自分という人間が何のために存在するのか。その存在を喜ぶ人はこの世界にいるのか。全てが分からず、全てを恐れ、全てに絶望していた15歳の春。気づけば高校生になっていた。この人生という地獄が一体いつまで続くのか。そう思っていた入学式の日、ある男の
子が声をかけてきた。
「友達にならないか?」
あんな曇りない瞳を見たことが、これまで何度あっただろうか。
子に出会いをきっかけに俺の日々は変わり始め、高校生になっていろんなものを学んだ。友情、人の温かさ、美しさ、そして、
恋という、甘く苦い記憶。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 23:03:40
3243文字
会話率:30%
学園の卒業記念パーティでその断罪は行われた。
王子殿下自ら婚約者を断罪し、婚約者である公爵令嬢は地下牢へ移されて——
だが、その断罪は国王陛下にとって寝耳に水の出来事だった。彼は怒り、孫である王子を、息子である王太子を、事件の関係者を問い質
し叱り飛ばす。衆人環視の中で。
そして誰もが後悔し思った。『まさか、こんな事になるなんて』と。
これは、国の興亡の陰に隠された人々の苦い記憶。
R15は保険。
設定はゆるんゆるん。
異世界のなんちゃってだとお心にお留め置き下さいませm(_ _)m
本編はオマケ込みで全24話
この作品はアルファポリスに掲載しています。
2021年06月07日アルファポリスでHotランク1位を頂いたお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 03:19:42
64305文字
会話率:28%
ある港で男は女と出会った。
男は女に面影を見た。
それは苦い記憶。
過酷な運命に翻弄され、別れた女の面影を。
女は男を頼った。
同じく運命に翻弄された女。
最後に元恋人住んでいる町で死ぬ為に...
馬車は進む。
2人の男女を乗せて。
そして女が見たものは?
男の胸に去来した物とは?
そして男は言った、
「一緒に行くか?」と。
全4話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 20:14:49
24173文字
会話率:42%
アリア・ランドリス・グラウデス公爵令嬢は、婚約者の王子にパーティーでありもない濡れ衣で断罪され、服毒処刑されてしまった。
それから10年の月日が流れ、アリアは目覚めた。魔導王にして不死王と謳われるリッチとして!
それから更に5年の月
日が流れた。
アリアは先代リッチの名前を引き継ぎ「エルプスユンデ」と名乗り、冒険者をする傍ら趣味の魔導研究をする自由気ままな生活を送っていた。
【魔導人形】
ある日、アリアは領主の娘・オルティナから家庭教師の依頼を受ける。
隣接している領主の息子・アルバトスから、「魔導人形(ゴーレム)」を使った試合をして、負けたら婚約しないといけないらしい。
自身にも苦い記憶がある婚姻関係なので躊躇っていると、オルティナが出してきた「魔導人形」はかつてアリアが造り出したものだった。
アルバトスが自身が造り出した「魔導人形」をバカにしていると知ったアリアは、一転して依頼を受けることにした。
【肉の芽】
突然だけど『肉の芽』という妖魔がいる。
無念や非業の死を遂げた人間が死んだ直後に肉体に発生する妖魔で、近くにいる他人へと寄生すると、元の人間と同じ姿形に変え、元と同じように生活をする。擬似的な死者蘇生を行使する幻の妖魔でもある。
そんな妖魔に、まさか、まさか、「不死王」「魔導王」最近だと魔王とまで呼ばれているリッチたる私が寄生されてしまうなんて!
※基本的に1話完結となっています。
※短編で投稿していましたが、書きたいことが幾つか出来たため、短編を削除して連載としてまとめました。
感想を頂いてましたが、返信できずに申し訳ありません。
※この作品には「Pixiv」と「カクヨム」にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 05:26:19
46943文字
会話率:30%
はじまりの村での、失敗と後悔が、ずっと心に影を落としている。
戻れない日々と忘れられない苦い記憶は、その男を、いつしか世界を救う英雄にした。
最終更新:2021-04-19 03:09:13
11423文字
会話率:29%
ある夜、「星が流れるポスト」の夢を見た私。
夢の中の私は、手紙をポストに投函していた。
夢を見た日からずっと心に引っかかっている「違和感」を探すべく、夢に出てきた場所に訪れる。
そこで私が見たものは……。懐かしくほろ苦い記憶を辿る青春ストー
リー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 15:09:29
4595文字
会話率:23%
とある大都会の劇場において、一か月に一度、全米トップクラスの人気俳優による演劇をメインとする、一大ショーが開催される。国の内外からは、名だたる要人たちがゲストとして、この地に集まろうとしていた。その公演の直前、高級ホテルの一室で、名も知れ
ぬ女性が裏社会の組織から、今夜の危険な任務についての指示を受けていた。目立たない衣装や、時刻に正確な行動を要求される、その任務とは、いったい何なのだろうか? 彼女は約束の時間が来るまでの間、スイートルームの一室にこもり、化粧をしながらも、華やかな夢にチャレンジしていた頃の日々に思いを馳せる。結果として、彼女の大胆な挑戦は、自分の持っていた人間関係の全てを破壊することへと繋がり、その心には大きなトラウマを残すことになった。
そこから、彼女の生き方は180度変わってしまった。人生の分岐点とは、全ての挑戦者にとって、成功と失敗のいずれかしか生まないものなのだろうか?
そして、素性の知れぬこの女性は、己のすべての痕跡を消しながら、夜の街へと出ていく。
1月24日→1月31日 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 05:05:10
54012文字
会話率:49%
「スイミー」ちょっぴりほろ苦い記憶。
最終更新:2021-02-02 00:04:15
696文字
会話率:18%
高橋俊樹には前世の記憶が有る。
それは、長年連れ添った妻の不倫が原因で離婚したという、苦い記憶だった。
そんな重い前世の記憶は隠し、今度は女性に振り回されず静かに生きたいと高校に入学する俊樹。
だが、一般高校生とはかけ離れた感性の為か、周
りには自然と個性的な面々が集まる。
そして恋と青春に振り回されつつ、時には自ら首を突っ込む事に。
俊樹は今日も、生真面目でお人好しな性格から、夢と悩み多き若者に道を示そうと、お節介を焼く。
――偏った女性のイメージで。
「お前達、結婚は一度で済むとは限らないぞ」
「…俊樹さま、今何とおっしゃいました?」
中身アラフォーでバツイチの男子高校生、高橋俊樹。
彼の、2度目の高校生活が始まる――!
〇2018/06/12 『今日の一冊』に掲載していただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 02:44:18
277270文字
会話率:37%
それは不気味なほど静かで、しかし傍にある物だと誰も気づかず。決して目を離すことはなく、それでいて悍ましい思慮を重ね。
またはただの白雉か。
あるいは、人の最期の時を、ただ燃やす様にそれらが私たちに見せる夢か。
ただ、わたし達のもがく
姿を見ているだけだ。
かつての苦い記憶すら持ったまま、幾度となく繰り返される人々の争いの果ては、たった四つの島となり、それでもなお、争い続ける。
第四次目の世界を巻き込んだ戦争から早五十年。生き続けているわたし達の前に新たなる産声が発せられた。
これは、その奇しくもあれに中てられた、わたしの記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-09 13:05:04
23363文字
会話率:4%
念願の大学へ入学したにもかかわらず、生きる気力を失くして鬱状態になった『私』。
医師の勧めに従い、近所の大きな公園を散歩することに。
でもそこでフルートの音を聞き、中学生時代の苦い記憶を思い出す。
好きなものは、やっぱり好き。好きなのだか
ら、自分なりに誠実に続けよう。
そう気付くまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-09 22:58:41
8028文字
会話率:6%
喫茶店の一席で、もう戻れない日々に思いを馳せる話。
ある日、友達が告げた「好きな人」に僕は見とれてしまう。
僕は彼女に声をかけることさえ、出来なかった。
逃げ続けたという苦い記憶は、いつの日か飲み干せるのだろうか。
僕は「彼女」の何者に
もなれなかった、というだけの話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-08 20:00:00
2245文字
会話率:8%
大学受験を一か月後に控えた桐島 翔は三年前の苦い記憶から二次元や異世界などに嫌悪を抱き、勉強漬けの毎日を送っていた。
だが、ある時異世界に転移してしまった。その原因を調べ、元の世界へ帰るためにもこのクソみたいな世界で生きていくことを決心する
。そこで待ち受ける窮地を乗り越え、さらに仲間たちと出会いや別れを共にしながら冒険を進めていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 02:00:00
2955文字
会話率:55%
28歳のごく普通のサラリーマン。ふとしたことをきっかけに落ちこぼれていた学生時代の苦い記憶を思い出す。記憶を辿る中で日常の中の大切な事に気づく。
最終更新:2019-07-26 16:30:22
2578文字
会話率:35%
主人公である「僕」は、山あいののどかな街に住むフリーターの独身男性。
いわゆるアラサーという年齢であるにも関わらず、毎日バイト先と家とを往復するのみに時間を費やす無為な日常を送っていた。女性との恋愛経験すら人生で一度もない。
そんな「
僕」が、ふたりの女の子に出会って恋をする中で、幸福や絶望、人を愛する決意や恐怖、そして生と死について思いを巡らし、成長していく。
梅雨のある夕刻、想いを寄せていた職場の同僚、香澄ちゃんと偶然顔を合わせ、雨の中を一緒に帰ることになった。突然の幸運に心躍らすも、すぐに終わってしまうこの奇跡と、いつもの枯れた日常を自嘲する。しかしここから、僕の日常は少しずつ変わり始めた。
初デートのドキドキや、触れようとして拒まれたときの焦燥と狼狽、それでも彼女を愛し続けるという覚悟を固めたにも関わらず、唐突に彼女から切り出された別れ。
これまでの幸福も覚悟も全て否定された気になった僕の前に、雨に濡れそぼる少女、樒(しきみ)ちゃんが現れる。
失恋の傷から、自棄になったように彼女をデートに誘う僕。苦い記憶を振り払いつつ、少しずつ距離が縮まることを喜ぶのもつかの間、彼女に隠された秘密を打ち明けられることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-31 00:00:00
132110文字
会話率:31%
私はいま困っている
そう
困っているんだ
私は今草原で横になってこいつを見つめている
そう
スライムだ!
思い返して見ても私はこれまでなんとなくぼんやりとしてた
揺れる葉を眺めては一つ落ちた葉を見てまた一つ
私の中の苦い記憶
を消していく
触れられたくない思い出を葉に例えてまた一つ
夕日が好きだった
静かな海辺で目をつむり鮮やかな光が私に到達する
目をつむっているため、もちろん光が鮮やかなのかどうかはわからない
それが一番好きだった
目を開けると世界は色に満ちて私を歓迎する
まるで私の世界が始まるかのように折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-23 22:45:10
2502文字
会話率:3%
前世の苦い記憶と力を持つ子爵令嬢のアンナ・ヴィルヘルムは伯爵家のジムと婚約をしていたがある日ジムが別の女と子供を作ったことで婚約破棄を言い渡される。
悔しさと怒りに悶えたアンナだが過度なショックで一夜でジムのことを忘れ隠していた本来の自
分をさらけ出し次なる道へいくことを決意する。
学校で周りに合わせることを辞め、かつて自身を下に見ていた人たちに力を見せつけ黙らしたその先に新たな可能性を見つける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-10 19:49:15
11004文字
会話率:51%
早見千恵は東京の高校で国語の教師をしており、夫の俊夫と娘の沙樹と平凡な家庭を営んでいる。沙樹には高校の同級生で葛西直紀という彼氏も出来て、誕生日に祝いに来てくれるように一家は皆それなりに幸せな生活を送っている。ある夏、千恵は自分の母校であ
る高校の同窓会に出席するために広島に帰郷する。それには青春のほろ苦い記憶も宿していた。千恵は高校生の頃は成績が優秀で、かつては東大に進学して大学教授になる夢を描いていたが、当時付き合っていた西村隆と別れることをためらい、広島に残りたいという気持ちも残していた。夢を取るか恋を取るかの岐路に立たされたが、最後は隆と別れて東京へ行くという選択肢を選んだ。しかし、東大を卒業してもその夢は叶わず、過去の決断に微かな後悔の念を感じるのだった。同窓会で隆と再会した千恵は二人だけでお互いの人生を語り合い、かつては感じなかった不思議な感情を呼び起こす。その後、ミュージシャンになるために高校を中退したいという夢を語る生徒の話を聞き、人の幸せについて考えさせられる。その一方で父親の急病の一報を知らされ、再び帰郷して再会した隆から、夢を求めない方が平穏でいられるという人生観を聞かされ、現代的な煩悩について考えさせられる。それでも沙樹が将来について悩んでいないことにとりあえず安心する。やがて沙樹が習っているピアノの教師の仲介で、沙樹がウィーンの音楽大学に留学する話が持ち上がる。以前は平凡な人生を歩むと言っていた沙樹も急にそれに興味を示し始め、千恵は沙樹が今の幸せを捨ててでもかつての自分と同じことを繰り返すのかと思い、一時は反意を示す。千恵は何とか沙樹を説得しようと、直紀と密会して思い留まらせるように働きかけるが、そんなやり方に不満を持った沙樹とも衝突する。そして、沙樹と直紀は彼らの答えを両親に報告する席を設ける。その場で沙樹も直紀と別れても留学することを希望し、直紀も沙樹の夢を後押ししたため、千恵もそれ以上引き止めることはできなかった。千恵の心には過去に封じ込めていた感情が再びわき起こり、人生が揺り動かされるのを感じる。三月になって高校を卒業すると、沙樹は空港で一同に別れを告げて旅立つ。千恵は空港で沙樹の幸せを信じて送り出すしかないのだった。
この作品は他のサイト(エブリスタ、comico、novelabo、ストリエ、カクヨム)にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-30 21:45:55
33335文字
会話率:50%
この物語には〝名前″は出てきません。
登場人物は全てアルファベットで表記します。
主人公 わたしはとある記憶を持っている。
それは数年前の懐かしくも苦い記憶ーー・・。
嫌な事が沢山あった。様々な言葉を浴びせられた
でも、〝転校生″の存在があ
ったから希望が生まれた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-08 22:58:20
735文字
会話率:0%
ふとした瞬間に思い出すのは、小学生の頃の苦い記憶。
高校生の叶絵には一人で抱え込んだトラウマがあった。
それは些細かもしれないけど、本人にはひどく深刻で。
でもいつまでもこのままじゃいられないと知っている。
幼馴染と友達に目を向ければ、答え
はすぐ、目の前に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-18 21:40:30
9055文字
会話率:46%