新王歴750年。
世界には戦乱が渦巻いていた。
元々一つだった大国は、徐々に分裂。
国同士は互いを認めず。争いを続けながら相手を飲み込み、または飲み込まれ、また建国される。
それは既に数百年続く。
そんな争いの続く世界では、力
を持つ強者が絶対的なものとなっており。力無き弱者はただ、強者に よって奪われる立場でしかない。
そして、ただの村娘だった少女レイテもその流れに引きずり込まれた一人であった。
住む村は度々襲われ、食料も徐々に失われていく。
これからどうなるかわからない恐怖と、あることを諦め切れない気持ちを抱くレイテ。
そんな村娘の前に、二人の男が現れる。
その一人はこう名乗った「我が名は魔王」と
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 21:37:18
54173文字
会話率:30%
大陸の山々に囲まれたアリオスト王国では優秀な騎士やら参謀の失踪や惨殺事件が相次いでいた。それは、内部分裂によって内乱が勃発しようとする前兆でもあるのだが、そのような事情に無関心な国民たちは今日も平穏な日常を過ごしていた。
その中の一人、
青年アルトも王国の内部を知らずに、参謀になりたいという夢を持っていた。青年は理想と現実との相違に苦悩するも、努力と仲間の助けによって王国を変えていくのであった。
そして、青年は王国の真実に辿り着いたとき、どのような運命が待ち受けているのだろうか?
これは、残酷にも美しい運命の物語。
旧題名:崩れる王国の終末譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 21:04:01
116971文字
会話率:21%
かつてある大陸に存在したという統一国家ラウリア。構成国は代表を人口規模に応じて選出し、大陸会議という行政機関を運営していた。最初は構成国間の調和が取れていたものの、ある時五つの大国の対立から分裂し、諸国は争いに明け暮れ、いつしか数百年の時が
過ぎていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-27 00:30:58
881文字
会話率:0%
どこにでもいるような、でもどこか孤独で、オオカミを好む少年、黒澤優。
優は現実世界とどこか距離を感じながら学校生活を送っていた。だが、ある日を境に、優の世界に国語科の教師である中上光が現れるようになる。彼は心のこもった会話を通して優のこころ
の扉を少しずつ開いていく。恩師を媒介に世界に開かれようとしていた優のこころ、しかし、不運にも開かれたとたんに閉じられていく扉――
優はさらに深まった、以前とは性質の異なる孤独の中で、誰かとの出会い、会話を切望する。
そして、恩師中上の妻・恵との偶然の出会いと恩師の遺した一枚の絵をきっかけに、優の世界は狼の世界へと変貌し、そこで狼アトルの一生を体験することになる。
ふたつの分裂した世界で書かれた少年と狼の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-26 23:04:53
132329文字
会話率:37%
ここではない何処か。
遥か未来か、はたまた遠い過去か?
宇宙は一度統一されて分裂した。
帝国、惑星連合、商業連合、その他の国家郡に別れて日夜争い続けている。
そんな中で一人の英雄が現れる。
その名は……
橘飛鳥《たちばなあすか
》はワーカーホリックであった。
病的なまでの異常さで仕事をしていた。
そんなある日、彼は過労で倒れてそのまま死んだ。
人から見たら何の面白みもない人生だったろう。
本人を抜かしたら……
そして、橘飛鳥は生まれ変わる。
オマケの人生と思いながら自由気ままに生きていく。
周りを大きく巻き込みながら……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-22 08:00:00
27185文字
会話率:20%
最強v最強のバトル! 世界を救うはずの転移者は、どうして世界を破壊しているのか?
極小の太陽を操る転移者は、別の転移者から一般人の国を守り切れるのか!?
↓ハレス世界の説明
【神】の祝福を受けて生まれた子供は、強靭な体と固有の能力をもっ
て世界を導く存在となる。
ありとあらゆる異世界で、そんな伝承が語り継がれている。
実際に祝福を受けて生まれた子供は世界最強の能力者として育ち、ある時は「英雄」と、またあるときは「化け物」と呼ばれるようになる。
いずれにせよ、彼らは一世紀に一度生まれるかどうかというほどの存在のはずだが、このハレス世界には二千三百九十四万四千五十三人も、そういった能力者が”転移”して来ている。
一人で世界を動かせる存在が、もし一つの世界に殺到すれば、当然世界は滅亡へ向かう。
秩序と倫理は失われ、世界が混沌に満ちてしまう。
これは、そんな転移者だらけの異世界で、一つの国の、予言された滅亡にあらがう物語である。
* 毎日八時投稿予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 20:00:00
43509文字
会話率:43%
※この作品はPixivにも掲載しています。
マグネトロンを応用した強烈なマイクロ波によって人の頭を錯乱させる電磁波兵器は各国の秘密裏の協定によって“核”の暗号で呼ばれ、製造・使用・研究を禁じられた。が、中東の紛争地域でその使用の形跡が認
められ、不可解な事件が多発していることから流出が疑われ、CIAのエージェントとして活動していた「彼」は、同じく軍事訓練を受けていた数名の部下とともに調査部隊として現地に送り込まれる。
上司の命令によって軍事訓練の傍ら医学書に埋もれMITで量子物理学を修めたエリートである彼は、空爆を避けモスクに避難している女子供、老人たちが突然錯乱し互いにナイフや銃を向ける現場に何度も遭遇してきた。そして兵器の射程範囲に入り、攻撃を受け、同士討ちを始める部下……いつ自分の受け取っている情報が、世界が狂って錯乱するかわからない、そんな状況でも常に部下を励まし闘いつづけた。しかしいくら密輸ルートを叩いても事件は収束の気配を見せない。
そして、20XX年10月現在、世界は揃って内政立て直しの時期に入っている。事件の真相を追跡していく中で、彼は「私」――中野桜にたどり着いたのだ。
イ・ビョンハさん(当時45)は理系へと進んだ私との鏡合わせの相似形で、絶望を研究への熱意に変えひたすらに走り続けてきて眠りたかった人だった。私との接触以降、自国の闇に深入りしすぎて分裂病とでも診断されたのか薬物を投与されつづけて植物状態に追い込まれたのか。その状態から復活することはないだろう、と彼女の同僚らしき人々(同じく脳を人格プログラムの実験材料にされた)が言っていたこと。人間の脳を利用したVRゲームプロジェクトという道をとる以外、指導層が殺されずに人心を陶冶し、内政を立て直す方法がなかった彼の国と渡り合っていくために、あるいは失われたすべてのもののために、私は――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-09 12:20:47
140518文字
会話率:38%
隣に引っ越して来た菊池さんという女の子、変わった子だと思っていたのだけど、まさか分裂するなんて……
最終更新:2020-02-16 15:34:32
36376文字
会話率:28%
人工子宮や人工授精など方法はいくらでもあるのに、『自然出産』を強行した望んだ母親は、
2035年双子の女の子が生産みます。
ですが、二人は余命1年以下の致命的な遺伝子疾患にかかっていました。
細胞分裂の際のエラーレートが高すぎて、成長すれば
するほど細胞が変異する病気です。
乳幼児から『がん細胞』の増殖、細胞分裂の機能そのものがおかしいため切除も遅滞処置にしかなりません。ナノマシンのNK細胞を使えばコピーミスの細胞は破壊できるものの、一生乳幼児のままです。
つまりこの子達に未来はありません。
母親は自分の身体を呪い、出産の後遺症で死亡し、人工知能とヒューマノイドの研究者だった父親は
人工脳に娘をアップロードし、育てる事にしました。
姉はヒューマノイドとして、別の親に…。妹は乳幼児の義体を貰い、人間として育てる事になりました。
つまり人の脳をアップロードした機械の比較対象実験です。
成長する度義体を乗り換え、10歳で大学を卒業し父親の研究所に雇われた妹に父親はすべてを話しました。
その年『人間側のちょっとしたミス』がキッカケで、ヒューマノイドが敵視されていく事になります。
妹の名前は『コンパチ・ビリティ』。
この物語は、人間とヒューマノイドの互換性(コンパチビリティ)と名前を付けられた、のちの『エレクトロンの長老』『エルダー・コンパチ・ビリティ』の550歳の回想録となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-12 23:26:06
21833文字
会話率:16%
本作品の舞台は一九九八年であるため、「統合失調症」を使用せず、
当時の呼称である「精神分裂病」を使用しています。
また現在の「看護師」は、作品では「看護士、看護婦」としています。
ご了承ください。
主要登場人物
渡條成美:とじょうなるみ
一九九五年に心理系の大学を卒業し、平和病院に入職。認定心理士の資格しかなかったが、職名は臨床心理士。二〇三〇年現在、臨床心理士、公認心理師。臨床心理課の課長を務める。
野神静子:のがみしずこ
長年心理職に携わり、臨床心理士の資格が創設された一九八八年に同資格を取得する。一九九八年当時、平和病院臨床心理課の課長。
古城語楼:こじょうごろう
朝霞大学附属病院に心理士として六年勤務。そのあと平和病院へ転職する。臨床心理士。
大杉勉:おおすぎつとむ
平和病院院長、理事長。
池森都司雄:いけもりとしお
朝霞大学心理学科教授。臨床心理士。
先崎正人:せんざきまさと
平和病院の精神科医。
山田優作:やまだゆうさく
精神分裂病と診断された患者。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-09 17:39:17
26305文字
会話率:43%
とある異世界には有史以前より五つの王国が繁栄し、ある日突如として全人類を巻き込む巨大な戦争が勃発した。
無数の死体の山が積み重なりそれでも依然として決着は付かず、ついに千年の時が過ぎた。その間に人類は『魔法』という強力な兵器を手に入れて
いた。
平和もまた突然に訪れる。
当時、五大国の一角である『セントラリア王国』は全盛期を迎え、圧倒的な魔法軍事力を背景にほぼ単独で他の四国全てと渡り合っていた。
このセントラリア王国が各国に休戦を提案し、ついに千年の戦いに幕が下された。
だがしかし、再び戦乱はやってくる。
休戦から数十年後、セントラリア王国で革命が発生、王国はわずか半年で滅亡へと追い込まれた。
革命軍の主力となった幹部達は『覇皇』と名乗り、さらに内部分裂を起こした革命軍は元セントラリア王国領を次々と占領した。
そこから15年の膠着状態が続いた。
主人公、江口颯太はそんな『割とストーリーを消化しきってしまった』ような異世界へと放り出されてしまった。
謎の男『ソラ』によって与えられた『能力』。それは火が出るわけでもなく、空を飛べるわけでもなく、なんともパッとしないものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-29 13:00:00
43833文字
会話率:63%
———今から10年前1つの国が崩壊した———
国は47の都市を持つ大国であったが崩壊した際に「カルデラ」「モネ」「クチナワ」
「イナワシロ」「ミクリガ」「オクタマ」「イムタ」「クイナ」「ビワ」「エビガ」という
10の都市に分裂した。
そして
分裂した都市はそれぞれの「神器」を手に取り、国として独立することを決意した。
各国の盟主はもう一度国を1つにするべく動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-17 17:46:12
7043文字
会話率:24%
皆さん、初めましてタッキーです。 初投稿なので、優しく誤字・矛盾について教えてくれるとありがたいです。 ただ、趣味で始めたので、たまに行方不明になるかもしれません
それでは、どうぞ。
生物が誕生し、最初の生物(単細胞生物)が細胞分裂したと
きもうすでに始まっていたのかもしれない…
主人公「化賀魔 終物(かがま しゅうぶつ)」は交通事故で死んだ。そりゃああっさりと。だが、[人間]としての一生は終わっても[生物]としての一生は終わって無かった…
追記:無断転載禁止です、出てくる人物・組織は全て架空の存在です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-15 12:23:19
36253文字
会話率:25%
72柱の美少女魔神と異世界ハーレムライフ!!
美少女だらけのハーレムを作るべく無謀な旅に出た少年・根来尊。旅の途中で出会った魔神ベリアルと名乗るぬいぐるみに、自分が異世界の王・ソロモンの生まれ変わりだと聞かされる。さらに異世界では72柱の美
少女魔神が自分の帰りを待ちわびているらしい。色欲に負けてうっかり異世界セフィロートへ転移した尊。しかし世界は荒れ果て、魔神たちは千年の間に分裂。互いに争い合うようになっていた。その惨状を知った尊は、散り散りとなった魔神達と契約を交わし、理想のハーレムを作り、世界に再び平和をもたらす事を決意。その手に【契約者への絶対服従を強いる】チート指輪を嵌めて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-09 12:08:48
385090文字
会話率:47%
世界が〝主〟殺しによって始まった、〝少女〟と〝憎悪〟の世界――――。対して、現実世界でも、その〝L,I,L,I,T,H,〟と呼ばれる、純粋量子演算機が平行世界を開放し、その擬似人格が主人公、貴弥をそこに転送する。彼の裁量とは、〝衝撃〟と〝混
乱〟の力である。彼の仕事は、米英を軸とした世界秩序における諜報裁量を則して、速やかに標的となる地域、つまるところ、【北米連合諸国】以外の全ての地域を壊滅、分裂、攪乱、対立させる事である。そんな彼が、【国力】とか【地理】、【距離】という限界を超えた、【主の座】さえも貫通させる、1人の少女="龍"にして、その強大な力と異世界で出くわす。その世界では、七つの海洋に七つの龍が、無尽蔵の魔力によって稼働し、ギルド国家が教会国家との〝狩猟者〟同士の戦争を繰り広げていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-02 00:25:24
4467文字
会話率:7%
どうしても我慢できないような、社会のルールを乱すような行為を見てしまったのでここでぶちまけてしまいます。見ようによっては「何て大人げない」とか「そういうのは黙っておくべきだろ」なんて言われるのは間違いないので、最初の数行を流して「ああ、自
分には合わないな」と思った方はスルーしても結構です。
こんなことを書いてしまって本当にごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-18 13:48:06
1380文字
会話率:9%
永き事、繁栄し続けた帝国。
そこには様々な人間がいる。
だが、帝国はいつの日か内部分裂を繰り返す。
そして、再び集まって帝国となる。
代替わりを続ける皇帝には好戦的な者がいる。
その者の力で今では、様々な国と戦争し世界の半分を支配する。
そ
んな帝国に抵抗する国がひとつあった
それは抵抗する国、「フリーデン」。
フリーデンの国王、シェーン・リリアントはある行動をとった。
この物語はある行動をとったシェーンとその娘と愉快なお仲間のお話である。
この作品は、アルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-12 13:12:41
33172文字
会話率:44%
仲間と共に、剣と魔法で切り拓く異世界英雄譚
共に戦い、共に旅をし、共に学ぶ。
時には喧嘩をし、意見の食い違いで分裂する事もある
それでも、違う意見を認め、剣を通じて心通わせる
そして富を築き、この異世界に自分たちの爪痕を残す!!
えっ?嘘は言ってないよね?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-04 02:56:00
13944文字
会話率:56%
全世界を巻き込み、二億もの人々が死んでいった大戦より四年が経ったある日、南方に位置するオーストラシア連邦にて王政復古のクーデターが勃発する。
クーデターは成功し、オーストラシア連邦王国国王として、ウィリス、マーセイドおよびカフカース大公
であるウィリアム三世が即位する。そのつかの間、二世紀前の版図を失われた旧領とし再統一運動(リソルジメント)を開始した。
ウィリアム王は、再統一の為に首都コンスタンツァにおいて「連邦再統一のために行われる全諸侯同盟並びに正教会共同宣言による公会議」を開催した。しかし、王国領が諸侯領として分裂し独立してからおおよそ一世紀半も経っており、また諸侯称号も形骸化していた為に会議は、会議としての体を為していなかった。
そんな中、極東の島国に外交使節として派遣されていた王国海軍第三機動艦隊が、共和制復古を目的として蜂起すという一報が全世界に伝えられた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 00:00:00
358文字
会話率:58%
バトル中心の物語です。とにかくバトル。……とストーリー。
【あらすじ】
不老不死、超回復、特殊能力、そして、分裂。それを使える唯一の男佐藤太一は分裂の力を使い大量のクローンを生み出した。日本人口の半分を占め、異能の力を持つ彼らは&qu
ot;マトリョーシカ人間"と呼ばれ、人と区別されるようになった。増えたマトリョーシカ人間の中で、人とマトリョーシカ人間は今後も共存していく考えを持つジーズ軍と、マトリョーシカ人間が第一で次に人と考えるエルキュ軍とで分裂し、沢山の人やマトリョーシカ人間を巻き込んで対立している。マトリョーシカ人間の二つ名ルークはジーズ軍の第十三兵隊長。彼は仲間とともにエルキュ軍に立ち向かう。しかし、ルークには自身の知らないとある秘密が隠されていた───。幾度ものバトルで興奮して、最後には泣ける。第820回リル独裁少年漫画小説対象受賞作(※存在しません)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-23 19:00:00
14889文字
会話率:40%