ユカリは素敵な恋愛に憧れる12歳の少女。
「運命の赤い糸」と「恋愛成就の女神」伝説にあやかるため、永森神社へお祈りに行く。
そこで赤い糸がついた風船が縁となり、3歳上のヒロトと出会う。
2年後二人は再会し、一緒に風景画を描く。
二人は会う
度に喧嘩ばかりだが、互いに恋していた。
しかしヒロトは永森村と決別し、村への思いの相違から大喧嘩となって別れてしまう。
東京に出たヒロトは脱サラし、23歳で成功者の街、白金に住み、
社長令嬢、2歳上の明日香と出会い、交際する。
ある日ヒロトは美術館で、以前に二人で描いたユカリの絵を見つけ、
迷いが生じるものの明日香のために生きようとする。
しかしヒロトにトラブルが続き無職状態となり、明日香との連絡も自ら途絶えた。
絶望の中、ヒロトは永森神社で7年ぶりにユカリと会うも二人は正反対の道を歩む。
その直後、12歳の頃のユカリにそっくりな謎の巫女がヒロトの前に現れ、
ユカリが今もヒロトの幸せを祈っていることを知らされる。
ユカリは赤い風船を持って、ヒロトと初めて出会った場所で待っていた。
二人はその場で抱き合い、お互いの本心を知る。
ユカリの目には、二人の小指に赤い糸が繋がっているのが見えた。
後日ヒロトは神主より、神社に巫女は在籍してなく、
恋愛成就の伝説に登場する女神にそっくりであることを知らされる。
一方、明日香のサポートで、ヒロトは仕事に復帰できたが、
ヒロトの心に明日香はなく、明日香は涙する。
やがて明日香は青年実業家と出会い、結婚する。
明日香とヒロトは互いの幸せを願い、最後の別れを告げる。
その後、ヒロトはユカリとの出会いを本にし、ベストセラーとなる。
ユカリの新作の絵は大人気となり、美術館と神社は恋愛に憧れる人々の聖地になる。
そしてヒロトとユカリは結ばれる。
最後に見た夢。ユカリは夢の中で12歳の巫女の姿となり、
神社に飾ってあるユカリの絵の中に吸い込まれるように消えていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-19 16:35:18
104135文字
会話率:37%
(最近霊感が増してきていた。原因に心当たりがないが、二度見をすると霊は姿を消してしまう。幻覚かもしれない。それでも、時々僕の視界に霊の姿が映るようになったのは確かだ。)
そんな状況を告げることができないまま、僕は大学の友人が企画した夏合宿で
の肝試しの誘いを許諾してしまった。
物語は宿から廃美術館に向かう途中の会話から始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-05 22:52:18
3885文字
会話率:52%
石像を美術館に届けるよう依頼されたルバンガ団。
だが、途中で怪しすぎるおばあさん(?)と一緒に行くことに。
化粧が落ち、青髭が見えてもなお、彼女を信じるべきなのか――?
最終更新:2019-02-20 00:00:00
22515文字
会話率:48%
私はガラスの彫刻を展示する美術館に立ち寄り、展示されていた作品に見ほれる。そのとき、美術館のスタッフがやってきてこう言った。
「このような作品を作り上げるために身をささげたいとは思えませんか?」
最終更新:2019-02-11 22:00:00
1668文字
会話率:58%
美術館に『飛行機雲の絵』を見に行った「私」。
三枚一つの連作であるその絵を見て、感じたこととは?
シニフィアンとシニフィエ。
表現と意味についての哲学的なお話です。
最終更新:2019-02-08 01:29:17
1358文字
会話率:0%
町外れの美術館。
そこに置かれた、世界一美しい展示物。その真相とは───。
最終更新:2019-01-27 06:00:00
862文字
会話率:24%
とある美術館に予告状が届いた。
差出人の名前は”怪盗アミュール”。
予告状には、「今宵、21時頃『神々の宝玉』を頂きに参上いたします」と書かれていた。
美術館管理人は警察機関の怪盗対策本部に助けを求めた――。
最終更新:2019-01-20 22:52:15
9843文字
会話率:53%
空、それは何処までも続く。広く優しい空。
美術館で俺は美しくも儚げな女性・一木 未菜《ひとつき みな》に出会う。
最終更新:2018-12-18 22:20:35
1346文字
会話率:32%
なんだか無性に腹が立ち、少女はふらりと家を出た。街は浮足だってて落ち着かなくて、人がいなさそうだからと美術館に入った。
つまらない風景画を熱心に見つめる、老人がいた。
まるで路頭に迷ったサンタクロースみたいな老人だ。
少女はからかうつもりで
横に立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-15 02:16:51
2959文字
会話率:44%
かつて、私は月に恋をした。
けれども、今は空に私がかつて恋をした月の姿はもうない。
だから、今日も私は誰もいない美術館へと向かう。
【時空モノガタリ投稿作品】に加筆修正を加えた作品です。
最終更新:2018-12-05 01:09:47
1803文字
会話率:11%
つまんない……が口癖になっていた14歳の少女、森本灯(もりもとあかり)。
旅行先のメトロポリタン美術館で不思議なネズミを見つけ追いかけると、キラキラした見たこともない世界へワープさせられてしまい……。
まず出会ったのは、ちょっとへんな赤頭巾
ちゃんと、憎たらしい喋るネズミ。
メトロポリタンメロウシティ(美しき大都市)では大変な事件が起きていた。
絵画に閉じ込められた王子様と、同時に盗まれた三つの財宝。
それを取り戻すべく、少女は不思議な仲間たちと不思議な冒険をするのであった。
一日一話更新中!(時々休む可能性あります)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-02 13:01:36
13361文字
会話率:40%
愛は人を愚かにする。
良ければ感想ください((
最終更新:2018-11-19 18:14:04
4273文字
会話率:28%
2018年10月27日~2019年1月20日まで、東京都上野の東京都美術館で開催している『ムンク展―共鳴する魂の叫び』を、つい先日鑑賞してきました。
あの《叫び》で日本でも特に知名度の高い『世紀末芸術』の画家、エドヴァルド・ムンクの素晴ら
しさをみなさんに知っていただきたく、衝動的にこんなエッセイを書いちゃった。
ちゅーかホント想像していた以上に素晴らしい大回顧展だったので、もうこれはみんなに見て欲しい!見なきゃ損!見なきゃ死!それぐらい、とてつもない衝撃を受けること間違いなしな展覧会です。
ちなみに当方、ただの一端の絵画好きという身分なわけで、絵画の技法とかは全く分かりません。なんで技術的な面は何一つ語れませんが、それでもムンクは素晴らしいのだという思いが、どうか、どうか伝われば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-06 01:02:26
8852文字
会話率:3%
美術館で目にしたものは
最終更新:2018-10-30 02:20:41
1821文字
会話率:0%
頂いたイラストをここで載せさせて頂いています。
素敵な絵を描いてくださった皆様、本当にありがとうございました!
最終更新:2018-09-03 20:02:11
299文字
会話率:24%
五月。とある火曜日のことである。僕は京都の大学に通う大学生だ。京都に住むのは小さい頃からのあこがれで、なんだか少し楽しみでもあった。
だけれども、現実は残酷で、太陽が燦々と照りつける日は尋常じゃないくらい熱く。冬の夜は本当に凍ってしまうの
ではないかと思うくらいの肌をさす寒さで住むには中々厳しい環境であった。それでも、寺社仏閣や美術館など観光する場所は多く退屈はしなかった。
そして今、僕はある柳並木の小さな河川敷でスミノフを片手に物思いに耽っている。
火曜日と言うのは僕にとっては月曜日よりも最悪な響きであって、さらに今日は五月なのに日中の気温は二〇度後半を記録する予報で、太陽は理不尽に照りつけてくる。そんな晴れた日の火曜はいつも朝遅く起き、昼になるとこの場所に向かい酒を飲み、この辺りをぶらついてバイトへ向かう。そんな日を送っていた。本当はこんなことしている場合じゃないのに…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-29 20:00:00
18093文字
会話率:63%
自分が描きたいものが見つからない美大生の青年、小さな美術館に就職した学芸員の女性、歌手を夢見て路上で歌う少女、それぞれの想いが海の見える街で交差する。
その三人を結びつけるのは1枚の絵画『リリスの涙』と意識に語りかけるようなローレライの歌
声、その二つが重なり合うとき奇跡が訪れる。
幾星霜の時を経てその想いが彼女の願いを届けていく。それぞれの想い、それは遙か昔…ローレライが恋い焦がれた一人の青年に思いを寄せた物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-30 07:44:21
80343文字
会話率:24%
テクテクテク、テクテクテク・・・。どこまで歩いたろう、いつから歩いているだろう。
やばい、そろそろ眠気が。どうする、寝るか?いやだめだ、もっと歩かなきゃ、走ったら疲れるけど、
歩くならきっとまだ体力がもつはずだ。
早く手がかりを集めて、
真相を暴かなきゃ、命が危ない。あいつを助けるために、俺はあそこを目指してるんだ。しかし、もう3年か。この3年、俺はいろんな場所に向かった、最初はただ楽しかった。だってこんな超常体験できるなんて思わないもの、奴らが現れるまでは・・・。
奴らの組織が狙っている、「幻の絵の具箱」を見つけて隠さなきゃ。元の世界に戻ってからぶっ壊すなり、燃やすのもありかな。そうすれば冒険も終わり、組織との因縁もきっと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-22 10:52:19
193文字
会話率:0%
絶対に実ってはならない恋がある。
心の片隅には、海を越えて、時を超えてやってきた初恋のあの人がいる。
その恋が叶わぬ恋なのであれば、出会わなければよかった。
知らなければ……苦しまずに済んだのに。
時の流れは残酷だ。
ここに一枚の絵画がある
。
その絵画に描かれた可憐な少女は、その時何を思っていたのだろう。
たった一日で恋に落ちた……時を超えてやってきた少年のことを考えていたのだろうか。
少女の名は、
『サラ・アイドレア・ムショワール』
世界中の人々を虜にする
『ラブレターを書く少女』
に描かれている、世界で最も美しい少女である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-14 18:03:16
14888文字
会話率:38%
真っ白なキャンバスが飾られた美術館で、少年は鈴を鳴らして歩くネコと長い白髪の女性に出会う。
女性は少年に探し物をしてほしいとお願いした。
少年は美しい女性のために探し始めるが、その探し物がなんなのか分からないまま、歩き回る。
探し物
を見つけたとき、少年はある人物に出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-07 08:13:11
4435文字
会話率:43%