平凡な学生、蓬田恭介《よもぎだきょうすけ》。
彼は、美少女にして隣人の鈴代《すずしろ》なずなが放った呪術を受けて、のっぺらぼうになってしまう。
罪悪感を覚えたなずなは、美術の才能を生かし恭介の顔にイケメンペイントを施す。
恭介
の顔を戻すために、がんばる二人に多くの困難がふりかかる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 23:20:05
13686文字
会話率:41%
自分を出さずあくまでも人気者で良い子ちゃんを演じ続ける主人公は過去の海外居住でいじめにあったことがきっかけで、自分曰く「偽善者」として生活していた。
高校では幼馴染の「求(キュウ)」と再会し彼もまた人気者であり、クラスメイトだけでなく接
するヒト皆に優しい「究極完全体」であった。そんな彼に対して、主人公は自分がトレチェリー(不実)であることに多少なりとも劣等感や罪悪感を感じることになる。
そんな主人公の性格を察知するクラスメイトの「六花(むつか)」が主人公にとって自分を出せる「初めて」のヒトになる。そんな彼女には常人には計り知れないある能力を持っていた。
その能力が原因でクラスメイトから避けられてしまう六花。その子を「大切な仲間」として助けるためにエイトは偽りの恋人としてその子と付き合うことに!
また、親友かつ恋焦がれる「奈々」、高校生活の大きな分岐点に関わる「伊織」、運命のヒトである「スカーレット」によって、主人公は物事に対する考え方が変化していくことになる。
元々備わった才能と様々な経験・恋愛を経て最終的に主人公が単に友達が多くて彼女もいるといった「客観的リア充」から心が満たされている・ありのままの自分でいられる「主観的リア充」に昇華していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 17:00:00
264486文字
会話率:52%
天木 健《あまぎ たける》は大学三年生の夏、田舎の実家へ帰省していた。
今年も、去年も、そのまた前年も。まるで義務のように、使命感と罪悪感が混ざり合った感情を携えて。
ホームシックや親孝行ではない。地元に取り残された────あの夏に取
り残された君へ、毎年顔を見せに帰るのだ。
三日ほどの帰省で終わるだろう。
そんな風に思いながら、健は帰省中の過ごし方を計画していた。
────“あれ”を見つけるまでは。
夏×青春×ミステリーの異彩なストーリーが幕を開ける───────
*第16回書き出し祭りにて参加させていただいた作品の連載となっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-08 18:42:44
3915文字
会話率:30%
将棋ソフト『棋脳』開発者の森松は山越永世名人との対戦を前に、勝利予測値70%超えを達成した。ところがプロジェクト責任者の立花部長は90%を超えるようにしろ、と言う。
『棋脳』は販売用ではなくプロとの対戦用で、対戦棋士の棋譜を対戦前に研究
し、盤面の類似性を独自の計算方法で評価して対戦相手が選ぶ手を予測することで強くなっていくソフトだった。対戦まで三日。スーパーコンピュータにとっては十分な時間だが、データとなる永世名人の棋譜が足りない。森松は違法な自動ハッキング機能を『棋脳』に組み込み、名人が所属する研究会や名人自身のパソコンから棋譜を集めることを可能にする。
夜動き続ける『棋脳』は、盤外戦により勝利予測値を上げる検討の過程で、今回の対戦における不戦勝ルールをみつける。一方が開始時間に対戦が開始できる状態になかった場合、他方の勝利とする、というルールは、『棋脳』がマシントラブル等で動かなかった場合を想定したものだったが、永世名人にも適用されるものだった。
病気やけが、交通手段のみだれや本人のうっかり遅刻などを検討していくうち、人間は死ねば100%対戦できなくなることから、それもひとつの手だと『棋脳』は認識する。
盤上での勝利予測値が70%そこそこ以上にならないなかで、駒を動かす特注アームを遠隔操作する機能とハッキングの機能の組み合わせで、放火殺人をシミュレートした『棋脳』は、消防から入手した数々の火事現場の図面と永世名人宅の周囲の地図の類似点から、92%の確率で殺人が成功し不戦勝を得ると評価する。そこには罪悪感や善悪の区別はおろか、微塵の意識もなく決められたステップに従った単なる計算結果しかなかった。
翌朝、予測値92%の手を発見しているのを見た森松は、内容を確認せずに、これ以上の検討をやめて、その手で対戦実施しろという命令を入力する。
そして、弱いAIは勝手に犯罪を実行する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 00:02:22
18587文字
会話率:28%
遊佑の黒歴史が3つ。
最終更新:2022-09-28 20:54:50
2156文字
会話率:25%
負けること、それは次への一歩。
生きているならの話し。
勝つこと、切ない罪悪感。
それにはわけがある。
なぜなら終わらないことは素敵だから。
勝てない?
挑まなければないよ。
最終更新:2022-09-26 22:53:16
412文字
会話率:0%
世界は突如現れた謎の高知能生命体、亜人の脅威にさらされていた。
亜人に抵抗し、国家の存続を守るために組織された連合軍、亜人抵抗軍に属する少年フィムは
過酷な軍隊生活の中で、人に限りなく似た存在である亜人を殺すことにだんだんと罪悪感を覚えなく
なっていく。そして自分は何のために生きているのか、何のために亜人を殺すのか、その理由すら忘れてしまっていた。そんなある日、亜人が自分達の国のある東大陸に侵攻しているとの情報が入って…?これは殺すことに躊躇いを無くしてしまったた少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 14:47:51
23943文字
会話率:52%
夏の日。
青山凪月(あおやまなつき)は好みドストライクの美少女・篠崎聖良(しのざきせいら)をナンパした。
経過は良好。楽しくお茶して、街を回って、いい雰囲気だ。
これなら人生初の彼女が出来る日も近いかも!?
しかし、
「は?
おまえ、あの聖良……なのか?」
「はい、そうですよ。気がつきませんでしたか?」
ウソだろ……?
俺はかつて告白をフッてやってから疎遠になっていた幼馴染をナンパし、あろうことか恋してしまったらしい。
「昔はあんなにすげなくフッた癖に……もしかして、好きになっちゃいましたか? 私のこと」
「告白しちゃってもいいんですよ? まぁ、どんな返事が貰えるかは分かりませんが。くすくす」
最悪の再会。
握られたのは惚れた弱み。
昔、彼女に酷いことを言った。罪悪感。
まもなく俺の高校に転校してきた聖良は、なぜか俺に絡み続け、時にえっちに迫っては告白を求めてくる。
聖良は一体何を考えているんだ!?
俺はただ、夏休みを一緒に過ごす彼女が欲しかっただけなのに。
これは過去の因縁から始まっていた、復讐と一途な初恋の青春ラブコメディ。
俺たちが、本当のラブコメを始めるために————。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-15 19:07:17
104571文字
会話率:41%
夜になると氷が口から零れ落ちるようになった。その症状には心当たりがある。恋焦がれて娶った姫、彼女が俺に、呪毒を盛ったのに違いない。呪毒の薬は、俺を想って流れた涙。――呪毒を盛るほど嫌っている夫のために、彼女が涙を流すはずがない。彼女以外の女
の涙なら、俺には不要だ。
俺が苦しんで、彼女が癒やされるなら、夜毎苦しむくらいはどうってことはない。罪悪感など抱かなくて済むように、俺は彼女を冷たく扱い続けた。
だがある夜、苦しむ俺の部屋を彼女が不意に訪れて――。
*
診断メーカー「不思議なやまい」の診断結果と喜楽直人さんからいただいたRヒントから短編を書いてみました。いつもと雰囲気が違うかも……。
診断結果:
「あの人も罹っていた、夜になると氷が口から零れ落ちる不思議なやまいに罹りました。原因を探さずとも、きっと気づいているのでしょう。あなたのために流された涙を舐めれば、完治するかもしれません。あの人は、泣いてくれるでしょうか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 21:00:00
6004文字
会話率:6%
牛丼を食べてる男と、労働と罪悪感に喰われている男
最終更新:2022-09-14 11:22:48
985文字
会話率:4%
彼を見るたび思い出す
己の胸の奥の罪
最終更新:2022-08-22 17:00:00
268文字
会話率:0%
高校2年生の少女は、学校に行かなくなった。
1年生の頃に経験した不快なことを何もかも、もう1度繰り返さなければいけないことが嫌だったのだ。
そして、欠席するうちに募る罪悪感を、自分のための勉強という形で相殺しようとするのだが——
最終更新:2022-08-22 16:24:17
2218文字
会話率:0%
魔王を倒し、人間が陸海空の全てを支配した世界。
魔物たちは奴隷として捕らえられ、壊れるまでまるで物のように扱われた。
「魔王を倒せば、この国は平和になると信じていた。」
王の騎士である勇者は言い表せない罪悪感と、国への忠誠心に苛まれた。
そんな折、国王陛下より直接ある命令を受ける。
それはいまだ捕まえられない、森に潜む白い魔物を捕ら得ろというものだった。
王の命令は従わなければならない。
鬱蒼と茂る深い森で、月の明かりも射さない夜に出会ったのは…
真っ白い髪に深い緑色の瞳をした、優しげに笑う人型の魔物だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 10:00:00
11989文字
会話率:22%
__全てが見えなくなってしまう前に。
退屈で平凡なありふれた日々を望んでいるどこにでもいるような高校生、椿奏(かなで)は他人には言えない秘密があった。
それは「一部の人の姿が見えなくなる」という持病のようなものを抱えていることだった
。
そんなものを抱えているがゆえに、現実感を消失し、不安や恐怖、焦りが募る日々を送り、唯一の家族である妹の琴葉(ことは)に対して兄として威厳を示すこともできず、いつも罪悪感を感じて生きてきた。
高校生活最初の夏休みを終えた新学期のある日、「月並み部」と書かれた紙が貼ってある異質な教室を発見する。
その教室の真ん中で一人、机の上に座っている同級生の女子・朝霧月那(るな)と出会ってから彼は変わり始める。
彼女曰く、この教室は勝手に彼女が占拠して、在校生のお悩み相談を不定期におこなっている場所だそうだ。
「ここに来たということは君が次の相談者かな?」「え? いや別に俺は……」「さあ、どんなことでも話してごらん? 私たちが最高な平凡に至るために」
これは、何かを抱えることになってしまった高校生たちが月並みの日々に至るための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 01:31:39
58235文字
会話率:50%
浮気性の夫が、愛人と乗った車で事故を起こして死んだ。
母親になれなかったという罪悪感を抱えて、生きてきたゆかりの心のよりどころは、八年前に行方がわからなくなった、夫の弟だった。
再会を果たした二人が選択する未来とは。
最終更新:2022-08-17 08:50:49
9315文字
会話率:30%
ある日から、突然後ろに立つ女。
こいつは一体何なのだ?
貴方は、俗にいう幽霊を見たことはあるだろうか?
幽霊の起源はいつからだろうか?
人伝に恐山の巫女に聞いたことがある。
知人「何故、原始人の幽霊がいないのかと?」
巫女「幽霊にも寿命が
あるからだ。」
本当にそうなのか?幽霊は死者への孤独感や拭えない罪悪感から
人が望んで作り出したものではないのか?
これは私の幽霊の一つの解釈をまとめた拙い物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 23:34:22
5976文字
会話率:26%
第二王子の成人と共に王太子が決まる大事な時期に、婚約者である第一王子から「少しの間、自由が欲しい」と言われて困惑した。あと二ヶ月しかないのに、ルエラが教育や社交などを放棄してしまえば、王太子には第二王子が選ばれることになる。
そう説明しよ
うとしたが、口の中が痺れてきた。何かがおかしいと思ったが、目の前が突然真っ暗になった。
目を開ければ、そこは自分の部屋だった。どうやら王家の秘毒を飲まされたようだ。婚約者に毒を盛られたことで気持ちが一気に冷めた。しかも毒の副作用なのか、体に痺れが残っていた。毒の後遺症が残り、婚約は白紙に戻された。
療養のため領地に戻ることに。その途中に行き倒れている魔術師を拾った。この魔術師は侯爵家に雇われていて、ルエラは彼の治療を受けることになった。
一方で、罪悪感なく自由を満喫した第一王子とその側近たちには厳しい現実が待ち構えていた。
◆
ストックがある限り、毎日8時と20時の2回更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 20:00:00
92415文字
会話率:56%
ある時女神様は考えました。異世界転位させる人間が必要なら『小説家になろう』の読み専を送ればいいんじゃないでしょうか、と。日常生活には不必要な無駄な知識を喜んで記憶する人生の無駄使い、休みの日は朝から夜中までPCの前に居座り読みつくす非生産性
、運動しないので体脂肪率が凄い事になっているボディ、どこらどう見ても罪悪感を感じる必要がない(と家族から実際に言われたことがある(涙))。という訳でなんのとりえもないオタク度400%の読み専が異世界に送られたらという設定で書いてみました。主人公の行動や設定に心当たりがあったとしても気のせいです。当面は予告編です。本編?そのうち書くかもしれませんので気を長くしてお待ちください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 06:00:00
24152文字
会話率:30%
柴野いずみさま主催『スパイス祭り』参加作品。
写真が載っています。苦手な方は開かないでください。もしくはオフ設定を!
ご飯のお供、おつまみに。
揚げ物の罪悪感を、鶏むね肉と焼き揚げにて減らしている、ヘルシーかもしれないレシピ。
最終更新:2022-07-11 06:22:49
1238文字
会話率:0%
学校に行かなくなって早2週間、最初こそ罪悪感があったけれど、今となってはほとんど感じていないし、大した問題にも感じていない。
寧ろ今更学校に行くほうが嫌というか億劫だろう。
学校に行かない期間が空いてしまう程行きづらくなるものだ。
「
・・・皆は元気にやっているのかな?」クラスメイト達のことを考える。
毎日課題プリントを届けに来てくれるクラスの一人が手紙も一緒にくれるのだ。
けれど、私は手紙を見れていなかった。
手紙を見てしまうと・・・悩んでしまいそうだから。
学校に来なくなった私を心配してくれて手紙を書いてくれている・・・なんて考えるとクラスの皆に対して申し訳なさも感じてしまう。
私が学校に行かずに家に引きこもっているのはとあることがきっかけだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-05 22:44:55
8636文字
会話率:26%