少女は目覚めると、首から上しかなかった。首からは下は切り離され、生命維持装置を装着された状態で目覚めたのだ。
少女は両親に売られ、人造人間として改造されるはずだった。その途中で、目覚めてしまったのだ。
人造人間を作ろうとしていたのは非合法の
秘密結社で、ゲイツ博士を中心に6人の研究員がいる。
生きて目覚めた少女の意識を残し、自立志向型の人造人間を目指すか、再び殺して予定通り研究体として扱うか、少女の目の前で議論される。少女は、最初の被検体だったためにAと呼称された。
研究員たちの予想を裏切って、少女Aは首だけで生き続けた。
研究員たちと首だけの少女Aが口論している間にも研究は続き、ついに体が出来上がる。
半分機械の体を手に入れ、少女Aはリハビリに励む。
外に出ることを切望していた。ついにその日が来た。
だが、少女Aが外に出ることが許されたのは、武装した銀行強盗事件に切り札として投入させるためだった。
少女Aは、遠隔で指示を受けながら、銀行強盗と接触する。動けるようになっただけで日常生活が送れない少女に、銀行強盗はむしろ同情する。
少女Aに気をとられている間に警官隊が銀行強盗を取り押さえ、少女A無事に任務を終える。
これから、少女戦士Aとしての活躍がはじまりそうなところで完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 22:01:33
28860文字
会話率:69%
記憶喪失の「私」。親切な主治医の治療を受けながら、記憶を取り戻そうとするが……
最終更新:2022-12-03 22:00:00
1983文字
会話率:53%
幕末維新の激動最中の明治2年、出羽国にひとりの男の子が誕生しました。少年は賊軍の地に生を受けながらも、教育熱心な家族の愛情の中で成長していきます。彼こそ、後にポーツマス日露講話条約の随行員として堪能なフランス語を駆使して講話締結に尽力し、第
一次世界大戦後に成立した国際連盟の日本全権として活躍、その人格的高潔さは世界的にも称賛されて、アジア人として初の国際司法裁判所長官に満場一致で選出された法学博士安達峰一郎です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 15:08:33
414350文字
会話率:33%
【完結確約】
魔法剣士のカイトは、女勇者パーティでのパワハラを受けながらも「仲間でしょ?」の一言でついつい従ってしまっていた。「グズ」「イライラする」とののしられながら召使のごとく働いていたカイトだったが、ある日、女勇者フレアのパンツを盗ん
だというあまりにも一方的な決めつけでパーティを追放されてしまう。
しかし、女勇者パーティのこれまでの成果は、おおむねカイトの力によるものだった。
ひとりになったカイトが尊敬されるS級冒険者となっていく一方、女勇者パーティの美少女3人はクエストの失敗がかさみ借金づけになってしまう。やがて彼女らの借金は『カイトを連れ戻さなければ娼館堕ちしてしまう』ところまで膨らんでいく。
※ざまぁまで仕上がり済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 12:05:06
16110文字
会話率:45%
英雄オルテギアを母に持つ、アハト国第四王女のオリヴィア。
彼女は病に倒れ死の淵を彷徨った時に、不思議な存在と出会う。
それは異世界から転移してきた霊魂トモエ。
トモエは「オリヴィアが死んだ時、その体を使い復活できる」と知り、オ
リヴィアの体に憑りつく事になる。
一つの体に二人の意志が共存する、そんな不思議な同居生活を続けていくうちに、オリヴィアの諦めかけた夢が再び膨らんで行った。
「母の様になりたい」
弱虫で泣き虫なオリヴィアが、アグレッシブで豪快で剣の達人だったトモエと触れ合い、刺激としごきを受けながら、試練を乗り越えていく。
剣聖と呼ばれた母を目指す為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 08:13:09
115920文字
会話率:37%
2031年――。日本と呼ばれた国に、後に人々に神と呼ばれる侵略者が現れた。それは異星人なのか、はたまた異世界人なのかもわからない。ただ言えるのは、世界を……地球を侵略していると言う事実だけだ。完全適合能力ともう一つの特異能力を持った少年と協
力し、人々は神を殺すための兵器、ヴァイターと呼ばれる存在を作り上げた。その存在のおかげで、神の眷属たるレイギスを殺すことに成功した。
そして後に人類の全戦力を投入し、大打撃を受けながらも神を討伐することができた。
それから114年の月日が流れ、ヴァイターは人間の守り手であり神骸の監視者となり、霧の内側に閉じ込められた人類は神骸を滅ぼす方法を探していた。
そしてある日、神が復活の予兆を見せるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 12:00:00
20998文字
会話率:42%
故国からひとり、旅に出て辿り着いたのは異国の館。
“獣人の谷”と呼ばれる長閑な地で、潜りの法術士シオンは途方に暮れた。
──世話になることになった館の管理人・“祠守り”のコリスが可愛すぎる。なにこれ尊い。
諸事情あってちょっと人間不信ぎ
みになっていたシオンが、ほっこりスローライフしつつ(一応)、恩人や隣人の依頼も受けながらモフモフのひとたちと毎日を過ごすお話。
ノースリル。ノーハプニング。
こんなにのんびりでいいのか……と思いきや?
※着想は一話目の前書きに置かせていただいたちびキャライラストより。
描いてくださったのは、第二回「この作品の作者はだーれだ企画」に参加しておられたりすこさまです。(作者当ての副賞として頂戴しました)
外見とお名前を若干拝借していますが、物語は純粋な創作となっております。
よろしくお願いします〜。
※リハビリがてら一話1,000字前後。見切り発車です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 11:37:39
92272文字
会話率:40%
二〇一二年、春。売れない営業マンをしている佐々木伊織は、上司・Fの厳しいパワハラを受けながらもけな気に働いていた。
しかしある日、伊織は商談中に大きなミスをしてしまい、同行していたFの怒りを買ってしまう。Fはとうとう「今半期の営業ノルマを
達成できなければ、自己都合退職してもらう」と伊織に宣告する。
果たして伊織はノルマを達成し、退職の危機を乗り越えることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 10:52:38
96601文字
会話率:55%
「なんで俺が奴隷に!?」
「私、無事に侍女になることができましたわ」
「私……魔王の配下になっちゃったの!?」
異世界に転生した三人は、二度目の転生で同じ世界に迷い込む。
それぞれ違う道ではあるけれど、正体不明のアイツの協力を受けながら、
いつしか同じ道を歩み出す。
果たして彼らは魔王を倒す事ができるのか?
そして3人は無事に出会うことが出来るのであろうか??
*のんびり更新していきます。ご了承下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 08:40:56
139182文字
会話率:31%
武家の次男、中武弁千代は、自ら生きる道を探すべく武者修行の旅に出る。途中で出会う様々な人の影響を受けながら、将来養父となる柳河藩家老、無門吉右衛門の元へと旅を続ける。
最終更新:2022-08-18 12:11:56
732606文字
会話率:57%
リーダーやメンバーから理不尽なパワハラを受け、冒険者パーティを追放されてしまったおっさん冒険者ロノム。
しかし、趣味に使える程度だと思っていた探査と感知の魔法は他を寄せ付けない圧倒的な便利さを誇っており、全てのダンジョン探索がイージーモー
ドになるような能力だった。
おっさん冒険者ロノムはその能力もさることながら、人当たりの良さと器の大きさもあって新パーティのメンバーや後援者、更には冒険者ギルドや国の重鎮達にも好かれていき、周りの後押しも受けながらいつしか伝説の冒険者と呼ばれるようになっていく。
一方、知らないところでロノムの探査魔法にダンジョン攻略を依存していた前のパーティーはどんどん落ちぶれていくのであった。
追放によって運が開かれたおっさん冒険者のサクセスストーリー。
※2021/2/15タイトルを変更しました。 旧タイトル「パーティを追放されたデータマニアのおっさんですが、趣味に使っていた探査と感知の魔法が実は最強だったようです。この能力を活用して、俺のことを慕ってくれる仲間達と共に冒険者の頂点を目指します」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-16 12:26:42
282382文字
会話率:47%
大人に見捨てられ蔑まれた子供は、ある日不思議な雰囲気をもつ男児カイルと出会う。
カイルに『クリス』と名を与えられた彼は、庇護を受けながら厳しい世界で生きていく。
題名は「ファーガス」と読みます。
ヨーロッパがモデルの異世界の物語です。史
実や実際の事件とは一切関係ありません。また、差別行為等を推奨するものではありません。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 20:53:32
92005文字
会話率:49%
長年片思いしていた幼馴染みが、姉と結婚した。二人の結婚を素直に喜べなかったアリシアはその日、不運にも蒼の吸血鬼に襲われ――目覚めると吸血鬼になっていた。
助けてくれたのは、紅の吸血鬼の住まうハイグランド帝国の皇太子フォルネウスだった。
アリシアはそこで破格の厚待遇を受けながら、吸血鬼として生きていくための知識を身につけてさせてもらう。
さらに普通の血が飲めず血液錠剤で食事を取っていたら、フォルネウスが毎晩自身の血を与えに来てくれるようになった。
魔力にも目覚めたアリシアは特殊な魔法も覚え、無事一人前の吸血鬼になれた。
借りすぎた恩を返すため、そろそろ自立して頑張ろうと思っていた矢先に、とある現実を知る。
何故かハイグランド帝国では幼い頃の自分が、皇太子様を救った奇跡の聖女と祭り上げられていて銅像まで作ってあった。
確かに昔、迷子になっていた吸血鬼の少年に血を分けて助けてあげた事がある。その少年がフォルネウスだったようで……
私が、皇太子様を救った奇跡の聖女?!
血嫌いの皇太子様が唯一美味しく飲めるのが、私の血だけ?!
愛のある結婚しか許されていないこの国で、アリシアは未来の皇太子妃として期待されていた。
平民の自分にはそんなの相応しくないと、地に足をつけて自立しようとしたアリシアだが……
「ずっと、好きだった。あの時俺を助けてくれた君の事が、ずっと好きだったんだ。たとえ君の心が別の者へ向いていたとしても、それでも……失いたくなかった。こんな邪な気持ちで君を縛り付けた者に、感謝などしなくてよいのだぞ」
フォルネウスの溺愛に、溺れずにはいられない?!
「脅されてあんな吸血鬼の花嫁にさせられたのでしょう?! あぁ、可哀想にっ! 貴方の居場所は私が作るわ。だから一緒に帰りましょう」
その上実は、姉が対立する蒼の吸血鬼を統べる女帝で?!
このお話は、二つの愛の力で奇跡の聖女として覚醒したアリシアが、遠い昔に仲違いして二つに分かれた吸血鬼の種族を一つにまとめあげ、世界を平和へ導く物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 19:02:23
195958文字
会話率:61%
竜と猫が争いをつづけ、人間が滅んだ世界。
ここでは迷宮探索の様子を実況配信する文化があり、「探索者」は人気職業だ。
粘態(スライム)の少女エイシャは探索者にあまり興味がなかったが、親友は選抜試験に応募するくらい探索者に憧れていた。
しかし、
試験当日、親友は仲間に裏切られてしまう。
ふさぎ込む親友の助けになりたくて、エイシャは共に探索者になることを決意する。
仲間集めは難航を極めた。できたのは訳ありだらけのデコボコパーティ。
実力、経歴、熱意、種族、何もかもがバラバラのエイシャたちだったが、迷宮を巡る冒険の中で互いの心の傷に触れていく。
やがてエイシャたちは、まだ誰も攻略したことがない前人未到の迷宮へと挑む。
「絶対に無理だ」「やめておけ」そんな正論を背に受けながら、それでも彼女たちは迷宮に挑む。
これは世間に馴染めない人外少女たちから世界に向けたちっぽけな反抗――もしくは伝説的な偉業の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 09:08:34
251524文字
会話率:43%
生まれ変わる前の天界で、人生の地図を書く瀬戸菜月、恋愛をする学園に入り
幸せな結婚をする相手を見つける事を目的に生まれ変わる。
高校を卒業し社会人への一歩を踏み出そうとした菜月の夢の中に不思議な声が聞こえ
天界で書いた道、恋愛するための学園
への扉が開き
PCゲームのの世界へと導かれる。
そこで待ち受けていたのは共同生活を共にする彼らとの出会い、
学園内でのミッションを受けながら、成長していく菜月の人生、伴侶を見つけ無事に現実世界で
幸せになれるかどうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 12:43:12
72034文字
会話率:30%
最愛の姉を王太子に殺され、いつか仇を討つと決めたアイリス。
子爵家の養女となり、密かに暗殺者としての訓練を受けながら、社交界の悪女として名を馳せていく。
「アイリス嬢、あなたのために婚約を破棄しました。これで僕と交際していただけますね」
「まあ……私、婚約破棄してくれなんて頼んだ覚えはございませんことよ」
あるとき王妃と王太子の権力争いに巻き込まれる形で、アイリスは王太子に近付く機会を得る。
いよいよ目的を果たすときが来たと思いながら、ふとアイリスは気付いてしまう。
自分が実は暗殺者としてかなりのポンコツであることに……。
いつの間にか、何故か王太子は跪いて愛を囁いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-24 07:02:38
104683文字
会話率:32%
ーーー心優しき善なる魔法使い、ココロシエル。どうか、この恋を叶えてください。そしてお導きください。ーーーこの国で一番の善なる魔法使いココロシエル家のご令嬢、アンジェリシカ・ココロシエルは羨望の眼差しを受けながらも呪われている。恋の"
;おまじない"をされたらどんな恋でも叶えなければならない…という変わった呪いに…。これは一族の運命に翻弄される少女と少年の運命を掴み取るまでの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 22:25:34
4005文字
会話率:30%
30歳ニートの吉野光史郎はハローワークの帰りにトラックに轢かれて死んでしまう。
目を覚ますと天界にいた。
そこで光史郎は転生させられることを知り、チート能力で活躍することを想像して喜んだ。
しかし、転生後の能力は本人の能力と適正で決定す
ることを聞かされた。
転生先の世界は魔法を中心として動いており、人々は階級によって職業や生活圏を区別されている。
階級は下流、中流、上流の3つに分かれていて、この階級は生まれた血筋で決定し、生涯変わることはない。
生前あらゆる努力と責任から逃げてきた光史郎は、下流階級としての転生しか認められなかった。
だが、そんな光史郎に三年間のチャンスが与えられる。
転生先での生活を元に、半年ごとに査定を行い、適正が認められれば中流、上流への転生を許すというものだった。
そして、転生する光史郎の監督役として新米天使のピカリが配属された。
これは光史郎がピカリや多くの人と過ごす中で、これまでの人生のツケを払いながら成長していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 20:19:04
33208文字
会話率:40%
帝国学園に留学していた共和国公爵令嬢のミーナ。
帝国のウィリアム殿下の婚約者として差別的な扱いを受けながらも親友と楽しく学園生活を送っていた。
入学して一年後、ウィリアム殿下は、パーティの最中にミーナに婚約破棄を宣言した。
言われの
ない、私が共和国の詐欺師というのが婚約破棄の原因らしい。
ミーナのことを目の敵にしている悪役令嬢カミラが殿下に吹き込んだらしい。
婚約破棄を承諾したのだが、
学園生活での私への嫌がらせはエスカレートしていく。
ひょんなことから、帝国の公爵家ロイドと出会い…昔のことを思い出す。
ロイドは優しく、私を貴族の令嬢ではなく一人の人間として見てくれた。
ウィリアム殿下が泣きついてきたけど、一度言ったことは取り消せないのだから。
私はロイドと幸せを掴みます。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 15:49:54
14127文字
会話率:48%
千年前、天から使わされた者達、天使からの襲撃に遭い、人類はなす術なく、絶滅の危機を迎えた。
危機的状況の中で人類は超人力と呼ばれる異能を発揮し、天使との戦いに挑んだ。
激しい戦いの末、人類は甚大の被害を受けながらも、天使達を天へ退却させる事
が出来た。
しかし、依然天からの攻撃は続き、人類は戦いを余儀なくされた。
残された人々は、対天使機関として、天使抹殺機関を設立。人類の防衛及び、天使達との戦いの勝利のため、戦い続けた。
そこから千年後、主人公、炎堂燕(えんどうつばめ)により人類の運命は大きく変わってゆく。
燕は天使との戦いに勝利するため、軍学校に通い、天使との戦いを学ぶ。
潜在能力の高さを示し将来有望として入学したが、超人力を発現することなく、時は流れていく。
「例え超人力が無くても、俺は戦う、自分のために、人類のために。」
絶望的な状況の中で、人類は生き残ることが出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 02:52:12
1559文字
会話率:10%