会社員の蒲生 悠《がもう ゆう》は渓流釣りに行った帰りに、足を滑らせて底の見えない洞窟の中を落下してしまう。
黄金に輝き、大炎に囲まれたその空間で悠は1匹の深紅の龍と出会う。悠は紅き龍と契約する。そして悠と強欲な龍は”イリオス大陸”に
あるダンジョンから解き放たれる。だが悠が強欲な龍を解き放ったことで、世界各地に散らばったアーティファクトと呼ばれる強力な遺物もまた起動し始める。
欲深な龍はかつて”欲深なドラン=ヴィスラ”とも呼ばれていた。千の国を滅ぼして、万の人間を喰らい、途方もない金銀財宝を手にしたおとぎ話の中の龍。その龍は悠との血魂の契約により、人間の女となって数百年の封印部屋である”ごくと”から解かれる。そして悠もまた契約により、半龍の"龍混じり"となってしまう。
龍の思惑と悠の願いが絡み合い、物語は幕を開ける。
悠は異世界へと持ち込んだ釣り竿と一体化したアーティファクトを持ち、元いた己の世界への帰還方法を探しに冒険するのだった。
『第1章 転落、紅き龍との契約』
『第2章 聖女の予言、清廉騎士団』
清廉騎士団と名乗る一団から強襲を受ける悠とヴィスラ。ルゥと名乗った女はヴィスラを”ごくとの厄災”と呼び、息の根を止めようと爆発魔法を唱えるのであった。
『第3章 黒い霧、悪夢の織り手』
”欲深なドラン=ヴィスラの砦”から辛くも逃げおおせた悠とヴィスラ。その先で新たなアーティファクトの気配を感じてその気配を追うが、途中で不細工な人間の頭、カマキリのような体と鎌、脚の代わりに4対人間の腕を持つ異形と遭遇するのであった。
『幕間、雨に降られて』
禁忌を侵したエルフの少女、ミリィを背負い、悠は歩き続けていた。どしゃ降りの中、ヴィスラは赤い髪から雨水を滴らしながら洞穴を指差すのだった。
『第4章 活気ある街、喧騒』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-07 13:19:12
54722文字
会話率:45%
山本家の三つ子は、小学三年生の男の子。
けれど本当は、彼らは四つ子のはずだった。夏休み、家族で訪れた渓流で、不思議な出来事が起きる。
それはあり得るはずのない、奇跡の邂逅。
本作品は霜月透子さん主催されるひだまり童話館開館4周年記念祭参加
作品です。
「4の話」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-22 00:00:00
1820文字
会話率:34%
渓流釣りにやってきた男は、思うように魚を釣れずにいた。そんな彼に声をかけたのは、地元に住む釣り人だった。釣り人は気前よく穴場を教えてくれるという。あとを追った男が辿り着いたのは、別の渓流。そこでは打って変わって、多くの渓流魚が釣れるようにな
った。しばらくして男は、釣果を確認しようとクリールに手をかける。
そのとき、クリールがぶるっと震えた。
魚はあまさず締めて殺し、冷凍保存しているはずなのに、なぜ。男は違和感を抱きつつ、クリールの蓋を開けてみた。
その中にひそんでいたのは——
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-03 16:56:14
7070文字
会話率:3%
仮想十九世紀ヨーロッパ。
そこでは、拷問器具人形と呼ばれる奇怪な殺人人形が人々の生活を脅かしていた。
拷問器具人形対策室に所属するエリックは、拷問器具人形の生みの親であるリカード=ウィルハイム氏の屋敷を訪ねるため、首都ロンドンから北に離れた
ノッテンガムの王室林であるシャーウッドの森を当てもなく彷徨っていた。
水筒の中身は空になり今にも息絶えそうなエリックだったが森の中を歩いているとブルーベルの花が咲き乱れる渓流を見つけた。その渓流で一休みをするとまるでブルーベルの花に導かれるようにウィルハイムの屋敷がエリックの前に姿を現す。
荒れた庭にさびれた城門をくぐり向けエリックはウィルハイムの屋敷を踏み入れる。
そこでエリックはベネディクティと出会う。
ベネディクティは世界で最初の拷問器具少女第一ドール『紫電の淑女』だった。
ベネディクティは外の世界で起きていることを知りエリックと共に行動する。
二人は今ロンドンで暴れている拷問器具少女を止める為ロンドンへと向かう。
そのロンドンへと向かう汽車の中で二人を待ち受けていたのは拷問器具少女を装う殺人事件だった。
殺人事件を通して二人は世界の残酷さを知る事となる。
そしてロンドンにたどり着くと、ベネディクティの存在は快く思われなかった。それでもロンドンを騒がせている拷問器具少女は人々を殺し猛威を振るう。
エリックとベネディクティはそれを止めるべく立ち向う。
ロンドンを騒がせていた拷問器具少女を止めるとエリックたちはまた新たな拷問器具少女を止めるべく世界中を回る。
はかなくも必死に生きる拷問器具少女たちを巡るダークファンタジーがここに開幕した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-28 23:57:40
105791文字
会話率:46%
東京都は西の果て、山と渓流に抱かれた秘境。なお都内。
そんな山の片隅に黒の里はある。そして黒の里には現代唯一の霊能忍者陰陽師を号する少年がいる。高校一年生。彼女なし。オッドアイ。忍者一門に生まれたオッドアイの霊能者という、生まれついての
中二病属性。
そんな彼の前に言語に絶する美少女が現れた。伊賀傍流のご令嬢。名状しがたい麗人は、霊能忍者陰陽師にしかできない任務があるというが――。
霊能忍者陰陽師青春日常伝奇アクションコメディ。かくしてまたカオスジャンルが生まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-07 22:59:12
29988文字
会話率:41%
練習に書いた超短編です。気分転換にどうでしょう。
キーワード:
最終更新:2017-02-11 17:37:59
785文字
会話率:7%
目を覚ますと、真白な世界に私はいた。前世の記憶が蘇る。私は、65
才で会社を定年退職し、天涯孤独となった離婚歴のある男だった。子供
も居ない一人ぼっちの老後を、唯一の趣味の渓流釣り三昧で送ろうと、
紀州山地の古民家を買い、自分でリフォーム
して移住してきた。その日
も家から車で30分位の川で夕間詰めのアマゴ釣りをして、車で家に帰
る途中だった。目の前に子鹿が飛び出してきた。ハンドルを目一杯切っ
て山側に避けることができたが、停まりきれず杉の木に激突して反対側
の谷に飛ばされてしまう。あ!だめだと思ったとき、大きな牡鹿が道に
出てきたのが目に入る。何とも言えないような牡鹿の目と額の有り得な
いものが目にとまる。あれ、何で3本も角が有るんだよと不思議に思い、
後は谷に落下した。その後の記憶が無いのはやっぱり死んでしまったよ
うだ。それからこの異世界にタクマとして生まれ変わった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-21 10:25:29
52387文字
会話率:9%
山野岩男99才は、趣味の渓流釣り帰りに橋の下で、釣った魚の下処理
をしていた。そのとき、頭上から女子中学生が落ちてきた。4mもない橋
からの落下ぐらい死ぬことはないと思い抱き留めたが、支えきれずに倒
れ、石で頭を打って死んでしまった。女神の
手違いで、自殺しようとした
女子中学生の代わりに転生してしまった。それも、女の赤ん坊に、という
始まりです。説明多く、文章メタメタですが、初めての投稿と、おおめに
みてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-15 10:17:02
212325文字
会話率:8%
人間が普段、生活している世界… 青い空、緑豊かな森林、渓流を水が流れる清く美しい川の水…そして、あらゆる生命。 それは、私達人間が普段感じている世界… もし、その世界が、もう一つあるとしたら? 私達が知らない 入ってはいけない世界があるとし
たら…
く折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-10-29 18:55:13
2954文字
会話率:0%
旅行写真より。目的は果たせなくても、ちゃんと楽しかったんです。
最終更新:2015-10-10 00:07:30
302文字
会話率:0%
そんなことより、お肉が食べたいの後日話です。そちらを読んでから読まないと、意味が分からないかと……。
本日は渓流釣りに来ています。そして例のバカップルもです。何故来たのかしら?まあ、どうでも良いわね?私はただ魚肉を貪りに来ただけですもの。
魚のお肉も最高ですよね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-24 15:01:12
5485文字
会話率:22%
渓流の情景を箇条書き
最終更新:2015-05-16 22:05:44
378文字
会話率:0%
『渓流に浮かぶ木の葉に乗れる蟻、魚鳥の狙うか、波に沈むか』
キーワード:
最終更新:2014-11-26 20:39:22
1246文字
会話率:5%
夏休み、高校生の錦木間広と神楽笹燕は、幼馴染の葵沙紀の住む山村に遊びに来ていた。釣りを愛する神楽笹は、渓流にて大物の魚に挑み、沙紀に淡い恋心を寄せる間広は、しかし、自分の夢を一途に追う沙紀に自分の気持ちを伝えられないでいた。
最終更新:2013-06-09 11:56:40
20735文字
会話率:36%
主人公の永野輝(ながのひかる)は、高校に入り野球部に入った。まだ入ったばかりで毎日雑用とランニングばかり。
ある日ランニング中にだらけてしまい1人で走らなければならなくなった。1人で走っていると部長の村田が見にきてくれていた。輝は、嬉しかっ
たがそれを相手に言葉で伝えられるほど器用ではなかった。
そんな時突然の告白。
輝はその告白を返せるのか?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-24 21:11:58
2026文字
会話率:31%
久しぶりに釣りをする休日を得られた喜びからか目覚ましよりも早く起きる事に成功し、意気揚々。相棒と二人で渓流へと馳せ参じたのであった。
最終更新:2010-07-13 19:12:49
4000文字
会話率:35%
僕は玉置村に住む小学校六年生の桑原健也。二学期の初め、東海林正という男の子が転校してきて、村のため池でブラックバス釣りをしていたことから近づく。しかし、ブラックバスを害魚と決め付ける農家の人々により、すでに駆除されていた。僕の父親がブラッ
クバス釣りをすることもあり、東海林君と僕は親しくなる。東海林君は父親を事故で亡くしていた。
一方、東海林さんとガキ大将の高田君との抗争は激化する。
僕の父親は竜山湖へ東海林君も誘って一泊でブラックバス釣りに行くことを提案。そこで僕は初めてブラックバスを釣り上げる。ポールさんというアメリカ人が現れた時、東海林君に大物が掛かった。ポールさんは大きなブラックバスをくれれば、経営するペンションに無料で泊めてくれるという。こうして大きなブラックバスはポールさんの手に渡った。僕たちはポールさんのペンションで美味しいブラックバス料理をご馳走になる。
翌朝、ワカサギが接岸する岸辺で再び釣りをした僕は偶然にもニジマスを釣り上げる。ニジマスもまたアメリカから輸入された魚で、他の小魚を襲うという。その後、竜山湖の周囲をドライブするが、ワカサギが産卵する川に垂れ流される汚水、観光のために駐車場にされてしまった葦の原を目撃する。
学校では、ふとした事件をきっかけに東海林さんと高田君が和解し、三人で笹熊川へ渓流釣りに行くことになる。釣り上がっていくと、猿の大群に遭遇、もう少しで襲われそうになるが、モヒカンのような鬣をした猿に助けられる。東海林君はそのモヒカン猿が亡き父親にそっくりだと言う。
ある日、皆瀬さんという村役場の人と出会う。再びモヒカン猿と遭遇した僕たちは導かれるように、鬼女沢の不見滝へと向かう。そこの傍らには又吉じいさんが住んでおり、彼から滝つぼに潜む、身の丈三尺もある、大イワナ、釜の主の話を聞かされ、釣るための作戦を練る。
ある日、学校で小野さんと僕は言い合いとなるが、小野さんから釣りを教えて欲しいと頼まれる。僕の心は次第に小野さんに傾き、彼女もまた釜の主の秘密を知り、協力してくれることになる。
ブラックバス用のルアーを改良して釜の主を攻略することを提案。やはりモヒカン猿に導かれ、皆瀬さん、東海林君、小野さん、僕で不見滝へと向かう。そこで死闘の末、釜の主を見事、釣り上げることに成功した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-29 09:41:47
100004文字
会話率:46%