高校を卒業したばかりの近江影勝は母親の病気を治療する霊薬を求め、旭川ダンジョンを訪れ探索者になった。
一九〇〇年初頭に突如発生したダンジョンに入ったものはまず探索者としての職業を得るのだが、彼が得たの職業は[イングヴァル・ジグリンド・
リーステッド]という聞いたこともない人の名前だった。しかも所持しているスキルも【影のない男】という意味不明なものだ。
だがそのスキルが霊薬を探すには有用であることが分かり、それはそれでと影勝は森へ潜っていく。
霊薬を作ることができる、同じく[名持ち]の薬師であるスキル【薬草を愛でる女】を持つ椎名碧と協力《イチャコラ》していくうちに、影勝はいつのまにか森のエルフさんと呼ばれるようになる。
影勝のスキルで採取できた薬草からとんでもない薬ができるがそれがために国内のダンジョンに呼ばれたり飛ばされたりと振り回されることに。
影勝と碧は森での採取デートなどしているがそんなことをしている場合ではない。なぜダンジョンが発生したのかをわからされるぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 22:00:00
230019文字
会話率:58%
介添《かいぞえ》 栄信《えいしん》はしがない雑誌編集者だ。
品川にあるいかがわしい出版社で、ジャーナリストというチンピラヤクザを使いパシリにしている、編集者だ。
ある日、デスクで勤務中に突き上げるような衝撃を感じ、地震かと調べていた介添に
、社長から内線が入る。
社長室に来てくれ、と。
電話の向こうの社長は雲行きが怪しそうだったが恩義ある社長に逆らうことはできず、介添は社長室へ向かう。
そして、そこで伝えられた言葉は――
「さぁ、これを手に、魔法少女戦隊に入り込んで、中から崩壊させるんだ」
・この作品はハードボイルド風文学的TS魔法少女ものになります
・はっきり言いますと、頭が悪い内容です
・魔法少女モノを期待してはいけません
・気まぐれなので思いついたらしか書けません
・深く考えたら負けです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 16:10:58
2520文字
会話率:26%
秋月忍さま企画『冬のシンデレラ』参加作品です。
シンデレラをモチーフにいろいろごった煮したコミカル童話となっております。
深く考えずにリラックスして空っぽな頭で読まれると効能がバチクソ上がります。
まんまシンデレラであらすじなんてありゃし
ませんので、作品の傾向と対策などを述べてみた次第です。
ざまぁもいじめもないハッピーエンドです。
ひとときの笑話としてリラックスに寄与できれば。
なお、童話は二次創作には当たらないので、二次創作のタグはありません。
海水折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-19 08:42:41
9067文字
会話率:29%
妖怪たちが姿を消した現代。
しかし、妖怪たちは人間と子を為すことで血を残していた。
いまや人間の9割は妖怪の血を引く。その中でも妖怪の力に目覚めた者たちは残妖と呼ばれた。
山姥の血を引くドーシャは殺された母の復讐のため、母の死の間
接的な原因となった7人の残妖、百鬼夜行の七神を倒すことを目指す。
その戦いの中、ドーシャはある妖怪の頭骨に隠された秘密を知る。
そして、ドーシャの復讐の最終目標とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 22:00:00
269208文字
会話率:39%
異世界の辺境貴族の長男として転生した主人公は、前世で何をしていたかすら思い出せない。
次期領主の最有力候補になるが、領地経営なんてした事ないし、災害級の魔法が放てるわけでもない・・・・・・
ならばっ!
異世界に転生したので、頼れる相棒と共
に、仲間や家族と共に成り上がれっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 22:00:00
253852文字
会話率:38%
魔法が世界的に普及したことにより、国の主な戦力は、魔法使いへと取って代わる。魔法使いの台頭により、衰退の一途を辿る剣士は、次第に数が減り、その存在すら人々に忘れられようとしていた。そんな時、世界各国に突如、ダンジョンが現れる。ダンジョンには
、魔力を封じる力があり、魔法使いは魔法が使えなくなる。そこに、ダンジョンから現れた魔物が現れ猛威をふるう。人々が魔物に襲われる中、かつて最強の剣士と呼ばれた男ダンテが立ち上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 22:00:00
31957文字
会話率:32%
通り魔から、恋人を守ろうとして命を失った東風谷は気が付けば見知らぬ地で刀になっていた。誰とも話すこともできなければ、動くこともろくにできない。条件最悪な異世界ライフを送っていたところ、刀の声を聞くことができる老人レイブと出会う。
東風
谷はレイブと会話するなかで、転生後の世界が魔術師が台頭し、剣士が衰退していた世界であることを知る。
レイブは、名前を思い出せなくなった主人公に《カゼキリ》と名付け、実力を見込んで、孫クスカの世話をしてくれないかと頼む。自分を救ってくれたレイブに感謝し、東風谷は、彼の申し出を快く引き受けるのだがーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-26 10:00:00
82462文字
会話率:33%
時空暦722年、惑星リーザーではメガリア王国を筆頭とする大陸連合軍、それに相対するテラノス帝国を筆頭とする浮遊大陸軍が10年近くに渡って戦争を行っていた。しかしそんな中、この次元とは全く違う世界に住む高校生のクロガネ・リュウタは、ある日突
然そのリーザーに飛ばされてしまう。ひょんなことから出会った意思を持ったMH・イカロスナイトと遭遇。
彼はリュウタを元の世界に帰すための方法を探すため、共に戦いつつ旅に出る事となった。
一人と一機の果てしない旅が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 21:45:05
70207文字
会話率:55%
※ノベマ!というサイトで「第9回スターツ出版文庫大賞【”アンチ青春”エンタメ部門】」に本作品がエントリーしています。気に入っていただけたら応援をお願いします。
小説家志望の高校生、鬼頭守(きとう まもる)はクラスのアイドルである岡莉奈
(おか りな)をモデルにした小説を書いてネットで連載していたが、クラスカーストのボスである鮫島賢司(さめじま けんじ)に連載中の小説を発見され、公開処刑の形で暴行を受ける。
鬼頭少年が恥辱と屈辱にまみれる中、煉獄のスケキヨを名乗る人物が接触を試みてくる。
彼が提案してきたのは、ネット上での私刑による報復だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 21:40:00
25691文字
会話率:14%
俺はしがないトラック運転手――――だった。
俺はトラックを運転をしていたところ、歩行者を轢き殺しちしまった。
諸々の不運が重なり、俺は過失運転致死罪で懲役5年。執行猶予なし。一発で刑務所行き。
刑務所での地獄の服役を耐えて出所したが、家庭は
崩壊、仕事もなく、俺はホームレスになった。そこからなんやかんやあって、俺は死んだ。
死んだ俺は、まさかの神に遭遇。無神論者の俺、驚愕。
そんなことはさておいて俺の起こした事故の真相を神に聞かされる。
その俺が轢き殺した奴は転生予定者で、事故の時に歩きスマホ且つ信号無視で飛び出してきたらしく、それを俺が轢いたらしい。裁判の内容と随分違うじゃないか!
その他諸々の不運も全部神から聞いた。
そんな歩きスマホ信号無視クソ野郎が今、別の世界で幸せに暮らしてると神から聞いた。
怒り心頭の俺を見て、あまりに不憫だから転生させてやろうだって?
俺の人生滅茶苦茶にした元凶に復讐する為、その転生者と同じ世界に転生することにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 21:38:05
297612文字
会話率:39%
コインロッカーに遺棄されていた胴体だけの赤ん坊の遺体。
その赤ん坊の身体を見つけた人は、不妊症が治るという。
その噂を信じて、不妊症に苦しむ女性たちは、隠された赤ん坊の四肢と頭部を探し、駅をさ迷う。
最終更新:2020-07-27 20:40:50
5610文字
会話率:23%
いまだに自分を慕ってくる、かつての教え子がいた。
彼女は純粋な心で、自分からエールをもらう事を学校に行くことの一つの目的としていた。
自分自身も、彼女の期待に添えるよう、精一杯のエールを送っていた。
しかし、自分の頭の中には常に別の教え子
がいた。
それは彼女とは正反対で自分から敢えて遠ざかっているように見えた。
秘密を抱えた自分と、秘密を抱えた教え子達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 21:34:03
5157文字
会話率:4%
婚約者である王太子の暗殺未遂の濡れ衣を着せられ、家族もろとも処刑された伯爵令嬢レティシア。彼女が目を覚ますと、婚約前の十二歳の自分に巻き戻っていた。
魔導具師の家門に生まれ、断頭台に散った『未来』の記憶。異世界日本でエンジニアとして生きた
女性の記憶。二つの記憶が蘇ったとき、魔導具師の少女は決意する。
このまま王子と婚約すれば、自分も家族も破滅への道を一直線。だったら王命だろうがなんだろうが、絶対に婚約なんて阻止します!
傾いた家門を立てなおし、大切な家族を守るため、やり直し公女の魔導革命、スタートです!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 21:24:22
434057文字
会話率:35%
サスペンス×活劇×恋愛(ひと匙)
最下層のルームシェアに集った5人。
地位も名誉もない彼らが国のトップに抗う手段は、
5人で1人の怪盗を演じる事だった。
天才ハッカー
機械操縦のプロフェッショナル
元特殊メイク担当の変装の達人
インター
ハイ記録を持つ俊足の少年
……そしてこの4人をまとめる司令塔の青年は、情に絆されず己の目的の為に彼等を利用しようと考えていた。
強大な敵に立ち向かう為には、5人が一丸となって怪盗を演じる絆が試される。
彼等はどのように抗うのか。刮目あれ。
___________
※本作は「エブリスタ」にも掲載&9割執筆済です。
もし続きが気になった方はそちらもどうぞ(同名タイトルです)。
大筋は変わりませんが、部分的に大幅加筆&修正予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 21:20:00
338288文字
会話率:43%
侯爵家から見合いの話を持ち掛けられた、貧乏な子爵家子息のロドリク。
見合い相手は『外見は温和に見えるが中身は悪』と囁かれているフェリシア・ルルーシャ・アリベール。
自分に自信のある彼女の会話はどこかおかしくて、ロドリクの頭は混乱する。
ロド
リクは彼女と結婚を決めるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 21:18:43
8476文字
会話率:31%
魔力を持たない者「只人」と魔力を持つ者「魔法使い・魔導師」と、他人種が交じり合った世界。『商人と職人の国』と評される大国エルズバーグの第五王子ロジオンは、未来に向けて得なければならない「イル・マギア」をその魂に刻んでいる。彼は「無限の魔法、
イル・マギア」を甦らせることが出来るのか。話としては第一部「イルマギア」http://ncode.syosetu.com/n5103n/のすぐ後からの話になります。魔法管轄処の筆頭魔法使いとして生活することになったロジオン。宮廷内での生活にロジオンの兄弟達、そして起こる事件が中心です。ほんのり恋愛有り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-13 20:00:00
168687文字
会話率:41%
主人公の火神健斗は受験を控えた高校生。
いつものようになんの変哲もない平和な日常を送っていたある日、部活の後輩から練習に付き合って欲しいと誘われた。
その日は一段と疲れてしまい、日も落ちて暗くなった帰り道を歩いていると、突然頭が痛み始
め、目の前がぼやけてきてしまう。
そして、異世界ラングル王国に勇者として親友の冬夜と共に召喚され、この世界のために魔族と戦うこととなる。
果たして2人は、聖戦を終わらせてこの世界を救うことができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 21:03:35
8336文字
会話率:36%
王国センストリアの士官候補生の育成学校を卒業したレンは昔とある「事情」で出会ったセンストリア王家の王子コナラに君に提案があると言われ彼の元に行ったそこで王国の二代巨頭の一人軍師が新たに作ったチームがあり人材を探しておりそれに参加するかの提案
だった、前代軍師は2年前に病死してから席が空いてそのままだったが突然新たに現れたと発表された多くの人は軍師がどのような人物かは分からず憶測が飛び交った王子から軍師は自分と似た者と言われ強い後押しもあり承諾するのだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 21:00:09
96665文字
会話率:82%
100年前、人類と魔族の戦争が始まった。人類と同じ知恵を持ち、人類の数倍の力を持つ魔族はじわじわと人類を追い詰めていった。
20年前、人類の8割が死滅したとき、突如として現れた勇者によって圧倒的劣勢だった人類は反撃を開始する。
17年前
、勇者と魔王は決戦を迎え、両者が行方不明になり、人類と魔族は条約を結び戦争を終結させる。
そして現在、主人公のレイジは偶然勇者の刀を見つけた。その刀を手にしたとき、勇者の記憶の一部が頭の中に流れ込んできた。それと同時に魔王が復活し、ドーム状のバリアを張った都市を同時に襲った。
自分が何者なのか、なぜ勇者の刀を扱えるのか、なぜ勇者の記憶の一部が流れ込んできたのか、なぜ魔王が復活したのか、さまざまな謎を解決するためにレイジは旅をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 21:00:00
555168文字
会話率:58%
「転生」、正式には「輪廻転生」。それは「生まれ変わり」のこと。
前世から現世へ、現世から来世へと、魂は転生していく。
それは万人共通、誰も彼もが前世からの転生者。例外はない。
普通、転生すれば前世の記憶や能力は消えている。
前世での知識や
経験を活かさずに、いわゆる二周目プレイを許さずに、
またレベル1からの苦行をして、死んだら再びリセットして……
それを繰り返すことで魂は鍛えられていく。これが本来の「転生」。
全世界の全人類、いや全生物に共通する魂の理。
さて、それでは。
もしも転生前の自分(=前世の自分)が、転生後の今の自分に、
語りかけてきたら?
あるいは他人が魂に干渉してきて、現世の自分が前世の自分に
乗っ取られてしまったら?
……と。
本作は、そういう物語です。
どうぞ、ご覧あれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 21:00:00
9161文字
会話率:45%
ぼったくらない、ぼったくります、ぼったくる、ぼったくれば、ぼったくれ
大河内遙敏(おおごうちはるとし)は中学生時代からの同級生、関猛暁(せきたけあき)と高校の一つ後輩で物質転送装置を発明した霜鳥洋平(しもとりようへい)と共に会社を立ち
上げた。
物質転送装置はコの字型で、その中に転送対象を置くと指定した任意の座標に物質を転送する。また、逆に指定した座標から物を取り寄せることも可能だ。当然のことながら日本のみならず世界に大激震を起こしたのは言うまでもないだろう。
そんな彼らは新社屋の落成式を終えた二日後の早朝、社屋ごと異世界に転移してしまう。転移先はリムノ大陸にあるラビレイ王国の王都ファーガス。
地下一階地上五階のビルは王城の物見塔よりも高く、すぐさま騎士団が偵察にやってくる。騎士からは国王からの命令として首謀者の出頭を要請され、遙敏がそれに応じる。
王城まで徒歩で一時間弱と言われたが歩くのは疲れると、物質転送装置で取り寄せた自転車で乗りつけた。国王から社屋が転移した土地を使いたければその自転車を百台献上せよと言われるが、武器転用を懸念した遙敏は別の物の献上を打診する。
国王は興味を示し、騎士団を護衛に伴って社屋を訪問し、そこで度肝を抜かれることとなる。
――補足ですねん――
分かりにくいかも知れないので補足です。
主要キャラは一人称表記で分けてます。
俺→ 大河内遙敏(おおごうちはるとし)(主人公)
オレ→ 関猛暁(せきたけあき)(中学からの同級生)
ボク→ 霜鳥洋平(しもとりようへい)(高校の後輩)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 20:47:22
45493文字
会話率:76%
前世は僧侶で徳を積んだのに、天上界へ生まれ変わって神となるはずが席に空きがなく、異世界に転生することになった孔雀(くじゃく)亜音(あのん)。
新たにジャック・アレオンとして生まれ変わった世界で彼は、十五歳で成人となると同時に家を出て雑
貨店ユゴニオに職を得る。そこで知り合った一つ年上の美しい少女、アリスと恋人関係になった。
三年の月日が流れジャックが十八歳になった時、アリスとしけ込んでいた連れ込み宿で激しい頭痛と体中の痛みで気を失ってしまう。そして次に目覚めた時、彼は前世の記憶と日本の神、そしてこの世界の女神に会ったことを思い出していた。
この世界の女神から与えられたのは、振ればカマイタチを発する風狼(ふうろう)剣と、思い通りの家を呼び出せる家召喚(サモンハウス)という能力だった。
それらを自分の両親と恋人のアリスの父親に知らせるジャック。呼び出した家の中には日本の食材やら家電やらが揃っており、消耗品は使ってもなくなることはない。ただし家の結界から外に出すと消滅してしまうので、これらで商売することは出来ないという制限があった。
当然日本の酒や食事は彼らに大好評だったが、家の存在を国王に知られてしまう。その国王もまたそれらの虜になった。
一方、この家でアリスとイチャラブ生活を目論むジャックだったが、家を呼び出して住むにはどうしても土地が必要となってくる。しかし王都の土地は若い二人が手に入れられるほど安くはないのが悩みの種だった。
ところがそこに降って湧いたような国王からの依頼が舞い込んでくる。示された報酬は莫大な金額だったが、彼は金の代わりに王都の土地を要求し叶えられることに。
そして往復約一カ月に及ぶバルナリア帝国への遠征が始まる。
※ヒロインの登場は第一章 第六話です。
※本作は公募を意識して書いているため、本格的に物語が展開するのは第二章からです。第一章(全16話 約3万7千字)はプロローグのようなものとお考え下さい。
◆◇◆◇
ギルドとかクランとか冒険者とか、その辺りも違う機能や名称を使いたかったのですが、浸透しているのであえて変えませんでした。
◆単位について◆
通貨単位はカンブルで1カンブル=1円です。
長さや重さの単位はメートルやグラムを使ってます。
※そう翻訳されているとお考え下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 07:26:16
128289文字
会話率:73%
◆本文では基本的に算用数字を使用してます。
※一部例外ありです。
◆長さや貨幣単位は各ページの広告の下にあります。
※ランキングタグでセットしてます。
俺はリュオナール・アキオス。辺境の小規模ギルド、アメインではAランクの冒険者だ。とは
言ってもそれはこのギルドが大陸では最底辺に甘んじているからに他ならない。
アメインのAランクは王都にある大規模ギルドならCランクがいいところだろう。要するに余所の中堅以上のギルドを含めれば、俺なんか下っ端の下っ端というわけだ。
そんなある日、火噴き豚(ファイヤーボア)の討伐に出ていた俺は、身なりは粗末だがドキッとするほど美しい幼女を助けた。
ところがこの幼女、自分は異世界のニホンとかいう国から転生してきたと言う。可哀想に、魔物に襲われた恐怖で頭がイカれちまったらしい。しかし火噴き豚が現れる森に置き去りにするわけにもいかず、行く宛てもないと言うので、ひとまず彼女を連れ帰ることにした。
「私の名はゆりあ、花の百合に愛と書いてゆりあね」
「何だそれ? 意味が分からねえ」
「そっか、こっちの世界では漢字とかないのか。ならユリアでいいわ」
何が違うのか分からないが、とにかくこの幼女はユリアという名前らしい。
ところがユリアは幼女のクセに、神話級の攻撃魔法まで使えるという。
「でもやり方が分からないのよ。女神様も教えてくれなかったし」
俺には何を言っているのか分からなかったが、ギルドで能力を測定したら真実の氷を沸騰させちまいやがった。
文句なしのSランク、というかその上があるならそっちということだ。これは由々しき事態である。王国で唯一のSランク冒険者と言われるオーギュドでさえ、小さなコップ1杯分しか溶かせなかったのだ。俺なんかわずかに表面の一部が溶ける程度だったのに。
そんなわけで、俺は彼女とパーティーを組むことにしたのである。
※タイトル変更しました(2020.8.9)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 06:22:52
84252文字
会話率:74%
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
で
はなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※カクヨムさん、アルファポリスさんで投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 20:31:52
412058文字
会話率:50%
ひっそり生きたいと望むエリザベス・テレゼア公爵令嬢は、地味に目立たず生きてきた。
毎度毎度、必ず頭に飛んでくるものを最後に何度も生を繰り返すヘンテコな人生。回避、回避で今生は絶対長生きしてやると日々努力中。
王立学園に入らないためにも魔力が
そこそこあることを隠し、目立たず十五歳を過ぎることを目指していた矢先……。
ひっそりと言い聞かせてきた日々の中に、すでにキラキラ危険分子が混じっていたなんて悲しすぎて悲しすぎて認めたくない。
――ああ、詰んだ。
何、イベント目白押しって。国って何? そんなの回避に決まってる。私はひっそり、こっそり生きたいの!
※過去作を大幅に改稿したものになります。
第一部は毎日更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 20:30:00
313428文字
会話率:32%
かつて、世界の全てを手中に治めた国があった――”黄金帝国”エルドラード。
この世で黄金竜だけが創造できる黄金がもたらす黄金の恵みにより栄えた国である。
しかし、千年栄えた”黄金帝国”を滅ぼしたのもまた、黄金竜であった。
ある時、黄金竜は首
都アムティカの全てを黄金に変えた。都市を黄金都市に、人々を黄金のゴーレムに、英雄たちを黄金のドラゴンに。
黄金竜と共に世界から消えたその伝説の黄金都市を人はこう呼ぶ――”黄金郷”ドラゴンズ・エルドラードと。
孤児院の屋根裏で一人ひっそりと暮らす小人族ハーフの少年ゼファー。夢はキレーなお姉さんと寝食を共にし、手繋ぎデートをすること。
思春期真っただ中な彼は十三歳になったと同時に孤児院を追い出され、冒険者になろうとするもなれず、しかも些細ないさかいから怖い大人とトラブルを起こし追われるハメに。
ところがそんなゼファーに、怪しいおじさんが怪しい話を持ち掛けてくる。俺についてくれば冒険者になれるぞと。
長期的思考が出来ないバカなゼファーは、疑いつつもその話に乗ってしまい……。
その後、黄金のドラゴンひしめく修羅場に放り込まれたゼファーは、運命の出会いを果たす。
バンダナ頭の少年『ガルカ・コルベリク』。ピンク髪ツインテのハーフドワーフギャル『イルヴィ・オルステラ』。
そして、身長(タッパ)と乳がデカいキレーなお姉さん――金髪碧眼のダークエルフ『ユイドラ・ディジーヴル』。
かくして、一人ぼっちだったゼファーは大切な仲間たちと共に黄金の運命に導かれて、”黄金郷”ドラゴンズ・エルドラードを目指すことになるのだった。
★世界地図は第1話の前書きにあります★
※世界地図はINKARNATE様にて作成させて頂きました。
※この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 20:20:00
286731文字
会話率:44%
フランクフルト王国の辺境伯令嬢アーデルは王家からほぼ選択肢のない一方的な命令でクズな王太子デルフリと婚約を結ばされた。
アーデル自身は様々な政治的背景を理解した上で政略結婚を受け入れるも、クズは可愛げのないアーデルではなく天真爛漫な義
妹のクラーラを溺愛する。
貴族令嬢達も田舎娘が無理やり王太子妃の座を奪い取ったと勘違いし、事あるごとにアーデルを侮辱。いつしか社交界でアーデルは『悪役令嬢』と称され、義姉から虐げられるクラーラこそが王太子妃に相応しいっとささやかれ始める。
そんな四面楚歌な中でアーデルはパーティー会場内でクズから冤罪の後に婚約破棄宣言。義妹に全てを奪われるという、味方が誰一人居ない幸薄い悪役令嬢系ヒロインの悲劇っと思いきや……
蓋を開ければ、超人のようなつよつよヒロインがお義姉ちゃん大好きっ子な義妹を筆頭とした愉快な仲間達と共にクズ達をぺんぺん草一本生えないぐらい徹底的に叩き潰す蹂躙劇だった。
もっとも、現実は小説より奇とはよく言ったもの。
「アーデル!!貴様、クラーラをどこにやった!!」
「…………はぁ?」
断罪劇直前にアーデル陣営であったはずのクラーラが突如行方をくらますという、実態はヒロインの予想外な展開ばかりが続くドタバタ活劇であった。
果たして、義妹はどこに消えたのか……?
ヒロインは無事にクズ王太子達をざまぁできるのか……?
義妹の隠された真実を知ったクズが取った選択肢は……?
そして、不穏なタグだらけなざまぁの正体とは……?
そんなお話となる予定です。
残虐描写もそれなりにある上、クズの末路は『ざまぁ』なんて言葉では済まない『ざまぁを超えるざまぁ』というか……
これ以上のひどい目ってないのではと思うぐらいの『限界突破に挑戦したざまぁ』という『稀にみる酷いざまぁ』な展開となっているので、そういうのが苦手な方はご注意ください。
逆に三度の飯よりざまぁ劇が大好きなドS読者様なら……
多分、期待に添えれる……かも?
※ このお話は『いつか桜の木の下で』の約120年後の隣国が舞台です。向こうを読んでればにやりと察せられる程度の繋がりしか持たせてないので、これ単体でも十分楽しめる内容にしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 20:10:33
148310文字
会話率:33%