主人公の少年は夢を見る。
何度も何度も、夢を見る。
それは幼馴染の少女を殺す夢。
だけど少年にそんな幼馴染はいなくて、だけどいて……。
蝶が見た夢が自分なのか自分が蝶の夢を見ているだけなのか。
虚脱感、無力感、離人症。
環境が、感覚が、自我
を苛んでいく。
答えも、終わりも、あって。
だけど、だからどうした?
どうせみんな死ぬ。
だから意味とか、ないのかもしれない。
まあでも、絶望して、そのぽっかりとした感覚の中で、
それでも誰かを大切に思えたとしたら。
そこにやっぱり、何かあるのかもしれない。
あったら、何だって事だけど。
そんな感覚にエンタメの要素を絡めてみた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-04 20:00:00
110186文字
会話率:32%
「昨日の私は、私だったでしょうか」
目が覚めたら女の子になっていました。でも、昔から女の子だった気もするし、違うような気もする。
思索という言葉の威を借りた、よくわからない奔流の羅列、もしかしたら理解が追い付く人もいるのかもしれない。
思索
→自分の身体が果たして自分のものなのであろうか。哲学的思考実験の真似事の様なもの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-26 01:32:28
4153文字
会話率:0%
離人感を満載してみました。メンタル弱い方は引きずられないよう注意。
最終更新:2012-03-29 18:42:23
469文字
会話率:0%
遥か昔、神の怒りにより死の世界となった東方の楽園<サフィラ・アイリス>。しかし、人間とはどれほどに厳しい世界であろうとも生きる力を持っていた。そんな世界で、死なない程度に生きてきた流離人・ヒロはひょんなことから神・天使・人間が織りなす陰謀と
運命に巻き込まれてゆくこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-29 17:02:06
802148文字
会話率:27%
ワインストアで働く晃があるとき偶然桜の木の下で横笛を吹いていた小雪と出会い、だんだんと彼女の心の中の暗闇を目の当たりにしていく・・・
最終更新:2009-04-13 01:16:57
10100文字
会話率:43%