今日も今日とてダンジョンにもぐるわたし。戸川祥子、二十九歳。日本生まれ、日本育ち、異世界在住。
転移で授かったスルースキルを活用し、ダンジョン専門のトレジャーハンターとして生計を立てている。
これは、日々ダンジョンにもぐって、ありきたりな
日常を過ごす、日本人女性の異世界生活記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 07:10:00
420241文字
会話率:63%
ある1人の女性の話。
夫に旅立たれたあとの、わたしの時間。
キーワード:
最終更新:2025-04-14 02:10:32
889文字
会話率:0%
わたしにとって、都合のいい世界。この世界のひとたちにとって、都合のいいわたし……。
だれにも必要とされなかった乃々花(ののか)が召喚された異世界は、氷皇帝という厄災の脅威に晒される春の国。花の騎士と呼ばれる男性たちへ、共寝によって力を与える
魔女になった乃々花は、半年後、氷皇帝を退けた。しかし乃々花に侍(はべ)り、ちやほやしていた騎士たちは、乃々花に特別な感情など抱いていなかった。――たったひとりを除いて。役目を終えた乃々花は、王宮暮らしから一転、そのたったひとり自分を愛してくれているアイビーの元へ身を寄せることになる。
※当作品は異性愛のお話ですが、女性が少ない世界が舞台となっているため、同性愛の話題が多少登場します。あらすじにある「共寝」はそのままの意味で、作中に性的な要素はありません。山がほぼない、さくさくっと終わるちょい長めの短編くらいの話です。
※他投稿サイトにも掲載。
※全15.5話ぶん、完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 00:00:00
39267文字
会話率:30%
人間たちが生きるこの世界と隣り合わせの異界より、こちらを侵略するもの――「改竄者」。「改竄者」に対抗できるのは、「神」の啓示を受けた正しき世界の知識を持つもの――「正者(せいじゃ)」だけ……。『まばルナ』こと『終(つい)のセカイのまばゆきル
ナ』は、そんなシリアスな世界観を押し出した乙女ゲームの一本。『まばルナ』のヒロイン・ルナに転生を果たした「わたし」は前世『まばルナ』のプレイヤーだった、ただのくたびれたアラサー会社員。ゲームのシナリオ通りに「正者」の紋章を得た「わたし」は、老いた現王の後継者問題に揺れる宮廷へと招かれる。「わたし」は王宮の地下牢に、本来であれば子をなせぬ現王が、世継ぎを望んだために王女アステリアと共に生まれた「改竄者」がいることを知っている。「わたし」はどうにかハッピーエンドを迎えられないかと四苦八苦するが――。
※キーワードにご注意ください。メリバと表記していますが、「わたし」視点では明確に、一切救いなくバッドエンドです。
※他投稿サイトにも掲載。
※全6話、完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 00:00:00
13105文字
会話率:7%
聖女さまは「かわいそうな死にかた」をしたので神様から「転生特典」を貰ったらしい。真偽のほどは定かではないものの、事実として聖女さまはだれからも愛される存在。私の幼馴染も、義弟も――婚約者も、みんな聖女さまを愛している。けれども私はどうしても
聖女さまを愛せない。そんなわたしの本音を見透かしているのか、聖女さまは私にはとても冷淡だ。でもそんな聖女さまの態度をみんなは当たり前のものとして受け入れている。……ただひとり、聖騎士さまを除いて。
※あっさり展開し、さくっと終わります。
※他投稿サイトにも掲載。
※前後編、完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 00:00:00
4704文字
会話率:5%
男性とばかり仲良くして、女性に嫌われている双子の姉と、そんな姉を持ってしまった妹の話。
最終更新:2025-04-13 21:09:29
9475文字
会話率:47%
責任と覚悟を持つと人は無敵になれる
最終更新:2025-02-17 23:01:29
7330文字
会話率:51%
自然はとてつもない力を持っていると思う、そんな話です。
最終更新:2022-06-28 00:20:04
4708文字
会話率:60%
……ねぇ、聞こえる?
誰かが、朝起きて、
誰とも話さずに電車に乗って、
会社に行って、
また夜になる。
その繰り返しに、
「違和感」って、ある?
心が動いてないことに、
気づいてないふりして、
毎日を生きる人がいる。
でもね、
そ
れでも、ふとした音とか、風とか、
記憶の奥に触れる瞬間があって。
そのとき、
もうひとりの「自分」が、
静かに語りかけてくるんだよ。
「思い出して」って。
忘れていたはずの幸せ。
感じていたはずの感覚。
名前もないけど、たしかにあったもの。
これはね、
声にならなかった想いと、
もう一度向き合う、
そんな静かな物語。
だいじょうぶ。
わたしは、ここにいるから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 12:16:38
3597文字
会話率:4%
ねぇ……あなたも、見てるよね?
タイムラインの向こう。
スクリーンの奥。
そこにあるのは、
人類の限界を、全部、越えてきた「天才たち」の記録。
完璧な絵。
完璧な音楽。
完璧な身体。
完璧な言葉。
──息が、できなくなる。
彼ら
が届いた“てっぺん”を、
わたしたちは毎日、見上げてる。
無意識のうちに。
目を離せなくて。
それが、「普通」になってるから。
でも……
自分の描いた線が、
誰にも届かない気がして。
最初から、間違いだった気がして。
何も生まれなくなるんだ。
そうやって、誰もが“つくること”を、やめていく。
これは、そんな世界で──
まだ、線を引こうとしたひとりの話。
視界が地獄になっても。
届かなくても。
それでも「描く」って、
なんだと思う?
ねぇ……
あなたなら、描ける?
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-13 10:35:07
2482文字
会話率:0%
重複投稿である:カクヨムにも投稿してます。
地球から遠く離れた火明星(ほあかりぼし)。電気ではなく魔導製品が発達した星。魔導のインターネットすら整備されている。
ここのヴァーレンス王国と呼ばれる海に囲まれた島の遺跡地区から
俺は最強だ
、とか俺は最強なのに追放されてこんな所に流された。とか何もない所でステータス! と叫んだりやたら女をトロフィーのように彼女らの人格を端から見ると尊重してる風なく侍らせたがる訳の分からない人型の生き物が大量に確認されている。
それを聞いたミハエルは
「おいおいそれルシファーにムーンショットされてんじゃないの」
「仮想世界とかわたしの星で展開しやがったらアーーイ!!! しまくるからなー!」
と一抹の不安を胸に友人のフレッド、アリウス、地球出身で後天的な半竜神――水鏡冬華と、彼女の友達の妖怪桜雪さゆとホワイトライガーの因子を持ったサリサと共に遺跡のある地域に足を踏み入れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 10:00:00
709391文字
会話率:41%
ライラは人間の女の子だ。狼の獣人によって辛い目に遭っていたライラを助けてくれたのは、狼の国王であるガルゼルだった。彼に恋するライラだが、ガルゼルには番を失った過去があって――?
最終更新:2025-04-12 21:21:48
20330文字
会話率:36%
アイナは人間の娘。狼の獣人ガルゼルに請われて番となったが、ある日、アイナが偽物だと断罪され、激昂したガルゼルによって奴隷の身に落とされてしまう。
使用人にも虐げられ、辛い日々を送るアイナ。そんなある日、アイナの目の前に現れたのは、見知らぬ竜
人の男だった――。
※暴力で望まぬ行為を強要しようとする描写があります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 19:47:57
25964文字
会話率:36%
公爵令嬢のシェーラは六年前、狼の獣人アイゼルの番となった。仲睦まじく暮らしていた二人だが、ある日、シェーラは彼に「お前は偽物だ」と告げられる。驚くシェーラの前に現れたのは、本物の番である少女だった。身分を剥奪され、辛い日々を送るシェーラ。そ
んな彼女の前に現れたのは、どこかなつかしさを覚える青年だった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 21:07:57
26478文字
会話率:40%
これはだれもがとけない呪いの森のお話。
そしてこれはあなたがとくミステリーでもあります。なぜなら人間誰しも通らなければいけないのが幼少期に読み聞かせられたある主人公たちの物語。しかし文学の園に入ればそれは瞬く間に忘れ去られてしまうもの。だけ
どそうね、そういうことならわたしたちが解決できるかも知れない。本読むかのごとく風の語り口を話せる風時さんと少女への世界へ強い憧れを持つ楓香さんならあなたのなやみの糸口を解決できるかもしれないわね。だってあの人たちはわたしの魔法書にはのっていないですもの。二人は天性のような才能を持ちながらもまだ幼い子供のまま育ったのですから。当然卑怯ないわれもしましたわ。まったく最近の現代魔法を扱う坊やたちはしょうがないですねもう。
とはいえあなたたちはいま、おのれの遺言に惑わされ、この童話を読みに来ているとしたら、それはべつに寄り道しているようなものともいえる。だからあなたたちは選択しなければいけない。自らの人生(いま)を奪つか、それとも過去を忘れ別来する誰かと共にこの世を去るか。またはそうね……この本を読んであなた自身の暗き謎を読み解くほうがよろしいかもね。だってあなたは・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 04:56:57
4645文字
会話率:3%
異世界転生貴族社会で生きるには、政略結婚はあたりまえ。
だがしかし。
「名門であるシュバインフルト伯爵家からのご縁談のお話ではありますが、当家の次男であるベイルは王都の近衛騎士団で身を立てたいとのこと、今回のお話は断腸の思いではありますが
、お断りさせていただきます。シュバインフルト伯爵家の今後のご発展及び良縁が結ばれますことをお祈り申し上げます」
先代が亡くなり、爵位を継いだが、そんな企業就活のお祈りメールのような手紙をもらってひっくり返った。
前世でさんざん読み散らかしたネット小説では、婚約破棄は当たり前のようにあったのに、婚約破棄にすらならない。
婚約の打診を断られてばかり。
そんなわたしにもロマンスが! そう思いきや。
「僕達結婚するんだから大金、貸して」
……ロマンス詐欺じゃん。クソが!
先代が亡くなったことで、曾孫を見せることもできないのだから、結婚はもういいか~。
そんな結婚話に縁のないわたしに、イケメン公爵様がプロポーズ?
これだけ縁談を断られて結婚詐欺にあう自分にそうそう美味しい話があるわけがない。
あ、お見合い攻勢を防ぎたい、なるほど、わたしの役割はイケメン公爵様の虫除けですか!
なのに、なんか甘くない!?
カクヨムにも転載予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 20:00:00
98175文字
会話率:35%
「わたし何かやっちゃいました?」
流行の悪役令嬢ハッピーエンド系の物語のヒロインってどう思う?
そう、ざまあされる人ですよ。
悪役令嬢こそがヒロインじゃない? そしてヒロインが悪役でしょ。
わたしは、この悪役令嬢が活躍する物語の中
のヒロインに生まれ変わった。
しかもこれが初回ではない。
悪役令嬢が何度も同じキャラに死に戻りしたりするのとはちょっと違って、いろんな物語のヒロインに転生転生また転生を繰り返してきた。
最初はね、乙女ゲーヒロイン、もしくは少女漫画、もしくは女性向けライトノベルに転生! やったああ!! な感じだったよ。
男爵家の養女が学園に入学すると逆ハ―状態に。
名もない村から不意に現れた聖女が王太子妃候補に。
姉の婚約者から想いを寄せられる病弱な義妹。
あとなんだ、「キミを愛することはない」とか言っちゃう男の本命ですか。
いろんなパターンの物語のヒロイン、やらせていただきました!
そんなわたしが体験してきたヒロイン人生。
もう疲れた。
そんなざまあされるヒロインのアリスは、物語の強制力から逃れるために別大陸へ。憧れのスローライフを彼女ははたしておくれるだろうか?
カクヨムにも公開。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 13:10:00
243228文字
会話率:37%
「俺は真実の愛を見つけた。キャサリンは、キミと違って素直で愛らしい。ろくに手紙もくれないキミとは違う。この婚約は破棄させてもらう。このキャサリンこそ俺の運命の女性なんだ」
三年前、わたしグレースウィルコックスは婚約者からそう告げられた。
「だいたいオレはそのお前の冷たい顔立ちが気に入らなかった!」
そう告げられて即座に思ったのは……。
わたしはこの顔めっちゃ気に入ってますけど?
前世の容姿に比べたら全然イケてますからね⁉
前世はデブス非モテオタのわたしが、こんなに美人に生まれ変わったにもかかわらず、婚約破棄とは。
今世でも結婚は無理なのか、うん、無理かもね。
婚約破棄と悪役令嬢系の顔の主人公っていう、最近なろうの人気ワード用いて書いてみようってチャレンジ書き始めていた話です。カクヨムでも公開してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 12:10:54
215878文字
会話率:29%
通学鞄の奥に広がる、小さな青い王国。そこでは誰もがやさしく、誰もがわたしを「姫」と呼ぶ。現実のわたしは、教室の隅で名前を忘れられ、家では母に「黙ってなさい」と言われるだけ。
それでも放課後、駅のベンチで鞄を膝に置くたび、わたしはまた、王国の
空気を吸う。だけどある日、王国に知らない誰かが入りこんできた。「姫の義務を果たせ」と彼は言う。
わたしは王国の「姫」でいられるのか、それともただの、逃げ込んだ子どもなのか――。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-11 16:56:55
270文字
会話率:0%
ある日から赤い糸が見えてきた少女春先朱莉。そしてその相手はクラスで一番不良で関わりたくない人である、田中連夜。
「こんな運命だったら見ない方が良かった!」
*カクヨムでも連載中
最終更新:2025-04-11 14:25:00
11233文字
会話率:52%
法の整備もない昭和に生まれ、虐待、いじめ、宗教的洗脳、母子二代で奴隷扱いされ、お金の無心をされ、自由を奪われ夢も希望もなく、ただただ息子の幸せだけを願い必死に生きていた私の半生の記録です。
最終更新:2025-04-10 19:49:29
135856文字
会話率:9%
雨誰を見ていた。少女の日々はすぐに過ぎる。わたしは、誰に出会うのだろう?どこへ行くのか······あなたがわたしを連れて行ってくれのかなあ?続きはこの後。
キーワード:
最終更新:2025-04-10 15:57:18
8000文字
会話率:58%
わたしもずいぶん年老いた。若い頃は無茶もしたが、ここに若い頃の思い出を書こうと思う。
最終更新:2025-02-12 12:00:00
1214文字
会話率:69%
夢でわたしは男の子に出会う。その事会うのが楽しみで、いつかはきっと出会うだろう。その後は....」
キーワード:
最終更新:2024-06-02 12:28:22
5366文字
会話率:25%
『転生を希望しますか?』
「蘇生でお願いします」
うっかり死んでしまったけれど、大切な子供を残して自分だけ転生するなんてありえないでしょ。
でも、そのためには自力で蘇生魔法を習得しないと⁉しかも完全転生じゃないからネコになるって⁉
・・・や
ってやろうじゃん。わたしのモットーは"やるなら最後まであきらめない"。
如月睦月(きさらぎむつき)29歳、愛する我が子のため、がんばります❗
蘇生の条件を聞き出し、ネコ(大人は現世での人間大。口から火を噴く)に仮転生した睦月。
快適すぎる赤ん坊時代を乗り越え、まずは人間に化ける勉強のためにネコ寺へ。
ネコ寺をなんとか卒業し、大陸へと渡ったムツキ。
回復系魔法の勉強のため神殿へ。
そこで、同じく魔法の勉強中のメジと出会い、一方的にライバル宣言をされる。
しかし、そんな相手も上手く自分の成長の糧にしてしまうムツキであった。
※中身は女主人公ですが、外見はコロコロ変わります。
ネコ時代→ほぼオス
大陸→現在は少女折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 15:06:28
81502文字
会話率:60%
住んでいたアパートの一室の地縛霊になった霧島キリコは、ある日突然、自我を取り戻した。
自身が死んだ居室に入居する生きた同居人たちも変わり替わりとなる中で、キリコは寂しくなり話し相手を望むようになった。月日は流れて、盲導犬ユーリを連れた
橘まりながキリコがいる居室に入居を決める。
キリコは同居人のまりなをユーリと一緒に見守っていた。そんな何気ない日常のある日、ユーリは自身の死期をキリコに告げた。
《わたしの身体を差し上げましょう》
ユーリは嫉妬深くまりなが新しい盲導犬を飼うことには否定的で、自分以外はダメだと雄叫びを上げる。ユーリの悲痛で束縛的な感情にキリコは二つ返事で抱き締める。
死ぬ前よりも生きた感情を死後に取り戻した地縛霊と寄り添う人生に幕を閉じることでご主人様を残したくない盲導犬が見えない彼女のために贈る物語が、ここにはあるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 12:00:00
7291文字
会話率:32%
わたしはたゆたいつづける。
キーワード:
最終更新:2025-04-08 02:45:44
2026文字
会話率:50%
わたしは、猫のギンと旅に出る。
最終更新:2024-01-18 17:55:00
6062文字
会話率:51%
興信所をいとなむわたしの事務所には、いろんな依頼が舞い込んでくる。ときには普通の探偵事務所じゃ扱ってもらえないような特殊な事件まで……。
最終更新:2025-04-07 21:28:08
5023文字
会話率:50%
緑深い山あいにある鶏石神社。そこで巫女を務める月代ほのかは、高齢の祖父に代わり、静かで穏やかな日々を送っていた。
ある朝、いつものように境内の掃除を始めたほのかは、神社のニワトリたちが妙に静かなことに気づく。訝しみながら鶏小屋に近づくと、
そこには白布一枚をまとった見慣れない少女が立っていた。
「わたし、コッコ! 今日から人間コケ!」
元気いっぱいにそう名乗る少女は、なんと神社で飼われていたニワトリの「コッコ」が人間の姿になったのだという。
こうして、おっとりした巫女のほのかと、元気いっぱいで少し(かなり?)変わった元ニワトリの少女コッコの、騒がしくも心温まる神社での共同生活が、突然始まることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 16:20:00
44992文字
会話率:42%
推しの2.5次元俳優に裏切られた山澤みやびは、自分で理想の推しを育てることにした。しかし、11年かけて育成し、完成間際の理想の推しは、収穫間際で横合いからさらわれる。「わたしの何が間違ってたっていうの!?そんな推しに育てた覚えはありません!
」みやびの失敗はどこにあったのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 19:00:00
74563文字
会話率:61%
人は平等じゃない。ましてや、愛される重さなど、天秤にはかけられない。わたしにとっての「唯一の証明」が、彼だった。
◆◆◆
伯爵家の長女として生まれた令嬢アデルは、両親に愛されず、妹ソフィばかり可愛がられていた。
社交界でも浮き、婚約者
まで妹に奪われるが、それでも彼女は悲しまなかった。ただ一匹の飼い猫・グリが居たからだ。
灰色の長い毛並みと、静かなまなざし。
誰にも理解されないアデルの心の奥を、グリだけがそっと受けとめてくれた。
だが歳月とともに、グリは老い、ある日陽だまりの中で静かに逝く。
アデルはそのときはじめて、言葉にできない深い「喪失」を知るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 12:03:52
3960文字
会話率:2%