カムフトーム魔塔学院。
そこは、頂上についた者が願いを叶えられる学院。
そこは、最強と名高い守護者を排出する学院。
そんな学院へと入学した眼力が強いだけの普通の少年、アウル・リヴァーネムが、学院生全員の運命を大きく変える闘いをしていく……!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 19:00:00
362397文字
会話率:55%
ふと気付いた時には、いつもの天井。
子どもたちを起こすシスターの声、五歳の身体。
それはいつも突然で、十七歳で戻ることもあれば、七歳で戻ることもある。
眠って起きたら戻っていることもあれば、ご飯を食べている時に戻ることや、水浴び
の途中で戻ることもあった。
共通しているのは、必ず五歳の時に戻ることと……絶対に十八歳になれないこと。
つまり大人になれない。私は永遠に子どものままなのだ。
「……人生に、飽きた」
五歳の幼女が急に死んだ目でそう呟いたのを見て、シスターは何を思っただろうか。
自死しても五歳に戻ってしまうことを知って絶望した私は、ある事故をキッカケに、新しい事実に気付く。
「魔力が、増えている……?」
五歳に戻る度に体力も筋力も人間関係もリセットされるのに、どうやら魔力だけは蓄積されていたらしい。
え、世界最高レベルの魔力量?
え、私が侯爵家の養女に?
え、魔塔の後継者になってほしいって?
大人になれないんだから、無理だが?
そうは思うけれど、これまでにない選択肢は悪くない。
よし、暫くは魔法でも習ってみますか。
それはそれとして。
……もう!
一体誰なの!? 何度も人生をやり直してるのは!
私を巻き込むのはやめてもらえませんかね?
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 21:00:00
238101文字
会話率:32%
新入生代表として挨拶する予定だったハンナ。入学式に出席しようと学校へ向かうと、校舎が消失していた。一緒にいた両親も兄もなぜこんな事になったか心当たりがあるようだ。この学校には通わない!ハンナはどこへ行くのか。
最終更新:2025-04-05 08:31:06
9120文字
会話率:47%
新年を祝う夜会で、ロベール・ケイマン王子は婚約者のアナスタシア・ベルベダッド公爵令嬢に婚約破棄を告げた。婚約解消をすでに何度も打診していたアナスタシアは憤った。場を収めることができず困ったロベールはベルを鳴らした。いつでも何でも解決してくれ
る彼女を呼ぶために。「尻拭い令嬢」と揶揄されたクレムが初恋を実らせる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 12:40:00
6466文字
会話率:65%
罪人とモンスターが跋扈する流刑地アスタロス島。
そこにひょんなことで追放されてしまった第六王子、レオナルトは脱出を試みる。
如何なる罪人の脱出も許さぬアスタロス島だが、策はあった。
島に存在するダンジョン。その最奥に鎮座する魔力の塊『ダンジ
ョン・コア』を入手すれば、長距離転送魔法が使えるようになるからだ。
「こんな所で死んでたまるものかぁっ! 私は絶対に王都へ帰ってみせる! そして夢の魔塔ライフを歩むんだ!!」
そこでレオナルトは危険と知りつつも、現地の罪人と手を組むことを決意する。
全ては王都に生きて帰る為──!
レオナルトは無事に罪人を仲間にできるのか?
そしてダンジョンを攻略できるのか?
そもそも罪人やモンスターが牙を剥く島で生き残れるのか?
多くの懸念を残しながらも、決死の脱出劇が今、幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 18:20:00
98053文字
会話率:43%
最高峰の魔法の研究施設である魔塔。
そこでは、生活に不可欠な魔導具の生産や開発を行われている。
最愛の父と母を失い、継母に生家を乗っ取られ居場所を失ったシルファは、ついには戸籍ごと魔塔に売り飛ばされてしまった。
そんなシルファが配属された
のは、魔導具の『メンテナンス部』であった。
上層階ほど尊ばれ、難解な技術を必要とする部署が配置される魔塔において、メンテナンス部は最底辺の地下に位置している。
貴族の生まれながらも、魔法を発動することができないシルファは、唯一の取り柄である周囲の魔力を吸収して体内で中和する力を活かし、日々魔導具のメンテナンスに従事していた。
実家の後ろ盾を無くし、一人で粛々と生きていくと誓っていたシルファであったが、
上司に愛人になれと言い寄られて困り果てていたところ、突然魔塔の最高責任者ルーカスに呼びつけられる。
そこで知ったルーカスの秘密。
彼はとある事件で自分自身を守るために退行魔法で少年の姿になっていたのだ。
元の姿に戻るためには、シルファの力が必要だという。
戸惑うシルファに提案されたのは、互いの利のために結ぶ契約結婚であった。
シルファはルーカスに協力するため、そして自らの利のためにその提案に頷いた。
所詮はお飾りの妻。役目を果たすまでの仮の妻。
そう覚悟を決めようとしていたシルファに、ルーカスは「俺は、この先誰でもない、君だけを大切にすると誓う」と言う。
心が追いつかないまま始まったルーカスとの生活は温かく幸せに満ちていて、シルファは少しずつ失ったものを取り戻していく。
けれど、継母や上司の男の手が忍び寄り、シルファがようやく見つけた居場所が脅かされることになる。
シルファは自分の居場所を守り抜き、ルーカスの退行魔法を解除することができるのか――
※他サイトでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 12:10:00
97994文字
会話率:31%
◆かつて守れなかった主のために――最凶令嬢が贈る、時を超えた報復劇!
全てを失った世界で、ようやく見つけた幸せ。それすらも、この手からこぼれ落ちていく……。
魔塔すらも恐れる残虐非道な魔法使い、『白い悪魔』として名を馳せるシア。
敬愛す
る主君、第一王子クロヴィスが王位争いの刃に倒れたその瞬間、彼女は禁忌に手を染め時を巻き戻す。
そして過去に舞い戻った彼女は、経験と知識を総動員して惨殺される未来から家族を救い。アルトヴァイゼン公爵家の娘、アーテミシア・フエゴ・ベルデとしてクロヴィスを王位へと導いていくのだが。
「例えその先の未来に、私が存在しなくても……」
禁忌を破ったその先で、シアを待ち受ける代償とは、果たして――!?
◆一章までは毎日更新! 二章からは不定期更新です。
◆面白かったらぜひ評価やブックマークをお願いします。感想などもいただければ大変励みになります♪
*カクヨムにも同時掲載していますが、なろう版が最新です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 18:49:51
281830文字
会話率:36%
政略結婚の夫との冷えきった関係。義母は私が気に入らないらしく、しきりに夫に私と別れて再婚するようほのめかしてくる。
それを否定もしない夫。伯爵夫人の地位を狙って夫をあからさまに誘惑するメイドたち。私の心は限界だった。
なんとか自立するために
仕事を始めようとするけれど、夫は自分の仕事につながる社交以外を認めてくれない。
そんな時に出会った画材工房で、私は絵を描く喜びに目覚めた。
そして気付いたのだ。今貴族女性でもつくことの出来る数少ない仕事のひとつである、魔法絵師としての力が私にあることに。
このまま絵を描き続けて、いざという時の為に自立しよう!
そう思っていた矢先、高価な魔石の粉末入りの絵の具を夫に捨てられてしまう。
絶望した私は、初めて夫に反抗した。
私の態度に驚いた夫だったけれど、私が絵を描く姿を見てから、なんだか夫の様子が変わってきて……?
そして新たに私の前に現れた5人の男性。
宮廷に出入りする化粧師。
新進気鋭の若手魔法絵師。
王弟の子息の魔塔の賢者。
工房長の孫の絵の具職人。
引退した元第一騎士団長。
何故か彼らに口説かれだした私。
このまま自立?再構築?
どちらにしても私、一人でも生きていけるように変わりたい!
女性向けに挑戦したく、最近色々研究しておりました。
乙女ゲームのように、ヒーローがたくさんいる作品になります。
コメントの人気次第で、誰と結ばれるか決まるかも?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 01:10:49
332715文字
会話率:42%
「借金が、金貨1万枚ッ?!」
王都で活躍する上級冒険者のロメオは、ある日、田舎に残した3人の妹弟たちから母の急死を受けて帰省する。
帰省した先には、母の墓と、残された古びた工房、そして、莫大な借金だけがあった。
返済できない場合は、「工房
」と家族の一人エルフのジュリーが指名されていた。
それは認められないと、ロメオは冒険者を休業し、家族と工房を救うために、全員で古びた工房で「何でも屋」を経営する。
「……大丈夫。全員の得意分野を生かして金を稼ごうぜ!」
3人の妹弟たち、それぞれの得意分野を活かせば、なんだってできるさ。
エルフ (ジュリー)は、魔法、魔道具作成
ドワーフ(ベッキー)は、機械、道具作成
ホビット(プルート)は、細工、研磨・宝石細工作成
人・冒険者(ロメオ)は、大工仕事、鍛冶・錬金──あと冒険。
こうして世にも珍しい、(本来仲の悪いはずの)4種族混交の工房の経営を開始すると、瞬く間に評判となり、
その活躍はやがて領主、騎士団、魔塔──ついに王族にまで知れ渡るになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 07:00:00
146817文字
会話率:37%
幼少期から神殿で暮らしていたトレヴァーは、いつも同じ日に預けられたレイモンドに助けられていた。
だが、レイモンドに魔力があることがわかり、彼は魔塔に行ってしまう。
その前に、トレヴァーとレイモンドはある約束をした。
それは、
大人になったら一緒に冒険をするというもの。
それから十数年の月日が経ち――トレヴァーとレイモンドは、冒険者として一緒にパーティーを組み、冒険者ギルド『カリマ』に所属している。
とある日、依頼帰りに森を歩いていると、「きゃあっ」という声が耳に届いた。
聞き覚えのある声だったので、声のしたほうへ足を進める。
いつもお世話になっている宿屋の看板娘が、魔物に囲まれていた。
彼女を助けた翌日、衛兵が宿屋まで来てトレヴァーとレイモンドに、
「きみたちが急いで森から出てきたという証言がある。どういうことか、説明してくれるだろう?」
と問う。
今朝、森の中でズタボロの男性が見つかった。
森から急いで街へ向かうトレヴァーとレイモンドを、誰かが見ていたらしい。
トレヴァーは、疑われたことにレイモンドの機嫌が急降下したことで、彼が怒っていることに気付く。
「オレらが犯人じゃなかったら、ちゃんと謝れよ!」
レイモンドはそう宣言し、冒険者ギルド『カリマ』に所属している全員で犯人を見つけることを決意した――……。
対人戦が苦手な聖騎士と、明るい賢者の絆が深まる物語……のつもり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 21:10:00
91321文字
会話率:52%
お師匠様の言いつけ通り、王都にある魔塔にやってきた能天気な主人公のリュナ。
そこで出会った魔塔士長のアシルや、一癖も二癖もある魔塔士の仲間達と色々なことが起こるお話です。
残酷な描写を出したいので、R15とさせて頂きます。
最終更新:2024-11-10 12:34:17
208592文字
会話率:38%
毎週、水曜日12時に更新致します。
番外編なので、20話以内で終わる予定です。
本編に登場する[混沌の地]を背景にしています。
地形と植生がランダムにかわり、危険な魔獣が絶えず生成される混乱の地であり、古代の魔法帝国の秘密を孕んでいる
混沌の地に生きる一人の女の物語です。
<畜生脱出、ついでに異世界冒険!>が本編で、<魔塔の少女ー白い魔女のはじまり>は番外編です。
番外編は本編より前の時代を背景にしており、<畜生脱出、ついでに異世界冒険!>に登場する一部キャラクターの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 22:30:39
92875文字
会話率:39%
ある日異世界に転移した元介護士のスズは、異世界でお世話になっている公爵令嬢のローズ様の身代わりに立候補した。ローズ様の代わりに、労働することになったスズは、魔塔で介護に奮闘する。冷たくされたり、突き放されたりされても明るくめげないスズの心を
込めた介護に、周りの人々の様子が変わっていく。
「私、まかせろ」
ドンと胸を叩いて自信満々なスズは異世界の言葉が流暢に喋れない。
しかし、その飾り気のない物言いに一人の男の心が動かされていく。
これは、異世界に転移した、元介護士の介護から始まる恋愛ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 23:05:17
132473文字
会話率:61%
ライトゾーンという神聖力の強い場所とダークゾーンという魔力が強い場所があった。
ルミナス帝国はライトゾーンにある大国だった。自分たちの国をさらに繫栄させるために教皇庁なども巻き込みダークゾーンの浄化作戦を行うことにした。
だが千年ほど前、二
つのゾーンを分けたときダークゾーンの長と魔塔の賢者で取り決めが作られていて、それをルミナス帝国は破る結果となるが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 22:58:05
19445文字
会話率:40%
ジョゼットは従兄の美しい王太子エドワールを「お兄様」と呼び、慕っている。ある日、聖女オリアンヌが現れて、エドワールの婚約者候補となった。
ところがジョゼットは、オリアンヌが禁じられた魔法を使い、王妃となってこの国を魔塔の支配下に置こうとたく
らむ悪女だと知ってしまう。
秘密を知ったジョゼットは命を狙われるが、近衛騎士リシャールに守られながら、エドワールと王国を救うために奔走する。
ところが、段々エドワールの様子がおかしくなって……。
✻カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 20:00:55
15990文字
会話率:29%
魔塔には「調律者」と呼ばれる十二人の魔術師がいる。
対価を払うことで派遣され、スターラ大陸各地で発生する魔術に関する問題を解決していた。
そんな中、魔術を軽視する武国、グランヴィル王国で大きな事件が発生した。
やって来た「調律者」は少々変わ
った女性で――?
※ちょっとグロいシーンが入るかもしれないので念のためにR15設定にしてあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 12:00:00
32837文字
会話率:44%
ルゥルゥは幼い頃、両親に砂漠へ捨てられてしまった。
そこへ魔塔が現れて…。
ルゥルゥを哀れに思った賢者から魔法のランプを授かる。
ランプから現れた魔人が叶えてくれる願い事は三つ…。
ルゥルゥの一つ目の願いは
「ジン…。私の家族になってもらえ
ないかしら?家族になって愛してほしいの…」
「それが主人の願いとあらば…」
そして、ルゥルゥと魔人は家族になった…。
果たして、ルゥルゥは魔人からの偽りでない愛を得られることができるのだろうか…。
第一夜 「ルゥルゥと魔法のランプ」
第二夜 「男と精霊の痴話喧嘩」
第三夜 「蕾の薔薇と哀れな男の話」
第四夜 「魔塔の賢者と美しい精霊」
物語の後日談
四部構成でその後日談が一話追加の予定です。お暇なときにでもお目汚ししてくだされば幸いです。
アラビアンナイトから発想を得て、中東、インド、中国をイメージした世界観となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 00:17:49
31165文字
会話率:30%
ナムジュの浮気な婚約者に憑依した! 内縁の男がいるのがバレたら、修道院で一生腐らなければならないって? 彼を防ぐために東奔西走した結果…···
「ダリア·フローレンス。 君はここから一歩も進めない。"
ナムジュに監禁された?!
どうして私を監禁するんですか!
朝4時から起きて、着飾って社交界を回り、夜遅くまで招待状を書く貴族のような人生の代わりに、一日三食おいしいものを食べて猫とゴロゴロして退屈な時は本を読む人生を生きるなんて!
あれ…結構いいんだけど…?
どうせこうなったから監禁を楽しんでみようとするが、ナムジュがしきりに私に外に出ようと言う。
外に出たついでに哀れな人々を助けるために独学した魔法を使ったが。
「偉大なる魔塔主様! 私を弟子として受け入れてください!"
「皇室であの塔を公式の魔塔として認めるところだ。"
なぜ私が監禁された塔が魔塔になり、私は突然魔塔主になったのですか?
あ、面倒くさいんですって! 私をほっといて!
*お問い合わせください: thd392766@naver.com折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 21:52:46
4154文字
会話率:29%
フェリシアは魔塔で働く魔術師だ。 筆頭魔術師である上司に命令されて、休日返上で働いている。あるとき、フェリシアは何者かによって攫われた。フェリシアが攫われた理由とはいったい……?
最終更新:2024-07-31 12:08:18
5689文字
会話率:34%
フェリシアは魔塔で働く魔術師だ。
筆頭魔術師である上司に命令されて、召喚術に加わった。
召喚された勇者様は……勇者様ですよね!?
コメディーです。恋愛要素は控えめです。
最終更新:2024-04-17 12:21:04
10390文字
会話率:32%
かつて大魔導師と呼ばれていたエベリナ・カッセルが"呪いの指輪"に封じられ、二百余年。
皇帝をはじめとする有力者の魔道具となり、"指輪の魔女"とされた彼女の次の主が決まった。
リアンレイヴ・バルロ。彼は
前皇帝陛下を討ち取る前は、魔塔の長を務めていた魔導士だった。
どうせ彼もこれまでの"主"と同じく、自身を権力を示すための魔道具として扱うのだろうと考えていたエベリナ。
けれどリアンレイヴはエベリナを呼び覚ますなり、求婚をしてきた。
「ずっとあなた様に恋焦がれていました。どうか俺と、結婚してください!」
「目的はなに? 叶えてあげるから言ってごらんなさい。その代わり、こんな悪趣味な冗談はもうやめて」
自分をていよく使う為の方便だととりあわないエベリナに、リアンレイヴはエベリナの身体を探すことを提案する。
今もどこかに隠されているエベリナの身体があれば、指輪から解放できるからと。
そうしてエベリナは求婚を続けるリアンレイヴと共に、指輪からの解放を目指し、自身の身体を探すことになった。
二度と"愛"など信じない。誰かを愛することもない。
そう心に決めていたエベリナだったが、次第にリアンレイヴに絆されて――?
※他サイトにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 21:52:50
27599文字
会話率:41%
美しい歌声で人々の病や怪我を治してきた、たった一人の聖女、キャンベル・ノイージアは魔族という謂れのない罪で偽聖女の汚名と共に、魔塔へ幽閉される。
王太子との婚約は破棄され、真の聖女であるというセイレンと新たに婚約を結んだ。
聖女として力を尽
くしてきたキャンベルを人々は罵倒する。「なら聖女なしで暮らせばいい」キャンベルは魔塔で快適に暮らすことを心に決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 18:33:54
67221文字
会話率:44%