砕かれた殺生石から生まれた狐の化精・葛葉(くずは)と静葉(しずは)。その霊力ゆえに、現世(うつしよ)の神霊事件を取り締まる弾正府の守護として、名刀子狐丸と狐ガ崎に封じられた。当代弾正府のTOP、西御門(にしみかど)学園に通う高校生那須野結繪
(なすのゆえ)とナンバー2・化野音音(あだしのねね)の守り刀として、現世(うつしよ)で起きる不思議な事件解決に尽力中。古都鎌倉を舞台にした学園オリジナル伝奇小説、開幕です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 23:30:33
135415文字
会話率:22%
剣聖の師匠なんて俺が呼ばれる様になったのは、あの嘘がきっかけだった。
薬草の行商人の俺がドラゴンを倒したなんて……そんなことあるはず無いのに。道端に落ちてたドラゴンの鱗を拾って自慢したばっかりに。健気な妹はその嘘を信じてしまったんだ。
そして俺は、妹に嘘がばれるのが怖くて、デタラメの剣術を彼女に教えてしまった……。
しかしそれがこんな化け物を産んでしまうなんて。
俺が適当に教えたでまかせ修行法は、何故かことごとく成果をみせて、またたく間に妹は……この世界で最強と呼ばれるほどの剣士へと成長してしまう。そして妹に剣技を授けた俺は……
さて、前半の物語は、お兄ちゃんが適当に考えた修行方法で妹がどんどんと強くなっていくシーンがメインです。
しかし一方で、後に剣聖となった妹が、王都で開かれる武術大会を前にして過去を振り返りながら剣の師匠であった兄と生き別れになった経緯を語ります。
果たしてこの仲の良かった兄妹は、この武術大会で再会出来るのか、妹は本当に兄に破門されてしまったのか?
※同タイトル加筆修正版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 23:15:05
125938文字
会話率:28%
**韓立(ハン・リー)**
田舎の凡人少年。
冴えない顔立ちに浅黒い肌、四男として育った。
**運命の転機**
幼い頃、叔父に売られて「七玄門(しちげんもん)」へ。 偶然が重なり、**見習い弟子**の地位を得る。
**宿題
**
> 凡骨の資質で、どうやって修練界に食い込むのか?
> 弱小弟子が、どうやって仙界の頂点に立つのか?
> 三界を掌握するその日まで――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 23:04:12
16846文字
会話率:12%
迷宮ーー。それはある時突然この世界に現れ、それ以降様々な場所に生まれてその数を増やしてきたと言われている。迷宮内は平原や森林、海、空など多種多様な環境にあふれており、その規模も千差万別である。
当初迷宮がこの世に現れた時、現れた国の対応
はそれぞれ異なっていた。出現により村が一つ消えたことから周囲一帯を封鎖し立ち入りを禁止したり、不審なものとして入り口を封鎖したりとさまざまであった。なかには静観した結果迷宮から魔物が溢れ、周囲の村や街を飲み込んだ結果制圧できた頃には地図から県が消えたと言われている。
一方で、果敢にも内部へ調査隊を派遣した国もあった。その国も初めのうちは少数精鋭で調査隊を送り込んだものの、一カ月が経過しようとも誰一人として帰ってこなかった。しかし、ある時調査隊の一部が帰還に成功したことで内部の様子が判明した。その結果、迷宮内には大きな危険が存在するが、それ以上に資源や未知のモノに溢れていることが判明した。
それ以降、各国はこぞって迷宮探索に乗り出し、時には多大な犠牲を払いながら、時には危険を持ち帰りながらも探索を進めて行った。
その結果、得られた資源や迷宮内の魔術理論の解析などから急速に武器や魔術が発展し、安全性が向上するに連れさらに大きな成果を持ち帰るようになった。
現在においては迷宮内の探索を専門に行う職業である探索者は当たり前のものとなっている。
しかし、今回記して行くのは現在の迷宮探索の様子ではなく迷宮が出現した初期、いわゆる黎明期と言われる時代のことである。
様々な冒険譚や探索にまつわる手記などを読まれた各人に取っては当時の人々の行動や決心は愚かしく感じる部分も多々あると思われる。しかし、これは紛れもなく当時未知の領域に文字通り生命を賭けて挑んだ人々の物語である。その何かが読者諸氏に響くものが有ればこの話を纏めた甲斐があると思う。
ーー序文より抜粋折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 22:38:06
395876文字
会話率:39%
現在、保健行政に不信感を持つに至っている俺は、健康の観点から世間を見つめようと思う。週一くらいで書けたらいいかなと思う。
最終更新:2025-06-27 22:13:20
112542文字
会話率:3%
ざまあ有、ラブコメ有の学校生活×ダンジョンファンタジー!
ある日、世界のあちこちに門が現れた。
門は開くことはなかったが、こう書かれていた。
『ダンジョン入場者へ。これより、地球は体調が戻りかけてきた為、常在菌の選別を行う。長らく、大
きな氷のせいで風邪をひいていたが、体温がやっと活動できる程に戻ってきた。そして、これから体調を戻して行く中で、体に棲みついてしまっている常在菌の選別を行おうと思う。当時の常在菌が死滅してしまった為、新しく環境を整えなければいけないのだ。ダンジョンには常在菌の内、善玉菌に欠かせない栄養と悪玉菌を殺す免疫を用意した。私の体調を理解して、善玉菌となるか、悪玉菌として死滅するか、頑張るといい。ある程度|ダンジョン《シャーレ》での培養に成功したら、本格的に体調を戻していこうと思う。それまでに、立派な善玉菌になってくれるように願っている』
この記述を見て、学者達は地球の意思を理解する。
地球温暖化とは、氷河期という風邪を引いた地球が体調を戻す為に発熱していただけなのだと。
門に備え付けられた時計とカウントダウンの予想は三ヶ月。
それまでに各国は地球と共に生きる善玉菌になるか、あくまで人を中心として生きる悪玉菌になるか選択を迫られる。
そんな中、なぜか既にダンジョンに入り込んでしまった少年の成長物語
※カクヨムにも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 22:11:20
15778文字
会話率:24%
海外一人旅シリーズ4
人生4度目の海外一人旅。 再就職前、2か月の休暇を取得しての一人旅。 憎からず思っていた、一回り半年若い女性の婚約を、直前に知らされての傷心の一人旅です。
拙作『海外一人旅(恩師への手紙) 第5話、6話 東アフリカ
一人旅(前編、後編)』の詳細版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 22:03:14
3323文字
会話率:15%
日常気づいたできごとを、その時の気持ちのままに書き綴っています。
最終更新:2025-06-14 17:00:00
15992文字
会話率:13%
海外一人旅シリーズ3
人生3度目の海外旅行。 4か月の休暇を取得しての旅です。
拙作『海外一人旅(恩師への手紙) 第3話,4話 アメリカ一人旅(前編、後編)』の詳細版です。
注目は
1.アメリカのnational・パーク(国立公園)
2.
大西部の今昔(古き良き時代と今)
3.大草原の小さな家の舞台を訪ねて折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 19:30:00
59748文字
会話率:3%
普通の人には見えないモノ、妖怪や幽霊の類が見える少女、仁南《にな》はその能力ゆえ、妖怪に狙われて困っていた。見かねた祖母は、その分野の専門家である僧侶、重賢《じゅうけん》の元へ、高校の三年間、預けることにした。
しかし、京都に到着したと
たん、迎えに来た遥とともに、妖怪に誘拐されてしまう。その先にいたのは、鬼と吸血鬼、さっそくトラブルに遭遇して前途多難の予感。
平安時代から妖怪退治を生業としている綾小路家の人たちや、縁のある妖怪たち、鬼の珠蓮《じゅれん》と出会う。強い霊力を持つが故に、妖怪がらみの事件に巻き込まれていくが、その過程で、自分の出生の秘密や、右目に宿る悪魔の正体を知っていくことになる。
この物語は、前作『金色の絨毯敷き詰められる頃』で書き切れなかった鬼の珠蓮のエピソードを完結するための物語です。
前作を読んでなくても楽しんでいただけますが、興味を持っていただいたなら、是非、読んでみてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 22:00:00
222907文字
会話率:50%
剣と魔法の異世界で、何の才能もなくモンスターに殺された青年エルヴィン。死の間際に抱いたのは、無力感と後悔。「もし違う人生だったら――」その願いが通じたのか、彼は現代日本の大富豪の息子・神崎蓮(16)として転生を果たす。しかも、前世の記憶と共
に授かったのは、容姿端麗、頭脳明晰、運動万能……ありとあらゆる才能がカンストした【全ステータスMAX】のチート能力だった!
超名門・帝聖学園に入学した蓮は、学業、スポーツ、果ては株や起業まで、その完璧すぎる才能で周囲を圧倒し、美少女たちの注目も一身に集めていく。
前世でLv.1だった男が、現代社会を舞台に繰り広げる、痛快無双サクセスストーリー! 今度こそ、最高に「好き放題」な人生を掴み取る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 22:00:00
58752文字
会話率:28%
どうも、魔女です。山奥でひっそりと薬を売ってる極普通の女の子です。不老不死という点を除けば、ですが。戦争中に色々あって実年齢は100を超えてますけど内密にお願いします。私の薬屋では普通では手に入らない薬が色々買えますよ。惚れ薬だったり動物の
言葉が分かるようになったり、望むならば苦しまずに死ぬ薬も提供致しましょう。
お客さんの話を聞くのもいい暇潰しになりますし、世俗を離れて平凡な生活をするのも悪くはないです。でも何故でしょうね、急にお客さんがパッタリ来なくなったんです。
きっとあの変な妖怪に憑かれてから全てがおかしくなったのでしょう。仕方がないので街へ行くことにしました。そしたらどういうことでしょうか。
どうして誰もいないんですか?
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係がありません。また政治や思想を助長するものではないのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 21:39:16
255545文字
会話率:45%
雨宮海羽(あまみやみう)は弱小ゲーム会社に勤めるOL。そんな会社が総力を持って作り上げたのが『Girls Online』と呼ばれるVRMMOだった。女性しかログインできない特殊な仕様にも関わらず世間では好評を得る。
「すまん、デバッグして
なかった」
課長から告げられた絶望の一言。そもそもこの会社は彼女以外全員男性社員である。女性しかログインできないせいで雨宮1人でデバッグするしかない。しかも既にゲームは世に出てる始末。彼女の心労は計り知れず。
死んだ魚のような目で壁にスライムを投げ続ける雨宮の前に1人の少女が現れる。そしてなぜか付き纏われて……?
※デバッグしてる主人公にヤンデレ気味の無気力少女がひたすらダル絡みし続けるだけの話です。
※デバッグとはゲームのバグを取り除く作業のことです。それを行う人をデバッガーとも言います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 12:20:00
37355文字
会話率:47%
野々村野良(ののむらのら)はどこにでもいる普通の女子高生。しかし彼女には変わった体質がある。それは前触れもなく異世界に転移してしまうというもの。とはいえ、超マイペースな彼女は異世界でも気にせず過ごし、気付いた頃には元の世界に戻っている。
そんな彼女を取り巻く異世界人や友人による優しく温かい日常生活が始まる。
また異世界転移を続けていく内にいつしか向こうでも顔を覚えられてちょっとした有名人になっていく。
それでも野々村野良は気にせず今日を過ごす。モフモフなペットに囲まれ、異世界からスライムを持ち帰って飼育したり、異世界で友人と食事をしたりとまったりなスローライフを満喫する。
※以下駄文※
R15と残酷な描写は一応です。ほのぼのとした世界で主人公がだらだら過ごすだけです。
現実よりも異世界の描写の方が多いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 19:34:40
829888文字
会話率:57%
十界 - 魂の遍歴【あらすじ】
罪深き魂の壮大なる浄化の旅
主人公:ケンジ・タカハシ
アクシオム帝国資源開発部門の元最高執行責任者。権力への渇望により、惑星ケプラー441bの30億人の生命を奪い、愛する研究者ユリアナをも失った罪人
。
物語の始まり
AI裁定者により魂を分割され、記憶を封印されたケンジは、十界の最下層・地獄界から魂の再生の旅を始める。導き手として現れたのは、彼が愛し、そして失ったユリアナだった。
十界の遍歴と成長
地獄界では絶望と向き合い、他者への責任感を学ぶ。餓鬼界では「求める愛」から「与える愛」への転換を体験。畜生界で本能と理性の調和を、修羅界で競争から協力への昇華を学ぶ。人界では平凡な日常に潜む奇跡を発見し、天界で真の慈悲とは何かを理解する。
声聞界では知識を智慧に変える術を、縁覚界では独立と協調のバランスを体得。菩薩界で相手を尊重する真の奉仕を実践し、最終的に仏界で完全なる統合を果たす。
隠された真実
旅の最終段階で、導き手ユリアナが実は彼の最愛の人であり、彼の罪により命を失った存在だったことが明かされる。しかし彼女は恨みを超越し、愛する人の魂の成長を支援し続けていた。
究極の選択と永遠の誓い
完全なる悟りを得たケンジは、個人的な解脱よりも、すべての存在を救うことを選択。ユリアナと共に永遠の導き手として十界に存在し続け、新たな魂たちの旅を支援する道を歩む。
物語のテーマ
贖罪と成長、相互依存の智慧、真の愛の形、統合された智慧の実践。現代人が直面する様々な内面的課題(絶望、欲望、競争、孤独、日常の無意味感)に対する深い洞察を、仏教の十界思想とSF的設定で現代的に描いた魂の成長物語。
一人の変化が全体を変える愛の連鎖を描き、すべての苦しみに意味があることを示す、希望と慈悲に満ちた壮大な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 21:32:45
9191文字
会話率:45%
現実と異世界の境界が薄れる中、一人の女性作家が二つの世界の調和を求める壮大な物語。平凡な出版社員ユリアナは、アクシオム帝国の「聖娼」として目覚め、二つの世界を行き来するようになる。彼女が書く小説『血の市場の蛇女』は現実に影響を与え、彼女自身
もまた過去世シルヴィアの記憶を取り戻していく。
創造と破壊を司る双子の神エリスティアとネクロンの千年に及ぶ対立。二つの世界の境界を守る監視者たち。そして魂の融合を経たアストラルとの深い絆。様々な存在が交錯する中、ユリアナは「調律者」として目覚め、世界のバランスを整える「言葉の門」の鍵となる。
「言葉には世界を変える力がある」—その真実に命を懸けたユリアナの運命とは。言葉の海に溶け、永遠の架け橋となった彼女の物語は、全ての創作者への祈りと警告を秘めている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 20:20:31
33246文字
会話率:48%
時は2123年、舞台は未来のタイ・バンコク。歴史教師チャイは、生徒たちに100年前に突如として消滅した島国「日本」について授業をしていた。興味を引くため、チャイは生徒たちをタイムマシンに乗せ、2024年10月31日の日本・東京へと向かう。
そこで彼らは、最後の日本人とされる「宇多田総理」に接触しようとするが、政府施設の門番に阻まれ、やがて銃を持った警備ロボットにまで追われる事態に。逃げるようにしてタイムマシンに戻った一行は無事に2123年へ帰還するが、日本の状況に対して深い謎と恐怖を抱くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 21:52:08
1482文字
会話率:50%
『死体探し』専門の探偵事務所
そんな場所を訪れた『僕』を待ち受けていたのは、クセ強すぎる面々だった!
躁うつ病の『死体装飾家』シスター、絶え間なく配信をする中年所長、機械のようにパソコンに向き合い続けるAI男、手だけしか姿を見せないヒキ
コモリエンジニア……
死体を探して欲しいと依頼をした『僕』に突きつけられた条件は、『死体を現代アートの素材にさせてほしい』……!?
捨てた人間の思考をトレースして、死体を探し出す探偵・無花果と『僕』のドタバタミステリ中編集!
そして、ひとの『死』でしか自己表現ができない孤独な天才から生まれる『作品』と、それに共鳴するものたち……
死臭にまみれたユニークなメンバー、Grave Dancers(他人の死で得をするものたち)の、これはヒューマンドラマである!
あと、最低コメディ要素もあり!
毎日1820更新、お楽しみに!
面白かったら評価コメントレビューブクマお願いします!
※この作品はカクヨム、ノベルアッププラス、ネオページでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 21:22:27
329619文字
会話率:36%
――新醒《しんせい》。
それは、侍が生きた全盛の時代である江戸時代より突如として人に発現した人知を超えた未曽有の力。
体中に巡る血液とは別に流れるそのオーラのような物は、その者の剣となり、超常的な力を発生させる性質を持っていた。
そして現
代。
そんな新醒を持つ人間があふれた世界で、主人公【徒篠玄斗《あだしのげんと》】は新醒を用いた剣術に重きを置いた名門校へと足を踏み入れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 21:18:48
29315文字
会話率:33%
スワロウテイル家門レジラエ伯爵令嬢ライラは美しい娘ではあるものの、周囲の令嬢に比べると地味で見劣りすると言われていた。
彼女が望むのは平凡な、安穏とした生活であり爵位を持たないが良き婚約者に恵まれ満足していた。
しかし、彼女はある日突然婚約
破棄されてしまう。
その後に彼女の元へ訪れた新しい婚約は、遠方の辺境伯クロードが相手であった。
クロードは噂通り英雄なのか、それとも戦狂男なのか。
ライラは思い描いていた平凡な生活とは程遠い新婚生活を送ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 21:16:20
379785文字
会話率:29%
覇王が眠る「覇者の園」。そこに入る者には永遠の命と莫大な富が与えられるという。盗賊トレスが園への入口である「覇王門」の情報を盗み聞いて、覇王門に挑んだことから、不穏な影が動き始める。運命はトレスではなく拾った赤子アザリアに引き継がれ、アザリ
アは意図せず「覇王門」に関わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 21:14:27
52130文字
会話率:31%
無能の姫君、槍を手に後宮を舞う!
佳国皇帝の末娘、璃月(りげつ)。
母方の一族が使う〈夢見〉――予知夢の能力を期待されて育った璃月だが、どうやら無能らしい。
失意の璃月は武官である兄公子の真似をして槍に精を出す毎日だ。
その璃月も十五歳
。どこかに降嫁する日も近いだろうに、幼い振る舞いは変わらない。
璃月を後宮の門の外から垣間見ては恋慕をつのらせる兄の副官・暁霄(ぎょうしょう)の想いに気づくはずもなく――。
そんなある日、兄と母の夢にあらわれた〈黒い蝶〉。
後宮の陰謀に気づいた、おてんば公主・璃月。
暁霄や兄たちと共に夢にあらわれた謎を追う!
※実際の歴史上の人物・国家とは関係ありません。あくまで空想の国や制度を設定し書かれた物語です。
※スターツ出版1話だけ大賞/最終選考ノミネート作品「天啓の公主は暁を夢見る」をもとに構成し直しています。
※スターツ出版文庫byノベマ! にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 21:09:14
10196文字
会話率:45%
虐げられてきた妖狐の娘が、怪異狩りの軍人に愛され心をひらくまでの物語。
「――おまえを祓えるわけがない。
あきらめて、俺と生きてくれないか」
稲荷神社の娘・遥香(はるか)は、妖狐の血をひくために狐憑きとさげすまれ、ひっそり生きてきた
。
そこに訪れたのは、怨霊や魔物を祓う訳ありの軍人・彰良(あきら)。
彼は陰陽師の名門・芳川家の男だった。
帝国陸軍で共に任務にあたることになった二人は次第に惹かれあう。
でも狐の娘に幸せになる資格などないと遥香は気持ちを秘めるばかり。
一方の彰良にも、ある秘密が――。
自己評価は低いが芯に強さを秘める女が、理解者を得て才能を開花させる!
&
苦しみを抱え屈折した男が、真っ直ぐな優しさに触れ愛を知る!
明治中期風の横浜と帝都を駆ける、あやかし異能ロマンス譚です。
可愛い妖怪・豆腐小僧も戦うよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 16:48:04
107506文字
会話率:46%
節約主婦として家を切り回していたはずなのに……侯爵だというお祖父さまからお迎えが来てしまいました!
マルーシャは小さな町で時計職人の父と暮らしていた。
町で出会った少女ミュシカとその伯父ダニールは、妖精一族の命を受け、マルーシャを探
しに来たという。
ダニールは妖精の能力や歴史が専門の学者。マルーシャは「春」とつながる妖精なのだそうだ。
母方の祖父である妖精族の侯爵がマルーシャを必要としていると聞き、会いに行きたいと思うマルーシャ。
マルーシャに受け継がれる役割。妖精の力。そして人と妖精の関わり。
そんなことを教えてくれるダニールにマルーシャはドキドキしっぱなし。
出会ってすぐに惹かれ合ったけれど、不器用な二人には恋なんて荷が重い。なのに父のゴリ押しで、結婚することに。
少々浮世離れした研究者肌のダニールと生活力まんてんのマルーシャ、二人がそろえば大丈夫。
〈妖精のおまじない〉で、出会った人々を助け、幸せに!
交際0日求婚夫婦と、幼い娘(仮)とで妖精の故地へと旅をする。
そんなマルーシャの新婚旅行の物語。
※作中に登場する〈妖精のおまじない〉は架空の言語です。
※この作品はカクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 09:07:45
108627文字
会話率:47%
名門・東海西(とうかいにし)高校の野球部に入学した神野友生(じんのともき)。彼を待っていたのは、才能溢れる兄・裕生(ひろき)との比較。そして容赦ない練習と厳しい上級生たちだった。次々と夢破れ、グラウンドを去る同期たち。友生もまた、自身の「劣
等感」と向き合いながら、「なぜ、自分は野球を続けるのか」という問いを突きつけられる。
これは、誰もが持つ「才能」と、それを開花させるための「努力の仕方」をテーマにした物語です。がむしゃらに頑張るだけでは超えられない壁、自分は特別じゃない、と周りの輝きに焦る心。主人公・友生は、兄のような圧倒的な才能はないが、彼自身がどのような才能があるのか探し、気づき、それに対しての努力を続け、周りに近づこうとする。試行錯誤と葛藤の先に、友生が手にするものは何なのか。
才能の形は人それぞれ。そして、努力の仕方もまた、一人ひとり違うはずです。この物語は、自分だけの輝きを見つけ出すための、若き球児たちの熾烈な夏を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 21:02:45
46435文字
会話率:36%
血液内科医 中條悟は7年目の医師で血液内科としては5年目。
大学院で研究をしつつも臨床医としては油の乗った時期であるが、忙しさにかまけて体調不良を放置。自分の専門分野である白血病で死んでしまう。
例のごとく魔法のある異世界に転生し、持ち前の
知的好奇心で魔法の科学的検証を開始する。
しかしながら、ある事件を契機に医師としての使命に目覚め魔法技術と自分の医療知識を融合し再び患者の前に立つことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 21:01:17
381693文字
会話率:34%
国家プロジェクト【暁】
それは父:彰人も技術部門のリーダーとして参加する、人々の生活を豊かにするべく立ち上げられたはずだった。
暁に参加する父を双子の子供、兄:海斗と弟:陸斗は尊敬してやまなかった。
しかし彰人は突如組織の脱退を決意する。
組織からの追求を恐れた父は入念に準備をし、双子の息子達には小さな謎の四角いキューブを、娘には爛々と輝く結晶がついたチョーカーをそれぞれ託し、更に家の近くにある山に何かを埋めたという。
「何かあったらここに来て、埋められたものを使うんだ」
理解が追いつかない主人公:陸斗だが、そんな彼をあざ笑うかのように未曾有の災害が地球を襲う!!
必死になり、妹:そらを助けようとするも、既に時遅く・・・
血の涙を流す程の憎悪に蝕まれている彼も災害に巻き込まれてしまう!!
気付くと見知らぬ世界が広がり、自分は人ですらなかった。
家族はどうなったのか、地元は無事なのか、何もわからない中、陸斗の奴隷人生が始まる・・・
奴隷として12年の月日がすぎた陸斗は、ゴミと呼ばれ生きてる内にやがて記憶すらも失い、何の為に生きて死んでいくのかわからなくなってしまった。
全てを失い、死ぬことも出来ぬ地獄の中で陸斗は雄叫びをあげる!!!
家族とは?
思い出とは?
大切なモノを全て取り返すための壮絶な逆転劇が今始まる・・・!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 21:00:00
47661文字
会話率:33%
ごくごく普通の農家の三男として産まれた主人公のラスト。
特徴と言えば、細身の両親や二人の兄と異なるガタイの良い身体つき。(つまりデブ)
魔物のオークと揶揄されるラストは、産まれてこのかた15年彼女無し。
仕方なしに実家で畑を耕して暮
らしていたラストだったが、実家を継ぐ長兄アルフレドの結婚を期に追い出されてしまう。
しかも家から出ることを前提に、両親が貯めてくれていたなけなしの生活資金も、アルフレドに結婚祝いとして使われ無一文に。
何とか入れた街では職を求める田舎村出身者が溢れていた。
定職に就くことを断念したラストは、気の良い門番に勧められた「冒険者」へと登録。
恵まれた体格を活かして大活躍…とはすぐにはいかず、魔法は当然、剣も弓も使え無い。
金欠で最低限の装備を整えるのに苦労し、依頼ではゴブリンにビビり散らす。
そんな調子のラストだが、なんやかんやで周りに美女・美少女を集め、冒険者として生きて行く!?
※第1ヒロインは二章からの登場になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 21:00:00
300581文字
会話率:29%