この世界は――恋が成就しないと、崩壊する。
冴えない陰キャ男子・佐倉純は、ある日突然、世界のルールが「恋愛必須ギャルゲー」に書き換えられたことを知らされる。
導入されたのは、毒舌AIアリスによる強制恋愛サポート。タイムリミットは一週間。恋
人ができなければ、また世界が終わる。
ターゲットは、クラスのマドンナ・綾瀬ほのか。
だが彼女は「自分なんかがヒロインになれるわけがない」と、自らをヒロインに選ぶことを拒み続けていた。
想いは届かず、世界は何度も終わる。そして時間は巻き戻る。
それでも、彼女をヒロインにしたいと思った。
世界を救う条件は、恋愛フラグの成立。
だけどこれは――恋愛未満の気持ちが、やがて好きになるまでの物語。
「君がヒロインじゃないなら、俺のこの物語に、意味なんてない」
これは、ヒロインになれない女の子と、彼女を信じたい少年の、ループ型恋愛SF。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 15:49:42
24240文字
会話率:34%
――二年前、僕は全てを失った。
三藤義弘にとって、何よりも大切な存在だった幼馴染の風花。
彼女は、こんな貧乏で魅力の無い自分を優しく受け入れてくれて、お互いの将来のことも約束してくれた。
しかし、そんな最愛の幼馴染は、一番の友達だ
った龍弥に取られてしまう……。
しかも、風花と龍弥はデート中に事故に巻き込まれ、二人ともそのまま帰らぬ人となってしまったのだ。
この二年前の出来事がきっかけで、義弘は心を閉ざし、恋愛を封印することにした。
しかし、その二年後……。
家賃を少しでも節約するため、学園近くのシェアハウスへ引っ越した義弘だったが、同居人のうちの一人である白石冬音から「天国にいる風花に、復讐してみない?」と謎の提案をされる。
「なぜ、彼女が風花の名前を知っているのか……?」
そんな疑問をぶつける間もなく、彼女が風花に復讐するために押し付けてきた条件は――自分を本物の"彼女"にして、天国にいる風花よりも幸せになること、だった……。
自分は恋愛なんかでは幸せにはなれない……。そう思って意地でも彼女の気持ちを無視していた義弘。
しかし、白石冬音や、他の同居人の美少女たちによる少しやり過ぎなアプローチにより、恋愛を封印したはずの義弘の気持ちが揺らぎ始めて……。
あの世にいる幼馴染に、この世で幸せになることで復讐するという異例?のラブコメです。
続きは本編で!
©2025 赤毛の人折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 15:01:08
44108文字
会話率:37%
自作ゲームの世界に転生したアンドレア17歳。
彼女は熟知しているはずのゲームのヒロインであるにもかかわらず、この先の未来に悲嘆する。
このゲームの世界は、本来、プレイヤーは1人しか存在しないのだが、ゲームの完成を妨害されたせいでバグが発
生しており、ノーマルモードのヒロインとハードモードのヒロインが同時に存在するからだ!
せっかく転生したのに詰んだ……。
目覚めた直後に肩を落とすアンドレアは、ハードモードのヒロインである。
それもバグによってキャラが変貌したノーマルヒロインのヘイゼルに冤罪を被せられ、処刑される運命──。
なんとしても死にたくないアンドレアは、ゲームの攻略対象であるギルバート第1王子に接近して、運命を覆そうと奔走する。
ただ、ハードモードの由来が偽りの令嬢であり、その気持ちがアンドレアの恋心に蓋をして──。
元プログラマーの偽りの令嬢と冷酷王子が織りなす、サクセス恋愛ファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 12:00:24
80805文字
会話率:34%
「雨音に響く塞翁が馬」は、記者として倒産企業を取材してきた著者の視点を通し、「人生における幸不幸は予測できない」という古諺の真理を描くルポルタージュ的随想です。物語は、雨の日に出かける気持ちが曇るなか、ふと手に取った青島幸雄の小説に心を重ね
るところから始まります。そこから静岡県内で相次いだ企業倒産の記憶へと展開します。八百屋から世界企業に成長しながら破綻したヤオハン、被害者1532名を出した富士ハウス、老舗ホテル大野屋の哀愁、そしてコロナ禍で小さく消えたカネキ水産――それぞれの崩壊の陰には、経営の驕りや制度の甘さ、時代の変化がありました。それでも倒産を乗り越えようとする人々や、新たな道を歩む企業の姿には、再生への光が差し込みます。人間万事塞翁が馬――雨上がりの空に虹がかかるように、人生は巡り、再び歩み出す勇気を教えてくれる作品です。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-31 22:02:55
1355文字
会話率:19%
"好き"の言葉が伝わる前に、気持ちがバレることは良くあります。
最終更新:2025-05-31 19:00:00
4051文字
会話率:61%
佐山辰樹は、中学生の頃から付き合っていた幼馴染みの若乃彩香が、一学年上の富岡諒一と熱い口づけを交わしている現場を目撃してしまった。
彩香の気持ちが既に自分には無いことを悟った辰樹は彩香と距離を取り、己の心を殺して彼女と諒一の仲を黙認すること
にした。
ところが或る日、彩香が辰樹に助けを求めてきた。諒一が大学の先輩らと立ち上げたヤリサーの活動部屋に連れ込まれた為、救出して欲しいと懇願してきたのである。
既に彩香とは袂を分かった辰樹だったが、過去の思い出までをも否定することは出来ないとして、彩香救出に動く。
無事に彩香を救出し、更に同じヤリサー部屋に連れ込まれていた美少女、天坂優衣の貞操も守り抜いてやった辰樹。
彩香に裏切られたことで女性不信の極みにあった辰樹だったが、それ以降、彩香と優衣が急接近してくる様になり――。
★R15は念の為につけてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 23:56:52
74173文字
会話率:25%
とある高校の少年少女が気持ちを通じ合わせて恋人になった。イチャイチャして青春を謳歌するかと思いきや、気付けば冷戦状態の倦怠期カップルになっていた。
友人の誘いで遊びに行った先で、少年と少女はそれぞれ別の異性から好意を告げられた。冷戦状態
の現状に疑問を覚えていた二人は、背徳感を覚えながらもアプローチを受け入れてデートを重ねる。
互いに気持ちが傾いて別れ話を切り出そうとするも、文実の仕事でそれどころじゃなくなる。別れに別れられない状況の中、二人は相手に惚れた理由を思い出す。
カクヨムにも投稿中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 15:10:05
164933文字
会話率:43%
目覚めてすぐに気づいた!これは、私のハマっていたゲームの世界だと。
「おはよう、寝すぎだぞ!」
目を開けて驚いたのは、目の前に彼がいたからだ!
「何でここ?」って疑問よりも夢なのかって気持ちが強かったから、すぐに受け入れて生活をし始めた主
人公。
時々、頭の中に現実世界がながれる。
主人公の夫は売れない俳優であった。
三年半の結婚生活に終止符をうたれたのは、ある授賞式だった。
帰宅してきた夫はいつもと変わらない様子をみせる「別れないよ」と言った主人公に夫は「いいよ」と告げる。
すると鍵が開き、そこに夫の妻だという人物がやってきた。
不倫相手だと勘違いした妻と激しい口論になり、目覚めると乙女ゲームの主人公になっていた。
結婚生活は、バッドエンドだったけれど、このゲームの中でハッピーエンドを掴みとってみせる!!
意気込んだ主人公は、台詞にシークレットがあり攻略の難しい琥珀とのハッピーエンドを目指す!
エブリスタ、カクヨムでも投稿中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 13:18:02
18332文字
会話率:33%
私の実話。一ヶ月だけ不登校になった中学一年のある時のお話。つらかったけど、今思えばいい経験だったと思える日々のことです。不登校と言っても、皆違う理由や、気持ちがあると思います。私のはただの一例です。これで自分を追い詰めないで、寛容な気持ちで
読める人だけ読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 07:44:24
1999文字
会話率:0%
「好き」って言わせたいのに、毎回言わされてる件。
勝ち気な大学生・新戸は、相方・申田に「好き」って言わせたくて仕方ない。
けれど毎回、いい感じのタイミングで逆に「好き」って言わされてしまうのは――なぜ!?
気だるげゲーマーで悪戯好きな申田
と、新戸の攻防戦(という名のいちゃいちゃ)は今日も平和に進行中。
「さるちゃんおかえり〜!ご飯にする、お風呂にする、それとも、...おれ?♡」
「風呂」
「ちょっと!そこは俺でしょ!?」
気持ちが重たいわけでも、すれ違ってるわけでもない。
ただ“好き”が言いたくて、言ってほしくて、ちょっと意地を張ってるだけの、大学生ふたりの等身大ラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 00:13:23
851文字
会話率:73%
僕は18歳になったその日、学費のために身を売った。
大物政治家から大学進学費用を負担する代わりに娘と結婚することを求められたのだ、
その娘が10歳年上の喪女で・・・。
心ならずも好きでもない人と夫婦となり、一緒に暮らすこととなった僕は、感
情に乏しく人の気持ちがわからない喪女さんとの生活を通じて少しずつ変わってゆき、喪女さんも徐々に心を開いていくが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 12:22:06
15852文字
会話率:56%
「書くもの書くもの、全部、爆死なのに、なぜ続けるの? 恥ずかしくない?」「読者のニーズをもっと分析したら?」「読者ウケの良い、テンプレ作品から書いてみたら?」「タイトルをもっと凝ったものにしたら?」
底辺作家の気持ちが知りたい、そんなあ
なたの疑問に答えるべく、昼休み返上で書き上げるこの一本。万が一、あなたが「底辺作家になりそうだけど、どうしよう?」とか「既になっちゃったかも」とか思って悩んでいたら、是非、このエッセイを読んで、下には下がいるとホッとしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 15:37:50
2817文字
会話率:14%
マジギレしそう。
これもう、人災でしょ?
あーすればいいんだ、じゃなくて。どうやったら、全部ができるか考えた方が良いと思います。そーいう確認は不要だろってこと、かなりあると思います。ついつい気持ちが乗っちゃった。
飲酒運転を撲滅するた
めに時間を費やして、普通に交通事故が発生するって、本末転倒もいいところですし、飲酒運転はダメに決まってますが、仕事で車に乗るからそんなもん飲めねぇし、早く家に帰ってしっかり休むのが日常ですよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 07:00:00
4641文字
会話率:43%
個人的な見解が多いので、そこはご注意を。
しばらくは、こんな感じの短編を投稿しようかと思います。
災害の中、仕事があるというのは光栄的な気持ちもありますが……。
それでも7割ぐらいはゆっくり休みたい気持ちがあります。
自分以外の家族は自
宅待機喰らったので……、
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-14 06:25:08
2351文字
会話率:37%
自分も最近、大好きになりました。2次元を付け足しますが。
何か悪いんですか?って、言える気持ちが欲しいです。
せめて僕が出来るのは、作品として生み出すことくらいですか。
最終更新:2017-04-24 13:26:11
2285文字
会話率:54%
5年ぶりに再会した、高校時代の元恋人・真奈と俺。
忘れたはずだった気持ちが、静かに、しかし確かに再燃していく。
けれど、真奈は既に結婚を考える相手がいて、心は揺れ動く。
過去を引きずる自分、前へ進もうとする彼女。
交差する想いの中で、俺たち
が選んだ道は……。
過去と未来の狭間で揺れる、ほろ苦い再会の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 08:36:40
1624文字
会話率:27%
大学三年生の夏、美咲は静かなカフェでアルバイトを始める。そこで出会ったのは、同じ大学に通う先輩・悠人だった。彼の優しい笑顔と穏やかな性格に惹かれ、次第に二人は親しくなる。
秋の卒業式の日、美咲は勇気を出して悠人に告白し、二人は恋人同士とな
る。しかし、美咲には心臓に持病があり、それを告白することに躊躇していた。ある日、公園でそのことを打ち明けると、悠人は驚きつつも「僕がいるから大丈夫」と優しく受け入れてくれる。
二人は水族館や遊園地、温泉旅行など、共に幸せな時間を過ごす。しかし、美咲の体調は次第に悪化し、大学に行けない日やデートに行けない日が続く。それでも悠人は変わらず支えてくれた。
そして、6月の終わり、花火大会の夜、悠人は突然の告白をする。「実は、僕はガンなんだ。余命はあと5年と宣告されている」と。美咲は言葉を失い、涙が頬を伝った。悠人は「だから、君には幸せになってほしい」と別れを告げる。
数ヶ月後、大学生活に戻った美咲は、キャンパスで偶然悠人と再会する。二人は再び連絡を取り合い、支え合う関係を続ける。しかし、美咲の病状は進行し、入院生活が始まる。悠人は頻繁にお見舞いに来てくれ、彼女の心を癒す。
ある日、美咲は悠人に手紙を書いた。その手紙には、彼への深い愛と感謝の気持ちが綴られていた。手紙を読んだ悠人は涙を流しながら、彼女の想いを胸に抱きしめる。
その後、悠人は病状が改善し、回復の兆しを見せ始める。ある日、彼は部屋を片付けていると、イルカのキーホルダーを見つける。それは、美咲と初めて出会ったカフェで買ったペアのキーホルダーだった。悠人は微笑みながら、「美咲、ありがとう」と心の中で呟く。
この物語は、愛と絆、そして命の尊さを深く考えさせられる感動的なストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 23:40:26
4565文字
会話率:21%
おじさんは臭い、汚い、ウルサイ。 最初に口にした者は、軽いジョークのつもりだっただろう。 しかし、それが事実に変わるのにそれほど時間は掛からなかった。
実の娘はもちろん、妻でさえ夫の身に付けていた物は、鼻を摘んで指先だけで持つようになっ
た。 テレビでは、おじさん達の臭いを消す洗剤のコマーシャルが当たり前に流された。
父親をバカにしていた息子達は、次は自分の順番だと気付くことは無かった、自分が父親と同じ歳になるまで。
おじさんの犯罪者はいた、しかし全ての犯罪者がおじさんだった訳ではない。 人の気分を損ねることは、年齢性別に関係なく誰にでもある。 しかし、おじさんは気分を損ねる全ての原因とされた。
ハラスメントの誕生である。
おじさん達の地位は落ち、肩身が狭い中で暮らし続けることになった。 だが、それでも満足しない者たちがいた。 ブサイクに話しかけられると気分が悪い、デブは視界に入ると気持ちが悪い、そう言い出した。
言葉はやがて条例となり、法律となった。 新迷惑防止法が制定された。
世の中から必要無いとされたオジサン達は、それでもしぶとく生きていた。 そんな時、他の惑星から来訪者が現れた。 彼女達はおじさん達を見ても、臭いとも汚いとも言わなかった。
おじさん達は、自らの意志で彼女達の惑星への移住を決めた。 おじさん達は必要ないと言われ続けた地球から、銀河へと生活の場を移したのだ。 おじさん達は銀河で輝く星となるのか、それとも星屑となって消えるのか。
これは、そんな時代に生きていた一人のおじさんの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 16:58:54
138012文字
会話率:45%
今までまともに友人などができたことのない東野真琴だったが、高校に入学して最初の席は隣が平田結希という美少女だった。彼女は人と接するときは基本的に距離感が近い。
東野真琴はそんな平田結希によく話しかけられているが、あまり彼女のことが好きで
はないようで、できれば早く離れたいと思っている。
しかし、本当に席が離れてしまうと。。。
最初は友人など作る気もなかった男子高校生がある一人の女の子との出会いによって変わっていく。
最初は嫌いだったはずなのに、いつの間にかその気持ちが変わっていた真琴と距離は近いが恋愛はした事がない結希。
これは2人が自分の本当の気持ちに気付かされていくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 10:40:21
2364文字
会話率:33%
色葉紅葉は平凡な生活を送りながら、道足りなさを感じて生きてきた。
特に人を信頼できず、恋愛をする気持ちが全くなく、女性として、人として生きづらさを感じていた。しかし。それに抗う程の力も気力もなかった。
ようやく自分の為に生きてみようと
いう気持ちが芽生えた時、トラックに轢かれてなくなってしまう。
死ぬ直前に、生まれ変わりが存在するなら屈強な男で生まれたいと強く願うが、目を覚ますとまた西洋中世の貴族女性(エヴァリー・メイブル)の中に生まれ変わっている事に気が付く。
結婚をする事が仕事ともいえる時代において、自分の前世の思いが現世の自分の思考を支配する事に悩みながら、人々との出会いを通じて成長をしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 18:12:29
22846文字
会話率:41%
◆「なんで私が家に誘ったか分かるよね」「ぇ……」「それじゃあシよっか♡」◆
高校に進学し、再び毎日通学を共にするようになった幼馴染の裕誠と真結。
友達以上でも以下でもないままの関係は、冬のある日、真結の「家に来て」の一言で一変する。
その
まま、二人は『して』しまった。
そして真結は正式に告白するも、裕誠の返答はやはり曖昧で……。
自分の本当の気持ちが分からない。
でも、真結との『危ない時間』はやめられない。
そんなことからはじまる、幼馴染との拗れて甘くて少し歪んだラブコメディ。
*カクヨム、ハーメルンでも掲載しています*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 19:40:00
40000文字
会話率:39%
あの夏の終わり、気づけば私たちは、並んで歩かなくなっていた。
理由はわからない。
ただ、いつのまにか図書室で隣に座ることも、帰り道に言葉を交わすこともなくなった。
それでも、何かが戻ってくるのを、私はどこかで待っていた。
けれど、戻らなか
った。
だから私は、手紙を書くことにした。
友達をやめるつもりで――それが、最後になると思って。
けれど、彼の机には、私の名前が書かれた封筒が入っていた。
すれ違っていた気持ちが、封筒の中で少しずつ言葉になっていく。
これは、「終わらせるため」に書いた手紙が、ふたりの間にもう一度灯した、静かな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 14:02:03
3189文字
会話率:3%