果心居士(かしんこじ)は、室町時代(むろまちじだい)末期に実在したという幻術師で、七宝行者(しちほうぎょうじゃ)とも呼ばれた。
筑後国(ちくごのくに)(現・福岡県南部)の生まれとされ、大和国(やまとのくに)の興福寺(こうふくじ)の僧であ
ったが、外法(げほう)による幻術に長じた為に破門とされた。
果心居士は己の能力で立身出世(りっしんしゅっせ)を試み、当時の天下人(てんかびと)に前に現れて技を披露したと伝わる。
それら果心居士の幻術逸話を集めた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 04:05:22
1308文字
会話率:0%
1700年代の江戸時代。科学技術が発達し始めが妖(あやかし)がお伽話だと人が考えるようになったころ、都に近い大江山では妖達が結界の中で暮らしていた。
一部の妖の中には人の世に紛れ、人として暮らすものもいる。結界を制している酒呑童子の末裔
、銀童の余命はわずかで大江山では次期頭首の決定が急がれていた。
半妖の銀童の息子で、妖の力をほとんど持たない白童(はくどう)は、大江山の中の悲田院で都から逃れてくる人の子や年寄たちを保護し守ってきた。
彼らを助けたく医術を極めたくも毒消しの焼酎で気を失うほど酒に弱く、女子の肌に触れられないほど奥手で、蘭方医に弟子入りするも破門にされる始末。
だが、もし、同じ鬼の蒼親が主になれば悲田院はつぶされると知り、せめて酒に強くなろうと都の請負酒屋の主人で男装の麗人、数年前に英国貿易船の難破で日本にたどり着いた、恵司郎(けいじろう)(恵・ケイト)に弟子入りを申し入れる。
恵司郎(恵)は、救ってくれた養父の小島屋を酒蔵として復活させるため、大江山の妖酒蔵での自身の杜氏修行を交換条件に白童の酒修行を承諾する。
女子であることに驚きつつも、恵と接するうちに白童は、本当に守るべきは人も妖も幸せに暮らせる世の中だと気づく。
お互いの志に強くひかれあう恵と白童。だが、住む場所も、志すことも違う二人はどちらからも自分の気持ちを言い出せないまま。
一方、銀童の危篤で結界が破れた時、おりしも都の奉行所が地震の調べに山に入っており、悲田院がみつかってしまう。
人を食べようとする蒼親とそれを止める白童。妖達の前で、大江山の将来についての考えを語る二人。
妖の能力を人は絶対に越えられないことを理由に、大江山に人はいらないという蒼親。たいして、白童は悲田院を交流の場としてよりよく妖を人の世に送り出すことによって、自分達は人の世に貢献できるはずだという白童。山が選んだのは白童だった。
苛つく蒼親は、酒に強いなら、自分の嫁にと強引に恵を攫う。救い出そうとする白童。恵は蒼親が本当は白童に頼ってほしくてあれこれ奪おうとすることを知り、蒼親に利き酒勝負を持ち掛ける。もし自分が負ければ蒼親の妻に、もし勝てば、蒼親は誠心誠意、白童の志を支えることという条件をつけて。
勝負の行方は、恵の酒造りは、白童の酒精克服は、そして、二人はお互いの思いを告げられるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 20:42:01
119400文字
会話率:46%
◆◇◆◇
紅藍玉(ホンランユー)は魔界の王、魔王の第七皇子だが、幼い頃からなにをさせても標準以下の才能しかなく、武術も剣術も魔力も何もかもが底辺という、魔界中が知る " 落ちこぼれ " であった。
しかし、ある出来事
をきっかけに、それが王位継承争いに関わらないようにするために、わざと実力を隠していたのだということがバレてしまう。
紅藍玉の本当の実力を知った魔王は、懸念していた通り、王位継承の「第一位」として、本人の意志など関係なく、第七皇子の名を連ねてしまう。当然それには皇子や権力者たちが反発し、訴えを起こす始末。
魔王は、ならば、と魔王候補の三人の皇子たちにある試練を与えるのだが、藍玉(ランユー)はそもそも王になる気もなければ、他の皇子たちと争う気もないため、その日の内に、魔界から姿を消すのだった。
そんな " 落ちこぼれ " 皇子の護衛であり、従者でもある碧雲(ビーユン)と翠雪(ツェイシュエ)は、呆れつつも、まったくブレない思想の主を尊敬しつつも心配し、人界について行くことを決める。
かくして、三人は魔界を離れ、人界へと身を置くことになるのだが、町に着いて早々、お金がないという現実的な問題に直面する。そんな中、とある商家の当主と偶然出会い、彼の息子が原因不明の病で床に伏せっていることを相談される。
しかし連れて行かれた立派な邸には先客がおり、それが有名な門派の道士であること知るのだった。
名を白暁狼(バイシャオラン)。彼は将来有望と謳われていた道士のひとりであったが、今は門派を破門され、野良道士として各地を旅して回っていた。
数年前、妖魔に弟を殺されたその復讐心から、妖魔や鬼に対して容赦がなく、その行き過ぎた行動が、彼の破門に繋がったらしい。
本当の名を隠し「紅玉(ホンユー)」と名乗った紅藍玉は、一緒に行動する白暁狼に対して後ろめたさを感じつつも、彼が垣間見せる優しさに惹かれ始める。
魔族であることを隠し、人として生き、人のために生きることを決めた魔界の元皇子と、復讐のために生き、魔族を殺すためだけに生きる青年の、物語。
けして交わるはずのなかったふたつの運命が、今、交差する――――。
◆◇◆◇
※マークが付いているものは、暴力的、性的描写を想像させるような表現があります。苦手な方は注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 22:00:00
156934文字
会話率:32%
ある日リリアは破門された。しょうがないので錬金術師になろうかな、そのくらいの軽さで転職した少女が、辺境でスローライフを送りながらだんだんと国を崩していく話。
最終更新:2024-01-16 21:10:38
8435文字
会話率:26%
光栄会という反社会的組織。
2010年に所属していた刀田武彦。
彼は当時の組織の為に犯罪を犯した。中国マフィアの「龍牙」との武器や麻薬の売買を取り潰して、正当防衛としながら殺人を行った。反社勢力の揉め事でもあり重罪になり、全国ネットの報道で
顔がわれてしまった。SNSが発達する中、自分の家族も最悪の状況になる。
”お勤め”といわれる刑務所暮らし。
2020年。
刀田武彦は、模範囚として服役し、光栄会からとっくに破門され、社会復帰後、一切の接触を持たない事を条件に仮釈放される。
無論、光栄会に返り咲く事もできない、ゼロスタートになる社会人生活であった。
だが、それを甘んじて受け入れたのも、全ては組の為。そう信じていた。
それが、10年の懲役の間に、反社組織にいた頃の義兄弟である狂咲光雄や子分、妻、組長への疑念を抱く。復讐の念はないにしろ、現実はひどかった。社会の底辺と表現される場所よりも苛烈な環境。我慢するしかなかった。
しかし、義侠・任侠を貫く人間が、狂咲の描いた絵図の通りに動いている現実。刀田が抱いていた疑念は須藤という舎弟も含めて大きくなる。
その真相を知らされ、刀田は空白の10年を穴埋めしていく事となる。
何故10年前に龍牙との抗争まがいの事件を起こす事になったのか。
10年の間に、狂咲、組長であった皆沢権兵衛、妻の藤崎がどのように動いていたか。
刀田にとっては後の祭りだがよく知る事になった。
全ては狂咲光雄が描いた絵図でありながら、刀田の信じた通り、刀田を陥れるものではなかった。
刀田は10年を埋め合わせながら、義兄弟として決して裏切る事ができない。
10年の間起きていた事毎に決着をつける為に、刀田は死地に赴く。
結末は、狂咲とのケジメ。思いもよらぬ狂咲の過去。
光栄会会長の皆沢権兵衛と副長の白国の意向。
京叉会という弱小勢力の邪魔だても乗り越えて刀田は、真相に辿りつき、極道として、10年の過去にケジメをつけて、光栄会の未来へ、間接的に生きていくことを誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 22:12:03
58898文字
会話率:43%
ユナリエ聖教会に身を置く「見習い」聖女のティアマリーナ。
ある日彼女は、聖女を志すものにあるまじき、とある能力の欠落を理由として、破門という重い処分が下される。
失意の中、それでも「こういう時が来るかも」ぐらいには思っていた彼女は、自他認
める「出来損ない」でもあった。
聖教会から追い出され、文明社会の中枢から辺境の地へ。放浪の最中に出会う人々と、彼らが抱える難題。
目の当たりにして、彼女は思う。
「これ、『私が』やっちゃっていいのかな?」
聖教会での身分を失ってもなお、授けられた力はその身とともにあり。
その力を、自分の意志で振るうことに迷いながらも……
今の彼女には、自分の道しか残されていない。
それが、聖教会という一大組織、そして社会と相容れないものであろうとも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 12:50:52
146550文字
会話率:19%
妖怪や怨霊が人間と共存する21世紀の世界
そんな世界の中、角を無くして生まれた鬼は故郷を追い出され、力を求めて“京都”へと向かう。
しかしある日、角なしかと思われた鬼はとあるキッカケで力が覚醒する。
京都でその鬼は、妖怪と人間との間の事
件を専門的に解決する怪しい、もとい妖しい組織で働く“佐野”に勧誘される。中には翼を無くし、飛べない天狗。多種多様な武器を持ち歩き、邪道だと破門された人間がいた。
彼らにはそれぞれ誰にも見出されなかった才能があり、謎の妖しい組織に入ることでそれらが垣間見え始める
これは、“半端者”と罵られてきた二妖と一人が事件を解決しつつ成長していく物語――。
※初めの3話までを一日ごとに投稿し、好評であれば連載します。
※当作品は、ハーメルン様、カクヨム様においても同時掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 18:00:00
55837文字
会話率:39%
組から破門を受けた暁烏、懇意にしていた刑事の在塚と名古屋で再会を果たす。
暁烏の人生譚は枯れた訳ではない。
どうやらここから始まるようだ。
最終更新:2023-08-15 13:28:17
1684文字
会話率:32%
平民上がりの聖女である私は、ある日強制的に貴族へ嫁がされることになった。
待っているのは幸せな生活ではなく、奴隷のような生活だ。
――だから私は、その貴族をぶん殴ってやった。
この物語は、貴族を殴って追放された元聖女が亜人の国で女神とし
て扱われるようになるまでのお話です。
多分前後編か、全三話くらいの予定です。
※この物語は書きの作品と少し繋がりがありますが、単体として読んでも問題ありません。画面下にリンクも貼っておきます。
・平民出身の見習い聖女、家名がないことを理由に貴族に嫁がされてしまう ~私、一体どうなってしまうのでしょうか?~
https://ncode.syosetu.com/n2031hu/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 21:07:03
23535文字
会話率:29%
読み書きできないことがバレてしまい、学校へ通うことになったシスター・ハヅキ。
笑顔で迎えてくれたクラスメイトに泣きたくなるほど喜びましたが、そのクラスメイトを狙う犯罪組織の魔の手が伸びて来て――
不真面目シスター、「破門上等!」で犯罪組織
と戦います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 21:20:11
14839文字
会話率:44%
目を覚ますと赤ちゃんになっていた、43歳のおじさん、名前は目黒 零。彼は、部下、友人からも人望がある、自称イケオジナルシスト!
そんな彼は、同期との飲み会を行うはずだったが、運悪く、歩道を渡っている際、事故を回避したと思いきや、横からきたト
ラックにひかれ、死んでしまった。
しかも、転生先では魔力がめちゃくちゃ低く、3歳で家を破門に!?
最初こそ絶望したが、気を取り直して前世の知識を生かして歩んでいった結果、世界の常識をぶち壊していく‥!?
異世界に行ったおじさんを描く王道ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 17:47:12
892文字
会話率:19%
女神の加護を受ける世界に前世の記憶を持って生まれた“前世持ち”は、女神の力を授かる“聖女”になる資格がある。聖女は傍に専属の騎士を従え、女神の力で世界中の人々を癒す選ばれし存在だった。そんな聖女の育成の場である大修道院で暮らす“万年聖女候補
生”のオリエッタ・カヴァニスは、授かったはずの女神の力を使いこなすことができず、肩身の狭い日々を送っていた。ある日とうとう破門寸前まで追い詰められたポンコツ聖女に、最後のチャンスが与えられる。それは呪いによって竜に姿を変えてしまった騎士を救え、という任務で――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 13:10:56
289312文字
会話率:34%
大陸中央煌国。この国の結婚は家と家との結び付き。
我が家は事業拡大を望むということで私は8歳の時によく分からないうちに結納。
婚約者を年々嫌いになっていったのでこのお見合い結婚はしたくない。絶望、と思っていたけど相手が子持ちになって跡取
り息子が欲しいから婚約破棄しますと告げられた。歓喜。
しかし紫電一閃。婚約破棄は私が男を作ったからということにすると父に告げられた。何かあったみたい。
家業のために私は破門隠居生活と決定。1人の未来と大多数の未来を天秤にかけたら家業を選ぶのは当たり前。
親は非情になるべきだし大嫌いな婚約者と交流させられ続けた恨みや嫌がらせを兼ねて遠方への家出を選択。
それから5年後、私に新たな紫電一閃が訪れた。初めての恋。今度はお見合い結婚したいです。
【15Rは創作国の風俗文化が出てくるためで描写はないです】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 11:07:07
977023文字
会話率:52%
ヤクザとして数年間活動してきた主人公【九竜大牙】
極道の世界では全くうだつの上がらなかったチンピラの彼は兄貴分の逮捕によってそのシノギを手伝うことに...
普段と違った仕事で殺し屋との予想外のトラブルが起こって、組を破門になってしまう。
う
なだれていた彼はトラブルを起こした殺し屋の仲間に殺されてしまう。
そして、新しい異世界へと転生。
これから、彼はどうなっていくのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 11:48:32
4524文字
会話率:41%
四つの国からなる広大な島、セアシェル大陸。剣と魔法の世界であり、妖精、エルフ、魔物に魔族、様々な種族からなる世界で今、世界を魔物と魔族が支配する暗黒の時代へと導く魔王復活の兆しがあった。
魔王を信仰する邪教徒を打ち倒すべく、一人の幼い少女が
聖女として魔王討伐の旅へ出ることになる。
聖女を守る為に集まった仲間達。心優しき勇者くん、内気で無口だが心の声は誰よりもデカイ戦士さん、お金が大好き過ぎて大魔法使いから破門された守銭奴の魔女ちゃん。
クセの強い仲間達で旅をしようとするも、出発前の禊の儀式を行っていた聖女ちゃんに異変が起きた。
眩い光が聖女ちゃんから発せられたかと思ったら、聖女ちゃんの様子が明らかにおかしい。
「なんじゃこりゃあ!?」と、明らかに中身がおっさんになっている聖女ちゃん。悪魔が取り憑いたと騒ぎ出す勇者くん。勝手に金儲けの臭いを嗅ぎつける魔女ちゃん。
これは異世界同士で転移が起きた不幸な事故。
七歳の聖女ちゃんは、日本という国のヤクザさんの中に魂だけが転移してしまい、二十台の若き特攻隊長であるヤクザさんはファンタジー世界の愛らしい聖女ちゃんの中に魂だけが転移してしまっていた。
聖女ちゃんサイドでは魔王復活阻止の危険な旅を。
ヤクザさんサイドでは権力争いに終止符を打つべく親分や子分達とファンシーで平和な日常を目指す。
そんなドタバタ冒険ファンタジー(本作はあらすじの部分まで追いついていません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 08:48:30
36893文字
会話率:42%
何故、俺達は、笑いを作ることに、しつこいほどの快感を覚えるのであろうか。
最終更新:2022-06-20 13:10:43
19897文字
会話率:67%
いかん、このままでは人間の進化に負け、魔族が滅ぶ……と立ち上がった魔王クレスは、慢心故に反抗する同胞を無力化したところで、解釈違いだと妹のファニルの背刃され倒れる。
魔王としての資格と引き換えに、最後の力を振り絞り配下の魔族を無力化し
た魔王だが、人間界に弾き出された上に間髪入れず追手。劇中屈指の窮地を聖女アネモネによって救われたクレスは、平和交渉に赴いた先でバカ王子に騙され、これに先程の聖女と巻き込まれてしまう。
巻き込んでしまった聖女の国外追放・婚約破棄・教会破門、自身のいつ死ぬかというダメージの中脱出を果たした二人は、竜都にてパラリラ聖女とラブピ魔王の焦ったいバカップルとして再起。
訳の分からない聖女の魔術と魔王の経験により世界征服を目論むバカ王子の陰謀を砕き、愛と平和の世界への一歩を踏み出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 20:44:40
37780文字
会話率:54%
礼津市(れいつし)の山奥に住んでいる化け狸の一族の首長“マツ”は身勝手な行動を取り破門されてしまう。
そして人界へ放浪していたところを当時女子大学生だった“琴華(ことば)”に拾われ、共に暮らすことにした。
そして長い年月が経ち、子どもも沢山
生まれ化け狸ということを隠しつづ優雅に過ごしていた。
しかしある時、次男である“ヒロト”が学校内で化け狸に変身してしまい・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 15:51:18
59433文字
会話率:1%
戦争が、絶えない世界線で超大国の宋国に一人の落ちこぼれがの少年が誕生する。一世王太子という肩書を持っていたにもかかわらず、国、王家に捨てられ神の国ー神界に追放される。元、神最高指導官のルークス.ガイぜルが師匠になるもほぼ、破門されたに等しい
少年は、生きる希望を失うが師匠を初めとした多くの兄弟子に励まされ少しずつだが着実に才能を身に着け、今みたいな幸せの時間がすっと続くと少年は、考えるも世界はそれほど甘くはなっかた。轟音と共に各地で火柱が師匠の屋敷を襲う多くの人が死に、師匠もまた帰らぬしまうしまう。少年は塞ぎ込むも師匠を殺した人たちに復讐を誓い行動する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 00:15:37
1109文字
会話率:0%
三之助は父母を亡くして叔父に引き取られたが、全く何も出来ないせいで叔父が呆れて寺に預けた。
だが、寺に預けられても三之助は全く経本を覚える事が出来ずにいて、寺の住職にも匙を投げられた。
だが、三之助には叔父の家に引き取った時に、
妖魔を倒す傑僧を探していた妖(あやかし)が憑いていた。
その妖(あやかし)は三之助が失敗する度に「お前こそ、この国最強の僧として妖魔を退ける男だ」と励まし続けていた。
だが、三之助は住職に破門させられる事が決まって……。
何をやっても駄目だった三之助と妖(あやかし)の物語。
前、後編になります。
ちょっと文章堅いんですが、すっかりギャグしか書けなくなったんで、シリアスに立ち戻るための練習用みたいな作品の第二弾です。
良かったら、読んでくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 00:00:00
7028文字
会話率:28%