ある日目覚めると、世界は変わっていた。
町中には餓鬼※が溢れかえり、人々の怨嗟と絶叫が響き渡る。
文明は一夜にして滅び、残された人類は争いを強いられることとなる。
次々と侵入する六道の怪物。欲望を満たすために争う人間たち。
弱者は蹂
躙され、強者はさらなる強者に蹂躙される世界。
そんな地獄の中でも、一筋の希望はあった。
ーー怪物を屠ることで得られる能力
神仏より授かった二種類の能力は、弱者を強者へを変貌させる。
そして、いち早く変化した世界に適応した猛者たちは、能力を強化し、仲間を集い、勢力を築き上げる。
秩序は崩れ、怪物と人が入り乱れる乱世。
そんな中を勝ち抜いた勝者だけが「涅槃寂静《ねはんじゃくじょう》を求めた戦い」の真実を知る。
ーー「俺は、他人を信用しない」
ーー「俺は、俺しか信用できない」
ーー「だからもし、俺がお前を信用する時が来るのなら、それはーー」
※餓鬼:六道のうちの一つ「餓鬼道」に住まう者たち
本作品はプロローグ、エピローグを除く九章構成となります。
この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
アルファポリス様にて先行投稿を行っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 18:20:00
169656文字
会話率:47%
ヒトの世は無知蒙昧の連中で溢れていて神も仏もあったものではなかった。――いや、一応は神々や仏、精霊と呼ばれる方々はおわしまして、だがしかし、ヒトの世とは大した関わりも無くあっちはあっち、こっちはこっちと神仏もヒトも銘々がてんでばらばらに、
それぞれ好きな様にその日その日を暮らしていた世界。
しかし或る時、ヒトの中の変わり者達と神々の中の変わり者達によって神々や精霊達の持つ知識や技術がヒトの世にもたらされる事となった。「頒明解化(ぶんめいかいか)」――それにより、ヒトの世の生活が変化し始めた。
そんな世界の日之許(ヒノモト)国、東の京・塔京で懸命に生きる青年、島津結三郎の物語――。/
「マジナイ神」の執筆がおろそかになっていますが、どういう訳か新しい物語の構想がずるんとまろび出てしまいました。ジャンルは相変わらずのガチムチ汗くさ男子しか出て来ないボーイズラブの様なゲイラブ物語です。「マジナイ神」と違い、全く物語の先の展開とか考えていない見切り発車で執筆を始めてしまいました。
ですので、物語の更新速度も、内容の展開もとてつもなく遅いですのであらかじめ充分に御理解の上での御拝読を御願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 17:41:08
526426文字
会話率:39%
時は2045年。AIとドローンと義体技術が遥かに進んだ時代。
世界最大のドローン開発製造企業であるキングスカンパニーの東京支社に入社した月鏡優秀(つきかがみまさひで)は元海上自衛隊員。相棒の北條千奈津(ほうじょうちなつ)と共にドローンと新
型パワードスーツの販売を行いながらも特に目的もない平凡な日常を送っていた。そんなある日、月鏡は二人の男と運命的な出会いをする。一人はキングスカンパニー本社から出向してきたという主任研究員であるアレックス・ロー。そしてもう一人は同じ元海上自衛隊員で伝説の「ショーグン」と呼ばれた神仏無若彦(かんぶないわかひこ)。此処から月鏡の日常は徐々に壊され、やがて国家の命運を掛けた陰謀とそれにまつわる大規模なテロ事件へと巻き込まれていく。
拙作「キングブレイカー」の続編であり前日譚でもあります。一部人物や用語がつながっていますが、前作を読まれていなくても特に支障ありません。
前作のリンク先
https://ncode.syosetu.com/n5052gu/ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 23:14:45
81514文字
会話率:64%
自分の、波乱万丈、超不思議、ありえないこと、未知のこと、聞いたことないこと、そんな人の人生を、興味があったら、ぜひ、読んで頂き、同じ体験をしてほしい。
最終更新:2024-11-15 04:24:00
102164文字
会話率:15%
もともと希望のない人生を送っていた墨陽毅夫は70年後の暗殺に巻き込まれた。娘と名乗る女の子研雨に救出され、彼らは一緒に赤区にやってきた。赤区の兵士になった後、彼は火星のゾンビ包囲城から水星のインセプション、そして言及できない外宇宙の過去の秘
密を感じた。そしてすべてのことの核心要素は意外にも厚い政治!一つ一つの本来関連していないはずのことは墨陽毅夫にこの世界の本質の荒唐無稽さを見かけさせた。迷った彼は本の海に潜り込んで自分に迷津を指示しようとした。歴史の海を漫遊する時、彼は神仏に支配されて道の本質を覗いて、そこで断固として道を破る者の道を歩んだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 17:06:17
393445文字
会話率:20%
可憐な女子大学生の胡麻楓は、仏教民俗学の奇才、胡麻博士を父親に持つ美少女である。その楓がジャズ喫茶でウエイトレスをしている時、入店してきた青年に一目惚れの恋をした。彼は楓と同じ大学に通う学生のようだが……。補陀落山という神仏習合の霊山と大学
のある賑やかな街を舞台に、不可解な連続殺人が巻き起こる。密室殺人の謎。名探偵 羽黒祐介シリーズの長編ミステリー最新作!!※この作品からお読みいただいて何の支障もございません。是非お楽しみくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 07:10:56
290881文字
会話率:42%
篠田洋子は、ビルの屋上から飛び降りたが、奇跡的に一命をとりとめた。洋子の弟篠田淳一は、たまたま幽体離脱していて、その現場を見ることになった。病院に運ばれた洋子は、臨死体験を経験し、その後様々な霊体験が自分のまわりで起こり、精神的にまいって
食も摂れなくなってしまった。
物理学の教授父篠田浩一郎が、なぜか病院のカウンセラー斉藤裕子を手配し、会ってすぐに二人は固い絆のようなものに気がつく。
洋子の霊体験などを解消するため、二人は洋子の祖父篠田誠治の案内で、幽体離脱して死後の世界とこの世を行き来する。
その間浩一郎は、家族やカウンセラー裕子の上司である精神科の旧友友田教授に、人は死んでも意識は残るということを前提とした場合、なぜ人は生まれてくるのか、なぜ子が親を選んで生まれるのか、死と何か、幸せとは何か、神仏とは何か、それは存在するのか、宗教とは何かなどが、矛盾なく綺麗に説明できると話す。
洋子と裕子は、死後の世界で自分達がどんな生活をおくり、また、現世に何回も生まれかわっての生活を知り、今回の産まれ代わった理由が分かった。
父浩一郎の死んでも意識が残ると言う仮定から導かれた説明を、二人は死後の世界での実体験から浩一郎の説明が正しいことをさとる。
そのようなこの世の成り立ちを体験し理解した二人は、洋子は霊現象に対処できるようになり、裕子はカウンセリング時に活用できるようになり、沢山の患者を救うこととなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 00:10:00
163514文字
会話率:25%
ちょっとだけ、普通の人間とは違う感覚を持つ者の日常を描いた、健忘録かつ異端日記です。
神仏習合の世の中、こんな平和な日々の裏側で、不思議な事が沢山起きています。
一度は耳にした事がある、そんな出来事や風習など、知りえる限り・体験談として見て
頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 11:17:08
17949文字
会話率:6%
屋島の合戦。
義経に大役を押し付けられた那須与一崇高は、神仏の加護を念じながら平家が示した扇落としを完遂した。だがすぐに扇を拾い上げ船首で踊り狂う黒い大鎧の武者を義経の命により二射目にて射殺す。
その夜、義経に誘われるがまま松原へと分け入っ
た与一は、夕暮れに射殺した黒い大鎧の男と義経が肩を並べるところに出くわす。
あまりの不気味さに逃げ出す与一はしかしすぐに二人に囚われ、義経が奇怪な言葉を並べて与一を「狭間」へと送り飛ばす。
目が覚めた与一は置かれた場は再び合戦の場。だが、その景色はあからまさに一変していた。見慣れぬ武具、見慣れぬヒトガタ、見慣れぬ敵に、見知った京の都。
狭間へ「流された」与一は命を繋ぐべく再び合戦へと身を投じる。
その手には大弓はなく、しかして狭間筒が握られていた。
「我こそは屋島の扇落とし!那須与一崇高であるぞ!日光権現よ斯くご覧あれ!狭間に轟く我が一射、現世の先まで届けようぞ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 16:39:18
10572文字
会話率:34%
心の解放を謳う詩
人間は求めるばかりで苦しむ生き物だとするならば・・・。
心の解放を人間を相手に求めても苦しむばかり。
時には、神仏に。時には、自然神に。
時には人の世を離れて、目には見えない世界に、心の世界に目を向けてみれば・・・
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 15:31:09
221文字
会話率:0%
続篇です。後程書きます。
最終更新:2024-05-29 17:21:35
256856文字
会話率:37%
舞台は人間界より7億光年離れた仏教世界。
その一角に、神仏郷と呼ばれる仏教の神々が住む理想郷が存在した。その神仏郷で、釈迦如来の孫である仏ナオトが、病弱な母親の看病をしながら、説法の仕事をしていた。
しかし、そんなある日のことだった。突
如として出現した巨大妖怪群により、ナオトは家族を殺された。絶望の最中、ナオトは観音菩薩の孫娘、月泉カノンと、アミーダとよばれる神の機体に救われる。そして、アミーダに憧れたナオトは、司隊への入隊を希望し、家族の仇をうつべく、巨大妖怪群に立ち向かう覚悟を決めるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 15:12:03
12645文字
会話率:53%
かつて人々を見守り、時に導いて来た神仏がこの地上を去って幾年。
文明の進化によって、人々は神仏に頼らずに生きていくことが出来るようになった。しかし、だからと言って急に妖怪や怪異が消え去った訳でも無く、それを退治する為に陰陽師は密かに夜の闇の
中で妖怪と戦いを繰り広げていた。
そんな世界で、陰陽師も妖怪も、それこそ神や仏、神獣など、全てのモノに門戸を開く葬儀屋があった。
これは、そんな葬儀屋が過ごす友人との非日常と日常の物語である。
※カクヨム様でも連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 23:00:00
27860文字
会話率:45%
何処にでもいる普通の高校生“山田煌”
彼は入学初日に学園の先輩である“新岬”に出会う。
ひょんな事から彼女が部長である霊験灼か解明部に入る事になり、神仏から都市伝説まで様々な超常現象と相対していく事となる。
「こちら霊験灼か解明部!身の回
りで起きた不思議な事から、噂になってる都市伝説まで!何でも解決致します!」
更新ペース遅めです。
基本コメディチックにお送りしますが、たまにホラー描写やシリアス展開もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 23:24:40
3481文字
会話率:13%
日常の些細な出来事にも、その人の徳に応じた神仏の助けがありますが、お勤め先の社長さんから頼まれて、その主旨を酌み取って、今日の出来事を「日本霊異記」ぽく書いてみました。
最終更新:2024-03-19 19:56:33
7209文字
会話率:3%
主人公 木花サクヤ 「永遠の旅を続ける少女 布都御魂剣(フツノミタマのつるぎ)と金剛杵ヴァジュラを所有 弥勒菩薩、武御雷、木花咲耶と三つの神の名を持つ」
韋駄天スカンダ 「サクヤの為に動く忍者のような存在 双刀の使い手 普段は「半蔵」と名
乗る
スカンダとはイスカンダルの語源となった軍神」
三ツ谷シュウジ 「サクヤの護衛を努める槍術の達人 阿修羅槍(アスラそう)を持つ 正体は三界の勝利者と呼ばれた降三世明王」
シバ 「大自在天(大黒天)シヴァの死体に憑依した大日如来ビルシャナ 高校生だがろくに学校に通ってない、もう一人の主人公」
アザトース 「謎の多い喋るニワトリ、しかも飛べる その正体はクトゥルフ最強の白痴の魔皇」
緋龍アキラ 「大日如来の化身である不動明王アチャラ 緋色の髪で正統派マイルドヤンキー」
天降者(てんりんしゃ) 使命を受けて「天より降りて来た者」達 多数存在する 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 19:00:00
18347文字
会話率:91%
《第7回カクヨムWeb小説コンテスト特別賞、ComicWalker漫画賞受賞作》
全力で戦うことのできる相手が何処を探しても見当たらず、武者修行中の男は退屈していた。『どうか見たことも聞いたこともない難敵と巡り合わせて下さい』と、大して信じ
てもいない神仏に祈りを捧げるほどに───
これは、チートもスキルも持っていないお侍さんがその身一つで剣と魔法の世界に転移する物語。自分の武士道を1ミリも曲げる気のない男は、果たして異世界でも変わらずに生きられるのでしょうか。
「もし、そこの者たち。食事中にすまない。少し道を尋ねたいのだが」
魔物なんて知らないお侍さんは、ゴブリンを原住民だと思って話し掛けます。
「冒険者としての在り方に口を出すのは構わんが、俺の生き様にまで余計な世話を焼くつもりなら容赦はせんぞ。互いに道を譲れぬのなら、後は剣を抜くしかあるまい」
相手がギルドマスターだろうが貴族だろうが、気に入らない相手にはブチ切れます。
「おい、小便なら付き添うぞ。一人では危ないだろう」
「俺はお前より年上だっつってんだろうが!!何回言わせんだテメー!!」
他種族の存在を知ってもなかなか信じようとしません。
魔法、ダンジョン、魔物、冒険者、騎士、貴族。
ファンタジーな世界を現代人とは違った目線で満喫するお侍さんの冒険譚をお楽しみください。
【宣伝】
本作はカクヨムにて先行公開中の小説です。
URL : https://kakuyomu.jp/works/16816927859243142802
2023年春頃にKADOKAWA様から書籍第一巻が発売予定、コミカライズ企画も進行中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 17:00:00
345912文字
会話率:40%
その後前は、齢一桁の童姿だった。
ただ気に障る様な真似を致すと、容赦なく膝を付かせる。
そんな御前と夢の中で相対した。
気まぐれに、お話を聞いて下さる様だった。
最終更新:2024-02-05 14:08:16
1205文字
会話率:35%
日本は宗教に寛容故に、仏教と神道も混ぜて考えている方が多数いらっしゃる。
私もその一人だったし、違いを正確に答えられるかと言われれば、まず不可能。
でも一つ言えるのは、根底からして考えた方が異なると言うこと。
注意事項1
起承転結はありま
せん。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
仏教の本質はまだ辛うじて一口で言えますが、神道は言えません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 13:12:47
895文字
会話率:44%
センスが昭和の鷹さんの続編です
陰陽師になった鷹さん
お隣さんがまた強烈な方と判明して 主役級となります
社会派から入りますが
また基本は他人事の人間&妖怪&神仏の模様となっていきます
年は 鷹さんのひとつ下
同じ時期にお隣の建売を買っ
て 越してきた虎道《こどう》さん
W主役での 時々 虎道《こどう》さん目線での一人称が虎道さん
でのお話も出てきます
高校大学の同期の慈氏大成(=おっさん=慈氏如来)思いっきり出てきますので
おっさんの車夜話の続編部分もありますが 主役は鷹さんとお隣さん
それでは クリスマス・イブに 連載スタートで始まります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 02:09:45
72819文字
会話率:71%
アルヴァロン王国にて絶大な権力を有する『四公』の一角、ダルクリース家にて事件は起きた。仕えていた侍女のミスにより、公爵令嬢アイアス・イア・ダルクリースはその顔に傷を負う。怒り狂った当主ガレスは侍女に極刑を宣言し、侍女は絶望の余り涙する。
「──待ちな」
しかし、その運命は覆される。
他の誰でもない、火傷を負ったアイアスの懇願によって。
ガレスは驚きの余り侍女を許すが、後にアイアスはとんでもない物を父親にねだったのである。──金床、火床。ついには鍛冶場が欲しいなどと言い出したのである。
「かた……剣を打つんです、剣を」
堂々とした態度で父親にそう言ったアイアスは、己の前世を思い出していたのである。戦乱の世にて、折れず曲がらず全てを断つ名刀を幾つも送り出してきた名匠「正重」としての前世を、かつて自らが抱えていた刀への深い業を!
(あっちでは満足いく仕事ができなかったからな。未練がましいかもしれねえが、今度こそ示してやるぜ。俺の刀が、神仏の域に達した大業物だってことをよぉ……!)
かくして彼女は、再び鉄を打ち……その生涯をかけて追い求めた一振りを叩き上げた。折れず曲がらず、全てを断ち切る天下無双の大業物。
しかし、彼女の戦いはこれからである。
彼女の刀匠としての仕事、いいや生涯を賭けた夢の果ては、今まさに始まったばかりなのだ。──剣に生き剣に死ぬと心に決めた若き志士たちが集う、魔剣学園にて──!
──これは、曰く付きの公爵令嬢が、己が作り上げた刀の最強を証明するまでの物語──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 15:39:27
80416文字
会話率:48%