アルマは爆弾開発が大好きな王宮錬金術師だった。ところがある日、ふとした失敗で、王宮の一部である「錬金塔」を吹っ飛ばしてしまう。それに怒った上司の進言で、彼女は「お前のような爆弾娘はここを出てどこかへ行ってしまえー!」と、いわば左遷されてしま
う。行き先はマイゼンブーク辺境伯領。家族は、そんな彼女を受け入れ(半ば諦め)家族一緒に引っ越すことになったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 10:49:16
19639文字
会話率:38%
飲み会の翌日、目覚めた私はなぜか異世界で王女になっていた。
前世は黒髪美形好きのオタク生活を送っていたことを思い出した王女アイリスは、幸運なことに黒髪の辺境伯へ嫁ぐことが決まる。この世界では黒髪は禁忌の色として忌避されていたけれど、前世を思
い出した彼女にとってはただのご褒美だった。自分の仲間と共に辺境伯家へ嫁いだアイリスは、自由気ままに黒髪の辺境伯家当主ノクスやその子供ノエルを愛でまくることにする。黒髪に生まれ落ちたが故に誰にも愛されず見てもらえてこなかった彼らはアイリスの膨大すぎる黒髪愛に困惑しながらも自分の存在意義を見つけていく。
アイリスは夫や子供を愛でまくりながらも、辺境伯領地や王国内で起こる様々な問題を愛でる片手間でどうにかしていく。そう、愛でる片手間で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 01:01:44
210089文字
会話率:37%
テレレレッテレ~!
ご機嫌なメロディが、頭に流れる。
「おめでとうございます! 乙女ゲーム『ローズガーデンの聖女』の悪役令嬢に生まれ変わりました」
突然そんなことを『神さま』に告げられたイリス・エーグル辺境伯令嬢。けれど、そんな乙女ゲームを
プレイしたことがない彼女は、悪役令嬢になんてなるつもりは勿論ない。前世の職業であるガーデナーの腕を使い、エーグル辺境伯領を盛り上げよう。
そう決意した彼女は、神さまにあるチート能力を授けるよう依頼する。
なのに、婚約者にも家族にも溺愛され、幸せに過ごしていくイリスは、何故だか国を揺るがす何かに巻き込まれ──???
最初から最後までハッピー溢れる、チートなスローライフを目指す少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 21:10:00
90312文字
会話率:42%
子爵家の令嬢ロゼ・モローは、侯爵家の嫡男リヒト・ジェットからの虐待に長年耐えてきた。
貴族学園に入学した後もリヒトは彼女を虐め、周囲の評判を落としていた。
そんなリヒトから突然婚約の打診があり、ロゼは命の危険を感じる。
父から提示さ
れた他の打診の中から辺境伯当主レオンを選び、辺境伯へ向かうと即結婚のサインをして花嫁になったのであった。
無事逃げきったロゼであったが、辺境伯領では特殊な事情があり、新たな試練に直面する。
また、ロゼに執着しているリヒトは彼女を取り戻すためにさまざまな策略をめぐらせ続ける。
果たしてロゼは夫レオンとの平穏な結婚生活をつかむことができるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 07:00:00
115903文字
会話率:27%
王太子の筆頭補佐官を務めていたアニエスは、待望の第一子を妊娠中の王太子妃の不安解消のために退官させられ、辺境伯との婚姻の王命を受ける。
辺境伯領では自由に領地経営ができるのではと考えたアニエスは、辺境伯に嫁ぐことにした。
初対面で迎えた結婚
式、そして初夜。先に寝ている辺境伯フィリップを見て、アニエスは「これは『君を愛することはない』なのかしら?」と人気の恋愛小説を思い出す。
さらに、辺境伯領には問題も多く・・・。
見た目は可憐なバリキャリ奥様と、片思いをこじらせてきた騎士の旦那様。王命で結婚した夫婦の話。
-----
西洋風異世界。転移・転生なし。
三人称。視点は予告なく変わります。
-----
※R15は念のためです。
※アルファポリス様にも掲載中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 09:20:33
156874文字
会話率:48%
辺境伯令嬢アメリアは、脳筋父から脳筋侯爵令息と婚約するように言われてしまった。これ以上、辺境伯領に脳筋が増えると!? 何より、アメリアには将来を誓い合った恋人がいた。
悩んだアメリアは、密やかに流れる噂の〝幸運のブーケ〟に願うことを決心した
。
なんと、〝幸運のブーケ〟とは妖精の魔法だった。
妖精が見えるだけの公爵夫人シャルロッテと妖精の声が聞こえるだけの公爵ルイヤヴィストが揃って使える妖精の魔法。
但し、過去にはシャルロッテが21年間14歳の姿で成長が止まったり、浮気した王太子のその婚約者の中身が入れ替わったりと、チャレンジャーな魔法だった。
しかし、脳筋と結婚することに比べたら些事だ。
そうして、シャルロッテが〝アメリアとカティスが結婚できますように〟と妖精に願ったら、とんでもないことが起きてしまった……!
『21年耐えたので離婚して今度は自分のやりたいことをしようと思います』の電子書籍化記念SSです。
こちらのお話だけでもお楽しみいただけるように書きました ♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:02:55
16525文字
会話率:37%
家族に虐げられ、遠い辺境伯領へ追放されたリーゼロッテ。
辺境伯エルヴィオ・グリムローズの婚約者候補として。
彼女が書き残した歴史にならないことについて。
最終更新:2025-02-08 00:15:10
8650文字
会話率:30%
とても軽い中身のない物語。
記憶喪失で異世界へと落とされて行き成りの奴隷落ち。運良く逃げ出す事は出来て連れのリリーと地方都市へと旅立つ。
辺境伯領にたどり着いて、王子に扮するお姫さまに一目惚れした。ここに居着くもうだつの上がらな
い伯爵様を殺す計画を案じながら……。
結果、伯爵様は見事天国へ送り、俺に対してお嫁さんは濡れ落ち葉となるも、乱世の大陸で火の粉が降りかかるとお嫁さんは、またしても戦闘狂へと変貌し……、最後は全戦全勝で国を盗ってしまう。
俺はスッキョンキョンで子供が二十人も?……みたいな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 08:10:00
32848文字
会話率:76%
後妻と義妹に虐げられて育ったマリー伯爵令嬢は、十六歳でスキル授与を教会で行ったが、文字化けしており何のスキルを授かったのかわからなかった。役立たずと言われ、実父に年寄り辺境伯に嫁ぐように言われるのだが、マリーは実家から出られるだけで幸せだと
思い、辺境伯領に赴いたところ…。
虐げられる描写で少し暴力的な表現があります。ざまぁはありません。ドアマットヒロインが幸せになる物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 13:02:12
8723文字
会話率:33%
ステラは最も優れた聖女、“首席聖女”、そして“大聖女”になると期待されていた。
後妻と義姉から虐げられ大神殿へ移り住み、厳しい修行に耐えて迎えた聖女認定式。
そこで神から与えられた“聖具”は角笛だった。
他の聖女達がよくある楽器を奏でる中、
角笛を吹こうとするが音が出ない。
“底辺聖女”と呼ばれるようになったステラは、『ここで角笛を教えてもらえばいい』と辺境伯領の神殿へ異動を命じられる。
『あそこに行くともう王都には戻れない』とされる左遷人事だった。
落ち込むステラを迎えたのは美しい自然。
しかし“氷河”とも呼ばれる辺境伯のクラヴィは冷たい。
それもあるきっかけで変わっていく、孤独で不器用な二人の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 20:01:52
130733文字
会話率:34%
婚約者の浮気と裏切りがきっかけで魔力を暴走させたアリスリーナは、罪人の証しである「魔女の烙印」を捺された。
もう王都では生きていけない。──死ぬことも許されない彼女に手を伸ばしたのは、若き辺境伯フェリクス・ヴィンセントだった。
辺境伯領に
は、魔物を捕らえる迷宮(ダンジョン)がいくつもある。
ダンジョンは魔法建造物で、王都や大きな商業都市に被害が出ないよう、魔物を捕らえる仕組みになっている。そのため、各地の辺境伯は魔物を従える「魔王」と揶揄されることがあり、王都に住む宮廷貴族とは特に関係が悪かった。
辺境地のことをほとんど知らないアリスリーナは、不安な気持ちを胸に抱き、王都を後にする。
自分は罪人だから、監禁されて過ごすことになるかもしれない。だけど、ワガママは言えない。静かに過ごすだけ……
覚悟を決めていたアリスリーナだったが、彼女を出迎えたヴィンセント家の人々は拍手喝采、大歓迎だった。
想像と現実のギャップに困惑するアリスリーナの新たな生活が始まる──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 15:00:00
42484文字
会話率:46%
竜の血を引くメテオリット家の末っ子パティことパトリシアの悩みは、驚いた瞬間に子犬サイズでピンク色、お腹ぽってりの子竜になってしまうこと。姉は美しくも勇猛な竜に変身できるのに何故!?
そんな彼女が縁談相手に会うために、かつて恐ろしい竜神が
棲んだといわれるシャルベリ辺境伯領に向かうことに。
ところが縁談相手はすでに恋人と同棲中、代わりにその兄であり、同じく縁談相手に逃げられた次期シャルベリ辺境伯で軍司令官を務めるシャルロとの縁談に臨むことに!?
溢れ者同士の初対面の印象は最悪。
だが、シャルロと子竜姿のパティが出会った瞬間、二人の関係は変わり始め……
「まったく……パティはいったい、私をどれだけ悶えさせたら気が済むんだろうね!?」
コンプレックスを抱える箱入り娘と、実は可愛いもの大好きな閣下との年の差ラブストーリー。
※9月1日より第二部連載開始します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 18:11:39
427005文字
会話率:32%
リディア・レーゼル・フォン・ブライスガウは、その美しさと賢さで社交界では有名な辺境伯領の令嬢だ。
そんなリディアには幼馴染がいる。カレドニア王国の第一王子、エドマンド •フィヒテ•フォン•オーディンゲンである。
二人は幼い頃にお互いを愛する
誓いを立て、リディアもいつかエドマンドと結婚して皇后となり、彼を支えて生きていくのだと信じていた。
エドマンドの為に日頃から美しくあろうと心がけ、誰もが振り返る美貌を保ち、勉強を欠かさず、領主である父の仕事を手伝えるほどの賢さも持っているリディアは完璧なお妃候補だった。
しかし、ある日幼馴染であり婚約者だった皇太子エドマンドから、いきなり婚約破棄を命じられる。
しかも、リディアが愛人と密会し、その為に邪魔になったエドマンドを殺そうとしていたなどと根も葉もない疑いをかけられ、王宮を追放、領地を剥奪されるという最低最悪の事態に。
なんとしてでも疑いを晴らし、エドマンドの心を取り戻そうとするリディアだが、実はその裏では王宮内の地位をめぐる権力争いが勃発していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 22:03:01
101200文字
会話率:52%
「クラリス、お前に聖女の力はない。侯爵領へ帰りなさい」
大司教に大聖堂を追い出された聖女は、クマのような辺境伯に拾われ、辺境伯領へ行って瘴気を浄化する修行をする。
憧れの王弟殿下を救うために、なんとしても聖女の力を取り戻したいクラリス。
けれど、自分でも気づかないうちに、優しく頼りがいのあるクマのような辺境伯に惹かれてしまう。
そんな中、クマのような辺境伯がクラリスをかばって怪我をしてしまい、王都でも大規模な瘴気が発生して……。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 20:07:37
14131文字
会話率:28%
辺境伯のディルクは王子クレメンスに頼まれ、侯爵家の令嬢と婚約することになる。妹を虐げる姉を引き離し、クレメンスが妹と結婚するためだった。辺境伯領にやって来た令嬢にディルクは「貴女と関わる気はない」と言い放ち一切の交流を持たなかったが、その後
本当に結婚したい女性と出会ってしまう。名ばかりとはいえ婚約者のいる身で他の女性を口説くことはできず、後悔している時に王子の来訪を告げられ相談しようとするが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 17:36:05
21502文字
会話率:30%
お姉さまの婚約者が辺境伯領に到着する前日、お姉さまが駆け落ちをした。真実の愛のために、と訳の分からないことを言い残して。
残されたわたしはお姉さまの婚約者だったブライアン様と婚約を結ぶことに。結婚までの短い間、彼と交流して、結婚することに不
安は何もなかった。結婚式当日、何とお姉さまが戻ってきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 14:11:05
11272文字
会話率:54%
背の高さと骨格のよさが原因で、『壁の花』ならぬ『壁令嬢』と呼ばれる、ウィンバリー子爵家の次女であるシャノン。
両親から冷遇され姉と妹から馬鹿にされてきた彼女は婚約者からも「でかい女」扱いされて、婚約破棄されてしまう。
起こった父により勘当
されたシャノンは、王都から離れたところで自立して生きていくことを決意。王国北部の辺境伯領の騎士団で事務官として働くことになったのだが、男性も女性も大柄なこの城でシャノンは「小さくてかわいいお嬢さん」扱いされてしまうのだった。
「あなたは小さくてかわいい。それに私は、あなたのしっかりとした強さと意志を感じられる背中が、大好きだ」
極寒の新天地で、コンプレックスを溶かすほどの優しさと深い愛情に、シャノンは包まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 18:00:00
159810文字
会話率:38%
魔術師の私、アン・フローリーは、婚約破棄事件をやらかした令息たちの流刑地である辺境伯領に招かれ、アホボンボン矯正計画を始めた。
揃いも揃って馬鹿ばかりだったけれど、そのうちの一人だけは不似合いなほど真面目で……?
※いろんな意味で残酷な
描写あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 18:00:00
13404文字
会話率:44%
豊かな土地だが何もない……そんな穀倉地帯を治める
辺境伯家の次男である主人公ディートヴェルデ。
皇立学院の卒業パーティーで皇太子が公爵令嬢セレスティナに婚約破棄を叩きつけるという事件を目撃してしまう。てっきり他人事かと静観していたら件
の公爵令嬢が近づいてきて——。
「わたくしを辺境伯領に連れて行って」!?
さらには皇太子が「セレスティナは辺境伯家に輿入れせよ」なんて命じたからさあ大変!!
仕方なくセレスティナを連れて帰るディートヴェルデだったが、意外にも相性が良いことに気付く。
勝ち気で才能あふれる公爵令嬢とのんびり屋でサポート上手な辺境伯子息。
そんな二人が送る辺境伯領スローライフ。
——————
https://privatter.net/p/9195214
こちらの世界観をもとにした作品となります。
また、カクヨムでも並行投稿いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 18:00:00
165413文字
会話率:29%
かつて王国騎士団にその人ありと言われた剣聖ジスタルは、とある事件をきっかけに引退して辺境の地に引き籠もってしまった。
それから時が過ぎ……彼の娘エステルは、かつての剣聖ジスタルをも超える剣の腕を持つ美少女だと、辺境の村々で噂になっていた。
ある時、その噂を聞きつけた辺境伯領主に呼び出されたエステル。
彼女の実力を目の当たりにした領主は、彼女に王国の騎士にならないか?と誘いかける。
剣術一筋だった彼女は、まだ見ぬ強者との出会いを夢見てそれを了承するのだった。
そして彼女は王都に向かい、騎士となるための試験を受けるはずだったのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 16:13:44
321477文字
会話率:34%
聖女としての力を持って生まれてきた妹と違い、私には何もなかった。
両親は妹にばかり構い、愛情を注ぐ。
それをただ眺める事しか出来ない私。
自己中心的に育つ妹とそんな妹を甘やかす両親。そんな三人に媚びるような態度を取る事しか許されていない私
。
ある日、この男爵家に縁談の話が舞い込んだ。相手は辺境伯家、格上の貴族だ。
だが一つ懸念があった。それは辺境伯の領地は襲い来る魔物との前線基地がある場所。
妹を可愛がる両親はそんな危険な場所へ嫁がせる訳にはいかないと、私を差し出す事に決めた。その決定に私の意志が入る余地はない。
半ば己の人生を諦めて生きてきた私にとっては今更だった。
しかし、実際に訪れた私を待っていたのは――熱烈な歓迎だった。
活き活きとして生きる人々、そして私の事を温かく受け入れてくれる状況。好機の感情を向けられる事に慣れていない私は、ただ戸惑うばかりの日々。
そんな日常を送っていたある日、突如この辺境伯領を魔物の群れが襲って来た。
温かい日々をくれたみんなの為に、居ても立っても居られなかった私は、一人飛び出し戦場へと向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 12:10:00
8276文字
会話率:24%