聞こえていないようだ。若干聞き辛い。
どこかで聞いたことのある声だが、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-31 13:40:47
82897文字
会話率:30%