ひとを呪わばあなふたつ
ひとつ帰せばあなひとつ
ひとり呪えばひとりが幸せ
ひとり呪いつづければみなが幸せ
だから呪われるわたしはみなの幸せ……
だから呪われたわたしは幸せ?
――わたしを愛してくれる人なんてい
ない。
――僕を受け入れてくれる人なんているのだろうか?
守野青羽。高校一年生は、つい先日、クラスメートの三森水穂に告白して振られたばかりであった。
彼は一見極普通の少年であるが、実は病的なまでの御節介焼きで御人好しであった。
青羽は夏休み前日の登校日に、その身に醜い傷跡を負った、眠りに就く少女と出会いを果たす。
しかし、青羽は少女を助ける際に、異形の鴉によって左腕に呪いの傷痕を刻まれてしまう。
助けた少女の名前は灰羽鳥子。高校二年生。青羽よりも頭半分ほど背の高い、大人びた少女であった。
鳥子は一族の者が抱える呪いを、贄の儀により、醜い傷跡としてその身に刻むことで肩代わりする役目を負った呪巫女であると言う。
青羽の腕に刻まれた呪いを己の身に移すため、鳥子は青羽に同行を強いるのだった。
生まれも育ちも、通う学校すらも違う二人。そんな二人が織り成す、一夏の逃避行が始まる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-12 17:00:00
265281文字
会話率:30%
高校卒業後、暇を持て余す俺の元に来た一人のワケあり女子高生。うん、どうしよう。
最終更新:2013-01-30 00:12:53
5513文字
会話率:33%
昨日体験したことを書きました
最終更新:2013-01-13 11:54:18
350文字
会話率:100%
雄一郎は警視庁警察官。29歳になったばかりで、一つ下の百合子とは交際6年になるが、中々結婚に踏み切れないでいる。
2011年3月11日に発生した東日本大震災によって、雄一郎は宮城県仙台市に災害派遣される。そこで目の当たりにした災害の傷跡
、出会った人々に影響され、雄一郎は新たな決意を抱く――
第46回北日本文学賞三次選考通過作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-28 21:09:29
10084文字
会話率:33%
数年前『大戦』があり、幼い頃のシンは戦場に立っていた。シンは『氣力』を使う近接系の『技』と、魔力を使う遠距離系の『術』、二つを合わせた戦闘方法『技術』を操る『技術使い』だった。終戦後、シンは森の奥でのんびりと過ごしていたが、未だに各地では『
大戦』の傷跡が残っている。『大戦』による人口の減少による魔物の大量発生し、魔物が巣くう地域『魔窟』として点在していた。ある日、森で少女を助けたことをきっかけに、隠棲していたシンは様々な事柄に巻き込まれていく。
*文章能力がありません*
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-15 13:56:33
127569文字
会話率:55%
僕らの残した、最後の傷跡。 自分の中だけで
は、ちょっと歌詞っぽくなったと思ってます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2012-12-02 03:11:01
311文字
会話率:0%
第3次世界大戦が終わって5年後、2050年、安明38年。
日本は戦争の傷跡がまだ残っていた。
その中で政府が企む独裁政治。
人々は政府の圧政み抵抗すべく反政府組織を作ったのだった。
だが、政府は密かにあるものを開発していた。
「こんな未来
はイヤだ!」
前代未聞!日本政府VS反政府組織。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-06 17:45:43
33440文字
会話率:39%
同窓会に出るため十数年ぶりに幼いころ暮らした町に帰った主人公。
年上の幼馴染・弥生が結婚することを知り、会いに行く。
子供のころ喧嘩して、顔に傷を付けてしまったことがきっかけで疎遠になってしまった弥生との思い出を回想しながら、かつての遊び場
だった森の中を散策したりする中で時の流れを実感する。
弥生と再会した主人公は、ようやく謝ることができる。弥生の子供のころの傷跡は跡形もなく消えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-06 00:25:11
7068文字
会話率:23%
彼女の指先に拡がる無数の傷跡の原因は!これがスマホだ!これがスマホの現実だ!
最終更新:2012-09-02 22:07:05
1772文字
会話率:29%
俺はいくつか嘘をついている――。隼人の胸の内と美晴の怪我の真相は……。拙作『そばにいる理由』の番外編です。
最終更新:2012-08-24 18:09:46
3840文字
会話率:26%
人気者の隼人が美晴のそばにいるのは彼女の顔に残る傷跡の原因が彼にあるから。彼を好きになってしまった美晴は……
最終更新:2012-08-22 00:36:31
3333文字
会話率:41%
がらの悪い美少女 美里(みさと)は、空手の有段者。不良にも一目置かれる存在。
一方、なよっとした外見で誰にでも優しい友弥(ともや)。
二人は幼馴染み。
幼い頃、「友弥の度胸だめし」と銘打って、嫌がる友弥を引っ張って森の中へ入っていった。そし
て、迷った挙げ句、友弥は怪我をした。
それ以来美里は、友弥を守る為だけに生きている。
そんなある日、うざい位一緒に居た友弥と、連絡が取れなく成った。
このまま会えなく成ってしまうのか…?
タイトル『背中の傷跡』から『背中の傷跡が癒えるまで』に変更しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-24 16:59:32
17552文字
会話率:55%
掌編小説の塊を流していこうと思います。ただし、ここに入れる小説のほとんどは感情的に不安定になった時に書いたもの限定とします。
そのため、読んだ方には深いな思いをさせてしまうかもしれません。あらかじめご了承ください。
オ○ニー的な小説ですが、
楽しんでいただけるとありがたいです。
サブタイトルは、その小説のテーマです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-23 02:55:44
1865文字
会話率:39%
戦争の傷跡が癒え始めたサウスの街で、軍人や警察と追いかけっこをしている2人組が居る。夜闇の街を駆ける2人――アリスとラビ――がまき散らす電波は今日も愉しげだけど、街にはちょっと不穏な影が。
アリスの可愛らしい声を電波に乗せて、お天気とちょっとしたニュース、ついでに退屈な夜を紛らわせる娯楽を添えてお送りする、海賊放送・ワンダーラジオ、始まりますっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-15 16:51:34
89661文字
会話率:42%
主人公は不登校の中学生,大橋真菜。真菜は小学校の頃からいじめに遭い中学でそのいじめはエスカレート…。死にたい…でも怖くて自殺なんてできない彼女は県内一番の朝岡高校に合格して見返してやるという方法で復讐を考える…。いじめで傷ついた性格、歪み、
そしていじめの実態、いじめからの成長やいじめの遺す傷跡などを実体験を元に赤裸々に描いていきます。どうかお付き合いください。恋愛要素もあります。
小説サイトberrys cafe に重複投稿予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-22 22:24:36
769文字
会話率:0%
ある青年が運悪く空から降ってきた雷に直撃してしまった、しかし、何故か彼の体には傷跡一つなく何事もなかったかのように生きていたのだ。
実はその青年も気づかないうちに彼の体は『進化』していたのだった
最終更新:2012-01-02 19:00:00
285595文字
会話率:40%
友人を壊し、学校を壊し、自分の趣味のために生きてきた少女。
彼女は来るべき時を向かえ、自らも崩壊へと突き進む。
彼女が崩壊した後には何も生まれない・・・・・・。
少女は自らが起こしたことによってその道のうえに大きな傷跡を残す。
その道はずっ
と続いて、彼女らの言うがままになる・・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-23 22:33:32
5742文字
会話率:15%
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戦争を繰り返す日本国、現段階では他国との戦争はないが、その傷跡は残り、東京は廃都に、日本全体には空が消えた。
そこは地下
シェルターにでも住んでいるかのようなもので、唯一街を照らす大きな明かりは人に作られた偽物の太陽であった。
そんな廃れた世の中で、日本政府はある計画を実行に移した。
「人類総機械化」計画。
死なない戦士を作ろうと言う魂胆である。
実験は失敗、機械の体を持つ人間、「造族」となった人間は感情を、記憶を、理性を失った。
しかし「誤差」と言う言葉をタテに政府は実験を繰り返のだった――
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2682文字
会話率:18%
私が高校二年生のころ沖縄修学旅行という行事があった。それはただ単に沖縄を満喫するだけではなく、沖縄独特の文化や歴史を学ぶということ。二日目の夜に行われた平和講和がとても印象深く、今でも思い出すと涙してしまうほどである。
この時私はとあ
る文を書いた。おそらく感想文だと思うのだが、感想と言うよりも誰かに訴えかけているような文だった。そして今、こうして棚から引っ張り出して見てみるととても懐かしく、その時の情景が浮かび上がってくるようだ。ここにその時の文を載せたいと思う。できるだけ多くの人に知ってもらいたいから……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-30 22:25:50
1891文字
会話率:6%
ごく普通の高校生、日割《ひわり》 沙英《さえ》はある日突然攫われる。
その三日後なんとか生還を遂げるが、事件の傷跡は思ったよりも重く、深かった。
彼女の親友である大臣《おおとみ》 友《ゆう》は沙英を助けたい一心で、沙英の話で聞いた恩人
を探すよう提案する。
沙英は自らを助けてくれた恩人に会うために。
友は自らの友達とまた無邪気に笑いあうために。
二人は、奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-01 18:14:47
69994文字
会話率:60%
僕はもうすぐ死ぬだろう。愛した人なんていない。女なんて性欲を吐き捨てるだけ吐き捨てて、あとはポイするだけ。―――死ぬ前に、僕は君に恋をした。はやくこの世を絶ちたいけど、生きたいと願う自分がいる。……神様、もしこの願いが届くなら。……僕は、―
――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-30 13:14:18
1990文字
会話率:34%