二振りの剣を拾った2人の少女が二振りの剣の秘密を解き明かす!?
そして古の時代の時間の魔法の秘密とは!?
最終更新:2024-01-05 22:22:51
12820文字
会話率:42%
巴琴乃(ともえことの)は、術者一族を繁栄させるために幼い頃から虐げられてきた。
自死も許されず、ただただすり減り続けていくだけの日々。今日も自分の命ができる限り早く終わることを祈りながら、彼女は死んだように生きる。
唯一心安らげるのは、夢で
逢える美しい人との時間だけ。
そんな中、琴乃の双子の姉である弓乃(ゆみの)に縁談が舞い込んできたことをきっかけに、従兄弟に襲われる。そんなとき、琴乃は夢で逢った美しい人・孤月院栄(こげついんさかえ)に救われることになった。
そんな栄が琴乃に求めたのは、自身の中に溜まった穢れを洗い流してもらうため。
そしてそのために、栄とくちづけを交わすことだった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 19:00:00
21363文字
会話率:30%
巴琴乃(ともえことの)は、一族を繁栄させるためだけの理由で幼い頃から虐げられてきた。
自死も許されず、ただただすり減り続けていくだけの日々。今日も自分の命ができる限り早く終わることを祈りながら、彼女は死んだように生きる。
唯一心安らげるのは
、夢の中だけで逢える美しい人との時間だけ。ただ一つだけ、その時間だけを楽しみに過ごす日々。
そんな中、琴乃の双子の姉である結彌乃(ゆみの)に縁談が舞い込んでくる。
それが、全ての終わりであり、始まりだった。
一族繁栄の礎とされた少女は、攫われた先で幸福を知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 19:00:00
62119文字
会話率:31%
ディエム侯爵家には双子の姉妹がいた。
一人が私のことで、もう一人は私と全く似ていない妹のことだ。
両親は私が良いところを全部持って生まれて来たと言って妹を笑っていたから、そんな事はないと、私が妹をいつも庇ってあげていた。
だからあの
時も、私が代わりに伯爵家に嫁いで、妹がやりたいことを応援したつもりでいた。
それが間違いだったと気付いたのは、夫に全く相手にされずに白い結婚のまま二年が過ぎた頃、戦場で妹が戦死したとの知らせを聞いた時だった。
妹の遺体に縋って泣く夫の姿を見て、それから騎士から教えられたことで、自分が今まで何をやってきたのか、どんな存在だったのか、どれだけ妹を見下していたのか思い知った。
*カクヨム、アルファポリスでも公開しています
*短編版はバッドエンドです。こちらはハッピーエンドとなります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 20:49:28
64478文字
会話率:28%
美曲(みわ)はある記憶を隠し持つ、女子高生。世間のなんてことない、”その他大勢”に当てはまるようにひっそり暮らしていた。けれどある日、そんな彼女に転機が訪れる。それは、『SCAIR』という男性ユニットの握手会だった____。
高校で初め
てできた友人、由紀(ゆき)につれられ参加した握手会で、まさかのスカウト!?いつも通りがずっと続くと思っていた彼女の人生に、ちょっぴり苦くて、でもとろけるように甘いスパイスがふりかかる。
「俺と夢、叶えるんだろ?」
「俺と一緒にどこまでも歌おうよ」
「僕、美曲とずっと一緒がいい!」
「美曲、手、出して?ん、これでいい。約束ね」
ずっとずっと、この時間が続きますように。
淡いのに、ふと胸が苦しくなるこの気持ちは何だろう。
『ねぇ、君は、何色に染まる?』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 18:00:00
21734文字
会話率:35%
『わたし』は金耀樹《きんようじゅ》。世界の上に根付いた一本の古木だ。
長い間、わたしはひとり佇むだけだった。何も変わらない日々、音もなく流れていく季節。これからも変わらず静かであり続けるはずだった時の中に、ある瞬間、波紋のように一人の少年が
現れる。
「あんたは銀葉。……呼び名がないの面倒だし、それでいいだろ」
少年――エンジュはわたしをそう名付け、それから何気ない日々が始まった。
エンジュは不遜で、口が悪くて。斜に構えた態度とは裏腹に、その表情はどこか寂しそうだった。
ふとした瞬間に見せる鬱屈の理由など、わたしは知る由もなかったのだけど――。
ある日、エンジュを取り巻く悲しい真実が、わたしたちの日常を破壊していく。
「……その樹があるから、君は僕から離れていくんだろう? だったら」
穏やかな日々は、唐突に終わりを告げる。
わたしの前に現れたエンジュと同じ顔をした少年、エルンスト。彼はわたしの存在が害になると断じ、エンジュから引き離すため、刃を向けてきたのだが――。
散る血の代わりに見えたもの、それは鮮烈なまでに赤々とした最後の夕日だった。
運命の双子。エンジュとエルンスト。
かつて二人で一つだった少年たちは、すれ違いの末に何度も殺しあう。
繰り返される時間の中で死んでいくエンジュを救うため、わたしは幾度となく運命の円環に挑む。
彼らを救う道を選べるのは、わたしだけ。
最期から二番目の夕日。そこに残された真実にたどり着く道は、ただひとつ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 18:09:07
86216文字
会話率:45%
主人公の双子の姉妹が、ゲームをプレイ中に突如として異世界の未来世界とリンクし、双子の兄弟と体を交換する。この体交換は、ゲームの特定のアイテムを使うことで起こることが判明。さらに、体交換の頻度と持続時間はゲームの進行度に連動していることが明ら
かになる。
姉妹と兄弟は、自分たちの体を取り戻すため、また異世界の未来世界でのトラブルを解決するために、ゲームのアイテムを巧みに使いこなす。しかし、アイテムの使い方やゲームの進行によっては、予期しないトラブルを引き起こすことも。
ゲームを進めることで、彼らは異世界の未来世界でのトラブルを解決し、自分たちの体を取り戻す鍵を手に入れる。しかし、ゲームの進行とともに、異世界の未来世界の秘密や危機が明らかになる。彼らは、ゲームと現実、そして異世界の未来世界を巧みに行き来しながら、未来世界の危機を解決し、自分たちの体を取り戻すための冒険を続ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 08:14:02
5469文字
会話率:28%
【全9話 34,000文字】
ふたつの青は、似て非なる色。
二十五歳のナギサは、双子の姉カスミと、都心でふたりで暮らしていた。
二月のある日、ナギサの前からカスミが忽然と姿を消す。カスミを捜すため、ナギサは故郷の離島に帰省する。
島を散
策しながら、ふたりの思い出を振り返る。ナギサはもうひとりの自分であるカスミと、一緒に居たいと過去より思っていた。だが、時間と共に変わるもの、変わらないもの、そして気持ちのすれ違いを確かめた時――ナギサは、カスミが離れた理由を知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 21:05:20
33885文字
会話率:25%
この日本で突如として現れた〝ダンジョン〟。
ダンジョンとは魔を生み出す母体であり、世界を制するにはそう時間がかからないと言われている。
そんな中、双子が生まれる。彼らはこの世界に何を思うのか。
いずれダンジョンを観光地とし、経営しようともく
ろむ主人公。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 18:23:28
2576文字
会話率:36%
主人公のアリアは、長時間労働を強いられたことで、目の下に隈ができ、不気味な雰囲気のせいで黒の聖女と馬鹿にされてきた。そんな彼女に婚約者の公爵が婚約破棄を叩きつける。
さらに公爵は、アリアの双子の妹のフローラと婚約し、聖女の仕事も彼女に
任せると続ける。
休暇を欲していたアリアは、婚約破棄を承諾。すべての仕事を妹に任せ、王宮を追放される運びとなった。
他国で美味しい食事や観光を満喫しながら、その国の皇子たちと仲良くなっていく。新天地で聖女として活躍するアリアは、頑張りを周囲から評価され、自由なスローライフを謳歌するのだった。
一方、フローラは過酷な職場環境に根を上げる。聖女の役目を担う者がいなくなり、婚約を破棄した公爵も国王から責任を追求されるのであった。
公爵はアリアを王国に連れ戻そうと画策するが、既に他国で幸せを掴み取っている彼女が戻るはずもなかった。
本作品はブラックな職場で評価されなかった聖女が、新天地で活躍し、周囲から認められることで幸福を手にするハッピーエンドの物語である。
※本作はカクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 20:10:02
100952文字
会話率:53%
ヨシミツは3秒先の未来が見えるという超能力を持っている高校生です。彼は自分の能力を隠して、サッカー部で顔面ブロックを得意とするディフェンダーとして活躍しています。ある日、彼は自分の能力について悩んでいるときに、佐藤先生から衝撃的な事実を聞き
ます。それは、彼のチームメートである高橋大輝と吉光も超能力者であるということでした。高橋大輝は人の心を読むことができるフォワードで、吉光は時間を止めることができるミッドフィルダーです。彼らは自分の能力をサッカーに活かして、チームのエーストリオとなっています。ヨシミツは彼らに自分の能力を打ち明けることにし、彼らは仲間となります。しかし、彼らには敵がいます。それは、ジロウとサブロウの双子コンビです。彼らも超能力者であり、3秒先の未来と3秒前の過去が見える能力を持っています。彼らもサッカーが得意であり、地元の強豪高校でフォワードとディフェンダーとして活躍しています。彼らはヨシミツたちに対して敵意や嫉妬を抱いており、彼らの作戦を阻止しようとしています。そして、ついに彼らはヨシミツたちと対決することになります。それは、全国大会の決勝戦です。それは、超能力者同士の壮絶な戦いです。それは、サッカー史に残る伝説的な試合です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 09:08:33
9943文字
会話率:35%
五色の神と太陽の子 あらすじ
健太は夏休み用の本を学校から借り、家に帰ると本からは不思議な光が放たれていた
その瞬間、知らない記憶が蘇る
その日は70年ぶりの日食があった。
日を同じくして、日本人の父をもちスイス人の母を持つトーマスは重度
の日光湿疹が出る体質の為、よく晴れた日は学校を休む事もしばしばあった、朝食を食べながらラジオで日食があるのを知り、外へ出てやる!と家の前で一人月食を楽しむがトーマスもまた忘れていた記憶を思い出す…
日食1ヶ月前のイギリスでも双子のナオミとジョーにも同じような現象が起こる
日食から二十日後の〝月食〟
の日に太陽が滅び世界は数時間で凍りつく
世界から太陽を復活させるべく3690年前の約束を果たすため五人の子供たちが約束の地へ向かう…
しかし沖縄に住む〝ユタ〟であるヒバリは月食の前日に誕生日を迎えると記憶をなくしてしまう
五色の神の子孫たちが三千年の時を超えて
約束を果たす為向かう先は…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 11:20:52
8227文字
会話率:56%
双子の姉妹であるステラ・ノヴァとエステル・ノヴァは、アストライア王国において最強クラスの退魔師である。姉ステラは遠距離攻撃を、妹エステルが近距離攻撃を得意とし、華麗なコンビネーションによって各地で猛威を振るう魔物を討伐していく。
「エス
テル、一気に敵を倒すよ!」
「ステラ姉様、私が先行して斬り込みますから援護をお願いします」
信頼し合う二人の前に魔物は蹴散らされ、王国の民達は守られてきたのだが、強大な魔女などの新手が次々と現れて大忙し。二人きりの平穏な時間を邪魔する魔物への怒りと共に、今日も戦場を駆け抜けるのであった。
行方不明の母親代わりに面倒を見てくれる祖母や、一方的にライバル視してくる金髪ツインテール少女らと関わりながらも戦いの日々を送る中、王国に更なる不穏が訪れようとしていた。大昔に絶滅したはずの魔龍の影、魔物を活性化させる何かなど……
「エステルのためにも勝つ!」
「姉様とならどこまでもイける!」
果たして、双子は大いなる脅威を討ち払い、お互いを守り合うことが出来るのか?
これは、しっかり者の姉ステラと、シスコン系妹エステルが織り成す百合ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 13:14:15
172043文字
会話率:58%
※各章が 短編となっています。
・生まれたてのドラゴン「ゴン」の養育の為に集まった多種族グループ、「ドラゴン・クラン」。
スカイは国王としての貫禄が、
清明は、双子のパパとして充実した領主生活を送り
その妻、キャラハンも クラン
のサブメンバーとしてゴンにお目見え。
その他のメンバーも 年相応の落ち着きと社会的地位を得て、
今日も元気に空を飛び回るゴンと一緒に活動中。
・各章の時間軸が 少しばらついているので、今回は短編じたてとしました。
全体的な傾向として、大人達が主人公の話の時間軸は
物語の中の人間時間にして、クラン発足時より10年以上
「ドラゴン・クランⅡ」の番外編「清明の結婚」よりも3年以上経過
ゴンが中心の物語の時間軸は、ドラゴンクランⅡから引き続いている感じです。
ドラゴンの感覚では 人間の4・5年分も「ついこのあいだ」みたいな感じです。
・ドラゴンのゴンの推定精神年齢は
ドラゴンクランⅡ最終話で 5歳くらい、ギャングエイジ時代直前
本作では 5歳後半~7歳のギャングエイジ時代です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 08:00:00
54717文字
会話率:11%
宇宙の存亡をかけて戦う『ひとりの勇者』がいた。
彼は、宇宙を守るため、外宇宙からやってきた『悪魔女』と呼ばれる、強大で巨大な悪意の塊と、宇宙で激戦を繰り広げていた。
そしてその場で、勇者の戦いを観測していたものがいる。人類の叡智であり、アン
ドロイド。疑似的な神様の役割を果たしていた双子の時の女神は、同じく人類の叡智である大型機械、『巨大鎧鉄人』に命令し、悪魔女を『宇宙の窓』を通させ、外宇宙へと押しやることに成功する。
だが、『宇宙の窓』は完全には閉じることができず、『宇宙のカーテン』を閉めるので精いっぱいだった。
その死闘は、ものの僅かの時間で終了し、人類に平和は訪れたかに思えたが、それは悪魔女が再び外宇宙からやってくるまでの、束の間の平和だった。
勇者は死闘のために、その場で命を犠牲にし、双子の時の女神は次なる襲来に備え、勇者の血筋を観測し続ける。
その間、100年の時を要する。
そして時は流れ、99年後。
とあるスラム街で今を生きる少年『キューム』は、今日も変わらぬ平和を過ごしていたが、その平和も突然崩れ去る。
『宇宙のカーテン』の隙間から、『魔女線』があふれ出し、惑星に降り注いだのだ。惑星に降り注いだ『魔女線』は、様々な生物を狂暴化させてしまう――。
その現象は、今を生きる事で精一杯だった少年の目の前に死という概念が迫ってくる。
そんな少年の前に姿を現す双子の女神の片割れの少女は、少年の手を取り。過去の記憶を受け継いでいく。
突如、自分に課せられる使命と、目の前に現れた死という概念から逃れるためにはどうすれば良いかと少年は女神に問いかける。
女神は少年に告げる。「7人のシューターズを集め、厄災に備えよ」と――。
これは、ひとりの少年と7人の男女が力を合わせ、宇宙の平和を勝ち取る物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 18:14:44
2326文字
会話率:34%
「お姉様、わたくしの替え玉になってくださらない?」
自分とうり二つの双子の妹・リーナの一言に、伯爵令嬢ルイゼ・レコットの人生は壊された。
リーナの替え玉として振る舞ううちに、いつしかリーナは"才女"と褒め称えられ、
ルイゼは"無能"と家族や周囲の人間から嘲られるようになる。
そんな日々が続いたある日、ルイゼは婚約者である第二王子・フレッドより一方的に婚約破棄を告げられる。そんなフレッドの隣に寄り添っていたのはリーナだった。
妹によってすべてを奪われたルイゼ。
そんな彼女の前に十年ぶりに現れたのは、"稀代の天才"と謳われる美貌の第一王子・ルキウスだった。
「この家は――君には狭くて窮屈だ。ルイゼにはもっと広い世界が似合う」
これはすべてを奪われた少女の心を、ひとりの青年が少しずつ癒していく物語。
※タイトルの回収までには少し時間がかかります。
【3/14 総合日間4位、異世界(恋愛)日間2位ありがとうございます!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 17:47:36
497662文字
会話率:30%
それは、一日で全てを忘却する“呪い”だった。
ミステリー×ファンタジー×ピアノ
美しく、切ないピアノの旋律に乗せて、今宵も彼等は忘却する。
繰り返し続ける呪いに気付いた双子の少年「レイン」と「スノウ」は、その村で起きている現象を解読し、魔
女の呪いからの脱出を試みる。
これは、大人へと移ろいゆく、灰色のひとときの物語。
↓
*13時頃、21時頃に毎日投稿*
ブクマ評価レビュー感想、皆さん何卒宜しくお願い致します。
また作中に出てくる楽曲は全て、実際の名作ピアノクラシックとなります。物語後半では特に、曲の進行と文章との時間間隔をリンクさせてありますので、実際に楽曲を聴きながら読んで頂けると本望です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 00:06:37
182838文字
会話率:45%
双子の弟の罪で死刑判決となった男 新一(あらたはじめ)
無念にも冤罪は晴らせず、死刑執行。
目を覚ますと、そこは最近流行りの異世界!!
ではなく死後の世界。
無実の罪で殺された挙句、夢の異世界転生にも失敗。
世界一不運な男を待ち受ける
死後の世界とは一体
哀れな少女
山崎と名乗る男
数学者
黒い影
浮かびあがる真実
生前の負けを取り戻せるか、世界一ついていない男の大逆転劇(になればいいですね)コメディ
p.s.長い通勤時間を潰せて助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-19 09:40:08
1449文字
会話率:30%
双子って、どんな感じかな?
「ねぇ、ミキ。今日どう?」
「うん。いいよ。ミカ。いつからにする?」
双子のミカとミキは、今日もどうやら悪巧みを考えているみたい。
二人はとても仲が良く、いつだって一緒。毎朝、お揃いの服を着て、お揃いの髪型
にする。一緒に歯を磨き、一緒にミルクを飲む。いつでも何でも一緒の二人。だから、周りの人たちは、なかなか二人を見分けるのが大変。それで、ついつい二人を纏めて呼んでしまう。
ママは、二人を纏めて呼ぶ。
「ミカ、ミキ。そろそろ出かける時間よ」
近所のおばさんたちも、いつも二人を纏めて呼ぶ。
「おはよう。ミカちゃん、ミキちゃん」
学校の先生たちも、二人を纏めて呼ぶ。
「ミカちゃん、ミキちゃん。今日も仲良しね」
そんな時、二人は手を繋いで、合わせたように頷いてみせる。
二人のシンクロぶりに、誰も二人を別々に見ようとしない。だから、いつからか二人は時々入れ替わってみる事にした。ミカがミキに。ミキがミカに。どっちがどっちでも、呼ばれるときは一緒なのだから、大したことじゃない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 15:00:00
7999文字
会話率:58%
ホモ・サピエンスよりもだいぶ前に生まれて、
雑に不変不朽で雑に大体の事は出来てしまう、
そんな双子の魔女のお話。
twitterで #百合婚姻魔女ユリレー 第二話として投稿(リレーは現在絶賛連載中)
pixiv、noteにも掲載してます。
最終更新:2022-11-09 05:22:58
16018文字
会話率:27%
俺は、最愛の人の体を自ら振るう剣で貫いた。『あの時』は、そうするしかなかった。彼女が堕天するさまを、ただ見ていることしかできなかった。
なぜ、俺たちなのだろうか?
熾天使ミカエルは、自らの手で堕天させた双子の姉ルシフェルの姿を人間
界で探し求めていた。
そんな時に出会った少女ハルは、天界と地獄の勢力を揺るがしかねない存在だった。そして、ハルを守るようにそばに居たのは、魔王となったルシファーだった。
なぜ、彼女はハルのそばに居るのか?
なぜ、『あの時』堕天するに至ったのか?
ハルとの出会いにより、ミカエルの錆びついた時間の歯車が軋みながらも動き出す……。
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*目次について*(2019年1月5日改定)
各タイトルにつく番号の末尾『-0』は本編からは少し外れた話となります。
『-0』を読み飛ばしても問題ないように、本編は進めていく予定です。しかし、本編の中で疑問に思う箇所が出てくるかと思います。気になる場合は、『-0』をお読みいただくとスッキリするかと。
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*お知らせ*
『カクヨム』サイトにて、こちらの作品を重複投稿しております。(2018年12月8日から)
『ノベルアップ+』サイトにて、こちらの作品を重複投稿しております。(2020年5月25日から)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 22:00:00
427971文字
会話率:32%