異世界に転生して3ヶ月くらい、最下位Gランクの治癒師ーふふさん、なんかB級の狼で呪われて僅か10年の寿命を残った。「弱いものを、強いになれ、自分の運命を自分で変えろ!」で、この呪いのせいで、彼のランクも昇格できた。『小説を書いて女の奴隷を
買う、世界最強のハーレムを目指しましょう!!』... また、この世界が7帝国を統治られています、東へ光明的な感じ、西へ陰暗的な感じ。で、ふふさんは西から東に行く!その日本帝国に到着すれば、彼がある悪役令嬢と会う、これは完全的に彼の運命を変える!!(後期) ふふさんと一緒にこの最強のハーレムのためわくわくしましょう!
... ... そして前編、ゴブリンがあるので、R18作品になりました、苦手な方が要注意! https://novel18.syosetu.com/n9160jz/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 13:13:13
128311文字
会話率:50%
長年の冒険者生活に疲れ、ライル・ドーソンは故郷の田舎町へと帰ることを決意した。
俺は名の知れたS級には及ばずとも、B級冒険者として数々の戦いをくぐり抜けてきた。だが、果てしない依頼の日々に疲れ果て、心の拠り所を求めて村に戻ってきたのだ。
久しぶりに踏みしめる懐かしい土、潮風の香る海辺の道。だが、何より変わらず迎えてくれたのは、幼馴染たちだった——
「ライルくん! 帰ってくるの、ずっと待ってたよ」
「まったく……やっと帰ってきたわね。責任、ちゃんと取りなさいよ?」
「では、結婚相手としてわたくしが相応しいですわね?」
……え? なんで俺、結婚の話をされてるんだ?
さらには祖父のマチスまでが、
「ほれ、お前もそろそろ落ち着く頃じゃろ?」
などとけしかけてくる始末。
平穏な田舎暮らしを夢見ていたはずが、幼馴染たちの間で熾烈な求婚合戦が勃発。
のんびりしたいだけなのに、村はすでに俺を逃がす気ゼロらしい。
「……俺はただ、静かに暮らしたいだけなのに」
これは、B級冒険者だった男が田舎に帰った瞬間、三人の幼馴染に囲まれ、結婚を迫られ、あれよあれよと流されていく物語——。
果たして、俺の自由はどこにあるのか・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 17:10:00
32325文字
会話率:39%
俺の名はルーファス。
ソロで活躍するしがないB級冒険者である。
今日は冒険者ギルドの依頼をこなし、少し血が沸っていたので娼館に行くことにした。
ドキドキワクワクしていたのも束の間、最初に出て来たのは顔写真とは全く違う100キロは超
えていそうな太った女だった。
(…太っているのと巨乳は違う!)
納得出来ないルーファスが娼婦のチェンジを繰り返すと、100回目にチェンジした際に出て来たのはなんと魔王だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 16:40:53
2889文字
会話率:24%
【B級映画風作品】
この世界のどこかにある町、ヘヴンズコール。かつてレアメタルの採掘で大いに栄えたこの町も、資源が枯渇した後は見る影もなく、年々衰退の一途をたどっていた。
そんな枯れた町にも、近年、ハイウェイが整備されたことにより、工場用地
として再評価が進んでいる。
だが、光あるところには必ず闇がある。
子供たちを標的とした事件に、あの男たちが立ち上がった――
B級近未来ハードボイルドサンタアクション、ここに開幕。
※この作品は児童文学ではありません。
※この作品はカクヨムとエブリスタでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 20:10:00
47747文字
会話率:52%
「好きなB級料理(ジャンクめし)を…好きなだけ作って…食べたかった…」
B級料理が大好きな女性アイリは
持病の悪化により25歳で短い人生を終える。
文字通り「他の何よりも」B級料理が大好きだったが
最後の数年間は病気により、
料理するこ
とも、食べることもできなかったアイリ。
だがベッドの上でため込んだ料理の知識と執着はすさまじく
その執念を買われ、異世界デリシアーナへ
「食の聖女」として召喚される!
この世界…見覚えがある!
料理と食のグルメソシャゲ
「デリシャス・デリシアーナ」!
病院のベッドで死ぬほどやったやつだ!
この異世界での「食の聖女」とは
料理や食事で人々を救う存在。
だが放り込まれたそこは
「本格料理至上主義」の勇者軍と
「時短栄養至上主義」の魔族が戦う
まさに食の激戦地だった!
「私はそのどちらでもないB級料理(ジャンクめし)が食べたいんです……邪魔はさせません!」
激ウマB級料理とヤバめのチートスキルで殴り込みをかけたアイリに
なんと第七魔王ユリウスも一目(一口)惚れしてくっついてきて
「君を…食べさせてほしいのだが」
「わ、私は食材じゃありませんよ!?」
まさかの勇者軍・魔族の両方から追われる上に、
魔王ユリウスからも(恋愛的に追われる)逃亡劇が始まってしまう!
異世界B級料理&恋愛コメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 17:00:00
12482文字
会話率:21%
梲の上がらない事もない程の冒険者レイジは二十五歳にして人生に疲れていた。
幼少期は将来楽をする為だとほんのりと努力をして、十五歳で成人になってからは冒険者になりそれなりに努力してきた。
お陰で二十五歳で冒険者の中でも上から三番だか四番く
らいのB級にはなれた。
一人前のソロ冒険者になったレイジは思う。
もう頑張らなくても良いのではないかと。後はなあなあで適当に生きても良いのではないかと。
気に入っていた娼婦の身請けを前向きに検討していると出会ってしまった。
多くの人間から恐れられる黒竜に。
レイジと黒竜の出会いが一人と一体と一人の人生を大きく変えていく。
これは怠惰を求めた男とその男と共に在った女と黒竜の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 00:00:00
99962文字
会話率:43%
剣の奥義は『五輪書』にあり。煮込田楽の奥義はこの『おでんの書』にあり。
おでんで一杯やることが何よりも大好きな僕が、極めて無責任かつ恣意的に綴る偏執的なおでん談義です。
第一夜~第九夜https://ncode.syosetu.co
m/n8235hy/
第十夜https://ncode.syosetu.com/n7247im/
第十一夜https://ncode.syosetu.com/n8128im/
第十二夜https://ncode.syosetu.com/n9073im/
初出:カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16816927860221349541/episodes/16818093090344394476
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 19:59:03
1486文字
会話率:0%
剣の奥義は『五輪書』にあり。煮込田楽の奥義はこの『おでんの書』にあり。
おでんで一杯やることが何よりも大好きな僕が、極めて無責任かつ恣意的に綴る偏執的なおでん談義です。
第一夜~第九夜 https://ncode.syosetu.co
m/n8235hy/
第十夜 https://ncode.syosetu.com/n7247im/
第十一夜 https://ncode.syosetu.com/n8128im/
初出:カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16816927860221349541折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 10:41:21
1653文字
会話率:0%
剣の奥義は『五輪書』にあり。煮込田楽の奥義はこの『おでんの書』にあり。
おでんで一杯やることが何よりも大好きな僕が、極めて無責任かつ恣意的に綴る偏執的なおでん談義です。
第一夜~第九夜
https://ncode.syosetu.co
m/n8235hy/
第十夜
https://ncode.syosetu.com/n7247im/
初出:カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16816927860221349541折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 20:05:54
2161文字
会話率:0%
「次に会った時は、騙しやがった報いを受けてもらうからな――這い上がってやるから覚悟しておけよ?」
B級冒険者に過ぎなかったが剣聖に選ばれたカイムは、魔王討伐を命じられ、魔王の住む迷宮へと挑む。しかし、共に戦っていた勇者に裏切られてしまった。
一か八かに賭けて崩落した大穴に身を投げたカイムは地の底で目を覚ますと、裏切った勇者への復讐と「ざまぁ」を誓う。
迷宮からの脱出のために地の底を彷徨っていたカイムは、ある時、魔力封じのされた扉を見つける。その先には謎の少女が封印されており、カイムを目にした少女は一つだけ願いを口にした。
「私を殺してください」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 09:00:00
101622文字
会話率:31%
怪物が跋扈し、戦争が絶えず、戦々恐々とした異世界から折角転生したのだから、俺は彼女を陰ながら守る事にした。
異世界から現代に転生して16年。
俺は高校1年生として日常を過ごしている。
因みに、隣の席の横柄な性格で金髪ツインテールにバチバ
チのピアスという目立つ見た目の彼女、土御門さんは魔術師である。
俺は彼女の正体に気が付いているが、彼女は俺に気が付いている様子はない。
だから俺は、知らない振りをする。
でも、もし彼女に何かあったら俺の平和な学園生活が暗い雰囲気になってしまう。
だから、俺は仮面を被って夜の彼女の前に姿を現す。
俺が幸せな青春を送る為、隣の席の彼女を守るのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 13:47:29
1806文字
会話率:13%
B級映画スタジオ午後2時20分……
最終更新:2024-11-09 23:28:39
1783文字
会話率:34%
※アルファポリスとの重複投稿です。
モンスター、ファンタジー、学園、魔法、
モンスターがひしめく世界で学園生活
窓呼ばれている時空の狭間からモンスターがやってくる世界。
モンスター(外生生物)
.他種多様で人類にとは大体が敵対関係にあ
る。
.モンスターは生物を殺し、コアを体内に取り込むことで成長する。
.一定以上の経験と成長で進化する。
.進化すると能力が複数発現する。さらに、見た目も変わる。
.一部根付いて生態系の一部となって居る
.死ぬとコアを残して黒い砂になる。結構栄養ある。
コア
.モンスターのエネルギーの源
.肌に触れている時、素となったモンスターの能力を自分の体のように使える様になる
.相性があり、相性が悪いと弾かれることもある。
.漂白することで、他のコアのエネルギー源として使える。
.もう成長しない。
.※「コア」という通常とは違うコアのキャラクターが居ます
窓
.一度開くと外界と、原界を行き来出来る。
.突然現れる
.時間経過で小さくなり消滅する。
.黒い楕円型の球体
原生生物
.源界に元々いたであろう生物
.生物を殺すと体内のエネルギー(マナ)が増える。
.マナが増えると、体内のコアに、新しい能力を発現する。能力は、「身体能力強化」などの元々持っている力の延長の様なものでモンスターコアの様な能力は得られない。
人間
意図的にコアを利用している原生生物
ヒューマン プレーン
ドワーフ 力↑ 瞬発力↓ 筋骨隆々
エルフ 瞬発力↑ 力↓ 細身で少し耳が尖ってる
ピクシー マナ↑身体能力↓
魔族 身体の一部が他の生物と置き換わって
いるそのため他種多様(突然変異種)。
↑みんな同じくらいる。
能力
スキル 人間が体を酷使した後マナが行動をサポ
ートするようになる現象
E級コア 人間あるいは、それ程度のコア。
D級コア 一度進化したモンスターのコア。
C級コア 二回進化したモンスターのコア。
B級コア 三回進化したモンスターのコア。
A級コア 四回進化したモンスターのコア。
S級コア 五回以上進化したモンスターのコア。
.一人当たり五個のコアまで同時に使うことができる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 22:32:40
221987文字
会話率:41%
何でもないはずの1日は、人類社会という舞台の最終日だった。
ごく普通の少年は、世界の終わりの一端を目撃する。空に広がる謎のオーロラ。それこそが、舞台に下ろされる幕だった。
降り立つ怪獣。空を飛ぶ人食いサメ。動き出す死体。
B級映画の怪物の
大行進。彼らこそが、この世界の新しい主役たち。
そんな中、人々の中には不思議な力に目覚める者もあらわれて……?
はたしてそれは、物語を彩る『敵役』なのか。はたまた主演の引き立て役である『端役』なのか。
あるいは……主役の座を人類に戻す鍵なのか。
何にせよ、この世界の主役は怪物達。しかし、このお話の主人公は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 22:07:03
4173文字
会話率:28%
セレスティーヌは王都郊外の町に住む子爵令嬢だ。
父の上司でもある伯爵家へ両家の繋がりを強固にすべく嫁ぐ予定であったが、伯爵家令息の婚約者から婚約を破棄されてしまう。
父の職を人質ならぬ職質(?)とされ、住んでいる町を出ていけと言われ家
のために飛び出した彼女。
ところが旅の途中で暴漢に絡まれてしまい困っていた。
そこを女装をした大男の『アマンダ』に助けられる。
男性であるのにもかかわらず女装をし、なぜか女性の名前を名乗るアマンダ。
彼女(?)も何やら訳アリのようで……
ふたりは互いに傷ついた心を抱えながらも、楽しく旅をすることに。
ガチむきオネエと貴族令嬢のデコボコ諸国漫遊放浪記。
※あくまで架空の世界ですので、地球基準とは違う・似て非なるところが多々ございます。
そういう世界なんだなぁと薄目で見ていただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 14:23:53
430898文字
会話率:31%
「なんで、冴えない冒険者ギルド職員の私に、B級冒険者が“婚姻届”を持ってくるの!?」
堅実がモットーのギルド職員アリシアが、破天荒でちょっと執着心の強いスゴ腕冒険者ザカルトに見初められて困惑するラブコメディ。2人の心(と体)の距離は、どこ
まで縮まるのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 23:00:00
17513文字
会話率:46%
国民全員が、自身の才能を発揮できるA級人材と、A級人材の補助役であるB級人材に二分される――そんなディストピアと化した日本。政府は一部のB級人材を改造し『シャペロン』とすることで、彼らに問題を抱えたA級人材の世話を任せていた。
花凪 彩(は
ななぎ あや)。十七歳。職業:女子高生。
A級人材の中でも、日本で十二人しかいない特撰人材に最年少で選出された彼女は、日本随一の効率至上主義者だった。
そんな彼女にも180センチを超えた長身がコンプレックスという弱点があり――ちょうどその弱点をつくようにあてがわれたのは、スノウドロップと名乗るクラシカルロリィタに身を包んだゆるかわ銀髪美少女で!?
不服ながらスノウドロップと共同生活を送る彩。二人の日常が始まるかと思いきや、突然現れたフォールデッドと呼ばれる怪物と戦う羽目になって――
タイパ最強の長身JK×天真爛漫なクラロリ美少女(小さい)によるSF痛快バトルアクション。第31回電撃小説大賞一次選考通過作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 13:47:22
92998文字
会話率:60%
主人公のカナタ・アーディラスは、魔力を持たないB級冒険者としてギルドで活動している。
その実力は高く評価されているが魔力がない、という特異な性質を持つ彼は現状B級以上のランクにあげることはできなかった。
しかし、そんなことを彼は気にせず、
静かに日常の依頼をこなしながら人々を見守っている。
周囲の人々がカナタに影響され、成長していく中、それと同時に世界のバランスが神々の対立によって崩れ始めてしまう。
カナタはいったい何者なのか。この世界はどうなってしまうのか。いくつかの謎が存在するなか、世界のバランスを正す物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-13 03:24:17
29734文字
会話率:47%
全く泳げないのに海に連れてこられた俺はサメに襲われ、無惨にも海の藻屑と化してしまった。そんな俺は、目覚めた次の瞬間には、既視感のあるヤツらに囲まれていた。これは!B級サメ映画の「ボーンシャーク」に登場する大学生達じゃないか!というわけで、彼
らの誰をも死なせることなくボーンシャークの魔の手から逃れて生還することを目指していきたい。泳げないけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 20:22:22
1614文字
会話率:47%
夏休み疲れを吹き飛ばす──【サメ映画】✕【悪役令嬢】衝撃の問題作・ついに爆誕!!!
◆◇◆◇◆
悪役令嬢ヴァイオレット、その婚約破棄現場に現れたのは何と『サメ』!?
開幕早々餌食にされた元婚約者・王子とその浮気相手。辺りはたちまち阿鼻叫喚、
パーティ会場は『サメ』のバイキング会場へと変貌を遂げた!!
「このサメごときがッ!!頭が高くてよ!!」
糸目の侍従モリヤを従え、悪役令嬢ヴァイオレットは未知の脅威へと立ち向かう!!
無敵の怪物『サメ』を相手に、果たして彼女は生き残ることが出来るのか──プライドと生存を掛けた激闘が今、始まる!!
※サメ映画を題材としているので、念の為R15と残酷表現有にしてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 21:00:00
12098文字
会話率:40%
マッドマジシャンによる魔法実験が生み出した・・・狂気のモンスター!
動くものは片っ端から喰って、喰って、喰いまくる!
奴の猛威の前に、異世界は成す術が無いのか!?
B級モンパニ映画テイストで描く異世界ファンタジーモンスターパニック超大作
!
「アタック・オブ・ザ・チート・ドラゴン/魔法実験で無限無敵のパワーを得たドラゴンは異世界無双する。」
異世界は、奴の餌場に過ぎない・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 19:15:00
4671文字
会話率:49%
「でね、昨日観た『馬シャーク』っていう映画が、超傑作だったの! だって上半身が鮫で、下半身が馬の化け物なんだよ!? そんなの最強に決まってるじゃん!」
「何だその小2男子が考えたみたいな設定は」
とある放課後。
俺は今日も幼馴染の乃愛
(のあ)と二人で、家路を歩いていた。
乃愛はB級映画が大好きで、自分が観た映画をこうやってよく俺に話してくる。
その様がまるで気ままに甘えてくる猫のようで、何とも微笑ましい。
「絶対面白いからさ、今度岳(がく)も一緒に観ようよ!」
「ああ、いいよ。――ところで乃愛、今週の土曜日は、お前の誕生日だよな?」
「――!」
俺は心の中だけで一つ深呼吸してから、切り出した。
「あ、ああ~、そういえばそうだっけ? アハハ、すっかり忘れてたな」
乃愛はポニーテールの髪をプラプラと揺らしながら、頭を掻く。
まったく、こいつは。
――まあいい。
「――乃愛、お前に大事な話があるんだ」
「……!」
俺は真剣な顔で、乃愛に向き合う。
――俺は子どもの頃からずっと、乃愛のことが好きだった。
しかしなかなか勇気が持てず、告白できないままこの歳まで来てしまった。
――だが、今年の乃愛の16歳の誕生日だけは、どうしても彼氏としてお祝いしたい!
そのためには、今この時、告白するしかない――!
さあ、今こそ一生分の勇気を振り絞る時だ、俺ッ!
「――乃愛、実は俺は、前からお前のことが――」
「ちょっ!? ストップ!!」
「……え?」
の、乃愛?
「あっ、そういえば私、用事あるんだった! 悪いけど先帰るね! またね、岳!」
「えっ!? お、おい、乃愛!?」
乃愛は目にも止まらぬ速さで、ピューッと走り去ってしまったのであった。
……えぇ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 21:01:37
3082文字
会話率:42%