神聖国家ハイラルディン。
そこは争いが絶えなかったこの世界を平定し、人々に恒久の平和をもたらした男、神帝フォルグが住まう街。
しかし、そこが男のためだけの理想郷(ディストピア)なのだと、私は知っている。
他人を自分にとって使え
るか否かだけで判断し、使えなければ問答無用で切り捨てるという、男のエゴの集積所なのだと私は――いや、私たちは知ってしまったのだった。
だからこそ、私とその先輩は決意する。
この手であの男の支配を絶つと!
事実を知らず食い物にされている同胞たちの尊厳を守ると!
とはいえ、相手は信仰の名のもとに事実を隠し、過去の功績によって未だ多くの尊敬を集めている相手。おかげで真実を公表したところで、糾弾されるのは私たちの方だ。
だから仲間集めにも時間がかかり、ハイラルディンに居られなくなってしまった先輩と打倒すると約束してから3年も月日が経ってしまったが、私はとうとう見つけることができたのだ。
「な~んかあいつ、胡散臭いんだよな~」
それはとある少女が発した言葉。
その信仰心の無さに周囲はざわめき、なんと不遜なと憤る気持ちが溢れる中で、それを諫めた私であったが……そんな彼女こそ、私が待ち望んでいた相手。
だからと私は彼女に賭けて、私の胸の内を、『私にはお前が必要なのだ』という想いを伝えると、「いいですよ。先輩なら」と言ってくれ、私たちは運命共同体となったのだった。
そうして、まずは何をするべきかと話し合おうとした最中……
何で服を脱ぎ始めたんだ? お前は。
「だって、先輩はあたしが欲しいんでしょ?」
違う。
そうじゃない。
私が変えたいのは女同士で結婚できない制度ではない。
打ち壊したいのは同性愛への差別ではない。
頼む、聞いてくれ!
こう見えて私は真剣なんだぁぁぁ!!
そうして始まる世界を変えようという暗躍は……心配の種しかありませんでした(-_-;)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 18:13:37
2403文字
会話率:19%
少女はパソコンの前に座り、過去を思い出す。
見知らぬ男のエゴが原因で、望んだものを得られなかったあの日を。
最終更新:2021-03-10 23:47:20
5261文字
会話率:10%
男のエゴをできる限り生々しく書いていきたい。歌詞っぽく書いてるので作曲してくださる方大募集中。
最終更新:2015-09-23 21:51:06
853文字
会話率:0%
タイトルは最後まで迷ったけど一番最低な感じがする君は中古に決めました。歌詞っぽく書いたので誰か!誰かどうか!作曲してください!作曲してくださるという方は私にご連絡ください。
最終更新:2015-06-05 21:00:00
592文字
会話率:0%
一人の男のエゴが、一人の女の幸福を奪った。
囚われた女はある決意を固める。
最終更新:2014-07-29 23:02:10
1713文字
会話率:24%
俺は、10数年付き合っている親友に相談があると言われて呼び出された。
銀座の居酒屋でメシを食べながらの話になったのだが、親友の相談は意外な方向へと進んでいき、衝撃の告白を聞く事になる。
そして、親友が最後に下した結論とは・・・
不倫を
テーマにした、男のエゴと女の執着心を描いた、ノンフィクション小説です。
※ この作品は、重複掲載作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-13 23:50:04
5609文字
会話率:56%