真っ昼間から頭上で飛んでいるのに。
なぜ、誰も、気付いていないのか?
最終更新:2024-08-12 23:23:17
200文字
会話率:0%
ぼくには幽霊が見える。
でも、そういうものは、こちらから手を出さないかぎりは安全だし、怖いことだってない。それはただそこにいるだけで、それ以上じゃない。
ただし、そういうわけにはいかないときもある。
例えばそれは、家の冷蔵庫に生首が
あったりなんかするときだ。
そう、ぼくの家の冷蔵庫には、生首が収まっている。どうしてなのかは、わからない。ぼく以外には誰も、それを見ることもできない。
何かの呪いだ、と友達は言う。でもそんな呪いを受ける覚えはないし、どうすれば呪いが解けるのかもわからない。
もしもこのままだと、ぼくはどうなってしまうんだろう。
「――死んじゃうんじゃないかな?」
というのが、友達の意見だった。
タイムリミットは、一週間。
ぼくは何とかして、この事態を解決できるんだろうか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 00:00:00
22334文字
会話率:31%
その少女は、新たな扉の前に立っていた。
いわゆる冒険者ギルドと呼ばれる機能を持った、荒くれどもが集う酒場の入り口に。
冒険譚に憧れてだとか英雄を夢見てだとか、そんな前向きな理由で無く、やむにやまれず冒険者を目指すことにした彼女が脚を踏み入れ
たその時、一人の女傭兵から声がかかる。
話を聞いた彼女は、少女へと告げる。「悪いことは言わない、やめておけ」と。
危険と背中合わせの冒険者稼業、ただの少女が生き抜いていくには過酷な場所。
心が折れそうな時に、声が掛けられた。
「なら、知識を教えて上げたらいいんじゃない?」
誰も、最初は何も知らなかった。
だから、先輩冒険者達は少女へと問いかける。
「お前なら、どうする?」
これは、何も知らなかった少女が先輩達の問いかけに答えながら一人前の冒険者を目指す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 06:47:07
100707文字
会話率:38%
地球の魔法少女たちは星々に古代文明が存在すると信じていた。 その文明は、銀河中の魔法少女の発祥の地です。 考古学者は、その文明の証拠があることを発見しました。
『マジシス』と呼ばれる謎の惑星の真実を解明するため、科学探査が行われていた。
『魔法少女星間協会』は、魔法少女史上初の遠征への資金提供を開始した。 彼らはこの惑星についての真実を知りたいと思っています。
でも、私たちの予測は間違っていました。 惑星マジシスは、散らばった多くの部族で満たされた粉砕された世界です。 彼らが求めていた文明はとうに過ぎ去った。 古代遺跡以外には何もありません。『フリードホフ』は、この惑星に残っている最後の王国です。
この星の魔法少女たちは、とうの昔にその偉大さを捨てていた。 彼らは盗賊、女王、司令官かもしれませんが、彼らはどれも本当の魔法少女ではありません。 彼らは魔法少女であることが何であるかを忘れていた。
世界中に散らばり、部族として暮らす使い魔たち。普通の女の子を魔法少女に変えることは誰にもできません。 彼らの誰も、人間を魔法少女に変える利点を理解していませんでした。 彼らもまた、自分たちの本来の性質を拒否しました。
この惑星に何か問題が起こった。 私たちはこの地球をすぐに直さなければなりません!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 09:32:32
24717文字
会話率:50%
幼馴染みの高校生三人組、弥生太一、鈴木勇人、榊公太は、気づかないうちに異世界へ迷い込んでいた。
神と対面し転生したわけでもなく、王族に召喚されたわけでもなく、何かしら使命を与えられたわけでもなく、ただ迷い込んでしまった。
多少なり異世界を題
材にしたマンガやゲームを知っている三人は、最初こそ気持ちを高ぶらせたものの、その思いはすぐに消え失せてしまう。
「「「……誰も、チートとかないんだけどおおおおぉぉっ!?」」」
異世界の言語を聞き分けることはできる――安堵。
異世界のスキルを身に着けている――ありふれたスキル。
魔法は――使えない。
何をとっても異世界で暮らす一般人と同等のステータスに、三人はある答えを導き出した。
「「「【いのちだいじに】で行動しよう!」」」
太一、勇人、公太は異世界で冒険を堪能するでもなく、無難に生きていくことを選択した。
……だって死ぬのは、怖いんだもの。
※小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 11:01:15
69319文字
会話率:69%
[Different world online]
通称DWO
皆が待ちわびる中、ゴールデンウィーク始まりと共に販売されたVRMMOのゲーム
友人達がβ版を楽しむのを、指をくわえることしか出来なかった主人公 天坂 燕は、この神々と竜の創
りし世界で自由を謳歌する
そして、トッププレイヤーが入り交じる環境の中で、周りの誰もが注目するプレイヤーとなる
「俺は今!最高に楽しいんだ!だから誰も、俺を止めないでくれ!」
※毎日20時投稿予定
作者に文才や詳しい知識がある訳ではございませんので、生暖かい目で見守ってください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 20:01:31
159495文字
会話率:45%
きっと、誰も、信じてくれない。
本当にあった話。
キーワード:
最終更新:2023-11-02 21:45:06
1314文字
会話率:0%
最強といわれている勇者パーティーは、とある重大クエストに参加し、見事に成功させた。その祝勝会の夜、勇者(男)はもう1人パーティーに勧誘すると出かける。残された彼女たち6人は……。
拳闘士(豪快な美女)、剣士(ストイックな美女)、魔術師(知的
美人)、聖女(癒し系)、召喚士(妹キャラ)、弓使い(幼馴染)が送る、勇者への6通の手紙。
――――――――そして誰も、いなくなった?
*手紙の後、それぞれの後日談があります。(後日談はインタビュー形式)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 00:00:00
16269文字
会話率:0%
誰か。誰でもいいの。──わたしを、愛して。
物心着いた時から、アオリに与えられるもの全てが姉のお下がりだった。それでも良かった。家族はアオリを愛していると信じていたから。
けれど姉のスカーレットがこの国の竜王陛下である、レナルドに見初めら
れて全てが変わる。誰も、アオリの名前を呼ぶものがいなくなったのだ。みんな、妹様、とアオリを呼ぶ。孤独に耐えかねたアオリは、隣国へと旅にでることにした。──そこで、自分の本当の運命が待っているとも、知らずに。
※アルファポリス様でも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 01:04:10
9429文字
会話率:37%
世界に歌が、響いた。
その悲しい歌に人や生物、地球上全てものが暗く、淀んだ。
宗教団体「零燃(れいねん)」が誕生したのもこの日だ。同日、驚くことに、煙草が世界から消失した。しかし誰も、そのことに気づかない。
最終更新:2023-08-16 20:58:31
994文字
会話率:20%
魔女の谷――。
それは、最終的に魔女が行き着き住まう楽園の名だ。
集落ごとに区切られた魔女の村から出た者。
人間界から追いやられた者。
泣く泣くその谷へ来ざる得なかった者。
自ら望んで谷へと赴いた者。
魔女ごとに理由は様々で――
けれど、その谷に辿り着いた魔女は皆口々にこう言葉を紡ぐ。
『此処に来て幸せ』だ、と……。
その言葉の真偽は定かではない。
何故なら誰も、その谷から出てこようとしないのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 14:44:16
4387文字
会話率:36%
本日18時更新済みっ!!
あえて誰も、切り込まない、ツッコミを入れない、スルーしちゃう部分にメスを当てた、ツッコミを入れた、暗黙の了解を破る異世界転移物語です。
Web小説読んだことないアラフィフのBBAがリアル2度目の人生賭けて小説家
になろうに投稿を始めたんだけど、異世界ともふもふをどうやって盛り込めばいいか悩んでますーーという私小説(エッセイ)の中から発生しました。
こちら完結済みの「俺のカノジョに血と薔薇を〜『魔外者』まがいものの唄〜」もヨロシク!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 20:12:57
40116文字
会話率:49%
次元の切れ目からダンジョンに潜る探窟者という仕事が流行って1年が経ち、主人公は20歳の誕生日に念願の『スキル』を手に入れた。
特定の職業でしか活用出来ないような『徒歩術』のスキルを使って、探窟から異世界冒険へ!
現代世界から異世界訪問で
きるのは俺1人。
地球の誰も、見たことのない新天地を俺は冒険する!
(メインホームは現代地球です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 19:14:35
2402文字
会話率:43%
物語の中では、超人的な力を持ったヒーローが世界を救ったりする。でも現実では《一人の犠牲で世界が救われる》なんて事はない。
だから本来は、誰も犠牲にならなくていいはずなんだ。誰も、理不尽に命を落とさずに済むはずなんだ。本当は。
みんなが自分
の大好きなことを一生涯追求できる世界になることを祈ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-09 20:07:45
412文字
会話率:0%
「これは陰謀です!」
極度の陰謀論者である埋火一禄(うずみびいちろく)は、今日も物事の背後に陰謀を嗅ぎ取り、警鐘を鳴らす。
誰も取り合わない。話半分に聞く者、半分の半分に聞く者、全然聞いてくれない者しかいない。
医療事故の隠蔽。
暴対法の
真実。
半導体メーカーの策謀。
政財界の権謀術数。
夜の街を支配するラーメン屋の親父。
家畜とされ、人権を剥奪された無名の民。
誰も、その存在を知らない。知っているのは、埋火を含む有志数名のみだ。
ある時、クラス一の美少女である堀北神流(ほりきたかんな)が、埋火たちが集まる作戦会議室(旧校舎二階の教室)に案内される。
純朴で心優しい美少女を交え、一癖も二癖もある仲間たちが、それぞれの意思をもって陰謀に立ち向かう。
陽キャと陰キャの格差を消し去り、恋愛の平等性を訴える恋愛共産主義者:畦遼鵜(あぜりょうう)。
運命論を説き、右にも左にも寄らない中立こそが理想であると唱えるニュートラル理論提唱者:真壁封弥(まかべふうや)。
世にはびこる誠実はすべてまやかしであると声高に主張する財閥令嬢:鈴鹿来夏(すずからいか)。
彼らは叫び、主張する。たとえ、耳を傾ける者がいなくても。
在るべき理想を追い求め、イデオロギーの海に漕ぎ出していく。
思想強めの少年少女と純真無垢な美少女が織りなす、陰謀と真実の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 18:38:46
5747文字
会話率:60%
あれこれ思う、思われる。どう生きたとしても、時の流れはあまりに速くて、迷えない。それは確かな夢や希望をを見つけてゆくことてしか、かなわない。詩について。、感想はありがたい。ほめられたり、そうでなかったり、色々。だけど、ここにある詩の隣には、
誰も、詩は建てないで欲しい。詩は、自分の中から生んでやって欲しい。そっとしておいて欲しい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-18 08:58:08
563文字
会話率:0%
時の流れや、光の速さや、宇宙の大きさや、心の様子や、およそ、頭では理解し難い物事に包まれて、自分と言うものを生き続ける。何が大切になるのか、それを誰も、何も、教えてはくれない。だから、あの頃に少しずつ、悔いが残る。なるべくなら、悔いのないあ
の頃で、満たしてやれたらいい。恥を掻くのは、大切だと今更のように思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 06:49:37
603文字
会話率:0%
医療福祉の現場で働く高野 蓮は冴えないケアマネ。死に直面する人達のケアを調整している。冴えない若者。彼自身は、目立たなく誰も、印象的ではなかったが、それは、彼の意図でもあった。彼は、見えないものを見、感じてはいけない物を感じる。遡れば、彼は
、幼少時に1週間、行方不明になったことがあった。それまでの、彼は、どこにでもいる、普通の子供だった。自宅に戻った彼には、天眼が宿っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-07 21:59:15
60333文字
会話率:53%
王太子ヨナスの幼馴染兼女官であるエラは、結婚を焦り、夜会通いに明け暮れる十八歳。けれど、社交界デビューをして二年、ヨナス以外の誰も、エラをダンスへと誘ってくれない。
「私の何がいけないの?」
嘆く彼女に、ヨナスが「好きだ」と想いを告
白。密かに彼を想っていたエラは舞い上がり、将来への期待に胸を膨らませる。
けれどその翌日、無情にもヨナスと公爵令嬢クラウディアの婚約が発表されてしまう。
傷心のエラ。そんな時、彼女は美しき青年ハンネスと出会う。ハンネスはエラをダンスへと誘い、優しく励ましてくれる。
(一体彼は何者なんだろう?)
素性も分からない、一度踊っただけの彼を想うエラ。そんなエラに、ヨナスが迫り――――?
※短期集中連載。10話程度、2~3万字で完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 14:49:46
26532文字
会話率:34%
飛行機が墜落し、誰も、獣すら死に絶えた砂漠に落ちてきた俺と佐藤の二人。
他の乗客乗員は死に絶え、たった二人で砂漠を彷徨いながら助けを待つ。
衝突があり、友情があり、そして――彼らを待ち受けるものは、虚無色のそれである。
※毎日投稿です
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 03:54:56
10997文字
会話率:31%
『異世界 × 現代SF × 少女 × 少女』
――異世界という理不尽に抗う牙は、トンデモ兵器と折れない意地。
『異世界転生』或いは『異世界転移』……それらは、現実でも起こっていた。
神の手違いでの事故、世界を救う勇者を求めての召喚、或いは
本当に意図せず呼び込んでしまう。理由は様々。
転生転移の方法も、シンプルな転生から憑依転生、はたまたそのままの姿で……等と幾千万。
理由や手段は星の数ほどあっても、こちら側の世界からしてみれば等しく同じ『侵略者』。
それら異世界からの干渉には、誰も、何も、出来ないのか。
されるがまま、埒外の存在に振り回されるだけなのか?
「違う」
神を名乗るほどの超越者相手に牙を剥く少女。片手には技術の粋を凝らした兵器。反対の手は理不尽に中指突き立てる意志。
異世界からの干渉を追い返したり。
転生・転移させられた人を取り返しに行ったり。
取り返しに行ったら「戻りたくない」「こちらの世界の方が大事」なんて拒絶されたり敵意を向けられたり。
魔法にドラゴンにモンスターが溢れる世界でハイテク兵器で無双したり、チート能力で蹂躙されたり。
異世界の人たちと敵対したり、心通わせ手を取り合ったり……別れたり。
『神』を名乗るロクデナシにボロ雑巾にされたり。
絶望も理不尽も無茶も無謀も踏みしめて、今日も嘯く。
「運命は私の手にだけある……なんてね」
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※五十話ほどストックがあります。
※マルチ投稿作品となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 18:17:41
265631文字
会話率:44%