盗人のライアは勇者パーティーの一員として、隠れて敵の装備を破壊、毒を仕込むなどの働きをしていた。
しかし打倒魔王のために祖国アインヘルムを発ってからしばらく、とある街中で勇者アーサーに告げられる。
「ライア、お前を勇者パーティーから
追放する」
突然の宣告に、まともに言い返すこともできない。更に仲間の剣士も魔術師も、ライアの追放に賛同する始末だった。
ヒーラーのシエルだけが弁明しようとするも、アーサーはライアを庇うならシエルさえ追放しようと脅す。
ライアは諦めたように、シエルへ「もういい」と呟いた。
「これで旅費が一人分浮いたぞ! 今夜は酒場で飲んで騒ごう!」
アーサーは剣士と魔術師の二人と共に、上機嫌で去っていった。
一人膝をつくライア。シエルすらも視界の先に消えると、嗚咽を漏らしている……わけではなかった。
「ク……カカカ……ヒィヒヒヒ……ハハハ! ハァッーハッハッハッハッハ!!」
ライアは高笑いを上げていた。お行儀のいい勇者パーティーの一人ライアの姿はない。
「なんでまた、天から選ばれたとかの『運』で勇者に祭り上げられた奴についてかなきゃならねぇんだって常々思ってたぜ? まぁそれも終わったがなぁ!」
勇者パーティーからの追放。ライアはずっとこの時を待っていたのだ。
盗人のスキルでとんでもない大金を隠し持っていたライアは、この金を存分に使い、魔王へ味方する。
これは、その果てに描く計画のため、ライアの嘘と真実を織り交ぜた物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 13:00:00
34502文字
会話率:33%
盗人が改心する話はよくありますが、本当に改心する人は盗人になんかなりません。
最終更新:2023-07-18 16:54:21
437文字
会話率:0%
〈円卓会議〉が設立され、〈大災害〉から半年が経った秋のある日、アキバで小さな事件が起きる。これこそが、〈ホネスティ〉の副官シゲルの運命を選択させるとは思いも知らずに……。
盗人少年ヴォルトと、銀髪の武士シゲルの短く切ない『立て直し』が、今ま
さに始まろうとしていた。
※ この作品は、橙乃ままれ先生の著作『ログ・ホライズン』の設定や世界観を基にした二次創作です。
※ 各一話ごと、5000文字以上10000文字以下を目指しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 23:13:14
43641文字
会話率:65%
男は、盗むことで生計を立ていた。その男に一つの依頼が来る。それは、王女の指輪を奪うことだった。その任務に失敗した男は、致命傷を負うが、最後まであがくが最終的には殺されてしまう。
その男が、次に目を覚ました時には、木々に囲まれた知らない場
所だった。
これは、盗人として生き、盗人として死んだ男が世界の終末へと立ち向かわされる物語である。
主人公の名前は3話に出てきます。
投稿は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 22:11:21
78266文字
会話率:56%
あらすじという名の設定表
主人公の名:アッシュ・ライアシュラット
城下町警備担当、平民と貴族の混ざり合いの第4騎士団の副団長。スラム出身で盗人の餓鬼だったが風変りの騎士に目付けられてなぜかサバイバルの技術の教えをつけられて盗むをやめることに
なった。ついでにその騎士の剣術を見て盗んだ。それが最後にアッシュが盗んだものだった。とある理由で最強騎士のレオンに勝ちたいと思うことになって武道大会に本気(ちょっと斜め上な方法)で挑んだ。
身長175㎝、細マッチョ。髪はぼさぼさだがちょんまげ風に結んである。(師匠にこれが騎士の髪型と言われて入団の時に真似て髪を結ぶことを始めたが後で騙されたことを知った)髪の色は灰に近い白髪、瞳の色は真っ黒。スラムの出も反映して溝鼠の騎士のあだ名と呼ばれている。普段は口調に気を付けているがバトルに熱が入ると意図せずにスラム風の口調に戻る。
相手の名:レオン・マーシャル
王家直属の近衛第1騎士団の団長。かつては王国を救った英雄から師事を受けていつの間にか王国最強騎士となっていた。ある日師匠である英雄が連れてきた風変りな騎士に初めて師匠以外に敗北を味わった。リベンジで何度も挑戦を送ったがその風変りの騎士はいつもごまかしては逃げた。そしてある日姿を消した。ある時の王国騎士の武道大会に平民出の騎士がその風変りの騎士の技を使っているのを見てこれが天から与えたチャンスと思った。
身長は183㎝、鎧姿で隠されるがかなりのマッチョ。髪はセットされなくてもなぜか逆立ちしている。髪の色は金髪で瞳の色がギラギラの真っ赤な瞳。
試合のルール:
‐使う武器は自由で魔法も使用可、なんでもありの勝負。
‐試合のステージには魔法式が施されて致命傷になる攻撃は相殺されるが代わりにそれが一本と見なす。
‐勝利条件は①最初に3回一本を取ること、②相手を致命傷以外の戦闘不能にさせること、③相手が参ったといわせること、④首に寸止めで自分の武器を与えること。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 17:02:28
7792文字
会話率:36%
サーチライトに照らされた街・東京リットタウン。盗人として烙印を押された男子高校生・石川五右衛門は、ある事件がきっかけで、「どんなものでも開閉できる鍵」といわれる神器『八百万の鍵』を手に入れる。鍵の力があれば、強固な銀行セキュリティも、電気磁
石の強固な金庫だってなんのその。「泥棒にこんな鍵持たせちゃったらチートじゃん…」一方、リットタウンの街は秀吉の配下たちが癒着に汚職、不正に恐喝。街の人たちの平穏は日々奪われてる!犯罪者のレッテルを貼られてようと、たまには人の役に立ってみたい。そんな前科持ち高校生たちは鍵の力を使い、義賊団「スティグマ」を結成した!現代に現れた石川五右衛門が悪い奴らをブッ飛ばす痛快義賊活劇譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-07 23:00:00
4004文字
会話率:28%
【おっさんミーツ美少女追放勇者】
勇者が魔王を倒したその後の世界。ちんけな盗人のゲルグはある日、当の勇者である少女アスナと出会う。
「過ぎた力を持った人間は平和な世界には不要」。各国の思惑が交差しつつも、一転して国際手配され、居場所を
失ってしまったアスナ。
ゲルグはなし崩し的に、アスナとその仲間達を引き連れ逃避行の旅に出ることになる。
つよつよ美少女追放勇者ヒロインと、一般人おっさん、その他愉快な仲間達の、剣と魔法と旅と、んでもってちょっとばかりの恋心。そんなお話。
「は? まて、俺はロリコンじゃねぇ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 07:34:44
1213690文字
会話率:50%
私の気持ちに応えてくれる、魔法の植木鉢。
持ってっちゃったあなた、今頃何を、どうしていますか…?
最終更新:2023-05-08 20:00:00
1813文字
会話率:6%
まったく犯罪者って奴は……。
最終更新:2022-12-29 20:00:00
3151文字
会話率:11%
盗人の太助は、どちらが盗人としてすごいかの対決のために金覆輪の太刀を狙う。
魚売りに扮した太助はネタを集め、太刀がおさめられた宝物庫まで忍び込むが――
最終更新:2023-05-06 00:00:00
1962文字
会話率:24%
現実で盗みを働く主人公トルは赤子と一緒に死んでしまっただがそこで転生したときまた同じ繰り返しになる
最終更新:2023-04-18 14:35:08
855文字
会話率:0%
盗み人って疑ってないんだけど
最終更新:2023-04-03 13:06:46
2551文字
会話率:58%
伯爵令嬢エセルは懇意にしている美青年ラウールがいる。外国人で貴族ではない彼だが、ある日彼はエセルに愛の告白をした。有頂天になったエセルはもちろん承諾するのだが、同時に彼は重大な真実を告げる。
「僕、魔王なんだけどそれでもいい?」と。
そ
れだけでも大変なエセルだが、聖女争いに巻き込まれ、盗人疑惑をかけられたり、階段から突き落とされそうになったりとトラブルが続く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 18:36:16
14164文字
会話率:36%
アバドンはシーウィックという田舎町で生まれ育ちました。村の長老が城壁の外で小さなメモと一緒にバスケットに入れられた彼を見つけた。16歳の誕生日を迎えるまで、彼は自分の生みの親が誰なのか、疑問に思うことすらありませんでした。ゼラフとは幼少期か
ら成人するまで一緒に暮らした。
しかし、二人とも自分の気持ちを相手に伝えることはできなかった。そして、二人はそれぞれの夢を叶えるために、有名な「王様ゲーム」への道を歩み始めた。しかし、二人はチームワークを発揮し、無事にゲームに参加することができた。
しかし、喜びも束の間、世界の存亡の危機が訪れる。レジーナは、アバドンが大切に思っているもの全てを脅かし
レジーナは、アバドンが大切に思っているもの全てを脅かし、誰も想像できないような彼の一面を呼び起こします。
2つの大きな力が衝突する運命にある。復讐に燃えるアバドンと 愛の盗人レジーナ。謎の第三者が邪魔をするまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 08:18:01
6418文字
会話率:0%
”盗人送り”という呪いの現代版を、ネット上で行うという。
オレはそれを馬鹿にしていたのだが……
最終更新:2022-11-26 12:04:08
2423文字
会話率:21%
「義」
人のふみ行うべき正しい筋道。
「賊」
人に危害を加え、財物を盗む者。盗人。悪人。
そんな相反する意味の単語からなる、矛盾した単語「義賊」
主人公であるゴエモンは民衆からそう呼ばれていた
数万人に一人が持つと言われる異能
の力「第三の手」
ゴエモンもまたその異能の力を有する一人だった
果たして彼は正義か悪か
悪を挫き弱きを助ける勧善懲悪
ダークヒーローが繰り広げる痛快ファンタジーここに開演
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 02:14:09
4516文字
会話率:84%
神の導きにより人類は悪魔の軍勢を退け、境界のこちら側には平和が訪れた。常世の安穏を守るため、聖戦士の生き残りは残された生涯を人類の為に費やすと誓った。
そのためにはどのような犠牲を払ってでも悪魔を、人の子の宿敵を追い詰め滅ぼさなければな
らない。
ここにあるは聖女の遺体、天使の堕とした聖剣、東の果てより盗み出したオレスパルムの魔眼。
口を閉ざした慈悲神は少女の犠牲に涙を落とし、東方の君主は盗人を呪う。
剣を抜けない少女と未来の見えない青年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 22:18:35
123274文字
会話率:35%
近ごろ、村から百合の花が姿を消している。この山あいの小さな村の唯一の自慢だった、群れをなして咲く白い百合が。誰の仕業か心当たりはあったけれど、誰もその名を口にしない。だから僕らはいつしか彼女のことを、百合盗人《ゆりぬすびと》いう名で呼んでい
た―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 18:24:09
1413文字
会話率:6%
アクアディア聖国は、砂漠の地でありながら、水が豊富にある。
水が常にあふれ出る国の宝「水の宝珠」があるからだ。
ある日、その宝珠が盗まれた。
国を統治する教会は探索隊を設け、盗人と水の宝珠を取り戻そうとする。
国民に宝が盗まれ
たことを知らせず、秘密裏に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 18:00:00
1658288文字
会話率:52%
「ある日、一人の少女が助けを求めたのは人嫌いでひっそりと山奥で暮らしていたテイマーである我等がマスター。
渋々の出会いからマスターのいつもの日常に少しずつ変化が訪れる。
ある時は海で釣りをして、ある時はダンジョンに冒険を、ある時は盗人にな
ったり。
そして、時には昔の話を。
これは俺達とマスターの日常を綴る物語。
え?俺は誰かだって?それは、ヒ・ミ・ツ!だぜ?
たとえ何があっても、俺は最期まで君との出会いを後悔する事は無いよ、イアン」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 16:48:11
187468文字
会話率:43%
とある世界のとある国に生きるとある人たちのお話。
とある事故に因り斎院に斎夫(サイブ)として囲われている、元盗賊の然(ゼン)。
本意ではないこの境遇は、五年たてば解消されるはずだった。
だが約束の時が近づいてきて、然は己の中に宿る感情に
気付く。
斎夫として認められたいのだと。
シリアスっぽい顔してますが、顔をしているだけです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 18:52:58
1930文字
会話率:25%