瓶詰め 小説家になろう　作者検索

カノン、たびびと。9歳です。 親切な人に温泉があることを聞いたカノンは、ローちゃんと一緒に癒しのひとときを楽しみます。 甘い幸せを求めて少女がゆく、やさしいせかいの物語。

喩えるならば、手紙の瓶詰め。 電子の海を漂い、誰かが拾い上げ読む日を独り待っている。 この孤独を分かち合える人に届くことを祈っている。

ヒツジの町のコヒツジの物語

砂漠の町の酒場で出会った老人は 見たことも無いもの売る行商人だった。 悲しそうな老人の旅の話は 尽きる事なく⋯⋯

好きなバンドが心配です

障碍支援の活動の中で感じたこと

雨がとても楽しい音だったので書きました

「死にたい」 彼女は、世界に絶望していた。嫌なこと、嫌なものを見続け、感じ続けなくてはいけない世界に。そんな彼女を見ている影が2つ。赤い少女に青い少年は、彼女に囁く。「君だけの世界を作ればいい。」それはまるで瓶詰めの世界。好きなものだけ詰め込んで、嫌いなものは無かったらどんな世界になるのでしょう？ この世界は誰のものか。誰が悪くて、誰が正しいのか。このお話は、彼女が全てに気づくまでのほんのちょっとの物語。折りたたむ>>続きをよむ

とある学生二人による瓶詰め飴玉の幸福論

　同棲していた彼女と些細なことで喧嘩別れした平野優大は、ヤケ酒を煽った帰り道に不思議な露天商から瓶詰めの人魚を押しつけられる。 　育て方のリーフレットには次のように書かれている。 《！注意！　本商品は愛玩用です。それ以外の用途には使用しないでください。》 《１　餌も水替えも必要としません。 　日光浴、月光浴をさせれば喜びますが、基本的にはあなたの愛情で育ちます。》 《２　これは稚魚です。瓶の中は人魚の世界ですので、成長に伴ってより広い世界を用意してあげましょう。》 ※夜の市場企画参加作品。 ※カクヨムに重複投稿。 折りたたむ>>続きをよむ

瓶詰めにされたら、私耐えられません！

僕は今日もふりかけを貪る。

男のエゴをできる限り生々しく書いていきたい。歌詞っぽく書いてるので作曲してくださる方大募集中。

それが決して聴こえてくる筈のない部屋から、深夜に響くヴァイオリンの音色。バッハのパルティータを奏でるのは、人か悪魔か？　→「屋根裏の演奏者」。ダダイストを自称する有力者たちの秘密クラブに、怪盗からの予告状が届いた。→「黄金の聖天」。「アリスが死んでいるわ。鏡の家で」……高尾山、小仏峠の別荘が、何者かに乗っ取られていた。やがて起こる瓶詰めの密室殺人！　→「瓶詰めの蝶々」。無愛想で三白眼で顔色がよくない、家政婦探偵・勅使河原美架（てしがわら　みか）が摩訶不思議な謎に挑む、連作本格ミステリー！折りたたむ>>続きをよむ

親友が妖精を捕まえたらしい。

いらっしゃいませ。当店は『フェアリー』取扱いの専門店でございます。『フェアリー』とは何か？それはお客様ご自身の目でお確かめください。ただし、ご利用の際はくれぐれも、用法・用量をお守りください。　※一見夕さん主催のＳＳ企画『空色の書架』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ

悠人は小学校１年生。夏休みを満喫したいのに、親からは毎日絵日記をかくように言われてしまった。同時期に父からもらった瓶詰めの飴をなめながら悠人は夏を過ごす。ある日、彼は怪我をして、楽しみにしていた花火大会に行けなくなってしまう。不機嫌になった悠人の気持ちを浮上させたのは、友人のちょっとしたアイディアだった。※第５回覆面作家企画参加作。個人サイトにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ

空を飛べたらいいのに。 空を飛べたら、あの雲を瓶に入れて持って帰ってくるのに。

「歪んでいる」瓶詰め猫は静かに言った。その声は鼓膜を揺らすのでなく、直接心に響いてくるような不思議な力を持っていた。瓶詰め猫は瓶に詰められているのか自ら詰まっているのか。けれど入口を見ると、到底出入りできそうなサイズではない。瓶詰め猫はそれ一つで完成形なのだ。ちょうどポストと同じくらいの背丈の瓶に、巨大な猫が上品に座っている。折りたたむ>>続きをよむ

夜中にこっそりと父さん秘蔵の焼酎を飲もうと思ったぼく。奇妙な出来事は、前触れもなく、突然ぼくの目の前に現れた。