さくっと読める短編小説です。今はまだ長編など準備できていないのでとりあえずこれをアップしておきます
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最終更新:2013-07-31 00:13:53
3866文字
会話率:20%
気が付くと私は暗闇に幽閉されていた。続いて激痛に耐え兼ねて跳ね上がろうとする四肢を抑圧する拘束感が襲いかかってくる。嘔吐感と疲労感、そして諦観。数々の情念に摩耗し、暗闇の奥部から着々と向かってくるものに打ちのめされていく。しかし私は、まだ
この世界と繋がっていたいと強く思った。だから、信念の炎を燃やして暗闇を照らし出す。照らし出して己の行く道を導き出す。炎は私を幻惑する。そして、私が覚えている最後の記憶を想起させた。走行するバスのなかで会話をする二人の少年。不真面目に語られる真面目な話題、ラーメンに対する自らの嗜好性、夏期休暇の予定を言い交わす彼らは、これから青天の霹靂のように襲い掛かる運命の色をまだ識別できていない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-26 15:41:09
6584文字
会話率:60%
「えへへ……お姉ちゃん、大好きだよ」「あんまり抱きつかないでよ、美里香……」
──まったく、本当に困った妹だ。いや、実際は家事万能で努力家で優しい私の自慢の妹なんだけど、少々姉離れができていないというか……
とまあ、こんな私たちの日常ととも
に、他の女の子の日常も同時にお送りします。マーブル色に絡み合う、百合ラブコメ群像劇……だそうです。天使やら幽霊やらも出てくるって聞いたけど……大丈夫なの?
……以上、主人公(?)の一人、連城優でした。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-22 16:20:11
7237文字
会話率:35%
地球上にどれくらいいるか自分達も把握できていない、、でも何頭かいるのは知ってるのよ。でもメアドはお互い知らないの。
という種族の火吹きドラゴン。
その内の一頭の通称:真壁はるまは、特別種族管理人に庇護(?)されながら楽園ライフをそこそこ楽
しんでいる。
ある日、母親に呼び出され無理やりウィーンに連れてこられてしまい、無理難題を聞かされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-04 00:49:05
11571文字
会話率:50%
何の取り柄もないひねくれ者の青年、海道道明は国立戦士大学校の生徒で3年間も進級できていない落ちこぼれ。そんな彼が個性的な仲間達とフリーの戦士を目指して成長していく。
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最終更新:2012-04-15 15:13:25
1466文字
会話率:0%
夢というのは一人の中で完成して終わる、一人脳内反省会みたいなものだろう。私のような恥の多い人間は、人前で反省することすらできず、毎晩のように一人で脳内反省会を繰り返している。翌日に生かすことすらできていないので、反省は延々ループをしてしまう
。
すっきりした夢を見ることはあまりない。今の私の現実の状態がすでにすっきりではないからだ。では、すっきりした、ってのはどういう状態なのだろう。それもよくわからない。すっきりしたことないからな。
そんなもやもや続きの自分がよくわかるようなある日の夢の話をいくつか。過日の夜のお戯れです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-28 16:55:21
23569文字
会話率:15%
大学生似なって気づいたことだが、高校生のとき思い描いていた大学生活はできていない。
よくよく周りに聞いてみると、これはかなりの人が経験するようだ。
やはり、イメージというものは真実ではなく願望を写すようである。
これは、そんな俺やその周
囲にまつわる奇妙な物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-13 00:27:29
1079文字
会話率:0%
亞奴田辰彦は突然失踪した。人間は肉体に抑圧・封印され、本来の力が発揮できていないから、解放させてあげるべきだと彼は友達の相田と瑠田に主張して、消えた。失踪する間に起きた謎のボヤ事件。死の山から帰ってきた亞奴田は天使に変貌していた・・・・。は
たして彼に何が?彼の目的は?人間は解放されるべきなのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-13 11:16:20
19196文字
会話率:63%
舞台は1945年8月。ネールランド共和国にある小さな村、グレム村から始まる。 ネールランドでは「ガルン」と呼ばれる変わった鉱物資源がとれる。だがそれは謎が多い鉱石で、未だに解明できていないところがある。そしてそれは、世界でこの国しか採れない
のであった。 主人公、ルーク・アンジールはそこから引き起こる戦いに巻き込まれ、そして物語の最後に隠された真の秘密とは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-17 18:27:58
56928文字
会話率:63%
私は物心ついた時には既に祖父がいなかったので、あまり優しさとかうまく表現できていないかもしれません。
少しでもおじいちゃんのことを思い浮かべてくれたなら幸いです。
最終更新:2011-06-02 22:35:37
2402文字
会話率:18%
保育園が足りないという。本当に足りないの?本当に働いているお母さんだけかしら?本当に必要としている人は、「今働くことができていない人」なのではないかしら?日常の中のほんの小さな疑問が大きくなっていく…
最終更新:2011-05-08 21:00:00
29082文字
会話率:49%
社会人三年目の三園 美邦(みその みくに)は二流証券会社に勤める平々凡々のサラリーマン。
ある夏の暑い日、仕事を終わらせ、ストレス発散のために同期の沢村 和馬(さわむら かずま)を妬け酒に突き合わせることに成功した。
馴染みの店・大学時代か
らの友人・翌日が祝日という好条件を揃え、記憶が無くなるまで酒を飲み続けた美邦。
二日酔いのせいで重くなった頭を起こすと和馬宅のフカフカのベッドの上ではなくギシギシと音を立てる拘束具付きの椅子の上で目を覚ました美邦。
何が起こったのか理解できていない美邦の前に現れたのは国民的ヒーロー●ンパンマンのお面をかぶった中年。
低く、渋く、重い声でアンパンマ●はゆっくりと口を開いた。
「三園 美邦君、教師をやってみないかね?」
自堕落な奴隷教師とハイスキル・ハイリスクな生徒たちとのドタバタシリアス?コメディー。
ベタな小説に飽きた方は是非どうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-05 00:00:00
2823文字
会話率:29%
俺は青春を謳歌できているのだろうか?否、できていない。では青春を謳歌するにはどうすればいい?オタクからの脱却?それとも恋愛?
最終更新:2009-01-24 01:37:59
640文字
会話率:0%
「誰かに理解してほしい。褒めてほしい。愛してほしい。ギュっと抱きしめてほしい」そんな性的衝動(リビドー)が私の根源なのかも知れませんね。現実の厳しさを真に理解できていない俺には、とうぜん人生(ギャンブル)を語る資格はありません。しかし、諳(
そら)んじることはできます。ま、戯言ですけどね。そんな感じで『日野愛歌の口裂けスパイラル』−盤上の戯言遣いと夢色サヴァン−でした。それでは、観客の皆々様。確かにここで手を止めるのも一つの方策だと想いますが、気が向きましたら、どうかひき続き≪世界(ザ・ワールド)≫をご堪能くださいませ。2008年12月01日10:13指揮者日野愛歌の中の人折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-01 11:23:04
3048文字
会話率:17%
好きな人でさえ護れないでいる俺はなんて無力なんだろうか。今も大切な人が俺に助けを求めているのに何もできていない―――。
最終更新:2008-05-22 22:07:26
2041文字
会話率:27%
世界は綺麗なものだけではできていない。綺麗なものの裏には、必ずいくつかの醜さがある。
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最終更新:2006-05-01 16:44:53
713文字
会話率:4%
「お前は人間じゃねぇ」と言われた氷魚。まだ現状を理解できていない、そんな彼女を次なる変化が襲う!
最終更新:2005-02-05 22:44:46
3385文字
会話率:52%