絵を描くことが好きな「私」。高校の美術の授業で描いた油絵を見た美術教師に、大学は美術科に行ってみてはと言われ…。進路選択の葛藤を描きました。
最終更新:2020-09-02 17:07:50
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会話率:20%
松本譲は、絵を描いていた。
油絵の具で、絵を描いていた。
美術部に入り、ずっと、絵を描いていた。
それが、卒業まで続き、卒業後も続くと思っていた。
ある時、その平坦な日常が揺るがされる事が起こる。
ごくありふれた学校生活で、ただ一瞬だ
け起こった、水の波紋のような出来事。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 06:00:00
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会話率:30%
油絵をかいてみたいです。
最終更新:2020-05-15 13:03:44
387文字
会話率:0%
高校三年生たった一人の美術部。
油絵の具の匂いがするこの美術室に、似つかわしくない生徒がもう一人。
最終更新:2020-01-15 02:11:09
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会話率:36%
主人公北條は山形県に在る美術大学の先生。東京で一目惚れした女性の事が頭から離れ無い悶々とした日常を過ごしていた。ある日東北大学の教授に、贋作の真贋の依頼があり、仙台市にあるお屋敷を訪れると、そこにはあの美しき女性がいたのである。贋作の里に学
生たちを連れて行くと、そこには詩乃さんが二人存在していた。全てが、本物と贋作で出来ている贋作の里から始まる、事件、果たして、美しい詩乃姉妹の愛の行くへは・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-02 16:54:39
39976文字
会話率:29%
小野口英男、昭和十五年生まれの平成三十一年の現在、七十九歳の絵描きである。現在、神奈川県の県営住宅に、一人で住んでいる。現在の生活の手段は年金である。従来から、絵で生活したことは一日たりとも無い。従って画家ではないが、自分は絵描きだと、彼は
思っている。
1972年から75年の三年間に3回個展を開いています。個展は画廊に支払う金、運送代等結構掛かりますが、その割に観に来る人は少ないです。そこで今回は個展では無くホームページに載せる事にしました。絵を直接見て戴くのに比べ、ホームページは邪道と思っている人もいますが、彼はあえてホームページに乗せる事にしました。ホームページのURLはWWW.ROUJOGALLERY.NET(実際は小文字)彼は四十枚の絵を、カラー写真に撮り、彼のホームページに載せている。彼の絵は全て油絵である。絵は可成り大きくて、縦162センチ横112センチの100P号である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-20 11:47:39
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会話率:50%
六原くんは日本画を専攻している美大生であり、愛妻家である。
僕は油絵を専攻している美大生であり、馬鹿である。
円は油絵を専攻している美大生であり、阿呆である。
宮崎県の私美大生である僕たちはこれといって将来を展望するでもなく、なんとなく美
大というワンダーランドを満喫していた。
六原くん、彼一人を除いては。
これは怠惰を貪り、油絵具に塗れた僕の四年間の内、秋の物語だ。
ことの始まりはいつもの学食、いつもの席、いつものメンツ。
ただ違っていたのは、僕たちの目の前に黒づくめの女の子が立ったってこと。
「六原先輩に相談があります」
その一言がきっかけになって、僕たちは季節外れの肝試しに出かけることになる。
目的はゾンビの正体を探り出すこと。
報酬はチョコレートとタバコとハンバーガー。
馬鹿げていると思うかい?
でも、いつだって芸術の世界はそんな『馬鹿げた』ことで満ちている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-21 21:31:19
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会話率:37%
恋愛は、楽しいものではなく苦しいもの。相手の態度に一喜一憂して無理に合わせたとしても、結局離れ離れになったり、あっさりと捨てられたりする。
新井爽花は、幼い頃から恋愛と避けて過ごしてきた。傷付きたくないなら、最初から恋人なんて望まないと信じ
続けていた。このまま独身でいるのが爽花の夢だった。
周りに変わっていると言われたって、この決意は曲げない。絶対に、誰とも恋愛などしたくない。恋人に振り回されて、たった一度きりの人生を無駄にしたくない。
高校生になってすぐに、親友から悩みを打ち明けられる。そして、爽花にしか解決できないと、あることを頼まれてしまう。大親友を放っておけない爽花は渋々引き受けるが、それから突然、人生がおかしな方向に回り始める……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-20 15:12:29
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会話率:60%
それは、平成最後の夏だった。
美術室でひとり絵を描く少女・杉村ひとみと、ひとみのクラスメイトのスポーツ少年・萩本慎太郎。平成最後の夏にかこつけて素直になる、恋物語。
(この作品は空野の個人サイト「四季彩(https://alicex.jp/
Sikisai33/)」にて連載していたものの転載です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-18 07:00:00
14835文字
会話率:49%
中学生の頃の初めてではない恋の感覚と、絵描きの人生観を書きたかったので書きました。
最終更新:2018-07-26 19:38:14
1189文字
会話率:37%
〝僕〟は恋をした。何も知らず、知ろうともせず、ただ憧れた。〝先輩〟が見ている世界も知らなかった。
最終更新:2018-03-24 12:57:09
6057文字
会話率:35%
僕が愛している物には、誰一人近付けさせやしない。
※この作品は、即興小説トレーニングにも掲載しています。
http://sokkyo-shosetsu.com/novel.php?id=371081
最終更新:2018-03-23 06:37:17
1209文字
会話率:24%
「ある日、記憶を持たない私がそこにいた」
目覚めると記憶を持たない私は荒廃した大地にひっそりと佇んでいた。
自分が誰だかも分からないまま、小さな街にたどり着く。
そこは空虚で何もない場所だったが、1枚の油絵を見つける。丁寧に書かれた絵には「
イザベル」という名前が書いてあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-18 00:23:00
1639文字
会話率:20%
田中先生は私の憧れの美術の先生だった。美術室を覗くと、先生の絵があった。その絵は私によく似ていた。
生徒の一人の私をどうして描いたのだろうか。先生との恋の行方は――。
最終更新:2018-03-06 22:35:43
6027文字
会話率:35%
2010年某日、依頼の報酬として榊原がもらってきた一枚の油絵。榊原曰く「一千万円相当の価値がある」というこの絵だが、榊原は鑑定人を呼んでくると瑞穂に絵を預けて事務所を留守にしてしまう。その後やって来た亜由美と共にこの絵の見張りをしていた瑞
穂たちだったが、依頼人に応対中、瑞穂がうっかりこの絵にお茶をこぼしてしまった事から事態は急変。名探偵・榊原恵一を誤魔化すべく、瑞穂たちは必死に知恵を振り絞っていくのだが、事件は思わぬ方向へと動き出してしまい……。ネタ要素強めの榊原シリーズ外伝的異色小説第二弾!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-12 00:11:13
28657文字
会話率:66%
2018/1/11 「アクリル絵の具で描いてみる」の挿絵を一部高画質化しました。
絵が苦手な人へ、自信のない人へ。
学校では教えてくれない方法で絵の描き方を教えます。
基本的なことを、なんでそうなのか、という理由をメインに、
頭を使って描
く方法を解説していきたいと思います。
こういうことを教えて欲しいみたいなのがあればお気軽に感想をどうぞ。
専門は油絵ですが。
のんびりと7000PV。 ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-26 20:00:00
49579文字
会話率:1%
隠塚早季(おんづかさき)は悩んでいた。
油絵を始めたのは、今から一年ほど前のこと。
思い描いたものを形にすることが面白くて、それにのめりこんでいた。
ところが、突然やってきたスランプ。
そんな時、出会った後藤田千佳は言う。
「心の中の風景で
あって、それが文字を通じて色を見せるんだって思うの。
だから、あなたもマチェールに心の風景を描いてみるといいかもしれないわよ。」
心のマチェールとは、文字の持つ色の正体とは。
思い悩む早季に友人の高瀬歩美は言う。
「わかった。実は、知り合いに詳しそうな人がいるから。放課後、会ってみない?」
心優しい親友と真っ直ぐな少女が見た先にあるものとは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-23 00:30:40
9745文字
会話率:43%
芸術大学で油絵を専攻する森崎礼子には、幽霊を視たり幽霊と話すことができた。
その厄介な能力のせいで彷徨える魂たちに頼られるのを極力避けるため、引きこもり生活をしていた。
ある日、大学の帰り道で見ず知らずの男子高校生に声をかけられる。
ひきこ
もり女子大生と幽霊男子高校生のとある夏の思い出。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-12 00:00:00
77543文字
会話率:48%
僕のとっておきの秘密の絵画を君に教えてあげる。
最終更新:2017-01-07 02:08:42
617文字
会話率:0%
主人公、冴木優香は高校2年生。
彼女は幼い頃、両親の実家近くの川原で遊んでいて足を滑らし落ちた。
溺れそうになったところを兄が助けてくれたが、代わりに兄は
帰らぬ人となってしまった。
優香は「魚の人が、お兄ちゃんを連れて行った」と
泣きながら
訴えるが、誰も信じてはくれない。
以降数年、幼い優香は蛙や魚の形をした化け物に襲われる夢を
何度も見るが、それもしだいに年月と共に記憶から薄れていく。
10年の歳月が流れ、優香は16歳になった。
ひょんな事から知り合った風変わりな外人(ジョナサン)は、
優香に好意を寄せ一枚の油絵を差し出した。
それは平凡な風景画だった。
景色に見覚えは無いが、美しい自然に魅かれ優香はその絵を
持ち帰る。
その夜、優香は兄の夢を見る…だが目覚めると夢の記憶は無く、
さらに壁に貼られていた大切な写真が何者かによって無残に
剥ぎ取られていた。
それは優香が、兄と仲良く一緒に写っている幼い頃の大切な写真
だったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-12 17:00:00
34716文字
会話率:51%