異世界の小国『ガドゥルンド』王国の姫『サンロッテ=アン=ガドゥルンド』は帝国との戦に勝利するも、味方どあった『ケネトゥス』の裏切りで、命を落とした筈だった。
息を吹き返した彼女が目覚めたのは、ガドゥルンドや帝国の存在しない異世界の国『ニホ
ン』だった。
彼女が起き上がり目にしたのは、見知らぬ自身の姿と名前。そして変わり果てた装備品。
それだけでなく、彼女の中には『ガドゥルンドのアン』の他に『ニホンで暮らす カドノ=アン』というニホン人女性の記憶が存在していたのだ。
一時混乱状態にあった彼女だったが、『カドノ=アン』の記憶を使い、日々を過ごすことになる。
還る術が見つからないまま時は流れ、彼女は届く筈もない兄『ヤヌクルギス=ロン=ガドゥルンド』への手紙を綴る。
これは異世界からニホンに転生した1人の姫騎士が見た、ニホンの日常を異世界に伝える、手紙の物語。
<作品について>
2022年4月公開の同名短篇映画の原案である書簡を加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 13:00:00
6183文字
会話率:0%
不注意から少女を轢いてしまい社会的に人生の幕を閉じたはずの男・ノアは証拠隠滅のため自分の家へと遺体を持ち運ぶが急に起き上がり「おはようございます。私をここで働かせてください」と突拍子のつかない事を言い……
最終更新:2022-02-16 00:35:29
8400文字
会話率:69%
出海堂(でっかいどう)大学一年、浅原啓太は、ある日帰り道で交通事故の現場に遭遇する。
死んでいるはずの被害者が起き上がり、その両腕を伸ばしてくるのを見た啓太は、脇目も振らずに逃げ出した。
翌日。
啓太は、自らの左腕が意志に反して動くこ
とに気が付く。
逃げ場なんてどこにもない。
眠ることさえできない。
啓太は、ギプスで左腕を固定し、藁にも縋る思いで、同期の北条久美子に相談する。
手渡された一冊の本には、『エイリアンハンドシンドローム』と書かれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 00:00:00
34375文字
会話率:36%
俺は何をやっても長続きがしなかった。誰と話をしても仲良くなれなかった。
だとしてらよお!
人の少ない孤島にでもいってキャンプでもしながら、のんびり過ごすんだ!
何?未来ある若者が?アーリーリタイア決め込みやがってだと?
うるさいうるさい
うるさいうるさいうるさい!!
さっさと面倒くさいしがらみから解き放たれて
今までとは違う生き方をしてやる!
だって見捨てられたんだから!今度は俺がこの世界を見捨ててやる!
白い砂浜、輝く海。
実る果実、美少女侍らせてのんびり過ごすんだ!
朝は太陽の光で起き上がり、魚でも取って昼過ぎからはヤシの実ジュースでも飲んでなあにも考えないでゆっくり過ごすんだ!
金とか名誉とかいらんわ!
そんなもんで、幸せになれるやつなんて一握りなんだからな!!
俺は俺でよろしくやるさ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 13:35:21
100317文字
会話率:42%
締め切られた遮光カーテンの隙間から差すのは、晴れやかな朝日。
眠りから覚めた坂城栞はベッドから起き上がり、『昨日』へと思いを馳せる。
間に合えと足を動かし、学校を走り回り、辿り着いた先に見るのは変わらない地獄絵図。首から血を流す幼馴染
――篝春樹と、ワイシャツを赤で染める友人――日下部隼だった。訪れた絶望と希望の朝は栞の胸を締め付ける。彼女から平凡な日常を奪ったのは、血の滴るカッターナイフと、どす黒い夕焼けであった。
「俺を、殺してくれ」
春樹の言葉が項垂れた栞の頭の中で、幾度も反響する。
『許されるなら、もう一度』
彼らとの未来を掴むため、強い願いを胸に、彼女は何度も何度も歪んだ時間を繰り返す。
今日もまた幼馴染と友人を救うための『二日間』が、始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 21:00:00
62705文字
会話率:35%
"眼鏡を壊したのだ~れだ"
そんな声を聞いた俺は、ベットから起き上がり枕の横にある物を見つけた。
それは、俺が壊したはずの親友の眼鏡だった・・・
最終更新:2020-12-04 22:57:08
2601文字
会話率:54%
妖しいやかんを片手に一攫千金を夢見るネイベルは、未開の大森林へと踏み入った。そこで彼は、ダンジョンに飲み込まれる、という珍しい体験をする事になる。
その日から、彼の人生は大きく変わってしまった――。
剣術も魔法もさっぱりで、腹もたるんで
体力もない。そんなネイベルが、何度傷つき倒れても、不屈の意思で起き上がり、鍛錬を重ね、妖艶な美女や歴戦の戦士に師事し、規格外の存在にまで成長していく物語です。
墓地や砂漠、古代遺跡に雷鳴轟く大地……様々な場所を冒険するうちに、神話級の化け物や、怪物の大群と対峙しますが、仲間と協力しながら乗り越えていき、地上への生還を目指します。
同時に自身の出生の謎を探るうちに、大陸の歴史の秘密に迫って行くことになります。
ハーレム展開やチートな才能とかはありません。 ※Novelism様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-16 18:53:28
377863文字
会話率:37%
暗い暗い地の底、そこに一体の白骨死体があった。
不思議なことに長い時の中を過ごしたはずの白骨死体は朽ちることなく磨かれたように綺麗な状態であった。
本当に白骨死体なのかと疑うくらい綺麗だった。
そこにある日いくつもの偶然が重なり地上から一筋
の月の光が白骨死体に差し込んだ。
すると白骨死体は起き上がり動き出したのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 12:28:56
34351文字
会話率:38%
雨の中茫然と立ち尽くした。
寒さで肩がふるえ目の前がグラグラと揺れていた。
ふと気づくと見慣れない場所で目覚める。
倒れた体は草に覆われ、不思議な色をした月が見える。
まだ心臓がドキドキしている。
ゆっくりと起き上がり長いこと切っていな
い伸びた前髪を搔き上げると、
そこには月明かりで白く照らされた少女がこちらへ向かって歩いているのが見えた。
民族衣装のようなワンピースを身にまとった少女は、あの子の姿そのものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 16:55:20
2360文字
会話率:15%
少女アークは、大帝国の姫ながら国外の田舎で生まれ育った野良皇女である。無謀で、軽率で、未来視の魔法使で、やがて種族をかけた戦いに臨むこととなる彼女の旅は、父皇太子が患う呪いに根ざす病の癒やしを求めて始まった。
彼女は戦う。誰かを悲劇の舞台
から降ろすため。
彼女は傷つく。いつも思い通りにできるわけじゃない。
《血塗れ聖女》スイージュをはじめとする《永遠の守護者》たちは彼女に問う。
「本当は何がしたい?」
運命の娘シアセスは彼女に告げる。
「それがあなたの望み」
これは、ひとりの少女が
挫けても立ち直り
転んでも起き上がり
疲れて泣いても立ち上がり
勇気ひとつを手に走り続けていく物語。
(この小説は2020年2月9日コミティア131 『か09a 雨味処』で頒布予定作品の先行投稿になります。後日カクヨムなどにも投稿することがあります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-08 21:41:17
93627文字
会話率:47%
とある街に住む轟龍(とどろき りゅう)17才は15歳の時に「召喚士」という役職を与えられた。しかし、「召喚士」という役職は希少中の希少で一切前例がなかった。そして2年という月日がたち、数少ない友人の一人である楠湊とともに洞窟ダンジョンへ。道
中の雑魚モンスター「スライム」でさえまともに倒せないリュウであったがたまたま投げた石ころがスライムの急所に入って撃破に成功したのだった。すると倒したはずのスライムが起き上がり、攻撃すると思いきやリュウをじっと見つめている。これってもしや………。
最弱だったリュウがまさかの方法で最強へとなっていくストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-18 12:00:00
1343文字
会話率:45%
かつてのその名を失った島。不老不死を目指した魔術師の失敗から、島で死んだ者は肉体だけが起き上がり、闊歩し、生者を襲うようになった。住人達は島から逃げることも叶わず、洞窟の奥に隠れ、襲い来る死者たちから身を護り生きてきた。
そんな孤島の末裔
。
青年アキレスは、気まぐれに飛来したドラゴンの攻撃により、人生を変える。
呪われた島で、先人たちが諦めた。島の外に目が向いた。
18.10.14追記
プロットが雑だった為色々と難航しているので、超不定期投稿です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-07 17:59:59
20603文字
会話率:12%
現実世界で起きた大地震により、人々の生活が危ぶまれる中、突如として海が各所で割れ始める。
海が割れたそこから放たれた眩い光は人々を異形のものに変え、ヴィランと化していた。
普通の高校生だった九条は持ち前の運動神経と空手の腕と少しの運でそ
の世界を守るヒーローとして活動していた。
そんなある日倒したはずのヴィランが起き上がり海の狭間へ連れていかれるとそこは、ヴィランに支配された異世界だった!?。
無能力ヒーローの主人公は異世界に行っても結局はヒーロー活動をすることになるのか。
思春期や、友情、恋愛に悩まされていく九条を待っているのは天国か、はてまた地獄か。
って言うコメディバトル小説です。
気力が湧いたら投稿続けますので皆様暖かい目でお待ちください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-31 09:00:00
5728文字
会話率:55%
20世紀末、ソビエト崩壊の混乱冷めやらぬ中、世界は一つの事件に揺れた。
安寧の儘に眠る筈であった死体が、今までの法を破って起き上がり始めたのだ。まるで生者を恨むように、お前も此方に来いと誘うかのように。
南米に端を発っした人類史を揺る
がす事件は、WHOの初動対応が功を奏し、世界規模でのパンデミックは食い止められた。しかし、未だその脅威が去った訳ではない。各地で死者は例外なく起き上がり、いつ事態が深刻化してもおかしくはない。
WHOの付属組織、死体が動く事態に対応すべく設立された国際公衆衛生維持局は、辛うじて世界の平穏を維持していた。そう、今はまだ……。
「けど、いざコトが始まったら数時間で全滅しそうですよね、ほんと」
「面白い冗談だ。なぁ、後輩」
「いえ、班長、割とゾンビ映画だとデフォです」
これはそんな組織に不本意ながら就職した常識人の物語である。
表紙絵を作成していただきましたので、第一話末尾に掲載しております。
茂木康信氏(TwitterID:@Moginiki )に多謝を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-05 23:12:10
169352文字
会話率:41%
世界には大昔、魔法が使える者と使えない者の二種類の人間が存在していた。しかし、互いの王が『いつか分かり合えない日が来て戦争が起きてしまう前に、住む世界を隔離すべきだ』と、王が大魔法で裏世界を創り、全ての魔法族達は裏世界へ移り住んだ。そして時
代が進むにつれ、表世界の人々は裏世界の事など忘れ去り、独自の文化を築き上げ暮らしていた──
時は流れ、現代より少し先の表世界の話。
とある梅雨の季節、四年前から親元を離れ一人暮らしをしている読書好きな男子大学生の月詠真琴(つきよみまこと)は大学から自宅に帰宅すると庭にローブを着た謎の男が倒れているのを発見したが、はすぐに起き上がり、物凄い勢いで去っていった。訳も分からないままとにかく家に入ろうとしたその時、月詠真琴は地面に落ちていた一冊の古本を見つけてしまう。この古本との出会いが、月詠真琴の人生を大きく変えていく──
恋愛小説と呼ぶには薄過ぎる、冒険小説と呼ぶにはまだ遠過ぎる。偶然か必然か、不思議な出会いが互いを徐々に変えていく。そんな二人の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-18 17:29:02
13502文字
会話率:42%
ある日、いきなり死者が起き上がり人を襲う事件が発生。
大学生活を満喫してた皇遠矢は、家に立て籠もるか実家に逃げるかの選択で迷っていたところ、同期生と連絡が取れる。何とか三人の少女を助け出し、動く死者の世界を安全な場所を探し旅をする。
最終更新:2018-10-31 01:00:00
37733文字
会話率:22%
いつも通りの日常。そんな毎日にうんざりしつつも満足しているつもりだった。しかし、異変は突如として始まる。死んだ人間は再び起き上がり、人肉を求め彷徨う。
集団で生きる者。独りで生きる者。外で移動する者。建物に立て籠もる者。
世界に希望なんてな
いかもしれない。
それでも諦めない。
終焉世界で僕等は生きる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-26 20:43:25
21192文字
会話率:42%
一目惚れした女の子が、目の前で飛び降りて死んだ。
普通の男子高校生・咲良はクラスメイトの幽鬼ヶ原絢音に一目惚れする。
その日、絢音は咲良の目の前で飛び降りて死んだ。
咲良が凍り付くなか、骸と化したはずの絢音はゆっくりと起き上がり、何事も無
かったかのように歩き出す。
驚いて絢音を追いかけた咲良は、ある事実を聞かされる。
――絢音は、霊感と不死の能力を持つ特異体質だった。
絢音が及んだ自殺は、霊を成仏させるためのものだった。
そんな絢音から、「私の自殺を見たせいで、あなたも霊感を身に着けてしまったかもしれない」と告げられ、半ば成り行きで霊の成仏を手伝うことになる。
普通の男子高校生と、だいぶ特殊なクラスメイトの少女が織り成す、ホラーとシリアスを間に挟んだラブコメ。
笑って、怖気が走って、ドキドキして、また笑おう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-25 00:00:00
112142文字
会話率:59%
ダンジョン内の死体に金を払う者はいない。
残された遺族以外には。
時に貴族から大金をせびり、装備を叩き売り、死体に自分の身を守らせる。
ただただ、最下層を目指して。
最終更新:2017-02-22 01:03:00
22159文字
会話率:49%
お爺さんが書き残した紙には、「あとは宜しく」の書き置きが、それに慌てた蓮は、その部屋にある武器達を隠そうとする。
しかし、その矢先、薙刀に躓き、転んでしまう。
起き上がり、片付けを再開しようと、近くにあった刀を手に取る。すると、刀が光始め空
間が歪んでしまい、危険と感じた蓮は咄嗟に刀を掴んだが‥‥?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-08 13:04:38
923文字
会話率:27%