断罪された悪役令嬢アナスタシア・テレーズは華麗なる策略の元、断罪した第一王子、レオン・キャベンディッシュを返り討ちにする。
これで彼と彼の望みを手に入れることに成功したはずなに……
断罪に失敗した王子を愛し続ける一途系悪役令嬢のお話です。
これ単体でも読めますが前説のような物もありますのでよければご覧ください。
悪役令嬢視点⇒ https://ncode.syosetu.com/n6054ih/
王子視点⇒ https://ncode.syosetu.com/n0967ih/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 18:00:00
6068文字
会話率:35%
第一王子であるレオン・キャベンディッシュは私、アナスタシア・テレーズを卒業パーティーで断罪する。
それが私の策略であると知らずに……
断罪失敗系王子と悪役令嬢のその後のお話です。
サクッと読めますのでよろしければどうぞ!
王子視点⇒
https://ncode.syosetu.com/n0967ih/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 14:53:16
4136文字
会話率:31%
第一王子であるレオン・キャベンディッシュは身分で差別をする性悪女、アナスタシア・テレーズを卒業パーティーで断罪する。
これでメイを救うことができたと思ったら何やら父上の様子がおかしい……
ざまぁ失敗系主人公のその後のお話です。
サクッと
読めますのでよろしければどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 00:00:00
3861文字
会話率:36%
主人公のソフィア・モントゴメリーは執事のイーサン・スチュアートがたまらなく大好きで愛している。
それはもう執着しているといっても過言ではないほどに。
しかし、イーサンはあくまで執事であり、どうやらソフィアを恋愛対象としては見ていない様子。
それなら絶対に自分に振り向かせてやるんだから!と日々イーサンを恋に落とす方法を模索していた。
しかし、そんなある日に親同士が勝手に決めていた婚約者がいた事が判明する。
(色んなタイプのヤンデレを出したくて書くことにしました。初投稿作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 03:38:35
4768文字
会話率:50%
夫とは"運命の出会い"をして、"溺愛"されているという噂をされているらしいが、別にそんなんじゃない。
最終更新:2023-06-22 15:38:16
5333文字
会話率:28%
乙女ゲーム制作会社の会社員として悪役令嬢となった。
30回目の仕事。今回も上手くやろう、そう思っていた。だが、まさかの世界はバグだらけで!?…
最終更新:2023-06-13 20:16:54
10930文字
会話率:19%
魔術対抗を称されるグロリア帝国で随一とされるマーギア家の長女として生まれたディアナ=マーギアは優秀な両親の魔術師としての才能を受け継いでいると期待されていたが2歳の時に受けた魔力量測定で魔力がたったの3しかない事が分かり、父親から「俺の子で
はない」と言われてしまい離れに2人の使用人と共に閉じ込められる生活を送っていた
ディアナが10になる時、第二子であるユピテル=マーギアが生まれ妹の魔力量が90と帝国の歴史上1番の魔力量を保有することが分かりディアナはユピテルに家を継がせる為に12の時に死んだことにされ森の奥深くに捨てられてしまった
捨てられはしたが両親への愛情などは持ち合わせていないディアナはひっそりと何故か着いてきてくれた使用人2人と生活を始める
平和に17になったディアナの元に殺されかけていた双子の兄妹を拾い、何かの縁だと自分の家で面倒を見るようになる
最初は心を開かなかった2人だがディアナに絆されていき、カニスとフェレスと名ずけられて平凡な生活を送っていたが5年がたったある日、2人を狙った暗殺者達から2人を守る為に彼らの代わりに「もう一度名前を呼びに戻る」と約束して死んでしまう
そこから紆余曲折を経て、ディアナが死んで8年後の世界でフリージア=アイスタスという生前のディアナと同じ年齢の公爵令嬢に憑依することになり約束通り可愛いあの子達の名前を呼びに行こうとするが
あれ?あの子達王族の傍系の子じゃなくて直系??
しかも王太子と王女なんだ……
あれ?私は王子と王女を私のわんちゃんとねこちゃんって呼んでたの??
どうしよう……………
うちの子達は優しくて可愛いので酷いことは出来ないと思っているし、守らないといけない存在で甘やかしたいディアナ(現フリージア)VSなんでも1人で出来るし守られる存在じゃないけどディアが可愛がってくれるなら弱い振りでも何でもする激重感情を抱える人達が繰り広げるラブコメ!になる予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 20:41:54
914文字
会話率:79%
先祖返りをした狼王の治める国では、五人の子供まで先祖返りをしており、それぞれが人と狼の姿をとる事が出来た。
その中の一人、ヴァーリアは昼間は狼、夜に人型になる第一王女。仲の良い両親の様に恋愛結婚をしたいとこっそり思ってはいるものの、自分に
まとわりつくのは子供の時に命を助けた、国随一の猛獣調教師であるエーベルハルトだけで……?
妄信的にヴァーリアを慕う変態イケメンストーカー×変態でさえなければなぁ、と思いつつ絆される狼王女
※ヒロインが人外です。
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 21:00:00
134134文字
会話率:34%
黒の魔女と呼ばれ、様々な薬を精製するユーディアの元に、ある日一人の従者が現れる。
依頼内容は「惚れ薬の精製」。
その依頼により、自らが日本からの転生者であり、今生きているこの世界は前世で従姉妹が話していた乙女ゲームの世界である事に気付い
たユーディア。
その乙女ゲームはヒロインを選択する事の出来るゲームで、実は黒の魔女が誰の味方につくかで結末が分かれるのであった。
重要なポジションに責任が持てず、ストーリーとは無関係でいたいユーディアだが、どうしても巻き込まれてしまい──?
※他サイトにも掲載しています。
※全50話、随時更新、完結済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-05 21:37:18
146977文字
会話率:34%
せっせと稲刈りに励む普通の人間フリュイに、「番だから結婚しよう」と押し掛けてきた竜人のエールデ。
恋人いますので、と早々にお断りしたのに、エールデは人の話は聞かない、都合も無視する、自分の意見を押し付ける。
気付けば竜人の国に両親公認で
拉致され、待っていたのは監禁の日々。
これで旦那と言われても……ねぇ?
ところが、ある事件をきっかけに、フリュイはエールデから2度と離れられなくなるのであった。
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 23:09:20
6776文字
会話率:27%
自国で地味だという理由で蔑ろにされてきた王女キャロライン。しかしある日、獣人の国の王太子であるリーンハルトの番だと判明し、あっという間に婚約が結ばれた。家族からの愛を得られなかったキャロラインは、番だからと溺愛してくるリーンハルトに戸惑い
つつも次第に惹かれてゆく。
だが、幸せだった日々も束の間、リーンハルトの奇行と侍女達の会話から、番の話は間違いだったということを知り、そのショックも冷めやらぬ間に階段から突き落とされてしまう。幸い軽傷で済んだものの事件を事故として処理しようとするリーンハルトに、番ではない邪魔な自分は殺されるのかもしれないと考えたキャロラインは逃げ出すことを決意するが……。
全75話+プロローグとエピローグ2話、王道のハッピーエンドです。よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 13:27:26
151980文字
会話率:21%
侯爵令息ルトガーは婚約者である辺境伯令嬢アイラを溺愛している。
ある日アイラから「勝った方が負けた方のお願いを何でもきく」という勝負を持ちかけられたルトガーだったが、妹からの余計な一言でアイラの願い事が自分との婚約破棄なのでは?と勘ぐってし
まう。
婚約者が好きすぎてちょっとヤンデる令息と無自覚令嬢のハッピーエンドなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 20:14:42
10814文字
会話率:43%
大学生のリナは勢いでバレンタインのチョコを買ってしまったものの告白する勇気が出なかった。しかしチョコを買った翌日に好きな人と偶然一緒に帰ることになり、バレンタイン前だがこの日を逃したらチャンスはない!とフライングで告白をしてしまう。
甘かっ
たり、すれ違ったり、切なかったり、ヒーローが実はヤンデたり(最終話までひた隠しにしてますけど無理な方はご注意ください)友人(女)のが性格イケメンだったり、色々ゴチャゴチャしていますがタイトル通りハッピーエンドで6話完結です。リアル日付で2月14日まで投稿します。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-14 19:00:00
24530文字
会話率:48%
国外追放された。
身一つ、執事付きで。
システィア王国の第一王子レナルドに婚約破棄されたオルコットは、自身が乙女ゲームの悪役令嬢で、ヒロインのための舞台装置であることを思い出す。しかも出オチ。
ゲーム通りなら処刑になるはずだったオルコッ
トは、その場の機転で何とか国外追放を勝ち取るも、王国の差し向けた暗殺者に命を狙われることに!
「私なら、その倍額で貴方を雇うわ。だから私と一緒に来ない?」
自分の命を買い取るために3ヶ月以内に大金を稼がなければならなくなったオルコットが目を付けたのは────舞台運営!?
「舞台装置令嬢が舞台運営ですって。ふふっ、全く笑えないわね!」
生き残りをかけたお金稼ぎに奔走するうちに、意図せず訳ありイケメン揃いの逆ハーレムを築いたオルコットだったが、周りの様子は徐々におかしくなっていき……?
「……あーあ。こんなに好きになる前に殺しておけばよかったな」
「あなたの側にいられないなら、俺は一生、不幸のままでいいです」
これは、前世を思い出す、という深刻なエラーを起こした出オチ悪役令嬢オルコットが振り切れたハイテンションで突っ走るお仕事ラブコメディである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 22:23:25
31924文字
会話率:52%
前世は限界オタクで、今世では街で薬屋を営んでいるリゼはある日、前世の最推しであるメア様が道で倒れているのを発見する。
慌てて家に連れて帰って必死に看病するが、メア様はボロボロでやつれており、全く幸せそうではなかった。
そんな推しの様子を見
たリゼは、
「私が絶対に、メア様を世界一幸せにする!!」
と決意し、自分の営む薬屋で推しを雇い、養うことになる。
そこから、リゼと推しのタイムリミット付きの同居生活が始まった…のだが。
「待って、メア様やっぱり顔がいい。最高にいい」
「供給多すぎて死にそう。公式が強すぎる…!」
「え…。あざとかわいすぎる、無理。これは逮捕。
圧倒的な解釈一致なんですけど!!」
これは、日々推しの尊さに打ちのめされながら全力で推しを愛でてるうちに、推しに囲い込まれちゃうリゼのハイテンションラブコメディである。
*本編完結済みです
*現在は番外編を投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 18:59:46
166507文字
会話率:31%
目が覚めた私は今置かれた現状に絶望した。
なにせ牢屋に繋がれた金髪縦ロールの令嬢になっていたのだから。
元々は社畜で喪女。挙句にオタクで、恋をすることもないままの死亡エンドだったようで、この世界に転生をしてきてしあったらしい。
ただまったく転生前のこの令嬢の記憶がなく、ただ状況から断罪シーンと私は推測した。
いきなり生き返って死亡エンドはないでしょう。さすがにこれは神様恨みますとばかりに、私はその場で断罪を行おうとする王太子ルドと対峙する。
なんとしても回避したい。そう思い行動をした私は、なぜか回避するどころか王太子であるルドとのヤンデレルートに突入してしまう。
このままヤンデレルートでの死亡エンドなんて絶対に嫌だ。なんとしても、ヤンデレルートを溺愛ルートへ移行させようと模索する。
悪役令嬢は誰なのか。私は本当は誰なのか。
ルドの溺愛が加速するごとに、彼の愛する人が本当は誰なのかと、だんだん苦しくなっていく――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 16:09:56
93417文字
会話率:45%
大好きで大好きだった旦那が、トラックに轢かれる事故で死んでしまう。
私は彼の死後、彼のスマホから大量のラノベと推しの画像を見つけた。大好きだった人の、隠し事。私は彼に隠し事なんて何一つしたことなかったのに。
そこで私は一つの結論に
たどり着く。彼は私から逃げたのだと。だから追いかけることにした。絶対に逃がしはしない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 16:39:27
2544文字
会話率:36%
伯爵令嬢のエリアーヌは婚約者のレオンと弟と幸せな幼少期を過ごすが、ある日両親を事故でなくしてしまう。その瞬間叔父に家を乗っ取られてしまい自身が売り出されそうになることを聞き弟と家を出る。平民になる決意をして婚約者のレオンとは決別する。しかし
5年後、人が寄りつかないという魔獣がでる森の村で薬屋をなりわいとして生きるエリアーヌのもとに弟がレオンを引き連れてきてーーーーーー?※処女作で駄文が続きます※設定もゆるいです※お手柔らかに見てください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-11 18:00:00
11412文字
会話率:47%
大好きだった、義理の姉になる予定だった悪役令嬢。
失って初めて気づいた初恋に囚われた少年の、甘やかな檻のお話。
最終更新:2023-05-10 23:30:59
3345文字
会話率:8%
私、ユリアナは初出勤初日。絶望していた。
何と上司たちは変装している第一王子、国王、王妃。
スキル《絶対鑑定レベルMax》を持っているユリアナはビクビクしながら自己紹介をした。
「初めまして。ユーリアと申します。」
そう。私も変装をして
いた。
変装で互いに騙し合いつつ、互いに惹かれ合って王子たちも彼女の正体に気が付きハッピーエンドを迎える話。
王道で、ご都合主義のお話。設定ゆるゆる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 21:00:00
16310文字
会話率:28%
\完結まで執筆済/ Rタグ等は保険です
ラヴェンディア、もうすぐ十八歳。
家族のもとから逃げ出し、森の妖精魔道士の屋敷で家政婦をして五年目になる。
ところがある日、雇い主であるエリアルに突然求婚されてーー。
彼女には、自分でさえ知らない
秘密があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 10:29:43
57615文字
会話率:24%
親の再婚により、一緒に暮らすこととなった容姿端麗・成績優秀な義理の兄"三枝湊”と、
美術部員で国語が得意な事以外至って普通な私”唯花”はお互いにあまり干渉せず一定心の距離を保ち生活していた。
どちらかが家を出ていくまで、ずっとこの
距離感は保たれるのだろう。
そう思っていたのに、スーパーに買い物に出掛けていた兄を傘を持って迎えに行ったあの日から、私たちの関係性は少しずつ変わっていく。
そんな二人の恋と友情の高校生活物語。
*モーニングスター大賞一次選考通過しました。
第5回ネット小説大賞の一次選考通過しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 14:08:32
231295文字
会話率:36%
アリスは森の王国エヴァーグリーン国のたった一人の王女様。王女は政略結婚をするものだけれど、彼女の夢は平民になること!前世の一般日本人のような自由気ままな暮しをするため大金持ちを目指します。
だけどそうそう上手くいくはずもなく、政略結婚の相手
の公爵令息サンディス様の溺愛を躱すのに七転八倒······
おまけに前世で、アリスを心中に巻き込んだ義弟カインが現れて大暴れ。激おこアリスはカインに冷たくしたら、カインは外国勢力と結びついてエヴァ・グリーン国を滅ぼそうとしてきて·······?
「このクソゲーを終わらせる!」
カインが言うにはここは前世のクソゲーと悪名高いゲームの中の世界!?おまけにアリスは悪役王女!?
ポジティブとネガティブが交差する、だけどハッピーエンドしか認めない★ちょっと不思議なストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 20:34:11
130717文字
会話率:31%
(助けて)
深い森の奥から聞こえた不思議な声に、森の小屋で暮らす女性、マナは、ひとり救援に向かう。たどり着いた先に倒れていたのは、美しい男だった。マナに助けられたその魔術師は、魔力を持たないマナに向かい、弟子になりたいと懇願する。
事情を抱
えた女性と魔術師の、恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 22:34:26
14570文字
会話率:40%
没落貴族の跡取りであるジェノは、国有数の貴族の令嬢とお見合いすることに。『完璧な家柄の美少女』がお相手でめっちゃウハウハーって、そんなわけあるか!僕は一応女の子なんだぞ!?なんで断らなかった親父!…なに?女の子だって忘れてた・・・?忘れるか
普通!?
なんとか見合いを断ったものの、「あいつを振るとは気に入った!」と今度は謎の美少年に無理やり友達認定されてしまった。いや、近い近い近い。もうちょっと離れろ、僕は友達と認めていない!気安く肩とか抱くな、勝手に僕を親友って言いふらすな―― え?お前、この国の王子様なの?
徐々に縮まる距離感に王子様へ友情以上の感情を抱き始めるジェノだったが、彼には男の子だと勘違いされていて・・・?
◆男装少女と完璧だけど面倒臭いストーカー王子様との純愛です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 01:00:00
567715文字
会話率:41%
魔王とその配下である魔物達に一方的に蹂躙され続けた人々が藁にもすがる思いで行ったのは、禁忌とされる『勇者召喚』だった。
無事勇者は召喚されたものの。
ーーこの勇者、ヤバくね? なお話。
最終更新:2023-04-23 12:51:25
3072文字
会話率:14%
魔王ヨルケス・ブーゲンビリアは絶賛片想い中だ。
相手の女性の名はユーナ・ステラレコード、神に選ばれし勇者である。
──二人の出会いは幼き頃に遡る。
魔族と人族の戦いの戦火の中で、ヨルケスとユーナは出会う。彼らは生き延びるために
、種族の違いを乗り越えて互いに手を取り合ったのだった。
父も母も、友人さえも失ったヨルケスにとって、ユーナは大事な存在になる。
そんな時二人の前に凶悪な魔王軍が現れ、人間であるユーナの命を容赦なく奪おうとする。しかし、すでにユーナに恋をしているヨルケスは彼女を守るため、魔族の子供ながら勇気を握りしめて一人、魔王軍に立ち向かう。
それをきっかけに二人の絆は分かたれてしまい──やがて月日は流れ、どういうわけかヨルケスは魔王として魔族の頂点に君臨する。そんな彼が再びユーナに再会すると、なんと彼女は神に選ばれし神託の勇者となっていた。
敵同士となる二人。だが、そんなことを全く気にしないヨルケスはブレることなく、ユーナへ愛の告白をする。そんな彼に対し、ユーナは「ヨルケスは魔王だから、ユーナは付き合わんよ?」と、バッサリと切り捨ててしまうのだった。
それでも魔王は挫けない。幾度恋破れても立ち上がり、ユーナへ愛の告白をしていく。そしてその溺愛ぶりは加速していき──ヨルケスが魔王軍へ下した命令は、魔王らしからぬものだった。
「勇者を攻撃したらおまいらぬっころす」
「伝説の剣? 勇者が抜きやすいように周りをほじくっとけ! さっさとやれ! 今すぐ!」
そんなヤンデレ系拗らせ魔王のまわりには、頭は少しおかしいけれど、どこか憎めない魔王軍四天王、勇者パーティーのBLショタ大魔法使い、お腐れ腐女子の大聖女など変態ばかり。
これは、どんなに片想いだとしても、めげずに唯一人をだけを愛し続ける魔王のほっこりとしてキュンとする、ハッピーエンドな物語。
☆★☆
ファンタジーであり、ほのぼのとしてコメディ強めの片想い系ラブストーリーです。
第一話にめちゃくちゃシリアスな部分がありますが、以降は基本、おバカな魔王たちのお話しになっていきます。時折、シリアス展開あります
魔族も人族も敵同士なのに、どこか仲良さそうだったりとツッコミどころはありますが、ゆるっとしてふわっとする本作品をどうぞほっこりしながら、のんびりと読んでください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 17:12:11
143294文字
会話率:29%
王立貴族学園卒業パーティの最中。王国唯一の王子であるユーリウスが婚約破棄を宣言する。
その宣言を受け、ヒルデガルト公爵令嬢は嫣然と微笑んだ。
「ええ、わたくしは婚約破棄を受け入れるわ」
――だって、すべては彼女の掌の上。
※
ざまあ亜種、もしくは変則的ざまぁ。ざまぁタグをつけるのはためらいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 06:15:24
6666文字
会話率:28%