魔法大学を退学させられた落ちこぼれ魔術師、アリス。転移魔術の失敗で迷い込んだのは、魔族の世界の見知らぬ森だった。 そこで出会ったのは、孤独なエルフの少女リディア。 驚いたことに、アリスは彼女の言葉が理解できる。実はアリスには、異種族と心を通
わせる特別な力があったのだ。
この能力を使い、アリスは魔族と人間の間に立ち、異界での新たな道を切り開く。数々の異種族と出会い、時には言葉を、時には心を紡ぎ、未知なる地で彼女はどんな未来を描くのか――?
「声」を繋ぎ、新たな世界を旅する物語が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 23:10:36
20231文字
会話率:39%
日中は魔族としての記憶をなくし、ふつうの人間として生活している魔族の王シエル。
ある日、彼は魔族を殺す血を持つという少女を拾う。
魔族を殺すことが使命であるはずの少女が、魔族の王であるシエルに不可解な願いごとをしてきたことから、運命の歯車が
ふたたび動きだすーー。
かつて、結ばれてはならない相手と結ばれたシエル。彼とその妃が迎えたのは悲劇の結末。
それでも忘れえぬ想いの、その先へ。
人の子を想う魔族の青年。
人間と契りを交わした先に待ち受けるのは死の宣告。
それでも消せない想いの、その先へ。
彼らはただひたすらに、歩いていく。
純粋であるがゆえに、残酷で。
歪(いびつ)であるがゆえに、美しく。
どこまでも複雑にねじれていく。
愛してる。
そのひと言が、あまりに遠い……。
*以前、掲載していたものを加筆修正して連載します。できるかぎり【月・水・金】に定期更新していく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 19:10:00
239110文字
会話率:34%
魔族と人間族が相対するこの世界では、1000年以上前からお互いの侵略と協定を繰り返していた。しかし、ここ100年では魔族が世界の4/5を支配し、人間側は魔王どころか10人いる魔王軍幹部の1人すら落とせない状況が続いていた。150年前に魔王を
あと一歩まで追い詰めた勇者を輩出し、現在でも各国から対抗国家として一目置かれている国[サルタントス]では、国王の子として生まれてきた王子を勇者として、国王が亡くなったとき、もっとも戦火を挙げた勇者、もとい王子が次期国王となることが決まっている。現在までに成人し勇者となった王子は全部で10人となっている。現国王である[トートス国王]が病に倒れてから、勇者たちの魔王討伐は一層激化し、同時に勇者たちの訃報も次々に挙がっている。そんな中、[サルタントスの勇者が魔王軍の幹部を落とした]との朗報が各国に流れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 13:45:47
13194文字
会話率:55%
「なんでだよ、僕は最強なんじゃないのかよ。チートで無双してスローライフを送れるんじゃないのかよぅぅぅ」
「またそれか。貰い物の力で調子に乗って暴れるからだ。スローライフがしてぇなら人里離れた辺境の地で一生畑でも耕しゃいいだろが!」
招か
れざる異世界人が招かれる世界。
その迷惑な行動に対して仕置きをするのは魔族と人間の混血であるラドル。
異世界人が招かれるその理由には世界を揺るがす秘密があった。
異世界人と女神にお仕置きをするその先で、転生転移の秘密を解き明かしていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 14:10:18
256351文字
会話率:50%
厄災の魔王の息子ロザナンドの千里眼に映ったのは、泥沼化の果てに消耗戦となる人魔300年戦争。魔族の中に反乱軍が生まれ、魔王に反旗を翻すのだ。戦争の末、魔族と人間は破滅することになる。
舞台は乙女ゲーム「戦乙女の眼差しと光の翼」の世界。
すべ
てを千里眼で見抜くロザナンドは、反乱軍の誕生を阻止するために立ち上がる。
反乱の芽は五人。神官シェル、宮廷騎士ラーシュ、宮廷騎士ニクラス、宮廷女官アニタ、宮廷魔法使いディーサ。それぞれ魔王に叛逆する理由がある。それはもちろん、ロザナンドにも。
ロザナンドはある思惑のもと、戦少女と呼ばれる勇者ロレッタ・カルロッテ、黒魔術師イディ・オール、白魔術師アルト・ブリステン、従魔術師バート・ボー、魔法使いフローラ・レグルシュに接触する。
騎士長ユトリロとともに、人魔の破滅を回避するために駆け巡る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 12:00:00
98567文字
会話率:61%
ある日突然城に仕える占い師が神託を授かったと、自国の城に呼び出された平民の女性、セリカ。
その神託とは【セリカを魔王とし、魔族の長とする】というものだった。
同じように、城に呼び出された青年ブルックスは、セリカとは反対に【ブルックスを勇者
とし、魔王魔族を討伐する者とする】という神託を授かっていた。
世界では、魔族と人間が種族の垣根を超えて共存していたのに。
人間と対立する気のないセリカは、魔王城で過ごしながら、自分に害をなす人間がやってきたときのみ、相手を追い返すという生活を送っていた。
少しずつ、魔族と人間の間には、亀裂が生じ始めている。
そんな中、人間と魔族の共存を再度目指すべく、セリカは勇者を自分の城へと招き、和平のための話し合いをしようと考えていた。
自分がけしかけた魔物で、以前勇者に大怪我を負わせそれを治すという行為を行ったセリカは、勇者の気持ちを不安に思っていた。
しかし。
「……落ち着いて聞いてほしい。人間側は、魔王である君だけでなく、他の魔族も根絶やしにすることを決めたよ」
「……?」
和平を持ちかけたセリカには、衝撃すぎる言葉だった。
だが、ブルックスはさらに衝撃的な言葉を発する。
「アナタを守るためならば、僕が魔王となることも厭いません」
勇者は愛する魔王を守るために、自ら魔王になろうとしていた。
――人間魔王と人間勇者の、愛が重たい恋愛ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 12:10:00
40108文字
会話率:78%
悪役令嬢ではなくて悪。魔族と人間のハーフである王女ライムは、公爵令息グースと月夜の晩に向かい合う。和平条約と引き換えの政略結婚。突然の婚約破棄。それでも王女は迷わない。お互いに不満を持たずこの先続くと思われた未来をその手で閉ざす。これは、納
得できる結末を探して真夜中に話し合う二人の男女の話……。私なりに考えたロミオとジュリエットの逆バージョン、お楽しみいただければ幸いです。 ※ピクシブにも投稿します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 21:46:47
4026文字
会話率:54%
長きにわたり魔族と人間が対立する世界————
魔王一族の生まれで若くして魔王幹部となった主人公のエルトはある日、父であり魔王でもあるラズガルから人間界を見て回るよう命じられる。
これまで魔界の外に出た経験がなく途方に暮れるエルトだっ
たが、そんな彼に母のラウンが一枚のチラシを差し出す。
それは、人間界のとある大都市にある魔法学園で行われる入学試験に関するものだった。
正体を隠して試験を突破し無事入学を果たしたエルトは、学園生活を通じて様々な人々と出会い”魔族と人間の架け橋”となる次期魔王として少しずつ成長を重ねていく。
しかし同時に、勇者に代わって魔王一族を滅ぼそうとする『代行者』と呼ばれる者たちがエルトの存在に気付き、密かに動き始めていた————
*エブリスタ、ノベルアップ+にて同時連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 20:00:00
25342文字
会話率:57%
この世界では、魔族と人間は対立していた。
そんな対立の終止符を打つ戦争で多くの仲間が散った…。
最終更新:2024-07-07 03:10:51
884文字
会話率:32%
ある日魔王イリスの元に勇者ハイドラが一人で訪れる。
彼は平和の為、命と引き換えに魔族と人間の争いを止めるようにと交渉を持ちかける。
魔王は勇者の能力を一目見て彼の命を奪うのは惜しいと考えぜひ配下にしたいと考える。
何故なら彼女の目
的は世界征服による世界を統一した後の世界平和だからだ。
勇者を配下にする為に魔王イリスが出した条件は『望むモノなら何でも与える』と言った好条件。
その結果ハイドラは魔王イリス自身が欲しいと言った。
それをイリスは勇者のプロポーズだと勘違いしてしまい…
平和を望む二人は互いの手を取り歩きだす。人間と魔族という種族の垣根を取り払いながら…
勇者ハイドラは人間と魔族の争いを無くすために…
魔王イリスはハイドラと共に平和な世界を作り、彼を幸せにする為に…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 02:10:00
186318文字
会話率:42%
恋人に殺されて目が覚めたら前世で読んでいた小説の世界に転生していた!?だが世界は魔族と人間との戦争で荒れていた。「私ができることは何だろう。」この物語は推しの笑顔と世界の平和を守るために奮闘する物語である。
最終更新:2024-06-24 21:14:04
760文字
会話率:38%
長い間、魔族と人間の間で戦争が繰り広げられていた。
人間側の戦況悪く、魔族の勝利と思われたその時、ある冒険者パーティーが魔族を全滅させる。
その後、すべての魔族の国々を制圧し人間が勝利を掴んだ。
だがそんな嬉しいニュースの中、ある悲惨なニュ
ースが舞い込んでくる。
勇者の死。
それによって世界情勢は悪化。人間間での戦争や犯罪が急増してしまう。
戦争が落ち着いた後も世界情勢はとてもいいとは言えない。
そんな混沌とした世界の中、ある一つの噂話があった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 23:42:38
10113文字
会話率:42%
長らく続いた魔族と人間の戦争が終戦して半年。
先代の後を継いだ新米魔王リティラティカは、戦災孤児である魔族の子供達を育てながら、のんびりスローライフを送っていた。
そんなある日、まるでボロ雑巾のような人間の子供を拾ってから、彼女の生活は少し
ずつ変化していくことに。
これは、にぶにぶ魔王たるマイペースレディと、悩み多き美貌の少年の、年齢差も種族の違いも越えたラブストーリー……の、はず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 19:00:00
87111文字
会話率:36%
魔族と人間が戦いを繰り広げている世界で、魔族と同じ黒色の魔力を持ったエリーは、王族という身分でありながら蔑まれて地下での生活を強いられていた。
そんなある日、エリーは魔王ディアベルへの貢物として魔王城に連れていかれることになる。
しか
し、何かの手違いでエリーが送られてきたことを知ったディアベルは、すぐにエリ―を送り返そうとする。
送り返されたらもう二度と地上に出ることはできないと察したエリーは、なんとか魔王城に残ることができないかと事情を話して頭を下げるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 21:42:54
16753文字
会話率:41%
西暦2000年。魔族と人間が平和協定を結び、世界は魔術によって文明開化を成し遂げた。
共に学び、共に戦い、共に生きる魔族と人間の姿は、かつて”クレナイ”と呼ばれた紅い瞳の少女が存在の全てを捧げて願った未来だ。
少女の想いは魂となって伝承し、
形を変えてもなお双方の平和を願い、永い時間をたゆたう。
魔族と人間の平和が当たり前になり、少女の物語が御伽噺となった頃───
一人の少年が”クレナイ”に導かれていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 17:18:11
281258文字
会話率:53%
前世の記憶を持つ魔族と人間の混血児サーラは、村人に親を殺され、村八分に合っていた。彼女の唯一の家族は庭先に咲く祖母と育てた桜の木だけ。
ある日、自宅の庭の桜の木の根元に魔族の赤ん坊が捨てられていた。真っ黒な髪に桃色の瞳が印象的なかわいらし
い赤ん坊。しかし彼女は知っていた。この赤ん坊がいずれ世界を滅ぼす大魔王になるということを。
魔王を拾っても殺される!? 見捨てても八つ裂き!!?
ならば無難な道を選びましょう。
赤ん坊は果たして本当に魔王になるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 13:06:00
16802文字
会話率:45%
注意:全体的にはまだ未完成ですがとりあえず投稿します。
魔族と人間が同じく人として扱われる世界。その中でこの二つは対立したり、協力したりしながら日々を送っていた。
魔族の代表的な人物に魔王がおり、人間の代表的な人物に勇者がいる中でどうにか
両者の均衡は保たれていたが、両者が同時に死んでしまった事によって状況は一変してしまう。しかし、勇者にも魔王にも五人の子供がいて……
様々な魔族と様々な人間が暮らしている世界を覗き見るお話。
設定もありますのでよろしかったらそちらも是非。そっちも未完成ですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 13:10:00
141473文字
会話率:45%
魔王は、勇者に倒されていません。
人間に殺されたんです。
オレを訪ねてきた魔族はそう告げた。
いやいや待ってよと、オレはこの目で勇者と対峙する腹に穴の空いた魔王を見たと意を唱えたが。
その穴は、勇者が貫いたものではありません。
人間は、
どうやら魔族と人間の種族を転換させる薬を秘密裏に完成させたようです。
え、を無意味に落っことすことしか出来ないオレに、その魔族は話を続ける。
魔族に転換した人間が、勇者と戦う魔王を、後ろから殺したのです。
勇者は、僕たち魔族の復讐により死にました。
しかし、卑怯者がまだどこかに生きています。
魔王を殺した卑怯者を探しに行きませんか。
今度は僕たちが、人間になって。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 11:48:12
152484文字
会話率:53%
魔族と人間は絶えず争い続けてきた。魔族の頂点には膨大な魔力をもつ"魔王"が君臨し、人間はそれを打ち倒すべく聖剣を持つ"勇者"を擁立し続けた。だが、それは世界の終焉という形で最後を迎えることになる。世
界の老衰とも呼べる最も正しい結末は、世界に在る全てに穏やかな終わりをもたらした。最後の"魔王"はその中で、歩み、出会い、そして別れを告げられ、告げていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 17:19:28
10287文字
会話率:40%
魔族と人間が争う世界。勇者により魔王は討伐された。魔族の少女は父と共に人間界へ向い、人間の少年と運命の出会いを果たすも…。
最終更新:2024-03-26 10:02:13
14980文字
会話率:36%