大学生であった浅葱瑠璃は、ある日異世界に召喚される。神聖力を測定する水晶に触れると、瑠璃は無反応だった。その為、『外れ聖女』として雑な扱いを受けることになる。そして獣帝国との政略結婚を勝手に決められてしまう。王国を離れたい瑠璃は、了承する
。
獣帝国に向かう馬車の中で眠り目覚めると、枯れ木に囲まれた場所であった。馬車から落ちるところを、銀色の髪に耳を持つ男性に助けられる。彼の容姿を観察すると、瑠璃の口から思わず本音が漏れた。すると地面が黄金に輝き、目を開けると周囲は見事な森へと変貌を遂げていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 16:26:36
1458文字
会話率:48%
教科書で習う「メルセン条約で、フランク王国が分裂してフランス・ドイツ・イタリアの元となった」という話。
実はその後、フランク王国は統一されていた。
というか、フランク王国はかなり昔から、分裂しては統一、分裂しては統一という、中華帝国の項羽と
劉邦やら三国志やら南北朝やらってのと同じ歴史を辿っていた。
それなのに肥満王カール3世による最後の統一フランク王国の後、分裂が常態で固定され、中国のように統一王朝になる事なく現代に至ったのか?
この歴史の分水嶺を、とある脳筋王子を主役に描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 19:00:00
150416文字
会話率:24%
隣国ローディス帝国に巣食う邪神が滅び、ロブルタ王国に平和が訪れようとしていた。
帝国に加担し王国を影で操っていたロブルタ王妃は焦燥に駆られる。表向きは仲良く見せながら、アストリア王女と錬生術師カルミアの暗殺を試みて失敗を重ねていたか
らだ。
王妃は英雄となった王女と錬生術師の帰還する前に逃亡を図ろうとするが⋯⋯。
しいなここみ様主催『500文字小説企画』作品となります。
また拙作『錬生術師、星を造る』 の外伝にもなっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 11:20:01
500文字
会話率:10%
帝国と王国。二つの国の戦争からなる苛烈な戦い。
そして現れた悪竜ジーズによる世界の混乱。
そのすべてを解決し、つかの間の平和に導いた英雄達がいた。
その一人、英雄ハルは、愛した婚約者を敵国の将軍にNTRされて、心底絶望していた。
ふてくさ
れて飲んだくれていた折、一人の女性が目の前に現れる。
「悪の組織に興味ないかしら?」
「……はぁ?」
英雄ハルは、悪の組織に転職して『仮面の男、ロア』として!
転生した皇女は悪の組織を立ち上げて『悪の女ボス、ベアトリーチェ』として!
謎の聖女は人生をやり直すために『謎の女幹部、アンジェリカ』として!
今、混沌とする帝国に、悪の華が咲き誇る!
悪の組織による新感覚、異世界ファンタジー&コメディがここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 07:13:27
153826文字
会話率:51%
医療のパイオニアである名門オルディアン家に生まれたヴィオラは生まれた時から魔力なしだった。それが原因で両親に愛されず、唯一の家族は病弱な双子の兄であるクリスフォードだけだった。
母親からの虐待のショックで薬剤師だった前世を思い出したヴィオ
ラは、兄の病気の解明と治療法を探す為に動きだす。そのヴィオラの行動が波紋を呼び、成長するにつれて双子に秘められた力や自国であるバレンシア王国と隣国グレンハーベル帝国を巻き込む陰謀に巻き込まれていく。
そして自国バレンシア王国に聖女が現れた時、自分が悪役令嬢だった事知った。
再びヴィオラの手から愛が零れ落ちる。
得られなかった親の愛、初恋、兄弟愛、そして2度目の恋。
不遇な運命の中でヴィオラは立ち向かい、本当に愛を知る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 22:24:40
498993文字
会話率:39%
帝国と王国の戦争が激化する中、グラッツ渓谷を根城にするガルド率いる盗賊団は、その混乱を利用して多くの物品を略奪していた。
しかしガルドはその物品の数々から得られる情報にある違和感を覚える。この戦争は単なる帝国の領土拡大が目的ではない。何か
裏がある。
偉大なる帝国の皇帝レオナール
冷徹なる帝国宰相フィリップ
勇敢なる王女リディア
戦争の行く末を握る彼らと共にガルドの戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 13:49:18
6820文字
会話率:51%
アイルバーン王国の王女
最終更新:2024-10-21 12:22:43
27277文字
会話率:33%
アイルバーン王国の王女『リディアナ・フォ・アイルバーン』は、誰もが羨む美姫であった。だが、そんな彼女には秘密があった。彼女は暗殺者として生きていた前世を覚えていたのだった。そんなリディアナは、敵国である帝国から生贄として帝国の第一皇太子と婚
約する事が決まってしまう。自国の為ならと、生贄として嫁ぐ事を決めるのだが、第一皇太子はとても冷たい冷酷人間で!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 00:11:49
84759文字
会話率:43%
初投稿です。生暖かい目で見ていただけると幸いです。
アーマードコア、デモンエクスマキナ、各種ロボットもの、ガンダム作品に、多大なリスペクト、オマージュを得た作品となっております。
この小説が流行る
↓
ロボットものの需要が高まる
↓
し
かし体は闘争を求める
↓
鉄臭さが欲しくなる
↓
アーマードコアを買う
↓
アーマードコアシリーズの収入が伸びる
↓
フロムが新作を作る
■あらすじ
突如として、ファンタジー世界へと召喚された主人公。
サルデニア王国の王女、アレイナからの願いは、ウラテア帝国との戦争に、勇者として協力しろというもの。
ひとまず、素直に?話を聞く主人公。
だが、周囲の期待をよそに、主人公のスキル、能力はあまりにも「平凡」だった。
各国の思惑が交差する中、主人公の行く末はどうなるか・・・?
■注意
・ロボットものですが、舞台はファンタジー世界です。
・人間ドラマが中心です。主人公はしばらく戦いません。加えて戦闘描写もしばらく出てきません。
わかりやすい、主人公無双を期待されている場合は、ご希望に添えないかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 19:00:00
42518文字
会話率:27%
ここは竜と人が暮らす大陸である。そこにはかつて争っていた二つの国があった。南のイルスデン帝国と北のべリエル王国である。
争いに終止符が打たれ、両国は共に竜との繁栄の道を選んだ。
だが、戦士達は行き場を失った。そんな戦士達の様子を聴いた
イルスデン帝国のシンヴレス皇子が、コロッセオ設立に乗り出し、完成させる。コロッセオは主に戦いを見世物とする建物のことであった。
賞金と血沸き肉躍る剣の冴えを求めて戦士達はコロッセオに集った。その中には、身に余る鎧と剣を帯びた青年が新たな夢を目指すべく強者達に挑戦していた。その青年の名はフレデリック。彼はどこまで這い上がり、名を残すことができるだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 20:19:54
110516文字
会話率:38%
ここはとある人と竜達と共に生きる大陸。
二つの国が長らく覇権を懸けて争っていたが、戦争は両国の和解として終結した。
そして更に結びつきを強固にするために、南のイルスデン帝国の皇子シンヴレスに、北のべリエル王国の姫君サクリウスが嫁ぐこと
になった。
シンヴレス皇子発案の完成したばかりのコロッセオで結婚式は行われ、イルスデンの侍女、ユシュタリア侯爵の娘であるヒルダも付き人として式に出席した。
だが、ヒルダはそこである男と出会うことになる。
これが、ヒルダの空への憧れの第一歩となり、平凡だったはずのヒルダの人生を変えるきっかけとなるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 20:39:34
108267文字
会話率:44%
ここは竜の舞うとある世界。長年に渡っていがみ合って来たイルスデン帝国とベリエル王国だが、永久の不可侵と同盟が締結される。代替わりしたべリエル王国の国王、リオル・べリエルは、腹違いの妹サクリウス姫を、帝国の皇子シンヴレスの嫁にと差し出す。歳
の差がある二人だが、戦争の折に文通で仲をこっそり深めていた。勇猛と名高いサクリウス姫だが、文書にはシンヴレスを思いやる気持ちが溢れ、いつもディフォルメした可愛い竜の絵を添えて来る。シンヴレスはそんなサクリウス姫に憧れ、年上の彼女を是非、お嫁さんにしたいと決めるのであった。(ノベルアッププラスでも掲載中)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 12:32:28
114050文字
会話率:47%
ジュゲツナルム王国のシャムナラ姫は、大青華帝国皇帝の後宮に入り月貴妃と呼称されるようになった。が、早々に毒を盛られる事件が起こる。
それを契機とし、彼女の指南役である張霞琳、第二皇子の李春雷をはじめとする周囲の人々を巻き込んで、国が大き
く動き出す――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 00:16:53
484049文字
会話率:40%
時は戦乱
多くの敗北 多くの勝利
血は永遠と大地を潤し
叫びは永遠と世界に響く
多くの欲で世界は満たされていく
数多くの小国が凌ぎを削り戦争の規模が膨れ上がっていく中、等々大陸は五大国まで統一された
北のアルフ王国
南のベータル王国
東のデルリアル共和国
西のブラボルト王国
そして、中央のチャリア帝国
これは、五大国が一つベータル王国にて刀将と言われ恐れられるようになる男
歴史に名を刻む男、ジン・オオトリの物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 14:04:49
711339文字
会話率:58%
20年間続いたメナスフィート公国とゼル帝国の戦争は、大陸一の大国カナン王国の仲介による和平交渉により終結した、両国が戦争で得た物は大きな傷だけであった
戦争終結から一年
両国は退役した兵士や仕事にあぶれた傭兵たち、戦争孤児や未亡人で
溢れており、戦争の傷が癒えないなかで立ち上がった物たちが居た
その中の一人、リリーナ・メナスフィート第三王女は身分を捨て、商会を立ち上げた
リリーナ商会は身分や年齢、性別や国籍、過去の遍歴に関わらずあらゆる人材を登用し、運用していきつつ
新しい運送方法や直営小売店の開業、人材派遣や独自製品の開発製造に着手
戦後たった3年で大陸中にリリーナ商会の名を轟かせた
そしてかつて戦争をしたゼル帝国国境の領地、ルーデル領の町カインズで商会長リリーナは大規模な行商を引き連れてやってきた
敵国だったゼル帝国の領地を訪れたリリーナだが、商会の評判やゼル帝国人でも雇用するリリーナの剛胆さが功を奏して住民たちはリリーナ商会を歓迎した
もっとも近くてもっとも”遠い”隣国の商会遠征は成功した
そしてリリーナが公国の商会本部へ帰還する時に事件が起こる
リリーナ達は町の外から500人を越える大規模な盗賊団に包囲されてしまう
カインズの町の兵を外に出すと町内の防衛が疎かになり町自体が危険
しかしリリーナ商会のキャラバンだけでは袋叩きに合ってしまう
そこで窮地にたたされたリリーナは、傭兵を町で雇い
盗賊団の包囲網を強行突破する作戦を立てる
雇い入れたのは30名ほどの小さな傭兵団『タブラの矢』
団長のシーン・タブラは気の抜けた性格の18歳の青年であった
不安を感じるリリーナ達にシーンはこう言った
『要は抜ければいいんですよね?』
※コメディ寄りにしたいです!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 22:08:11
26357文字
会話率:53%
人類は三国で争っていた。東にトクサネ大国、真ん中に三条王国、西にてつしま帝国である。その奥に魔族と言われる領土があった。
父と少年ラオは暮らしていた
突然、日常が崩される。第5砦(てつしま帝国の国境付近、魔族の領土との国境)最前線でもある。
魔族の侵攻により、第5砦が陥落した。
人類対魔族の戦いが始まる!
最強と噂の炎の魔術師を継承し、立ち向かえ!
最凶と言われる、「破滅の魔族」を討つため
人類と魔族による戦い、これは誰かに仕組まれていた。
なぜ、この戦いをラオがするのか、知っているのは神様である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 18:02:06
860文字
会話率:63%
継母と義姉たちに亡き父の遺産をうばわれて、帝国を追放されたセナは、隣国である王国の高級リゾート地で、ホテルの客室係として働いていた。
ある日、幼馴染だった帝国貴族のミアがホテルに宿泊し、いきなり病に倒れ伏してしまう。
友人として仕事
の合間にミアの部屋へと、たびたび顔を出していたセナは、親友から驚きの贈り物を受け取る。
「自分は参加できないから貴方に貰って欲しいの」、と渡されたそれは、このホテルで開催される仮面舞踏会のチケットと仮面、そして豪奢なドレスだった。
スタイルも容姿もよく似ているセナは、確かにミアの代理を務められそうだった。
かつて馴染みのある社交界に、今夜だけでも戻ることができる。
セナは内心で嬉しさがこみ上げてくるのを、抑えきれないでいた。
噂では王国の王太子殿下の妃候補を選ぶ場所でもあるらしい。
新聞やホテルのロビーに飾られている人物画で見知っただけの彼に声をかけられたとき、セナの心は思わず、踊った。
一夜だけの夢を見ても許されるでしょう? と、誰かに問いかけたくなるほどに。
ダンスを踊り、雰囲気とシャンパンの勢いとともに、セナは彼に身も心も捧げてしまう。
そして一夜が明け、普段の自分にもどる時間がやってきた。
セナは正体を知られる前に、彼の元から姿を消す。
王太子ロバートの秘密を宿しているとも気づかずに。
〇前半をヒロインと殿下との出会いとしているため、ヒロインが不遇になった理由などは中盤になっております。
継母と義姉たちへのざまあ回は、後半のラスト近くなりますが、ヒロインにはハッピーエンドを用意しておりますので、お付き合いいただけると幸いです。
他の投稿サイトにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 23:13:24
160759文字
会話率:31%
舞台は帝国と公国、王国が三竦みをしている西の大陸のど真ん中。
歴史はあるが軍事力がないアート王国。
軍事力はあるが、歴史がない新興のフィラー帝国。
歴史も軍事力も国力もあり、大陸制覇を目論むボッソ公国。
そんな情勢もあって、帝国と
王国は手を組むことにした。
テレンスは帝国の第二皇女。
アート王ヴィルスの第二王妃となるために輿入れしてきたものの、互いに愛を感じ始めた矢先。
王は病で死んでしまう。
新しく王弟が新国王となるが、テレンスは家臣に下賜されてしまう。
その相手は、元夫の義理の息子。
現王太子ラベルだった。
しかし、ラベルには心に思う相手がいて‥‥‥。
他の投稿サイトにも、掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 07:03:35
38687文字
会話率:34%
カトリーナは帝国と王国の同盟により、先代国王の側室として王国にやって来た。
帝国皇女は正式な結婚式を挙げる前に夫を失ってしまう。
その後、義理の息子になる第二王子の正妃として命じられたが、王子は彼女を嫌い浮気相手を溺愛する。
数度の
恥知らずな婚約破棄を言い渡された時、カトリーナは帝国に戻ろうと決めたのだった。
他の投稿サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-14 12:49:30
3248文字
会話率:30%
帝国軍の侵攻で、王国の安寧と平和は脆くも崩れ去った。 帝国は魔王を復活させ、魔王配下の魔物の力を借り、圧倒的な強さで王国を征服した。国には魔物が溢れ、秩序は失われてしまった。 魔物が見境なく人間を襲い、人間は砦みたいな町を造って身を守る、無
法の世界がここにはある。
「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 20:00:00
414060文字
会話率:34%
番藤茶太郎が目を覚ましたのはゴツゴツした石の床の上だった。辺りを見渡すと、クラスメイト達も同じように横たわっている。そして目に付くのは、彼らを取り囲む鎧姿の白人達。コスプレではないようだ。
「皆さん! 起きてください!」
人垣から歩
み出た若い女が声を張った。目を覚ました学級委員長が「ここは何処か?」と訊ねる。
「ここはガドル王国。私は第一王女のエミーリアです!」
聞いたことのない国。
異世界転移にざわつくクラスメイト達。エミーリアは「この世界を救ってください! 勇者様!」と言う。
ステータスで勇者の称号を確認したクラスメイト達は盛り上がるが、番藤は冷めた瞳でその様子を見ていた。
王女に悪態をついて追放された男、番藤茶太郎はその固有スキル【穴】を使い、異世界の侵略を始めてしまう。
#カクヨム先行
#カクヨム異世界ファンタジー日間週間月間一位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 07:10:00
150714文字
会話率:49%
『私が癒しの力を使うと、相手は私のことを忘れてしまう……』
聖女エマの「癒しの力」には代償があった。癒しを与えた相手は、彼女のことを忘れ去り、生きている限り記憶にとどめることはない。
それでも教会は彼女に「癒しの力」の行使を強いる。
エマの心はすり減り、感情は失われていく。
そんな中、彼女の暮らす王国は帝国から侵攻を受け劣勢に立たされる。国家存亡の危機。
国王は武神の加護を受けた第一王子アルベールと聖女エマを最前線に送ることにした。
その道中、エマはアルベールと心を通わせていくのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 14:42:43
6603文字
会話率:33%
大陸の三分の一を支配する、ハンファクール帝国。
あまたの属州を持ち、千年にわたって繁栄し、今なお全盛期を保つ巨大帝国。
その帝国の一つの属州にある王国で、ひとりの少年、スファーが生まれた。
異世界の魂を持つ彼の生まれた場所は、帝国
の最も新しい属州だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 19:03:45
33707文字
会話率:25%
神話の時代、人々が魔の手に脅かされていた時、天から舞い降りた神『ロキ』と共に魔を討ち滅ぼし、世界を救った英雄『ケープ・ペイン』。
彼は後にひとつの国を起こした。
名を、『ケープ王国』。
世界を救った英雄の国。
救いを求めた者、平和
を願った者、英雄を神と崇めた者、様々な考えの元、人々は彼の国に集い、繁栄させてきた。
やがて時は流れ、世界一の国家となった『ケープ王国』は名を『ケープ帝国』と改名し、実質的に世界を牛耳った。
これは、そんな国に産まれた者達の、誇り高き生涯を綴る物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 19:00:00
1821文字
会話率:6%
大陸の中心に位置する巨大帝国。
歴史がその帝国を中心に動いていたこの時代、北の北方国家群、東の連合王国、西の共和国、さらには南の都市連盟が時には戦であるいは謀で帝国と覇を競っていた。
そんな中で帝国の南に存在する公国は帝国のアキレス腱とも言
われ、常に各国の野心の矛先が向いている。
帝国暦489年、公国の若い姫とその従者が歴史の舞台に登場する。
剣のみ魔法は登場しません。
気が強い姫と無理やり付き合わされる臣下の、国家の存亡をかけた戦いの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 00:00:00
997130文字
会話率:55%
【最後まで執筆済み】
十歳の誕生日の日、プレゼントとしてもらった鏡をのぞいたことで、ニーナは呪いにかかり、美貌を失ってしまう。
それから八年後、輝くほどに美しく育ったミーナは帝国の皇太子との婚約が決まる。一方、ニーナは家の中でさえ無視
され、社交界では虐げられる存在になっていた。
婚約式の日にニーナは美しい男と出会う。美しくない自分に気を悪くするかもと緊張したニーナだったが、意外なことにダンスに誘われ楽しい時間を過ごす。
後日、ニーナの元に婚約を願い出る書簡が届く。書簡の送り主は魔法の王国、ザフィーラの王子ルイだった。
求めに応じてニーナは隣国に向かったが、ルイから顔を見るなり婚約破棄を言い渡され、三ヶ月後には城を去ることになってしまう。その三ヶ月は人を殺す雨が降る呪われた季節だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 21:44:08
104652文字
会話率:38%