少女は山に捨てられた。
齢三つの時に、人の手によって。
自分たちを災害から守るための、人身御供として。
捨てられた少女は、真っ白な大蛇に育てられた。
櫻という、名前をもらって。
数年後の春の日。
山に迷い込んだ青年は、大蛇と少女に出会う
。
真っ白な大蛇と、大蛇を「おじいちゃん」と呼び慕う、死に装束を身に纏ったやせぎすの少女。
春の雨に導かれ出会った二人は、【親子】に、【兄妹】に、【生きる理由】に、かけがえのない【大切な存在】になった。
やさしくて、やわらかくて、少し切ないけれど、あたたかな二人の恋物語。
・・・・・・
テーマは【桜】。
本人たちに自覚はありませんが、周囲からすれば恵まれない環境で育った二人が、お互いを知り、想い、恋を知って、幸せになるまでを綴ったハッピーエンドのお話です。
【誰よりも幸せになる】お話ではなく、【人並みに幸せになる】お話になるように心がけています。
アルファポリス様でも同時公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 12:00:00
72781文字
会話率:60%
ある日を境に世界中にダンジョンが現れ、ダンジョン攻略者が広く募集されるようになった現代——。
向いていると思ってスマホで募集に応募した少年、白良彗星は攻略者を集めるための特典システムによって、『恋愛対象になる全ての女子が、自分にデレデレにな
る』能力を得る。はい勝ち——もう勝ち、最初から最強、かわいい子にしか効かないように予め予防線を張った能力——別にダンジョンとか攻略しないでいいや、と思ったのも束の間。
とある事情により、絶対に他の誰よりも早くダンジョンの最終層を攻略しなければいけなくなった彼は、色々と問題のある仲間たち(※全員がデレデレ、好感度MAX。故に……)と共にダンジョンの攻略を目指す!
※現代ダンジョンものですがシリアスな話ではないです。
※なろうとカクヨムで同時に連載しています。毎日更新!
※作者はとても初心者です(これが二作目です……)。評価、感想などいただけるとうれしいのでよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 23:01:58
116780文字
会話率:48%
私はある日前世の記憶を思い出した。
朧げにありつつある前世の記憶を抱えながらも、このセックステットでそれなりに生きてきた。
リオン・マグダリセ、それが今の私。
前世の私とも神子様と出会う前の私とも違う。
今の私に作り変えて私を生かしてくれ
た方は、ラクナリューディ国の神子様だ。
だから私は許されない事を分かっていても、貴方を神子を誘拐する。
テオドラン・フォン・オルトロス様、世界を敵に回してでも私は私の為に貴方を。
貴方が望まない事でも、貴方に恨まれたとしても。
そうして私はこの世で最も尊い神の一族であり、神子である人を連れ去った誘拐犯になった。
誘拐犯である私と被害者である神子様と、あり得てはならない二人旅が始まる。
様々な出会い、様々な別れ、様々な体験、様々な事を知っていく。
そうして、知らされる筈のなかった事。
神子様に課せられる様々な選択。
選ぶ事の許されない事を私は選ぶ。それを知っている神子様は何を思い、何を選ぶのか。
ーー君は何処にだって行けるし何にだってなれるーー
それが私に与えられた神子様からの予言。
ならば私は貴方を生かすその為に、全ての敵にも全ての味方にもなって見せよう。
その先でただ貴方が幸せになってくれるのが、私への報酬なのだから。
さあ、この世で最も罪深き者へと至ろう。
誰よりも偉大な犯罪者と呼ばれた女の話。
そして何よりも神子様に信頼された、神子様の誘拐犯の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 21:00:00
8688文字
会話率:13%
魔王討伐に成功した勇者一行の1人である魔法使いのイツキは祝杯のパーティーに参加していた。
そこで戦士ユウマと白魔道士のハナというカップルが誕生した。
そんな影で1人涙するのはこの会場で誰よりも祝福を受けなければいけない女勇者ヒヨリだった
。
世話焼き年上魔法使い✖︎強気失恋女勇者
※R15は念のため
※レズ要素が少し入ります
失恋した女勇者は年上魔法使いの溺愛に気がつかない』のイツキ視点です。
こちらからでも内容わかるようにはなってます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 06:27:40
18070文字
会話率:45%
聖女の代理人候補として名が上がるほど、人々に愛されたマーガレット。
だが、気づけば悪女達の手によって国一番、いや大陸一の悪女として忌み嫌われ処刑されてしまう。
処刑された瞬間…何故か十八歳の頃の自分に戻った。
第二の人生はこんなことになら
ないよう、自分を両親を守ろうと手を尽くしたが、今度は更に酷い事態になった。
最初の人生ではマーガレットと両親だけしか処刑されなかったが、今回は公爵家の領土に住む民と使用人、騎士達まで虐殺され屋敷に火を放たれる。
マーガレットは死ぬ間際もう一度やり直したいと強く願った。
自分達を嵌めた者達、殺した者、裏切った者、全てに復讐することを誓った。
二度殺されたことにより誰よりも人に優しく愛された少女は消えた。
第二の人生を終え第三の人生を迎えたマーガレットは四大悪女として嫌われる悪女達を超える悪女になり復讐を誓った。
全て奪い、受けた屈辱の百倍の屈辱を与えることを決意した。
生き残るには悪女達を倒すしかない!!
悪女vs悪女の復讐ファンタジー物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 18:59:25
216125文字
会話率:34%
アリア・リィルを一言で言うならば浮浪者もどきだ。
藁のような髪、ボサボサの頭、垢とフケの混ざった体。共に働くには嫌悪する存在。
しかし、誰よりも働き者のため周囲も嫌厭しつつ受容していた。
だが。
「アリア・リィルはいるか」
あ
る日、アリアを探し出した公爵当主代理シルヴィオ・イースノイシュによりアリアの日常は一変する。
「アリア。君には、殿下の側近兼護衛として王立学園に入学してもらう」
美しすぎる顔面を持つため、身なりを汚して生きてきたマイペースな人間が、貴族の我儘に翻弄されたり、類稀な記憶力と観察力で周囲を圧倒したりしながら、第二王子と貴族の集まる学園で色々励む。
「おま、え?! お、女?!?!」
「はい。あれ? 言っていませんでしたか? こりゃ失敬」
*無自覚チート主人公です
*本人に男装している意思はなく、第三者が勝手に性別を勘違いしています(初期)
*恋愛要素は薄いです(初期)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 07:00:00
153158文字
会話率:22%
謎の現象をきっかけに、世界は崩壊した。誰もが「理想の力」を手に入れ、誰よりも信じ、所属してきたものが最強の武器となった。しかし、力は様々であり、それを行使する人間もまた様々であった。全員が祝福されているわけではなく、ほとんどが犠牲者である。
中には神通力を与えられて神のような存在になった人もいて、純粋な人ばかりではありませんでした。しかし、この世界で、この人生で、さとりは変わらず感じていることがある。その信念とは?物質の自然な動き。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 06:48:45
86479文字
会話率:0%
醜姫と呼ばれたとある大貴族の令嬢がいた。
その名はアナスフィア・ノエル・ウィンター・デグロム。
背が高く均整の取れた身体、金色の髪と蒼と翡翠の目を持ち、涙ぼくろがあり、裁縫よりも剣術を好む、そんな令嬢だった。
醜女と呼ばれる令嬢でも恋
の一つもするだろう。
しかしそれが婚約者となれば人生の一つの希望にもなる。
しかしその希望は、十四歳の婚約お披露目パーティーにて砕かれた。
醜いという理由で実の父と婚約者本人から婚約破棄を言い渡され、婚約者は自分の妹へと移る。
そしてそれを誰もが祝福したように手を叩く。
そんな光景を目の当たりにして、絶望したアナスフィアは名も地位も捨て家を出た。
愛用のレイピアと相棒の風妖精ポックルと共に。
そして彼女は冒険者となり、旅に出る。
時に世直し、時に人助け、しかしてその本当の目的は美しくなること。
別に自分を蔑んだ相手を見返してやりたいわけじゃない。
もはや彼女にはそんなことどうでも良かった。
だがしかしアナスフィアはまだ知らない。
自分の容姿が本当は誰よりも美しいことを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 00:45:06
18511文字
会話率:46%
うさぎのぬいぐるみは少女紗来に大して大事にされない中で訪れた一度きりのチャンスを失い命を落としてしまう。うさぎのぬいぐるみは来世は紗来に誰よりも愛されたいと願ったが、うさぎのぬいぐるみが転生すると人間になっていて___!?
最終更新:2023-12-15 12:06:00
2811文字
会話率:42%
世界初のVRMMORPG『ライジング•ユートピア』からログアウトボタンが消えたのは、もう100年も前のことだ。なぜか寿命は訪れず、未だにゲームはクリアされず、この世界から消えるにはHPをゼロにするしかない。
そんな世界で人々は、2つの勢
力に分かれて相争った。たとえ他のプレイヤーを殺してでもレベルを上げてゲーム攻略を目指す『脱出派』この世界を第ニの故郷として住み着こうとする『秩序派』
2つの勢力が紡ぐ戦場に、1人の少女が舞い降りる。彼女の名はハート。誰よりもこのゲームを愛し、危険な未探索エリアを笑顔で踏破し、それゆえに多くのプレイヤーの希望の光となった少女。そして、既に死んだはずのプレイヤーだった。
彼女の願いはただ一つ。「このゲームをぶっ壊す」こと。狂気に染まった彼女の願いは、やがて2つの勢力を巻き込み、このゲームの根幹を覆していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 00:05:09
170769文字
会話率:32%
繁華街の酒場「ジャック・ポット」の用心棒(バウンサー)クラウディオ。
誰より強く、荒くれ者も容易く制圧する彼だったがある夜巨大な怪物の襲来で命を危うくする。
「司書」を名乗る不思議な女性・月乃により「魔道書」の力を貸し与えられ危機を脱した。
だがその際に破壊した酒場の修理費の借金を背負う羽目になってしまう。
月乃は借金を肩代わりする代わりに自分の助手になれとクラウディオに迫った。
「わたくしに買われません? あなたのようにお強い方、大歓迎ですの」
「……お前は何を言っているんだ」
クラウディオは月乃の助手となり、「魔道書」をめぐる事件を共に解決してゆく。
執念、妄執、欲望の具現「魔道書」をめぐる、タフな巨漢と変人女の凸凹バディのダークファンタジー。
あとごはん。
※メインではありませんが同性愛表現もあります。
※男が剥かれがちです。
キャラクター原案・協力 たろいも様【@2_jaga】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 20:00:00
204486文字
会話率:36%
黒髪を後ろで纏め、涼やかな視線を送る美しい少女の名は渚。渚は彼方に見える女性を守護する為に其処に居る。その女性の姉に誓ったのだ。全てを捧げ、全てを捨てても守ると。渚は誰よりもその人を愛していたが、もう寄り添い抱き締めて貰う事は出来ない。だか
ら、貴女の大切な妹だけは守る。それがせめてもの……此れは、美しい少女と姉妹が紡ぐ哀しき愛と優しい絆の物語。*TS.性転換要素あり/ハーメルン/ノベルアップにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 08:49:11
264318文字
会話率:54%
誰よりも愛してる。そして、誰よりも憎んでる—————
これは、高校生の女の子、奈央と、母と妹の愛の話。
最終更新:2023-12-09 10:14:54
5003文字
会話率:27%
現実とはちょっとだけ違う歴史を辿った世界。誰よりも速く、空を飛びたい魔法使いの女の子の話。
最終更新:2023-12-08 22:10:52
24078文字
会話率:59%
西暦2122年。地球は星外戦争を乗り越え、文明は飛躍的な進歩を遂げていた。誰もが輝かしい未来を夢見る中、カケルも来年には晴れて社会人となる。カケルは残りの大学生活を、幼馴染や友人たちと満喫していた。一見、気さくな青年であるカケル。しかし、
彼はあるトラウマを抱えていた。過去に辛い経験をしたカケルは、心では常に平穏を望んでいる。崩れるのは一瞬――そのことを誰よりも知っているからだ。しかし、不運にも、カケルは再び大きな選択を求められることになる。それが未来、そして、多くの運命を左右することになるとは、彼はまだ知らなかった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 18:43:54
202765文字
会話率:40%
誰よりも愛しているとあなたに伝えたい。
遂にアンタレスを巻き込んで動き出した新都市構築。それと共に過去と今が交錯し、未来が動き出していく。
※この物語は
『ZEROミッシングリンクⅥ』の続きになり、Ⅶに続きます。
小説の流れはⅠ、Ⅱ、Ⅲ
、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ、Ⅶの順です。作者ページからお入りください。
※この物語は第三者視点に加え、その時の場面ごとのメインキャラで視点が変わることがあります。
※複数主人公の、群像劇です。
※ストーリーの大半は人間関係です。バトルなどではありません。
※聖書や聖書物語を読んでいると、より分かりやすいお話となります。でも雑教気味です。なんちゃってです。
説明くさいところも多いのです。辛い方は端折ってお読みください(..)
世界観は疑似近未来の地球と似た星です。実際の世界やその動向とは全く関係がありません。完全なフィクションです。「カクヨム」にも短縮版掲載予定です。
※誤字脱字が非常に多いです。数日にかけて修正します(すみません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 08:52:33
360117文字
会話率:43%
誰よりも愛しているとあなたに伝えたい。
遂にベガス解禁となったシリウス。シリウスの中で相反する存在の目的はベガスを、アンタレスを変えていく。
※この物語は
『ZEROミッシングリンクⅤ』の続きになり、Ⅳに続きます。
小説の流れはⅠ、Ⅱ、
Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵの順です。作者ページからお入りください。
※この物語は第三者視点に加え、その時の場面ごとのメインキャラで視点が変わることがあります。
※主人公たち以外の描写が多い、群像劇です。
※ストーリーの大半は人間関係です。バトルなどではありません。
※聖書や聖書物語を読んでいると、より分かりやすいお話となります。でも雑教気味です。なんちゃってです。
説明くさいところも多いのです。辛い方は端折ってお読みください(..)
世界観は疑似近未来の地球と似た星です。実際の世界やその動向とは全く関係がありません。完全なフィクションです。「カクヨム」にも掲載予定です。
※誤字脱字が非常に多いです。申し訳ないです…。数日にかけて修正します(すみません)
ゆったり気長に更新していきます。緩い設定もありますが、そこも温かい目(&生温かい目)で見守っていただけたらと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 15:27:56
439540文字
会話率:47%
誰よりも愛しているとあなたに伝えたい。
遂にベガスに、そして東アジアに一つの礎石を立てたベガスアーツ。そしてスラム河漢も本格的に動き出す。その中でも自由人ファクト。ファクトの手土産は過去と未来を繋いでいく。
アンドロイドに人類と同等の人権
はあるのか。人間はどこに向かうのか。その答えを私たちは得ることができるのか。
※この物語は
『ZEROミッシングリンクⅣ』の続きになり、Ⅴに続きます。
小説の流れはⅠⅡⅢⅣⅤの順です。作者ページからお入りください。
『ZEROミッシングリンクⅠ 始まりの音』が、最初の章です。小説を分けていますが、全部同じ話です。
※この物語は第三者視点に加え、その時の場面ごとのメインキャラで視点が変わることがあります。
※主人公たち以外の描写が多い、半群像劇です。
※ストーリーの大半は人間関係です。バトルなどではありません。
※聖書や聖書物語を読んでいると、より分かりやすいお話となります。でも雑教気味です。なんちゃってです。
説明くさいところも多いのです。辛い方は端折ってお読みください(..)
世界観は疑似近未来の地球と似た星です。実際の世界やその動向とは全く関係がありません。完全なフィクションです。「カクヨム」「ノベルアップ+」にも掲載予定です。
※誤字脱字が非常に多いです。申し訳ないです…。数日にかけて修正します(すみません)
ゆったり気長に更新していきます。緩い設定もありますが、そこも温かい目(&生温かい目)で見守っていただけたらと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 21:20:57
422592文字
会話率:48%
あの日、惨めに死に行く私を拾ってくれたのは、
架空上の生物だと思っていた【魔王】でした。
〜〜〜
『あなたを産んだ日のことは忘れもしない。
かわいいかわいい、私の子。
誰よりも強くて、賢くて、美しい。
孤高で最強の魔王。愛しい我が
子。
でも、魔王だからこそ。
あなたはきっと、いつか勇者に倒されてしまうのでしょう。
それでも私はこの城であなたを待っています。』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 00:51:47
7696文字
会話率:37%
その人をひと目見たとたんにわかった。彼こそが私の運命だと。
けれど、彼には他に好きな人がいた――。
連載漫画『銀王子の最愛』の世界に転生した「私」は、主人公の王子に執着し、ありとあらゆる手段を使ってヒロインとの仲を最後まで邪魔するストーカ
ーキャラ。しかも、作中もっとも勇敢で善良、誰よりも高潔なある人物を不幸のどん底に叩き込み、最終的には彼に殺される運命だ。
だけど、今ならまだ間に合う。
今なら、あの人に別の未来をあげられる。
「私」は前世で読んだ原作を元に、ありとあらゆる災厄から彼を救い出そうとするのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 14:03:40
14859文字
会話率:31%
誰よりも頭がよく、なんでもできる天才カルステン。
15歳の成人の日、ようやく大人としてその知識、才能を社会に生かせると希望を抱きつつ、成人の儀へ行く途中で事故にあい、馬車ごと海へ投げ出されてしまう。
気が付いたカルステンが流れ着いたの異世界
は、元の世界にはなかった魔法で社会が成り立つ世界だった。
カルステン同様異世界から来た人も、幼子も誰でも簡単に魔法が使える中、カルステンだけは魔法が使えない。
カルステンは、どうにか魔法が使えるようになりたいと魔法を使うメカニズムを解明しようとするが……。
※災害表現があります。苦手な方はお気を付けください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 07:42:48
13078文字
会話率:17%
ドラゴンの接近―ー絶望の知らせに、騎士ガイエルは片道切符を手に立ち向かうことを決断した。なぜなら、同胞にして戦友のフリードリチェが、ただ一人、誰よりも早く覚悟をもって、ドラゴンに立ち向かうことを宣言したから。
そうして、フリードリチェと
ガイエルは、強敵へと立ち向かう。その先に、希望はないとわかっていても。
二人に待ち受けるのは、ただの破滅か、あるいは――
「あぁ、柔らかい手だ」
絶望的状況の中、どうしようもなく遅く、フリードリチェは自覚する。
己の、想いに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 18:19:14
12900文字
会話率:19%