家に帰るまでの通学路。私は電車の中でスマートフォンを触っている。ガタン、ガタンという電車が線路のつなぎ目を踏む振動が体中にここちよく伝わってくる。なんだか今日は眠い。薄らぐ意識の中で電車が途中の駅に止まるために速度を落としていく。駅名を示す
看板が見える。そこには大きく「無人駅」と書いてあった。そんな駅あったっけ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 10:26:57
6731文字
会話率:45%
自殺についての話。。
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最終更新:2023-03-18 08:51:16
3633文字
会話率:69%
それは、記録的な猛暑を更新したある八月のことだった。
人気のない無人駅から始まったその職業見学ツアーは、古ぼけた家屋をバスで抜け、海上水族館へと向かった。
眩いばかりの海と空が僕らの世界を青く染めて、巨大な入道雲が怠惰に純白を放つ。
す
こし気だるげな女のことが気になって、彼女に話しかけたんだ。そしたら彼女、急に苦しそうな顔をして、気づくと次の瞬間、右腕が無くなってた。
その後の僕は、青い青い海と、サメの背びれをぼーっと見ていたと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 15:08:30
8087文字
会話率:43%
以前上げた話を再投稿します。駅と女の子の話です。
最終更新:2021-10-23 21:31:58
2825文字
会話率:19%
山あいの田舎町、星山町、人口が千人にも満たないこの過疎の町の無人駅に怪しげな若い男が降り立った。
派手なパイナップルシャツにサングラス姿のこの男、早原トオルは町の中学生このはとノノをスーパーの駐輪場でいきなりスカウトし、不審者と間違われ町の
大人に確保される。
実はこの早原トオルは、町役場で働くこのはとノノの父親たちに人口を四桁に戻すための町おこしプロジェクトの隊長をたのまれた本物の音楽プロデューサーであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 12:00:00
32301文字
会話率:35%
主人公の雨野 雫は、両親の期待に応えようと今まで頑張ってきた。しかし、そんな日々が一変する出来事が起こる。そんな時、辿り着いた無人駅で小さな女の子、晴野 心晴と出会うことになる。
最終更新:2021-08-13 00:24:31
3943文字
会話率:57%
最終電車の後は始発ではありません。
最終更新:2021-08-09 01:09:24
26293文字
会話率:1%
一年の終わりが目前に迫っていた冬の季節。
東京でシナリオライターとして働いていた“俺”は電車に乗って帰省途中、運悪く大雪に見舞われてしまい無人駅で待機を余儀なくされた。
古い駅舎の中にあったのはストーブが一台と、見知らぬ女性が一人。
実家の
親に車で迎えに来てもらおうと考えた“俺”は、女性に携帯を借りることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-20 18:25:50
7785文字
会話率:55%
些細な喧嘩が原因で生まれて初めての家出をした“僕”は、歩き疲れた末に見知らぬ無人駅にたどり着いた。
そこで出会った駅員さんと成り行きで話をすることになった僕は、大人とは何かを知る。
最終更新:2020-11-10 18:38:25
6747文字
会話率:57%
梅雨時の僅かな晴れ間、ふたりの少女は無人駅で電車を待っている。
最終更新:2021-06-17 01:10:48
10409文字
会話率:56%
男は電車を乗り過ごし、田舎の小さな無人駅で一夜を明かすこととなった。
その駅の待合室で過ごしていると、終電はとっくに終わったのに列車の到着アナウンスが鳴り響いたのであった。
最終更新:2021-03-13 22:31:20
4286文字
会話率:7%
少し肌寒い秋の夕暮れ。寂れた無人駅で、陽葵(ひまり)は学生時代の友人瑠衣を待っていた。
動画配信者である瑠衣はネット上のトラブルが原因で活動を休止しており、久々に陽葵の顔を見たいと東京から地元の田舎へ帰ってきたのだった。
互い
に問題を抱える彼女たちは、ファミレスで食事をしたり、取り壊し中の中学校の残骸を見に行ったりと、何でもない時を共有し、また自分の世界へと帰ってゆく。人生初の挫折を経験中の主人公と炎上中の動画配信者のモラトリアムヒューマンドラマ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 23:25:10
9912文字
会話率:47%
夏休み最後の日、中学2年生の少年は家を飛び出し旅に出た。小学6年生の時に引っ越した親友のいる仙台へ、心という相棒とともに金沢から自転車で向かう旅だ。
旅を出て四日目、僕らは無人駅のホームのベンチで目を覚ました。
正直、もう家に帰りたかった。
しかし僕らにはもう帰る場所はなかった。ただ走り続けることしかできなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 12:00:00
20925文字
会話率:37%
現代の有名な都市伝説に『きさらぎ駅』というものがあるのをあなたはご存じだろうか?
2004年、とある掲示板にこんな書き込みがあった。
「先程から某私鉄に乗車しているのですが、様子がおかしいのです」
「はすみ」と名乗る人物がいつも通勤に
使っている電車に乗っていると、いつもと様子が違うことに気が付いた。普段なら数分で着くはずが、何十分も止まらない電車。そしてしばらくしてその電車は「きさらぎ駅」という無人駅に停まるのだが....
その他にも数多の都市伝説がこの世には蔓延っている。そのほぼすべては結末は曖昧にあるいは悲劇に終わるはずだったのだが、世の中には常識の通用しないやつが稀にいる。この世の理不尽を覆すのは、超人ではなく、ヒーローでもなく、頭のイかれたゆるふわガールなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-22 00:48:25
10343文字
会話率:41%
乗り込むとそこは幻覚、幻聴、トラウマ、粘膜、肉体、内臓、血液
ありとあらゆるグロテスクが同居する異形の異境
腕が折れ、自らの残忍さが心の傷に膿を作り、逃げ出した過去が追い詰める
逃げ場はない、地獄ゆきの特急列車の自由席に腰掛けたら最後
何処
まで行けば止まるのか、それは誰にもわからない
粘膜特急、何処へ行く
あなたはそれに、乗り込むか
それとも見送るか
無人駅から旅立つ男がひとり
茫漠たる場所から行き先不明の旅
やがて彼の元に、なつかしい特急列車がやってくる
第二話からは、脳の奥からやって来た
謎のおかっぱスク水セーラー服黒タイツ男の娘ヒロイン
ポリ子ちゃん
も、登場。可愛がってあげてね
風変わりなヒロインと、正体不明の男
二人の旅の行く末は──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 00:29:10
35928文字
会話率:46%
いつも通りの、何気ない日常。それはいつの間にか、すでにいつも通りではなくなっているのかもしれない。それの訪れは知らない方が幸せかもしれないし、そうではないかもしれない。
過疎化が進む中、ほぼ無人駅と化した「いざなみ駅」。それが獲物を見つ
けて何かをいざない始めたら、もう諦めるしかないのかもしれない。この「いざなみ駅」のように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-27 23:45:11
4293文字
会話率:14%
寂れた街の無人駅。
待合室で見かけた、蛇を眠らせるジジイの次の行動とは……?
「やべーヤツ」と身近に遭遇してしまった恐怖!
最終更新:2020-08-27 22:18:10
5763文字
会話率:26%
夏のホラー第二弾。
寝過ごした彼が降りたのは小さな無人駅。
特に駅から出られないわけでも、心霊現象が起きるわけでも無いが、彼が味わう背筋が凍るようなお話です。
最終更新:2020-08-27 20:47:06
5579文字
会話率:18%
人の不満が集まるスポット駅。そんな駅で起こった事故の話。
最終更新:2020-08-26 23:34:24
1179文字
会話率:68%
最初に見えたのは、天井から吊された蛍光灯だった。
それから、弱々しい光の中に浮かぶ、錆(さび)だらけの屋根と、風雨と虫食いでボロボロになった木製の梁(はり)……
気がつけば私は見知らぬ駅にいた。
駅名は読めず、駅員もいない。
無
人駅なのだろうが、いったいここはどこなのだ。
出口、出口はどこだ。
なぜ、出口がない。
なぜ、〝駅以外のすべてが真っ暗闇なのだ〟。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 15:49:11
4898文字
会話率:0%
行方不明になる人が多くなってきたとある町。
家の近くにある無人駅。
その無人駅は普通じゃない駅になることがあります。その駅から列車に乗り込むと。
というお話。
最後はもふもふハッピーエンド。
普通にしようと思いましたが、どうしても登場人物
の女の子はケモミミになってしまいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-17 12:27:33
4847文字
会話率:20%