100年前。魔導の誕生によって、世界は大きな技術革新に至った。特殊な加工を施し、魔力を流すことによって生まれる『動力』は、交通、船舶、工房、そして兵器……あらゆる物に、計り知れない恩恵をもたらした。 辺境の小国、ベナント。大国に抗うために
南北で隔たれたこの国で、魔導機を製造し操る『魔導機技師』達による戦争が、幕を開けようとしていた。 どこかの大賞にぶち込む予定の作品です。どうかご一読ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-06 11:50:43
81293文字
会話率:44%
「忍びとは、魍魎が如き、非ず人の畜生なり」
二朝が並び立つ時代。九州は北都帝と足利将軍を奉ずる探題方と、南都帝奉ずる宮方とで二分され、激しい対立の最中にあった。だが、時は宮方有利に運び、存亡の危機に立った探題方は、浮羽国の忍び〔名人〕と
渾名される柏原三無に起死回生の一策を託す。無息・無音・無臭という、完全に氣を消滅する術を駆使し、三無は闇を駆ける!
<本作は、カクヨムでも掲載しています>
※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。史実を土台にしていますが、フィクションですので「異世界ファンタジー」として読んでいただければ幸いです。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、予めご注意ください。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-05 15:31:39
21672文字
会話率:38%
宇都宮氏との戦いの前夜、関東の主、鎌倉府君足利基氏は、密かに笙を手にしていた。
合戦を前に、演奏はためらわれたため、音無しの曲を奏でる。また、伝授を許された秘曲「荒序」を、家臣にして笙友の高坂氏重とともに合する。
基氏は常に血と裏
切りの中に身を置いた。幼いころの父と叔父の擾乱に始まり、自らも義兄や忠臣を滅ぼしてきた。
殺し合いに飽くことのない武士の性を厭いつつも、その運命に抗えぬ基氏は曲に己れの思いを込める。笙の音に秘められた主の諦念を知るのは氏重だけであったが、若くして病に倒れた基氏の死後間もなく、彼もまた自城を攻められ滅びるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-01 22:03:02
3291文字
会話率:11%
※一年ぶりくらいに読み返したら、いくつかのエピソードが抜けていて、びっくりしました。
(そのまま読むと混乱していしまうかも)
ただいま整備中です。ご迷惑をおかけします。
建武二年(1335)、小山常犬丸九歳、今犬丸七歳。
下野の小さな兄弟は、父の戦死により動乱の渦に巻き込まれます。
少年領主として周囲の期待に応えようと必死に努力する常犬丸。
そんな兄に隔たりを感じ、さびしさをおぼえる今犬丸。
一方、大人たちの世界では、後醍醐天皇に対抗する足利尊氏・直義兄弟が清和源氏の末裔として、坂東武将の自立を守ろうと奮闘します。
小山兄弟と足利兄弟、どちらも仲よし兄弟――にもかかわらず、南北朝という時代を背景に、家臣らが分裂、兄弟は敵味方に引き裂かれ、血みどろの戦いをくりひろげます。
常犬丸(朝氏)は南朝に、今犬丸(氏政)は北朝につきますが、その結末は……
この物語は同作者の『Brotherhood』の主人公たち、小山三兄弟の150年後の子孫のお話です。
タイトル・サブタイトルはキャッチーですが、本編の冒頭はヘビーです。
何しろ、ちびっこたちが大人の都合で戦争に巻き込まれるお話です。
シリアスがお嫌いな方は第7部以降からお読みください。弟の今犬丸が主人公となって、婆娑羅大名の佐々木導誉が登場し、やりたい放題――物語をバサラに染めていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-15 00:54:07
71120文字
会話率:21%
悪役令嬢であるノエルに生まれかわった少女。彼女は婚約者であるエリックに殺される運命なのだ。そんなことは嫌だ。脂肪フラグ……ではなく死亡フラグを回避するため全力で嫌われることを誓った。南北戦争時代のアメリカを舞台にしたストーリー。
最終更新:2015-03-21 06:00:00
35518文字
会話率:24%
サルディアーナ大陸。
それは世界の中心に位置し、綺麗な円形をしている。東西南北で地形ががらりと変わるのが特徴で、それはそれぞれの方角を司る神が故だと言われている。
東は緑溢れる豊穣の土地。司る神の名はミーラシェリュシュ。
西は嵐止
まぬ風乱の土地。司る神の名はオディーシャネルク。
南は灼熱の日差し降り注ぐ炎熱の土地。司る神の名はヘイルレイオーン。
北は全てが凍りつく氷結の土地。司る神の名はフリスーリア。
その特色は大陸の中心部から見て、その方角へと近づくほどに強く濃くなってゆく。そして離れるほどに弱く薄くなっていく。
現在世界は大陸の中心部で国々が栄えていた。あまりに神の力に染まった土地は、凡夫の存在を許さず、国という集団を形成するのを苦としているからだった。
基本となる人、獣者、水鬼、エルフ、龍、悪魔の6種族に、それに連なる数多の亜種族たちが住まい、それぞれに時を刻んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-01 20:26:19
8469文字
会話率:44%
大西洋に浮かぶ島国リベルタリアでは、第二次大戦後四つの大犯罪組織が東西南北に拠を構えていた。大戦後間もなくして王都で革命軍が内乱を勃発させ、結果国王が殺害されるという歴史的な惨劇が起こる。その為、国は犯罪組織や反乱分子に目を光らせているの
であった。
抗争一つで多くの人間が死ぬまでの禁固刑を言い渡されるような状況下で、4つの犯罪組織間の小競り合いにより小火が上がる。
――誰しもあのような大騒ぎになるとは思いもしなかっただろう。――
この物語はその混沌の渦に身を投じた西の犯罪組織の二代目ドン・エリーザ・ラヴロックを中心とした男女の悲劇の一端である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-14 10:00:00
19072文字
会話率:54%
近畿地方は、面積の約半分が湖である。
淡水湖だ。淡い水がまるで海のようで――つまり淡海(あわみ)と呼ばれている。
淡海にはいくつか島が存在し、総称を四方神島という。淡海のほぼ中央に位置する御陵島、その東西南北にある青龍島・白虎島・朱雀
島そして玄武島を中心に形成された小陸地の集団である。
「四方神島」の名前の由来は、この東西南北の四島にある。
東を司る青龍。
西を司る白虎。
南を司る朱雀。
北を司る玄武。
この四柱の神は方角の守護神であり、合わせて四神という。その名が冠されている四島が中心となっているため、「四方神島」と呼ばれるようになったのだ。
四方神島には、古くからそこを支配してきた一族がいまも住んでおり、島のあらゆる面に強い影響力を持っている。
青龍島総領、青龍園家。
白虎島総領、白虎殿家。
朱雀島総領、朱雀門家。
玄武島総領、玄武院家。
物語は、朱雀島にて始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-28 21:18:36
66060文字
会話率:52%
京都──遥か昔から守護神が守る聖地とされ、その守護神は東西南北、そして中央とに分かれて存在しており、様々な災いから人々を守り、教え、導いてきた。そして今なお、京都の何処かに神が住んでおり、人々を見守っているという言い伝えがあった。
──と
、まあ、なんだか偉そうな感じのする入り方だが、別段畏まる必要は何もない。なんせ、その神自身がそう言うのだから。ぶっちゃけ最近はめっきり災いも起こることはなく、平穏無事な毎日が続いている。しかしながらそうなると俺達にはやることがなく、毎日暇を弄んでいるのであった──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-25 14:45:17
95111文字
会話率:64%
昭和二十年八月十五日。アメリカでは第二次南北戦争、ヨーロッパではヒトラーの引退、そして、帝都東京はいくつもの巨大な煙突のような塔が乱立する煤けた都市となっていた。
そんな帝都で探偵業を営む有川正樹と篠宮紀一郎の二人はある人物の護衛依頼を
引き受けるが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-19 19:00:00
121877文字
会話率:56%
1944年、開戦当初の思惑通りに連合国と講和を果たした日本だったが、領土的野心を抱いていたソ連軍の侵攻を受け北海道の北半分、千島列島、南樺太を奪われる。そしてソ連の配下、日本人民共和国が独立。北海道の半分を境に、日本は南北に分断された。かつ
て占守島守備隊に属していた砂川はシベリア抑留を経て、人民軍の兵士として北日本に降り立つ。南北の対立が続く中、1950年、遂に南北日本の間で開戦の火蓋が切って落とされた―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-15 03:00:00
98034文字
会話率:34%
41度線―――本州と北海道を隔てる津軽海峡に定められた、南日本と北日本を隔てる軍事境界線。南北を隔てる海峡の代名詞。大戦後、南北に分断された日本は半世紀もの間、二つの国家として対立していた。北日本軍の八雲浩上尉は負の過去を抱えながら、ある任
務へと向かう。その先に、彼の過去に深く関わる運命が待っていると知らず―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-18 20:46:19
290172文字
会話率:37%
南北に分断された日本。本州以南を国土とする南日本と、北海道を国土とする北日本の半世紀に渡る対立の始まり。大戦終結から5年後、南北日本の間で戦争が始まった。北海道を舞台に、激しく衝突する二つの日本。その戦場で、一人の少年兵が異国の少女と出会う
―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-25 19:45:34
26227文字
会話率:23%
時は戦国、魔術が伝わったことで刀や銃や数の戦から魔法の戦に変わる。戦国の大名は競うように魔法士を育てるようになり、血統のいい魔法士同士が子を成し子孫を繁栄させた。そんな世界――。
時は変わって21世紀、今直絶えない戦国の魔法士の血統が争いに
用いられる日本国。軍隊無きその国を支えるのは民間魔法士軍事会社―PMMC―であった。世は乱世、強国と呼ばれる主な国々は魔法士や異なる術師を用いて争いにくれていた。
南北アメリカの錬金術師、ヨーロッパ諸国の魔法騎士、大中華の拳法魔法士、アフリカ連合の地導師、その他雑種の術師が世界を争いへとかきたてる。
日本国の国営のPMMC、通称《ノーフェイス》もそんな世に存在し依頼をこなすコントラクターも数十人在籍している。その内の一人夜神 当矢にある依頼が舞い込む、現代魔法科高校に通う士族の姫の警護。
しかしそれは、彼を過去の因縁へと誘う最初の一歩になってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-24 12:00:00
94037文字
会話率:33%
その街は地理的な意味でも、勢力的な意味でも、二つに分かれていた。
南北で対立する街。
そこで傭兵として雇われた旅人の男女。
少女は今、街の中で最も注目されていた。
対して、地味な男。彼には女を守れなかった過去があった。
彼等は出会い、互
いを気にかけ、戦いに身を投じていくが・・・。
※pixivにも同小説を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-23 14:47:45
6668文字
会話率:19%
*別のサイトでも「神鉄」という名で投稿しています
平野に南北に線を引くように塹壕が掘られ、北は大陸の北の玄関口であるクリスティーナ海、南は大陸を分断するアルゴン山脈まで数百キロも続いている。
緑と青、二種類の軍服を着た将兵が塹壕や身を隠
し、油断なく敵陣を観察している。
戦線は膠着状態にあった。
百年前、二百年前ならば砲兵が大砲を放ち、歩兵が砲兵の援護の下銃撃と共に突撃し、敵を追い散らした後騎兵が追撃してとどめをさすのが戦争だった。
お互いの死傷者や捕虜の数などから勝敗が決定し、講和条約を結ぶ。
もしくは敵の首都を占領することで戦争は終わる。
そもそも余りに長い戦争を続けられないという経済的事情もあった。五十年戦争などの長い戦争でも五十年も一日も休まず戦争を続けられるわけではなく、農繁期には兵士が故郷に帰ったりするのだ。
だが経済の発達は数年の戦争を可能にした。
そして「マハト」を基にした兵器の発達は互いの防御線の突破を困難にする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-17 19:44:27
13798文字
会話率:21%
1940年代―――と言っても現実の1940年代じゃあない。
あくまでもこちらの世界の話だ。
大昔、どこかの紛争が原因で世界は2つに対立した。一方が帝国を名乗ると
もう一方は連邦と名乗り、この2つは戦争を始めた。
初めはどちらも相手を倒し
てさっさと戦争を終わらせようとしたのだろう。
だが現実は甘くない。戦争は泥沼と化し、もう100年以上も戦争は続いている。
そんな世界にあるとある山々。人々はこれをヴァトリヤ山脈と呼んでいた。
南北に伸びて帝国と連邦との間に位置するこの山脈のある山に、一人の軍人が居た。
軍人の傍にはいつも狼が居た。
二人の周りは一面雪だらけだった。
そんな軍人と狼の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-03 13:49:23
3722文字
会話率:39%
とあるお屋敷では、東西南北それぞれの魔王、魔女が集まり懇談会を開いていた。
最終更新:2014-08-02 21:00:00
2356文字
会話率:48%
多種多様な国家、様々な種族の暮らす大陸ミズガルドには、境界線《デッド・ライン》と呼ばれる仮想の線が存在する。
それは古(いにしえ)より大陸ミズガルドを南北に別つ、人類対異形の怪物達との闘いの最前線であった。
有史以来続く巨大規模の陣取り合戦
、だがこれまで特に目立った侵攻はなく、人類が劣勢に追い込まれる事はなかった。
しかし三年間のとある日の怪物達の一斉南下を皮切りに、人類は次第に追い込まれていく。
——これは、その激動の時代を生きた一人の転生者の物語である。
※異世界ファンタジーです。練習折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-23 20:25:26
11005文字
会話率:27%
未だ寒さが色濃く残る一月の中旬。雨の降る黄昏時を、一人の男が慌てた様子で身震いしながら駆けている。雨を避ける道具を持参していなかったらしく、急いで目的地に辿り着く事以外頭にないように見えた。
この辺りは清洲城より五十里ほど東の比良城主佐
々家が治める土地であるが、南北を貫く堤の東側には広大な芦原が広がっている。そして西側には『あまが池』と呼ばれる池がある。ちょうど男はその辺りに差し掛かった所だ。
不意に男の足が止まる。男の視線はある一点に注がれていた。既に暗くてよく見えないが、一際大きい黒いなにかがそこには居た。胴体らしき部位は堤の上にあり、首らしきものは堤から伸びて今少しで池に入らんとするかのように見えた。
そしてそれは、おもむろに首を上げる。まるで鹿のような奇怪な顔だ。その目は星のように輝き、開かれた真っ赤な舌は人間の掌のようだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-12 01:44:30
7462文字
会話率:41%
2014年、日本国防軍が誕生!!政府は国防費の増額を決定。さらに日本政府は藻から石油を作る技術を確立し、それを独占し、一気に大産油国に上り詰めた。
そして桐谷 仁(きりや じん)は、中国・朝鮮・ロシアに対抗するために国防海軍(元海上自衛隊)
が大艦隊を編制し、その大艦隊を運営するための人が足りないということで、政府が志願兵を募っていると聞いて、国防海軍に加入した。そして月日が流れて、2017年、桐谷は三年間で異例の出世を果たし国防軍中将まで上り詰め対中国国防艦隊司令官に任命されていた。
そんなある日、いつものように佐世保基地から出航しようとした矢先、中国から宣戦布告してきたとの情報が入った。
すぐさま反撃に転じたが、ここで日本に取って不運な知らせが来た。
南北朝戦連合軍が日本へ侵攻、ロシア軍が北海道へ侵攻。
当然、アメリカ軍に救援を求めるが、逆に日米安保理を破棄され、日本へ侵攻してきた。
日本国防軍は必死に交戦したが・・・・四国の物量などに押され、陸海空軍それぞれ全滅に近い状態に・・・・そして桐谷が率いていた艦隊も壊滅し、桐谷自身もアメリカ軍の爆撃で無念の死亡。
しかし、目が覚めると真っ白な部屋に…
ただいま、大改変中・・・今日見て、翌日見たら結構変わってるなんてことあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-12 00:22:08
46411文字
会話率:44%
俺は月野 悟 (つきの さとる) 高校2年生だ!! 最近VRMMOとかいうやつができたらしいけど・・・。 なにそれ、おいしいの??
妹の頼みで俺はVRMMOの世界へと足を踏み出していくことになっていく!色々な人と関わっていく中、俺は、少しず
つ成長していき・・・!?
文がおかしい所とかたくさんあると思いますが、応援してくださるとうれしいです・・・。感想等もたくさん下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-03 23:50:41
7099文字
会話率:29%
世の中は飢えていた
大地は枯れ、
水は枯渇し、
生命は灰色の空に消えていく、
民は資源を盗り、盗られる生活が当たり前になってしまった。
そんな大荒れの時代で育った泥棒たちは、秩序を乱し、大事件を起こす。
その中でも、泥棒たちの勢力が増し
た事件、
「落葉島事件」の大脱獄
これをきっかけに、大泥棒が名を挙げた。
この日誌は、そんな時代を記したもの····折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-22 22:20:23
758文字
会話率:19%