男爵令嬢エリーゼは、婚活のかたわら領主の館でメイドとして働いていた。
しかし一時的に滞在している領主の兄ギデオンから、なぜか蛇蝎のごとく嫌われる。
「君のようなとんでもない悪女を弟に近づけるわけにはいかない」
どうやら彼は、社交界で流れ
ているエリーゼの悪評を鵜呑みにしているようだ。
それならそれで結構。いくらお金持ちでも、こんな堅物で無礼な男性には興味がない。
互いに第一印象は最悪ながらも、毎日顔を合わせている内に互いの良さを知り、徐々に歩み寄っていく二人。
しかしひょんなことから、信じられない事実が発覚。
「わたしが、赤ちゃんの頃行方不明になった王女さま……!?」
エリーゼは王女としてふさわしい作法を身に着けるべく、ギデオンに手ほどきを受けることになるのだが――。
田舎育ちの令嬢と堅物公爵の淑女教育ラブコメ。
※カクヨムさんにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 19:04:27
102902文字
会話率:37%
「いつからだろう。俺/私は、自分以外の人間が敵に見えるようになったんだ。何もかもが嫌になった。だから俺/私は、嫌なことを全て吹き飛ばしたかった。ただそれだけ」
ある年、日本で学校が二校焼失する事件が起きた。犯人はどちらも高校生だった。
田舎生まれ田舎育ちの少年は、親の勧めもあり地元では進学校と呼ばれる高校へ進学したが、あまりに多すぎる課題や九州ならではの古臭い校則や校風、先生や生徒との人間関係に嫌気がさし、学校を爆破することを決意した。結果爆破は成功し、少年は追われる身となった。
都会生まれ都会育ちの少女は、第一志望の都立高校に落ち、第二志望の私立高校にも落ち、最終的に滑り止めのFラン私立高校に合格し通っていたが、度重なるいじめや嫌がらせに遭い続け、親からも責められ、人生に絶望していた。そんなある日、少女は募り募った怒りに耐えきれず、学校を燃やすことを決意した。結果学校は全焼し、少女は追われる身となった。
二人は佐賀から約650km、東京から約500km離れた大阪で遭遇した。同じ境遇に置かれた二人は、お互いに手を取り合って生き延びる方法を模索し、ほとぼりが冷めるまで一緒に居ようと約束した。
だが、この事件が「戦後最悪の大量殺人事件」として歴史に刻まれことになると、警察は大量殺人を行った少年と少女を「テロリスト」の名前で指名手配を開始した。あらゆるテレビ番組で名前と顔写真が放送され、ネット掲示板には二人の住所を特定しようと動き出す人も現れた。二人は、自分たちが少年法により最悪の事態は免れることができると思っていたが、これにより国内に逃げ場は無くなってしまった。
様々な政治家や評論家や記者は、これでこの残酷な事件に区切りが着くと考えていた。だが少年少女は違った。二人は最期まで抵抗すると動画配信サイトで宣言した。
この瞬間、「二人の小さなテロリスト」と日本国家の壮絶な戦いが始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 18:00:00
50743文字
会話率:62%
部員12人の野球部に所属していた”横芝光”(よこしばひかる)
田舎の中学校でキャッチャーをしており、お世辞にも上手いとは言えない彼。
たった一つの才能を除いてはエリートとは真逆の野球少年だった。
普通の少年であれば「甲子園」とは憧れ
であり目標。
さらにプロ野球選手ともなれば誰もが憧れる大きな夢なはずだ。
しかし田舎育ちの光の目標は……投げて打って走って一番になる。
そんなの、どこと比べるんだと言わんばかりの純粋な少年。
甲子園出場の難しさもほとんど理解していなかった光だが、とある試合を目にした事で運命が変わる。
その運命によりたった一つの才能”投げる”事を開花させる一人の田舎少年横芝光の物語である…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 12:56:20
4075文字
会話率:49%
婚約破棄され、馬車がないので徒歩で帰宅していたチェリッシュ・アーカイヴス侯爵令嬢は思い出した。
自分が前世、車かチャリの移動ばかりしていた田舎育ちの日本人だったことを。
「チャリを作りましょう! レデリック!」
「ちゃ、ちゃり!?」
隣
国出身の元奴隷、美貌の従者レデリックと共に領地に帰り、ついに自転車を作り上げたチェリッシュ。
しかし当然のことながら、馬車か馬かロバが移動手段の国でチャリは普及が厳しすぎた。
落胆するチェリッシュだったが、突然隣国からオークを率いた大群が侵攻してきた!
国防の危機! 領地の危機!
隣国出身レデリックとの別離危機!
そんな時、彼女のチャリに聖騎士団の王太子殿下が目をつけてーー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 20:15:47
10697文字
会話率:49%
辺境の山奥で暮らしていたカレンは、育ててくれた祖母の死をきっかけに、お城で下働きの女中として働く決心をし王都にやって来た。門で出迎えた騎士が紹介状に書いてあった名前を間違えてしまい、彼女が配属されたのは、下働きではなく高位の者の世話をする侍
女だった。
田舎育ちの彼女のことを馬鹿にする名家出身の侍女達のイジメにも負けず、いつも向日葵のように明るい笑顔のカレンに、次第に騎士達が彼女を支えるようになる。騎士達と仲良くする彼女を、羨ましく思う侍女達の態度に少しづつ変化が見えて来た頃、カレンの運命を変える出来事が。
王子の婚約者である、我儘で勝気と噂される妃教育中の侯爵令嬢セーラ付きの侍女に任命される。だが、実はセーラには想い人が。カレンは主人セーラの愛の逃避行の手助けをすることに。そのことで国王や、侯爵様からカレンは激怒され国を追放されそうになるが、セーラが逃避行する前夜に、王子に送った謝罪の手紙によりカレンは追放を免れる。それをきっかけに王子と話す機会が増えたカレンは王子に気に入られ……。
ハッピーエンドのシンデレラストーリーです。
注)王子様登場までは少し時間が掛かります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 21:16:30
110051文字
会話率:42%
ひょんなことから妹の体を乗っ取ってしまった、田舎育ちの少年と、
豊かな未来を目指して人材を求める皇女の出会いから始まる、
見上げるほどの巨人兵器と、物理法則を超えた秘術と、戦場で煙を吹く銃と、物資を輸送すべく雪面を巡る馬車の交わる、ファンタ
ジー戦記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 11:00:00
204188文字
会話率:37%
生まれつき身体が弱かった伯爵令嬢のリリーは、静養のため酪農が盛んな領地で育った。
すっかり健康になった十五歳のリリーは、王都に戻ることになり……。
ひょんなことから、リリー特製ミルクスープにがっつり胃袋を掴まれた第三王子ラインハルトは、
王家の男性特有の執着で、鈍感なリリーを手に入れようと躍起になる。
王子狙いのライバルに恨まれたり、田舎者だと虐められるかと思いきや、純粋なリリーを好ましく思う味方がどんどん増え、気付いたら愛され王子妃に!?
田舎育ち令嬢が無自覚に都会の人間を癒し、王子に溺愛されてしまうお話。
アルファポリス様に投稿していたものを、一話当たりの字数を多めに変更したり、少し修正したりしています。
ストレスフリーなまったりとしたお話ですので、楽しんでいただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 21:15:02
122927文字
会話率:31%
【鎧の兵士にキュンする勇者に中身の私がきっかけ作り?】
この世界での人気職である”王宮兵士”になるために王都にやってきた主人公ヒヨリ。
女性兵士専用のプレートアーマー(全身防御の鎧)を装着したヒヨリが迎えた二日目の任務の途中、突如出現
したモンスターの群れに荷物運ぶ業者が襲われているとの一報が入る。
操縦士のおじさんの大切なスカーフを取り返そうと必死に戦うヒヨリの元に、更にモンスターの大群がやってきた。もうダメだと思った瞬間、その日に異世界から召喚された勇者が戦場を駆け抜けた。
勇者から放たれた強力な炎の魔法がモンスターを包んだ時、燃やされそうになったスカーフ目掛けて炎の中に飛び込むヒヨリ。
その勇敢な姿を見た勇者は仮面で見えないヒヨリの顔を妄想し、勝手にキュンキュンしてしまう。
任務が終わった後、噴水広場で何故か勇者に追い回されて噴水に落ちてしまったヒヨリ。勇者は彼女が戦場にいた女性兵士とは気付かずに助け出し、そこでキュンキュンした事を話し始める。
それが自分と言い出せなくなってしまうのだが、勇者ともっとお近づきになりたいと思ったヒヨリは邪な心で、あるきっかけを提案する。
結局その作戦は邪魔が入って失敗に終わってしまうのだが……
それ以降、様々なシチュエーションでキュンする勇者と、ヒヨリの提案する邪な作戦には必ず邪魔が入り交わらない日々が続いていった。
数カ月後に王都近くの山で二つに分かれた黄色い石を、それぞれ違う時間に拾ったヒヨリと勇者。その日から二人の距離に微妙な変化が現れ始めた。
そして復活した魔王との戦いの前、勇者の心にこれまでにない最大級のキュンが湧き上がる。
田舎育ちの素朴で明るく現実主義な主人公のヒヨリが、最後に迎える大大大大ハッピーエンド。個性溢れる仲間や先輩達と送る、クスリと笑えるユルユル兵士のホンワカ日常物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 21:12:52
488783文字
会話率:41%
都会の冷静な女性美咲と田舎育ちの優花が、偶然にも同じ番号を選び出会ったパチンコ店を舞台にした恋愛小説です。彼女たちは異なる背景を持ちながらも、万発の花火が舞う中でお互いに引かれ、愛と冒険に満ちた旅に出ることに。最終的には、熱いパチンコの瞬間
で心を通わせ、新たな未来へと歩むハッピーエンドが待っている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 18:38:24
885文字
会話率:0%
国を守る結界の魔力を『眠り』により補填しているアリアは、『眠り姫』と呼ばれ、国から大変丁重にもてなしてもらっている。寝ることがお仕事ではあるのだが、田舎育ちで体力有り余っているアリアは、昼間っからなんて眠くならないのが悩みで…。のほほ~んと
してるけど体力だけは有る、眠れない眠り姫アリアと、優しく側で見守る護衛騎士たちの、ただただ長閑な日常のお話。事件らしい事件は起きません。すみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-25 19:59:16
10837文字
会話率:30%
田舎産まれ田舎育ち、田舎在住。ズボラを極める私のダラダラな日常物語。
ズボラ娘の毎日はなんやかんやで大忙し?
暇潰しや気休めくらいになったら嬉しいな、という気持ちで書いています。
妹には鼻で笑えるとの評価を頂きました。
そのくらいでちょ
うど良い。少しでもしょうもないと笑ってもらえたら。
そんな気まぐれなものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 18:13:53
4212文字
会話率:0%
黄金学園は日本で最も有名な学校の一つであり、金持ちだけがそこで勉強していますが、この学校には貧民学生に15万円を支払う奨学金制度があります.
田舎育ちの少女カヤは、黄金学園に入学し、奨学金を使って家計を助けることを決意するが、裕福な学生が
貧民学生を憎むなどとは知らなかったんだ
カヤがこの学校に留まり、奨学金を維持するには、いくつかの課題を乗り越える必要があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 16:06:16
16797文字
会話率:57%
田舎育ちの明小月はお転婆だけど素直な気性の女の子。ある日、皇都から武官がやってきた。皇帝の命で小月を迎えにきたという。都会の賑わいや華やかさ、食べ物や風俗に初めて触れて小月は楽しみ、また戸惑う。宮廷で待っていた皇帝は、なんと小月の幼馴染みだ
った。そして、いきなりの求婚。一方、文字の読み書きが出来ないため、田舎娘、山猿と、恋敵に馬鹿にされてしまう。そんなさなか、恋敵が高熱に倒れてしまい、毒を盛った疑いで小月は牢獄に入れられてしまう。
愛憎渦巻く後宮で、等身大で生きることは出来るのか。
**架空中華後宮です。
**後宮の身分制度ですが、ベースにしている時代はありません。
**恋愛はメインストリームではありません。恋愛成就エンドのお約束はできません。どんなエンドであろうと主人公が納得する生き方を模索します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 15:23:18
115178文字
会話率:60%
辺境のド田舎育ちの伯爵令嬢リナリア・ボーデンは、兄に届け物をする途中、突然現れた兵士に誘拐されてしまった。
訳もわからず連れて行かれたのは、自分の領地の修道院!?
人違いで罪人にされてしまったリナリアが、気の弱いメリッサや魔物達と力を合わせ
て最果ての地で好き勝手開拓しまくるサバイバルハイファンタジーストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 22:42:52
236324文字
会話率:57%
髪色が呪われた黒であったことから両親から疎まれ、隠居した父方の祖父母のいる田舎で育ったアリスティア・ベレニス・カサンドル。カサンドル侯爵家のご令息として恥ずかしくない教養を祖父母の教えの元身につけた…のだが、農作業の手伝いの方が貴族として過
ごすより好き。
そんなアリスティア十八歳に急な婚約が持ち上がった。アリスティアの双子の姉、アナイス・セレスト・カサンドル。アリスティアとは違い金の御髪の彼女は侯爵家で大変かわいがられていた。そんなアナイスに、とある同盟国の公爵家の当主との婚約が持ちかけられたのだが、アナイスは婿を取ってカサンドル家を継ぎたいからと男であるアリスティアに婚約を押し付けてしまう。アリスティアとアナイスは髪色以外は見た目がそっくりで、アリスティアは田舎に引っ込んでいたためいけてしまった。
アリスは自分の性別がバレたらどうなるか、また自分の呪われた黒を見て相手はどう思うかと心配になった。そして顔合わせすることになったが、なんと公爵家の執事長に性別が即行でバレた。
公爵家には公爵と歳の離れた腹違いの弟がいる。前公爵の正妻との唯一の子である。公爵は、正当な継承権を持つ正妻の息子があまりにも幼く家を継げないため、妾腹でありながら爵位を継承したのだ。なので公爵の後を継ぐのはこの弟と決まっている。そのため公爵に必要なのは同盟国の有力貴族との縁のみ。嫁が子供を産む必要はない。
アリスティアが男であることがバレたら捨てられると思いきや、公爵の弟に懐かれたアリスティアは公爵に「家同士の婚姻という事実だけがあれば良い」と言われてそのまま公爵家で暮らすことになる。
一方婚約者、二十五歳のクロヴィス・シリル・ドナシアンは嫁に来たのが男で困惑。しかし可愛い弟と仲良くなるのが早かったのと弟について黙って結婚しようとしていた負い目でアリスティアを追い出す気になれず婚約を結ぶことに。
これはそんなクロヴィスとアリスティアが少しずつ近づいていき、本物の夫婦になるまでの記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 12:00:00
120288文字
会話率:74%
『田舎育ちの天然令嬢、姉様の嫌がった婚約を押し付けられるも婚約者が最推しになりアイドルのように追っかけをする』の続きです。
最終更新:2023-02-27 22:29:37
10710文字
会話率:75%
髪色が呪われた黒であったことから両親から疎まれ、隠居した父方の祖父母のいる田舎で育ったアリス・ベレニス・カサンドル。カサンドル侯爵家のご令嬢として恥ずかしくない教養を祖父母の教えの元身につけた…のだが、なにせ田舎育ちの野生児である。一応貴族
として人と接する時は敬語で喋るが、それ以外では田舎言葉丸出しであった。
そんなアリス十八歳に急な婚約が持ち上がった。アリスの双子の姉、アナイス・セレスト・カサンドル。アリスとは違い金の御髪の彼女は侯爵家で大変かわいがられていた。そんなアナイスに、とある公爵家の当主との婚約が持ちかけられたのだが、アナイスは婿を取ってカサンドル家を継ぎたいからとアリスに婚約を押し付けてしまう。
アリスは特に嫌がる理由もないので快諾。ただ、自分の呪われた黒を見て相手はどう思うかとちょっと心配になった。そして顔合わせすることになったが、アリスは婚約者に言われる。髪が黒だろうが金だろうが我が公爵家には関係ない、侯爵家との縁になればそれで十分役に立つと。アリスは婚約者のファンになった。以前田舎の平民の友達に教えてもらった推し活とやらを今こそやるべきだと奮起する。
一方婚約者、二十五歳のクロヴィス・シリル・ドナシアンは黒の少女があんまりにも綺麗な色を持つのでびっくりしていた。人の感情の色が見える彼は、やや人間不信気味なところがあるのだが黒の少女は自分に対して媚びも見えないし嫌悪も見えない。綺麗で純粋な好意のみが見えた。ただ、少し不安そうな色が見えたので慰めてやれば好意の色が濃くなった。そして、よく分からない推し活とやらを始めた黒の少女。それに対してクロヴィスは…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 19:56:46
10465文字
会話率:68%
――最っっ低!!!
王子を殺すための短剣を般若の形相で船縁に突き刺す。
背後にはベッドの上で隣国の姫君に寄り添って眠るクソ王子。しかも私は失恋したら泡になって死ぬ!?そして声が出ない!?最悪だわ!!
愛か死か―――突然始まったデスゲー
ム。
そんなの、愛を諦めるほうがいいに決まっている。なんたって私は――安易に期待して恋をして、そして処刑された冴えない田舎育ちの王女なのだから。
そう、思っていたのに。
「他の奴、好きになれよ」
「一緒に、俺の国に行こう、シャル」
「絶対に死なせない」
日に日に甘さの増す態度。握られた手。やめて、私耐性ないの!惚れたら泡になって死んじゃうから!
それに――あの方と婚約するんでしょう?私があなたの命を助けたことも、伝えられないまま。
―――これは、恋したくない田舎育ちの王女のシャルロッティと、そんなシャルロッティに恋してしまったシャイな根暗魔術師の、筆談と顔芸で突き進む、鈍感勘違い陰謀渦巻く恋愛不可避のじれったいお話。
シャルロッティは王太子の甘い誘惑や人魚の魔法の制約を掻い潜り、泡にならずに溺愛の沼にハマっていることに気がつけるのか!?(もちろんしばらく気付きません)
全30話完結まで執筆済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 08:54:57
183100文字
会話率:45%
魔法が使えない少年シンは12歳王都から美少女に恋をする。
魔法が絶対されていたシンはユリスからそれは無能者を守るためだと聞かされる。そして無能者は大陸でも主力武器される強力な魔剣を扱うことが出来るとして彼の前に現れた。
ユリスは国王に
なる為にシンに騎士になる話を持ち掛ける。
そして彼は一世一代の告白をする!
「僕と結婚して下さい」
魔力に恵まれず魔剣を手にした田舎育ちの少年と没落した王族の娘ユリスが結ばれるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 19:00:00
117806文字
会話率:62%
顔良し、身分良し、仕事良しの社交界で一番のモテ男、ブリックシュトルデ公爵令息スティーヴンに契約結婚を申し込まれた伯爵令嬢のエレナ。
田舎育ちのエレナの耳にまで届くほどの人からなぜ?
しかも、水害に悩む伯爵領の支援、契約期間は1年、望めば離縁
後の就職斡旋や縁組も支援する?
条件が良すぎる契約内容に家族たちは絶対にウラがあるからやめておけ!とエレナを止めるが……
無自覚な両片思いの二人が周りをヤキモキさせながら正式な夫婦になるまでの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 16:37:04
18335文字
会話率:42%
幽霊女性を助けようとして死にかけた田舎育ちの主人公あいとと、一緒に異世界転移してしまった元幽霊女性との異世界冒険物語。霊感と田舎育ちの知恵を駆使して元幽霊女性との旅が始まる!
最終更新:2023-02-03 05:35:37
2314文字
会話率:0%
ワルプルギスの夜。
冬から春へと移り変わるこの夜は、闇と光が交錯する時間でもある。
この夜、帝都アウクトブルグの祭りの喧騒に気分が高揚していた14歳の美少女マリア・クリスティーナ・フォン・ローゼンクランツは、素性のわからぬその男の子
を宿してしまう。
その後、ある事情から、ローゼンクランツ家の領地である山奥深くにあるシオンの町で、マリア・クリスティーナの男子として極秘に出産されたルードヴィヒは、その背中にある印を持って生まれた。
それを見た祖父グンターと祖母マリア・テレーゼは、武術・魔法に関するルードヴィヒの才能を確信し、その持てる全てを孫に伝授することを決意する。
グンターは帝国最強剣士である"剣聖"であり、一方、マリア・テレーゼは"幻の大賢者"と呼ばれる魔法・錬金術の名手だ。二人は、そろいもそろって規格外な存在だったのだ。
やがて、祖父母の薫陶を受け、15歳に成長したルードヴィヒは、母に似て、男も見惚れる美貌の持ち主へと成長していた。おまけに、頭脳明晰で、魔法・剣術に秀でたとんでもないチート能力の持ち主でもある。
だが、ルードヴィヒは、生来、素直で真面目な性格だったので、祖父母の教えが規格外である自覚が足りない。また、田舎育ち故に都会の常識、ひいては世間の常識に疎かった。
そして、学校へ入学するため、アウクトブルグの町の大都会へ出発のときが来た。
シオンの町の門前で別れを告げる。
「じゃあ。爺っちゃん、婆っちゃん。行ってくるぜ」
「くれぐれも思い上がったまねをすんでねぇぞ」
「わかってるてぇ! 爺っちゃんも歳なんだすけ、あんま気もむと難儀くなるがぁぜ」
この先、ルードヴィヒは、否が応でも社会のしがらみに巻き込まれていくことになるのだが…
※ 第68話まででひとまず中締めとしております。
皆様の応援やレビューなどをいただけますと、続きを書くモチベーションも上がります。
ぜひとも、よろしくお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 08:00:00
488202文字
会話率:38%