人体実験をされた少年はスラム街に捨てられた。この世界で成り上がることを決めハンターなることを決意する。
人体実験により神経が向上していた主人公は、まるで選ばれたもののような速さでハンターの世界を成り上がっていく。
少年は、死んではならな
い己の目的を果たすため少年は何度だって立ち上がる。
ここに人類の未来をかけた物語が今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-02 23:22:50
3246文字
会話率:35%
時は12世紀半ば、現代の英国がまだ統一される前、戦乱と騎士物語の時代。
その英国の国土の主要な部分を占める大ブリテン島の西部、ウェールズ。
この地は古代から大ブリテン島に住むケルト系の民、カムル人が住むことから、カンブリアと呼ばれてい
た。
カンブリアの民は小さな王国に分かれ、その王国を上位の王国が統治していた。
北部の上位王国は、グウィネド。古のローマの血を引く王が統べる。
中部にはポウィス。南部にはデハイバース。
この王国の東部にそびえる山を越えたところには、後世アングロ・サクソンと呼ばれるゲルマン人の国家、後のイングランドがあったが、11世紀の後半、フランスの北部に定住した戦闘民族の末裔、ノルマンディー公国が攻め込み、支配者となった。
ノルマンディーの貴族たちはその食指を未征服のカンブリアへと伸ばした。
彼らは私腹を肥やすために領土拡張を狙い、カンブリアの王たちは生存と統一を目指して戦いを始めた。
裏切りと血塗られた戦の中で、カンブリアの歴史は、やがて一つの転換点を1136年に迎える。
これは、まだ日本にはあまり知られていない、この時代のグウィネド王オワインの為したその偉業を、少しだけ物語るお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-30 20:10:24
85676文字
会話率:35%
世界は500年前にあった魔王と勇者の戦いで崩壊寸前まで陥ってしまった。魔王は勇者の手により封印されその後世界は平和になった。小さな村に住む1人と1匹。クリスタルの換金のため村を出た彼らが経験する外世界の厳しさ、優しさ、出会いが彼らを大きく成
長させていく。
世界の真実を知った時あなたは傍にいてくれますか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-27 00:00:00
92931文字
会話率:34%
フレースヴェルク戦争
『死体を飲み込む者』を意するこの戦争が終わったのは、僅か十九年前だった。
黒髪黒眼を持つアンサラー人と、赤髪赤眼を持つガェヴォルカ人が軍隊をぶつけ合い、互いに敵国の人間と大地を絶望的に蹂躙した、四十年にも渡る悪夢
のような戦争。
ことは、銀髪銀眼を持つゴエティア人を殺し尽くした『ゴエティアの大粛清』に始まると伝えられている。
アンサラー・ガェヴォルカ・ゴエティアの三種族が住む、四方を海に囲まれたかつての『グルヴェイグ大陸』では、互いの国を侵略せずと不可侵の条約が定められていた。
しかし種族として衰退の一途を辿っていたゴエティアは、新たな魔術を生み出す。後世で『死霊魔術』と記される不死者の群れを操るものだ。その威力は絶大であり、その使い手は強大な魔力を有するゴエティア人のみにほぼ限定されていた。
そこでゴエティアの王は考える。
死霊魔術を用いれば、大陸を我が物に出来るのではないかと。
六十五年前。グルヴェイグ暦千二百一年に、ゴエティア国は不可侵の条約を破り、大陸を手中におさめようと侵攻を開始した。
ゴエティア国から大陸を守るため、アンサラー・ガェヴォルカ両国は同盟を結んで戦い、辛くもこれに勝利した。
この戦いこそが『ゴエティアの大粛清』と呼ばれている戦争だった。
戦いはゴエティア人という種の完全な死滅によって終息を向かえるが、六年後にガェヴォルカ王とアンサラー王によって二国間の戦争となる『フレースヴェルク戦争』が開始される。
フレースヴェルク戦争の終結から十九年後。
アンサラー国とガェヴォルカ国の国境線を挟んで並ぶ街『リゼバン』と『ブモラ』。
悪意を込めて『裏切り者の街』と呼ばれるふたつの街から物語は始まる。
リゼバンで暮らす十七歳のナナトは、周知の事実ではあるが『ある秘密』を持っていた。
ある日、ナナトは街の近くに現れたというゴーレムの噂を聞きつける。ゴーレムは死霊魔術によって生成される化物だ。
半信半疑ながらも、ゴエティア人の生き残りがいるかもしれないと考え、ナナトは幼馴染の少女チトリと青年ウィツィ、門番の女性メェガらと共に噂の真相を探りに出た。
そこでナナトは自身と同じ秘密を持つ少女と出逢う。
その出逢いはやがてナナト達を戦渦へと巻き込み、その中心へと押し上げていくことになるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 08:00:00
152561文字
会話率:35%
高校二年の夏休み、優太、大空、徹の仲良し三人組は、山で黒い靄を発見した。
靄を抜けるとそこは異世界だった!?
帰れなくなった三人が呆然とする中、神が現れ、彼らはこの世界で生きていくための身体と、この世界の人類が持って生まれてくる『天稟
』を与えられる。
彼らは覚悟を決める、『どうせ帰れないなら三人でこの世界を楽しもう!』と。
これは後世に、勇者、賢者、聖女として語り継がれることになる英雄譚──の脚色前。
魔石を対価に衣類や食料を購入でき、色々と様子がおかしいテントを出現させる、特殊すぎるスキル『衣食住』により、歴史家からその存在を疑われ、従者としてしか語られない『巫師』の優太、『武辺者』の大空、『魔法家』の徹──男子高校生三人組の、わちゃわちゃ異世界冒険譚!
※本作はアルファポリス、ノベルアッププラスにも投稿しています
※3/16タイトルを変更しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-15 00:12:25
113691文字
会話率:55%
妖精女王ティターニアは荒廃した地に降り立ち3人の妖精王と騎士を従えて世界を救う。
安定した彼の地に3人の妖精王が国を創り人の王に治世をさせる事で世界は安息を得た。
初めは人に興味のなかったティターニアだが旅をする中で騎士に恋をし、長く共に
居られぬ
その人とこれから来るであろう妖精と人間が互いに想い合う時代のため
妖精女王として第4の国を建国し、妖精と人が共に暮らせる国を作った。
妖精王オリヴィエの監修の元、芸術と宝飾織物の産業が特に発展し、300年後の後世にも残る
稀有な品を数多く創り出す。
平和な世界で民からも世界からも愛される妖精女王として暮らして居たが
妖精として侵してはならない罪により封印される
300年後に目覚める罰が終わるその日まで……
妖精女王の物語より、抜粋。
紫藤秋菜(しどうあきな)現は名家の一人娘として大切に育てられ許嫁と結婚して二男一女に恵まれた。
娘の一歳の誕生日に謎の死を遂げ、オフィーリア帝国で目覚める。
その国で彼女の容姿は他ならぬ妖精女王の姿に瓜二つ。昔の記憶は戻らないが、
箱入りお嬢様の秋菜は見知らぬ土地に戸惑いつつも、女王への道を歩み出す……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-04 02:22:05
45041文字
会話率:40%
地球人が異能力を手に入れた近未来
世界では異能力を使った犯罪が蔓延る中で
それを抑止する為に作られた英才学校【関西警察育成高校 異能対策課】
2078年
そんな学校に集まった7人の天才
その者達はやがて世界を代表する逸物となり
後世にまで
名を残す
しかし……そんな天才達にも人間らしい人生があり!?
最初は噛み合わなかったり
ケンカをしたり仲直りしたり
ずっと一緒にいたら好きになってしまったり
それでギスギス、ラブラブ、ドロドロしたり
異能が普通の世界になった日本で繰り広げられる
己が道を仲間と共に歩む7人の視点に寄り添って見る物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-03 06:00:00
5134文字
会話率:27%
目が覚めたら戦国時代っぽい時代で、十歳の子供だった。しかもそこは後世「修羅の国」と呼ばれることになる九州だった。しかも自分はヨシヒロらしい。え?九州のヨシヒロって鬼の人?!
………そんなありきたり?な転生(憑依?)したアラサーが戦国時代っ
ぽい世界を生きるお話。
登場人物の年齢と時系列に多分なご都合主義があります。そういうのが嫌いな人は見ないほうが良いかもしれません。
皆様のおかげで7/16時点でジャンル別文芸(歴史)日間、週間、月間、四半期一位達成。誠にありがとうございます!
感想及びぽいんと評価やぶっくまーくはいつでも大歓迎です!宜しくお願いします。
谷澤様より地図を頂戴致しました。誠にありがとうございます!
https://30000.mitemin.net/i395074/
尾張周辺地図
https://30000.mitemin.net/i395251/
第一章開始時
参考資料 wiki等折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 13:31:09
738897文字
会話率:33%
五十年前、魔王が死んだ。
魔王が生前、世界掌握のため悪用した魔法は人々の手により魔学技術という学問となり、魔学を用いて生まれた魔機という道具とともに後世の暮らしを豊かにした。
魔機の管理と運営を司る<王立魔学技術局>の新人局員シャル
ロット・ホワイトは、アカデミー卒業の修了過程として、とある工房での実地研修に携わることとなる。
そこで出会った女性は、彼女の運命を大きく変えていくのであった。
5/5 誤字を修正しました。ご報告下さり、ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 18:00:00
190819文字
会話率:44%
72歳で死んだ小山孝志は死後の世界に居た。
妻に先立たれてからは男手一つで息子を育つ上げ、孫も生まれた矢先の死。
孝志の願いはただ一つ、先立った妻の沙織に一目会いたい。
そのためならば地獄だろうが運命を受け入れるつもりだ。
孝志が頭を下
げた先に居たのは…?
そんな死後世界の日常ラブコメです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 02:45:48
1441文字
会話率:16%
三百年先の後世子孫に我が叡智を託し薩摩の人の集大成をつらつら下記連ねた次第
最終更新:2020-05-04 08:31:09
2898文字
会話率:6%
魔術の存在が現代まで存在し続ける世界。
西暦二〇〇〇年、国際魔術テロ組織オブシディアンによって開かれた『異界の門』。
天空に形成された黒曜石の円環は、地球人類の想定を上回る世界と繋がった。
地球外の魔法概念も動植物も、人類に類する人型種族も
魔物も。ありとあらゆる常識外が地球に流入してきた。
後世に二〇〇〇年危機――ミレニアム・クライシス――と称される歴史的大事件である。
――――それから20年後。
常態化する魔物による犯罪や魔獣による獣害に対応するために、各国はシドニー条約を締結。
対外圧力に行使しないという前提条件のもと、魔導武装組織を編成した。
日本も例外なく、対魔武装機関を組織。――その名は、鴉宮機関。
これは、鴉宮機関に所属する『鴉』の少年の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 20:00:00
371文字
会話率:0%
遥かな太古の時代。
高度な魔導文明を誇り世の栄華を極めた王朝が存在していたと言われている。
大陸を統べる彼の国の名はルクセンドリア。
人の世の歴史の中で最も神々に近づけし時代……『神々に挑みし黄金の時代』と文献に残されし神世の時
代に名を成した偉人たち……その名もまた物語と共に後世に語り継がれている。
中でも最たる一に語られる人物の名は偉大な王の名でも無く、英霊、英傑の名でも無く、異端と評された一人の錬金術師の名であった。
古代書曰く彼の者は時代の寵児であった、と。
曰く、異端の麒麟児であった、と。
その名はクリス・ニクス・マクスウェル。
『転輪の際者』と讃えられた彼の者の偉業と共に輝かしき御名は千年の時を超えて尚、伝説として、神話の一編として語られ続けている。
これは神世の時代から千年の後の世の物語。
多くが失われた『青銅の時代』の物語。
ある王国の王都の片隅でひっそりと小さな店を構え、商売に励む彼の……いや、彼女、クリス・マクスウェルの人生碌である。
★印付きはR15展開ですので苦手な方は御注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-25 22:32:34
370939文字
会話率:33%
近未来、世界は突如崩壊した。当時の既存国家、宗教、文化、技術ありとあらゆるものが飲み込まれた。
その崩壊から噴き出すように伝説伝承架空のものが現れ崩壊を加速させた。
後世、この一連の現象を【大崩壊】と呼んだ。
そこから1000年後の時を
経て織りなす物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-20 12:00:00
10766文字
会話率:53%
『大賢者』と呼ばれていたハイクは、『聖女』と呼ばれていた妻のカイナと共に魔法を使い転生した。
彼が転生した先はなんと、ハイクとカイナから始まった一族だった。二人の活躍は後世にも語り継がれていたので、伝説の一族と呼ばれており、魔法の天才しかい
ないと言われていた。
しかし、転生したハイクには、全然魔力がなかった。完全にないわけではない。ごく少量ならある。
そのせいで、転生したハイクが気が付いた時には、彼はもういらないもの扱いをされていた。そんな彼がまたカイナと結婚するとなると、不可能に近い。それは、普通は転生する前の魔力の素質は受け継がれるので、彼女は『聖女』と呼ばれる立場になるのは確定的だ。なので、地位が高くなった彼女と、最強の一族の落ちこぼれが結婚することなど、絶対に不可能だ。
そんなハイクが、カイナと再び結婚するために、その少ない魔力を生かし、頑張る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-17 23:02:04
26232文字
会話率:38%
「コロナ」は娯楽の三冠王です。
あらゆる絶叫マシーンを超える安全性。
すべてのホラーフィクションを超えるリアリティ。
まったき偶然と人間の責任転嫁でまとめ上げたライブ性。
後世発見された世紀の体感型似非科学モキュメンタリーに強制参加させ
られた模範的な非国民の手記。
このような史実があったかどうか?
その判断は22世紀の貴方たちにお任せします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 01:53:48
2891文字
会話率:13%
遠い昔、この世界を魔王から救ったという、伝説の勇者がいたそうだ。
魔物と人間が、それぞれ敵対していた時代。
悪い考えを持つ魔王の手によって世界が傾きかけていたそのとき、勇者が魔王を倒し世界を救ったそうだ。
その後世界は平和になり、魔王を倒し
た伝説の勇者のお話は、後世に語り継がれていく存在になった。
それから何年も何年も経った今は、魔物も人間も、みんな仲良く暮らしている。
そんな世界での、新しい悪と戦う勇敢なお姫様のものがたり。
ーーーー
どこかの世界のどこかの国のお姫様のおはなしです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-25 00:59:42
1206文字
会話率:23%
非異世界転生、異世界転移の作品です。
本作は『アルクレプス大陸英雄譚 破滅の魔女と古の神々』の前日譚です。
三人称で展開が遅かった反省を生かし、一人称視点で、スピーディに進めていきたいと思っています。
以下あらすじ。
顔に引っ掻き傷のある
、バンダナを巻いた少年ランドルフ。
彼は幼少期、幼馴染のアメリアと一緒に親に捨てられた人狼である。
少年たちは、人間と相容れない存在として迫害されながらも、同じような境遇の者たちが集まった里で、助け合いながら懸命に暮らしていた。
だが、平和は長くは続かなかった。
シャーリー率いる魔女と、トリカブトの名を冠したアコトニス教団に追われるようになったのだ。
―――暗黒の時代。
これは後世にそう語り継がれるであろう時代と、運命の悪戯に翻弄された少年たちの物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-20 20:05:28
16955文字
会話率:34%
拙作「アルクレプス大陸英雄譚」に登場する主人公ヘンリー・W・エヴァンスが後世に書き記した魔物の図鑑。
登場させる予定の魔物の設定集のようなものなので、気楽に見てください。
最終更新:2020-01-21 23:00:00
1094文字
会話率:8%
自転車事故であっけなく三十路で死んでしまった『瀬戸 巧』は異世界に転生してしまう。
転生した先は、貴族令嬢で勇者なシエラという幼女のなかだった。
一つの体に二つの魂を持った状態の不完全な、できそこないの転生者が魔術に求むものとは?
――三百年前の世界的な大戦により多くの戦死者を出し、死者の魂はやがて憎悪や悲哀の中で命ある物の滅びを願い、アンデットの王を生み出した。
アンデットの王は、生きとし生けるものを喰らい、病を撒きながら世界を滅ぼそうとしていた。やがて、アンデットの王の猛威により戦争の続行は不能となり、アンデットの王の討伐を余儀なくされる。
世界の三分の一はアンデットの王により死の世界と化し、人々はその王を『災厄の王』と呼び恐怖した。
――生き残った人々は、神である六柱の龍に祈り願い救いを求めた。
六柱の龍は、眷属である種族の中で最も勇敢な者に龍の力の一部を貸し与え、『災厄の王』の討伐に成功するのであった。
しかし、『災厄の王』の全てを滅ぼす事は叶わず、結果としては『災厄の王』を封印することでその場をしのいだに過ぎなかった。
『災厄の王』を封印した、龍の加護を受けた者達を『六龍の英雄』と称え、後世にまでおとぎ話として語り継がれていった。
三百年後、人知れず封印は綻びを見せ『災厄の王』は復活をしようとしていた――。
シエラは勇者の力で、瀬戸は異世界転生チートな魔術を駆使して、厄災の王へと立ち向かう。六柱の龍の眷属達を仲間にしながら、世界を旅する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-13 22:00:00
1945文字
会話率:0%
自転車事故であっけなく三十路で死んでしまった『瀬戸 巧』は異世界に転生してしまう。
転生した先は、貴族令嬢で勇者なシエラという幼女のなかだった。
一つの体に二つの魂を持った状態の不完全な、できそこないの転生者が魔術に求むものとは?
――三百年前の世界的な大戦により多くの戦死者を出し、死者の魂はやがて憎悪や悲哀の中で命ある物の滅びを願い、アンデットの王を生み出した。
アンデットの王は、生きとし生けるものを喰らい、病を撒きながら世界を滅ぼそうとしていた。やがて、アンデットの王の猛威により戦争の続行は不能となり、アンデットの王の討伐を余儀なくされる。
世界の三分の一はアンデットの王により死の世界と化し、人々はその王を『災厄の王』と呼び恐怖した。
――生き残った人々は、神である六柱の龍に祈り願い救いを求めた。
六柱の龍は、眷属である種族の中で最も勇敢な者に龍の力の一部を貸し与え、『災厄の王』の討伐に成功するのであった。
しかし、『災厄の王』の全てを滅ぼす事は叶わず、結果としては『災厄の王』を封印することでその場をしのいだに過ぎなかった。
『災厄の王』を封印した、龍の加護を受けた者達を『六龍の英雄』と称え、後世にまでおとぎ話として語り継がれていった。
三百年後、人知れず封印は綻びを見せ『災厄の王』は復活をしようとしていた――。
シエラは勇者の力で、瀬戸は異世界転生チートな魔術を駆使して、厄災の王へと立ち向かう。六柱の龍の眷属達を仲間にしながら、世界を旅する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-28 01:37:05
124566文字
会話率:36%
故郷を焼き討ちにされ、逃げそびれていた少女・里好を拾ったのは、『武神』と呼ばれ恐れられている男であった。気まぐれでこれといった理由もなく拾われ生き延びた彼女は、せめて自分の名前、そして故郷の名を後世に残そうと、軍師になることを志すのであっ
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-04 02:51:40
4485文字
会話率:58%