伯爵家のアンネリーエは、もこもこの髪がコンプレックス。姉も兄も、金色サラサラヘアなので。しかも上二人は美男美女。
領地で父の仕事を手伝いながら、父の趣味で飼っているシェパードたちのお世話係の日々。あわよくば、愛犬クラブに就職することを夢見る
女の子。
そんなアンが、しぶしぶ出かけたデビューの舞踏会で、黒髪の美丈夫、ユーリウスに結婚を申し込まれますが…。
ひとめぼれ?勘違い?誰かの代わり?
さて、真相は…。
短いお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 16:12:30
8197文字
会話率:47%
時は、魔王復活時代。
勇者と聖女の一行が封印しに向かう最中、王国を守るために各地の最果てで、魔塔の魔法使いを主戦力に、大勢の騎士が戦っていた。
魔塔の若き魔法使いのシルも、辺境伯領で『戦場の銀の閃光の天使』と呼ばれるほどに活躍をしてい
たが、魔物との戦争も終盤。ラストスパートが始まった日、シルは魔塔の仲間の救援要請に応えて、別の地の仲間の元へ魔法転移。
その場にいた魔力を豊富に持っていた相性のいい美丈夫と口付けして魔力を分けてもらい、事態を収拾。その後、魔王封印成功と勝利が知らされた。
魔塔で、勇者との旅についていった魔塔主も帰ってきて、ワイワイ。
そんな最中、口付けをした美丈夫が、公爵だと発覚。
相手は、公爵領の若きライオネル・フェナールド公爵。さらには、すでに求婚しに来ていた。
面白がる魔塔主と仲間達に呆れつつ、シルは求婚の話を一旦保留にして、名乗る。自分の本名を。
王都では有名な悪女と言われている、その名を――――。
その名を巡り、真の悪女を暴く! シルと、求婚者と、魔塔仲間と、そして戦友!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 06:46:00
55293文字
会話率:35%
続編。懲りないヒロイン(笑)が、儚げ美丈夫のモノに手を出す。
「僕のベルナ」
儚げな美貌のルシェントに所有物認定されているベルナ。
彼女を敵視する乙女ゲームヒロイン達は、再び!
儚げ美貌の外見詐欺の執着暴君ルシェントとは、実は婚約が保留にな
っているのだが……!?
(アルファポリスサイトにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 05:30:12
10144文字
会話率:38%
儚げな美貌の少年ににっこりと笑いかけられて手招きされたから、てくてく歩み寄れば、手首にリボンを結び付けられた。
「これで君は僕のモノだね」と、少年は言った。
それから、儚げ美貌の彼に執着される日々。外見詐欺の執着暴君である。
しかし、ある日
。乙女ゲームのヒロインが登場する。この世界、乙女ゲームだったのか、と全然知らなかったし、自分は関係ないと思っていたが、儚げ美貌の彼のお気に入りだからと敵認定されてしまい……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 16:30:14
10849文字
会話率:30%
幼馴染の2人。仲がいいと親達に判断され幼い頃に婚約した。2人は好き同士だったため、物凄く喜んだ!
でも、そんな幸せな時間はあっけなく終わってしまう。学園に入学式してから‥‥
地味な私と美丈夫な彼‥‥学園では婚約者と離れ、クラスメイトの
令息、令嬢達と遊ぶ彼。それでも、私は彼を愛していた。
でも、私は彼を諦めなけれいけなくなった。なぜなら彼が真実の愛の相手を見つけてしまった。
そんな私が長年愛したクズな彼を捨て、傷ついた私を助けてくれた新たな素敵な彼と一緒に幸せになるまでの物語です。
※[短編]婚約者が婚約破棄としょっちゅう言うから本当に婚約破棄します。後悔しても遅いですよ。
の20年後の世界です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 13:13:11
23146文字
会話率:49%
婚約を解消した鈴木李梨花は楽しみにしていた新婚旅行だけはどうしても諦められず、単身ロンドンに旅立つ。観光客向けのお手頃なホテルにチェックインし、部屋のクローゼットを開けると、そこには赤毛の騎士がいた。
「美しき乙女、ここがどこだか教えてく
れないか」
美しくないし乙女じゃないしこの状況だとここがどこだか私もわからないのですけど。
ご都合主義展開・ゆるっとふわっと設定、ご了承ください。BLタグは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 10:00:00
60279文字
会話率:64%
気がつくとそこは全く知らない場所だった。煉瓦造りの煌びやかな学舎。作りの良さそうな制服を纏う少年少女。そしてそんな人達の視線を一手に引き受ける美丈夫たち……
ここはどこと思っている矢先に次々と起こるお約束(トラブル)に、勘の良い人ならここが
乙女ゲーの世界だと気付いたかもしれない。しかしながら主人公は乙女ゲーをやったことがなかったのだ。
これは現実世界に帰ることを諦めない主人公が何度もやり直しながら、剣と魔法の乙女ゲーを攻略する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 22:31:33
11743文字
会話率:26%
───時は平安時代、妖が跋扈する世。それ故に陰陽師は必要な存在であった。
その陰陽師の中でも名を馳せている【安倍晴明】。
噂では美丈夫だの、強面だの、実は人ではないだの囁かれているが、まさかあの名高い"稀代の陰陽師【安倍晴明
】が幼い少女だとは誰も思うまい。少女は濡れ羽色の長い髪と黒曜石のような瞳を持ち、確かに噂通り美しく…愛らしい。
それなのに、何故か『男装』姿で少女は生活していた。
毒舌・訳あり・引き籠もりの凄腕陰陽師の男装少女【安倍晴明】は、家に籠ってだらだらごろごろしながら暮らしたいのに、舞い込む依頼と面倒事に邪魔されてばかりいる。
腹黒美丈夫にはお説教されてばかり。
猫目の少年は晴明にベッタリひっつき。
自由気ままな兄貴肌の鳥男はすぐいなくなる。
双子の兄妹の主愛は些か重たすぎる。
変人の巣窟の様な自宅(邸)で身内に自堕落生活を邪魔されてばかりの晴明。唯一の癒しはもふもふの白い獣だけ。
職場でも帝・同僚・賀茂家に振り回され、晴明の監視下で暮らす妖達も問題を起こしたり、相談を持ち込んだりで大忙し。
「もう嫌だ……無職になりたい」
それなのに帝の息子までなんて聞いてない!!夢の自堕落生活はいつ来るのか!?
『憲平』と晴明の出会いは、果たして吉と出るか凶と出るか。二人の出会いが互いに変化をもたらしていく。
そして、心に傷を負い、秘密を抱える晴明の胸の内に隠された『本当の願い』は叶うのだろうか……。
これは、少女【安倍晴明】のまだ知られていない…後世に正しく伝わらなかった出来事を綴った異聞録である。
───安倍晴明の生涯を、ここに記す。
※つまりは毒舌鈍感少女×個性的家人(その他同類)×生真面目男のわちゃわちゃ平安物語!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 21:01:50
369238文字
会話率:26%
ど平民として薬屋を営んでいたセアラ。先祖代々伝わってきた大事な薬屋です。いつも町の人が来てくれて、一人で暮らすのには困らない程度にはちゃんと儲けています。
ある日から、とんでもない美丈夫(ニック)が来るようになって生活が一変。その人曰く、「
ここの薬屋さんの薬はよく効くって聞いたんだけど?」
それからのセアラは突然現れた美丈夫さんを中心に振り回されています。
セアラはどこに行くんだろう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 09:19:15
63764文字
会話率:58%
14歳の誕生日、ピフラは自分が乙女ゲーム「LOVE/HEART(ラブハート)」通称「ラブハ」の悪役である事に気がついた。シナリオ通りなら、ピフラは義弟ガルムの心を病ませ、ヤンデレ化した彼に殺されてしまう運命。生き残りのため、ピフラはガルムの
ヤンデレ化を防止すべく、彼を手塩にかけて育てる事を決意する。その後、メイドに命を狙われる事件がありながらも、良好な関係を築いてきた2人。
そして10年後。シスコンに育ったガルムに、ピフラは婚活を邪魔されていた。姉離れのためにガルムを結婚させようと、ピフラは相手のヒロインを探すことに。そんなある日、ピフラは謎の美丈夫ウォラクに出会った。彼はガルムと同じ赤い瞳をしていた。そこで「赤目」と「悪魔と黒魔法士」の秘密の相関関係を聞かされる。その秘密が過去のメイド事件と重なり、ピフラはガルムに疑心を抱き始めた。一方、ピフラを監視していたガルムは自分以外の赤目と接触したピフラを監禁して──?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 20:03:25
55034文字
会話率:34%
伝説のラスベガスヘッドライナー香澄のボディーガード千。元々お笑いコンビ千三郎の突っ込み。篠崎歯科の3階。午前3時。スマホに向かって、小説を打っている。
新乃丞は新月の夜、砦の見張り台に登った。
この暗闇の中を馬を駆って城方から、影が来る。
「夜馬の法」と呼ばれる忍の術。黒装束に黒い頭巾。見事に木立を抜け、泥濘を飛ぶ。
「いかんな。砦の築陣に寄り過ぎ、いや、かわしたか?」
新乃丞は、見張り台を駆け降りた。そこは罠になっており、かわす方向は1ヶ所しかない。その1ヶ所に馬の脚を掬う縄が張り巡らしてある。
馬は前のめりにつんのめり、黒装束は投げ出される。その空中で、鞍から右にぶら下がって新乃丞は抱き留めた。金木犀の香りがした。
竹ブスマの穴を通り過ぎ、雑木林に黒装束を落とした。
さらに、放馬され猛る黒装束の馬の手綱をつかんで飛び降りる。闇夜にも輝くような白馬だった。
「白神?咲姫様?」
ドウドウドウ
馬を収める。手綱を持って、黒装束の落ちた雑木林に向かい、片膝を突く。
「失礼ながら。名馬白神。咲姫様であられますか?」
雑木林に捕まって、黒装束はもがいている。
「これをなんとかせよ」
「はっ。ご無礼」
新乃丞は黒装束を抱き上げて、馬の前に座らせた。
「助かった。礼を言う。名は何と申す」
「名乗るほどの者ではございません。名馬白神に乗られるは咲姫様とお見受けいたします。お怪我はございませんか?」
「怪我はない。見事に受け留め、草木に降ろしてくれた。見事な身のこなし。天晴れじゃ。褒美を遣わす。苦しゅうない。名を名乗れ」
「はっ。新乃丞砦、足軽大将槙新乃丞にございます」
咲姫は黒装束の片袖をチギリ、新乃丞に差し出した。新乃丞は顔を伏せ、にじり寄って、両手で差しいただく。
「新乃丞顔が見たい。顔を上げよ」
礼儀としては恐れ入って下がらなければいけないが、美丈夫で評判の咲姫を見たかった。
顔を上げると、闇夜にお互いの眼が合った。
「見事なまなこをしておるな」
「咲姫様こそ。麗しい眼をしておられます」
そのまま見つめ合う。
ニコッと笑ったと思うと、咲姫は立ち上がって、新乃丞の持っている手綱をつかんだ。
「帰る」
新乃丞は名馬白神の下に控えて、手を組む。
咲姫が足を乗せて、ひらりと馬上に戻る。
新乃丞は手綱を離して、ズズッと退いて。平伏する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 10:08:01
8295文字
会話率:62%
白い装束を着た少女が一人ぽつんと山奥にいた。彼女は災害から村を救うために生贄に志願したのだった。しかし日が暮れてきたのに神様は彼女の前に姿を見せてはくれない。暗くなってしまえば野犬に喰われてしまうと怯える彼女の前に、突如として神を名乗る美
丈夫が姿を現わした。
実は彼は伴侶を探しに人間の世界にやって来た神だった。だが、彼女は耳が不自由なため彼の言葉が上手く聞き取れず、生贄を食べに来た神様だと勘違いして……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 21:01:53
243611文字
会話率:58%
嫁ぎ先で冷遇されているイザベルの元に、第二王子のフレデリックにそっくりな、変なナイトキャップをかぶった男がやってきた。
フレデリックは黒髪に青い瞳の精悍な美丈夫で、騎士団長もやっている。
イザベルは幼い頃に一度だけ、フレデリックと会った
ことがあった。
イザベルの住む屋根裏部屋で、フレデリックに似た男はイザベルと白い結婚をした夫のモノマネを始めた。
次々と繰り出される「君を愛するつもりはない」などのセリフ。
イザベルは戸惑いながら、この男は夫が寄越した旅のモノマネ芸人だろうと思った。
男はモノマネ芸人のはずなのに、「君とは離婚だ!」と言い出した。
それは、イザベルがまだ夫に言われたことのない言葉だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 12:33:57
8199文字
会話率:28%
公爵令嬢シンシアは、王太子の婚約者だ。しかし王太子は自ら望んで調えた婚約にもかかわらずシンシアをないがしろにし、ピンクブロンドの髪をした可愛らしい男爵令嬢と懇意にしている。とうとう婚約者に冷血女と罵られる始末。
ある日シンシアは、王太子と
男爵令嬢から誰かを殺して森に埋めたのではないかという冤罪をかけられる。それに反論するべく彼女が助力を乞うたのは、あまりにも神々しく麗しい美丈夫で……。
恋心を失いもう恋なんてできないと思っていたヒロインと、そんな彼女を大切に慈しみ続けた粘り勝ちのヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 20:05:24
8394文字
会話率:60%
翡翠のように美しい瞳をした主人公は、濡れ衣を着せられて処刑を待つ身。囚われた塔に現れたのは、美丈夫な腹心の部下。彼はあるものを差し出し、抱えていた秘密を打ち明けるのだった……。
さらりと読める短編(ハッピーエンド)です。
※この作品はアル
ファポリスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-01 07:00:00
2780文字
会話率:44%
野々原華は、桃の有名な街で育った18歳の女子高生。時期はずれに実っている金色の桃を見つけて写真を撮ろうとしたところ、転んで気絶してしまい、目が覚めるとそこは森の中。手の中のスマホ以外何も持っていない華はそこで出会った老人、ヨネに村まで案内し
てもらう。けれどここはどうやら華が生きていた時代よりもずっと前の時代の世界で、日々の生活すら危うい。村長の息子である利市は親切にしてくれるが、ある日利市に恋をしている雪に、スマホを夜の森へと投げ捨てられてしまう。月明かりの下、必死にスマホを探す華に、低く艶のある声が問いかける。
「このピカピカ光る板みたいなのは、アンタのか?」
その声の持ち主は、毛先に向かって朱色の強くなる髪を持った美丈夫で。彼の姿を見た瞬間、とある言葉が頭を過ぎる。
——夜の森には行っちゃならん。鬼が出る。
気のいい鬼のお兄さん(のちにヤンデレ)×平凡なヒロイン
※R15は保険です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 23:07:26
182390文字
会話率:51%
腐った姉がやっていたBLゲームの世界に生まれ変わっていた私。
記憶を思い出したときには遅かった。
我儘で愛想のない嫌われ王妃様。彼女は主人公の為に存在する悪役王妃だった。
って、冗談キツイわ!
なんとか実家に帰ろうとするも、予想以上のお花
畑首脳陣にシスコンお兄様、前も後ろもアウトな状態なうえ、ヒロインは理解不能な美少年。
唯一まともな癒し担当護衛騎士と侍女sを連れて、無事に母国へと帰れるのだろうか……。
アーチボルト、お兄様、帝国編を終え、現在オルソン国へ突入中。
☆【悪役王妃様は愛される】とタイトルを変え、白泉社様より電子書籍&コミカライズが発売中。
※BL要素は薄めです。短編を連載にしました。
※この話しはゲームという誰かが好きに作った世界の話しです。女性(主人公)に対して辛い表現がでてきますが、BLだからではありません。全てフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 07:00:00
632201文字
会話率:49%
腐った姉がやっていたBLゲームの世界に生まれ変わっていた私。
記憶を思い出したときには遅かった。
我儘で愛想のない嫌われ王妃様。彼女は主人公の為に存在する悪役王妃だった。
最終更新:2017-03-09 07:00:00
3622文字
会話率:43%
不器用で、真面目だと言われるけれど融通が効かないだけ。自分をそう評する第一王子マチアス。
幼い頃幼馴染とふたりで机を並べ勉強をしていた時、「将来どのように生きていくか、今から考えておくことも大切です」と家庭教師に問われた。
幼馴染カナメは真
面目な顔で「どこかの婿養子にしてもらうか、男爵位をもらって生きていきたいです」と言って家庭教師とマチアスを笑わせた。
今もカナメは変わらない。そんなカナメが眩しくて可愛い。けれど不器用で融通が効かないマチアスはグッと我慢するのである。
✔︎ 美形第一王子×美人幼馴染
✔︎ 真面目で自分にも他人にも厳しい王子様(を目指して書いてます)
✔︎ 外見に似合わない泣き虫怖がり、中身は平凡な受け
✔︎ 美丈夫が服着て歩けばこんな人の第一王子様は、婚約者を(仮にそう見えなくても)大変愛しています。
✔︎ 美人でちょっと無口なクールビューティ(擬態)婚約者は、心許す人の前では怖がり虫と泣き虫が爆発する時があります。
➡︎ 章や作品タイトルの頭に『★』があるものは、個人サイトでリクエストしていただいたものです。こちらではいただいたリクエスト内容やお礼などの後書きを省略させていただいています。
➡︎ 婚約式後設定には『✿』が付いています。
!ATTENTION!
【「セーリオ様」「カムヴィ様」共通の話 】
こちらに入っている小説は『セーリオ様の祝福』と『セーリオ様の祝福:カムヴィ様の言う通り』の両設定共通の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 22:10:00
57385文字
会話率:23%
人が思う以上に不器用で、真面目だと言われるけれど融通が効かないだけ。自分をそう評する第一王子マチアス。
外見に似合わず泣き虫で怖がりなのは、マチアスの婚約者カナメ。
マチアスが王太子にならないと決まったからこそ結ばれた婚約だったのだが、ある
日事態は急転する。
✔︎ 美形第一王子×美人幼馴染
✔︎ 真面目で自分にも他人にも厳しい王子様(を目指して書いてます)
✔︎ 外見に似合わない泣き虫怖がり、中身は平凡な受け
✔︎ 美丈夫が服着て歩けばこんな人の第一王子様は、婚約者を(仮にそう見えなくても)大変愛しています。
✔︎ 美人でちょっと無口なクールビューティ(に擬態している)婚約者は、心許す人の前では怖がりの虫と泣き虫が爆発する時があります。
!ATTENTION!
この話は『セーリオ様の祝福』では王太子にならない第一王子マチアスが『王太子になったらどうなるのか』という「もしも」の世界のお話です。
キャラクターの設定などは全て『セーリオ様の祝福』そのままで変わりありませんが、『セーリオ様の祝福』に比べればシリアスなお話です。
【 一部番外編の掲載先について 】
『セーリオ様の祝福』と『セーリオ様の祝福:カムヴィ様の言う通り』共通の番外編は『セーリオ様の祝福』コンテンツ内にあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 22:20:00
156250文字
会話率:19%
婚約者を、実の妹に盗られました。
妹と二股をかけていた伯爵家三男は、お前の気が強いところも気に食わない、と言います。君の妹なら天使のように微笑んで、僕の至らないところも許してくれるのに、と。
両親も、お前の態度が悪い、謝りなさいと言うばかり
です。
こんな家に居られないと、思わず荷造りして衝動的に家出をしてしまった私。
なんだこのテンプレ。
ラブロマンス小説大好きな私がよく読んでいるストーリーそのままじゃないですか。
読むのは好きだけれど、自分がこんな目に遭うなんてつらすぎる。
ラブロマンス小説なら、そろそろ『君の事は以前から好きだった、婚約破棄したのなら私の求婚を受け入れろ』みたいなことを言い出す強引な美丈夫が現れても良い頃合いですが。
声をかけて来たのは、地味顔の無職男でした。
■異世界転生・悪役令嬢ものファンタジー作品のスピンオフですが、本編に関係なく単独で読んでいただけます■折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 06:30:00
5030文字
会話率:36%
「まずい」
その一言ともに料理を捨てられた伯爵令嬢ファリス・メルバート。彼女は婚約者である王子に公然と浮気された挙げ句、理不尽な料理対決を強いられていた。それでも王子のためにと作った料理を地面に捨てられ、失意のどん底に陥るファリス。
そ
んな彼女の前に、『野蛮公』と噂される美丈夫が現れる。彼は地面に落ちたファリスの料理を平然と食べたばかりか、「うまい」と言ってくれて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 18:10:00
8675文字
会話率:49%
泉美澪(いずみみれい)は、真面目で優しく少し流されやすい高校2年生の女子高生。
ある日、夕方の図書室で、ボロボロの本を拾った。本の中身は記号のような文字で書かれていて、読めるはずのない文字が、頭の中で翻訳されてしまうことに驚愕する。
そして
、何かに取り憑かれたかのようにページをめくり続け、ある名称に目をとめる。
その名を口にした瞬間、美澪の足元に巨大な穴が出現し、その中に吸い込まれていく。
そうしてたどり着いたのは、ヴァートゥルナ神と名乗る少年ヴァルの神域だった。
ヴァルから、愛し子=エフィーリアであると告げられた美澪は、召喚の儀式によって水の国ヒュドゥーテルに降り立った。
そこで聞かされた使命は、エクリオの王太子と交わり、その魂を浄化し、エフィーリアの神力を継ぐ子どもを産むことだった。
現実を受け止められずにいた美澪は、メアリーという侍女に心を開き、持ち前のポジティブさを取り戻す。そして戸惑い悩みながらも、自らの使命を受け止めつつあった。
突如として現れたヴァルは、瞳と髪色を変えて、パラディン伯と名乗った。
神域での一件で、ヴァルを信用しきれない美澪は、ヴァルと過ごすうちに、警戒しながらもそこそこ良好な関係を築いていく。
「エクリオに輿入れしても、日本に帰る方法を探し続ける」
美澪は、日本に帰ることを諦めないと決めて、自らの使命を果たすために合わせ鏡の儀式を行い、エクリオに転移する。
「あなたの夫になる者です」
そうして転移先で出会った、エクリオの王太子イリオスは、褐色の肌に銀の髪。そして、琥珀色の瞳をもった精悍な顔をした美丈夫だった。
元の世界に帰りたいと思っていたはずの美澪だが、イリオスと過ごすうちに彼に惹かれはじめ、決意が揺らぎだす。しかしイリオスには、他に愛する女性がいた。
果たして美澪は元の世界に帰れるのか?
それとも異世界に残り、ヴァルもしくはイリオスのどちらかと添い遂げるのか?
真面目で優しくて、ちょっぴり流されやすい女子高生が、異世界に召喚され、前世の宿命に翻弄されながらイケメンに愛される話です。
*セルフレイティングは保険です。
※架空の時代、背景、登場人物のフィクション作品です。
※誹謗中傷はご遠慮下さい。
※転載、複製、及び自作発言を禁止します。
※誤字脱字報告は、随時対応致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 06:00:00
116041文字
会話率:41%
時はヘイアンの世——。安穏を目指していた帝の世に、事件が起きる。後宮に仕える女官らが次々と行方不明に。事件解決のため、帝の瑞獣である水影(みなかげ)と麒麟(きりん)が女官に扮し、後宮へ潜入。失踪した女官らに共通点を見つけた水影は、自ら犯人の
手によって誘拐されることに成功。しかしその犯人は、思ってもみない相手であった。そこから犯人による、瑞獣偽者取替騒動が起こる。「七日以内に偽者を見つけ出さねば、本物は一生帰ってこない」——犯人に脅され、水影、安孫(あそん)、麒麟、満仲(みつなか)、四人の中にいる偽者を見つけ出すため、帝——朱鷺(とき)による選定が始まった。【完結まで執筆済】
この物語は、「ヘイアン公達の月交換視察ー帝が天女を妃に迎えるまでー」のスピンオフ作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 09:11:44
95277文字
会話率:62%
街の派遣所からお城の給仕係として、半年契約で派遣されたリディ。契約更新に一縷の望みをかけながら最後の一か月を平穏無事に過ごしたいだけなのに、彼女の周りはそうはさせてくれない。城内きっての美丈夫レオンハルトに直接雇われ、ダブルワークを始めたの
を皮切りに、嫉妬とトラブルに見舞われる。窮地に立つたび、助けてくれりレオンハルトに感謝はするも、その熱のこもった視線はスルー。少し訳あり、難あり侍女の物語。R15は保険、ふわゆる設定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 12:40:39
248198文字
会話率:39%