アニメの影響を受けて人生初の登山に行った俺は、地滑りに巻き込まれて死んでしまう。それから間も無く、鉱山採掘を家業としているとある夫婦の一人っ子として転生する。前世の記憶があるのも驚いたが、異世界だとは胸が高鳴った。しかし、流石は異世界。娯楽
が少ないのなんの。やる事がない俺の遊び場はもっぱら掘り尽くされた廃山だった。石についての知識や扱いは両親とその山のお陰で自然と身についていった。そうして、石をコレクションしたり、石の特性と前世の知識を合わせてガラクタを作ったりしながら遊んでいたある日ーーー。鉱山を巡って近隣の領地と争いが勃発する。両親から守られるように逃げ込んだ鉱山の抜け道の途中、俺は一人迷子になった先で精霊が宿った石を見つける。それをきっかけに俺の未来が大きく変わっていくこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 20:43:12
90516文字
会話率:41%
私の母親は禁忌を犯し、『黒の災禍』と呼ばれる大悪魔ロキアの封印を解いた。
母によって封印が解かれたロキアは、私、アウル・ブラウンの体を器とし、
『なぁ~、アウル暇だし世界滅ぼそうゼェ』などと毎日話しかけ、ブーブー文句を垂れ流している。かつて
世界を危機に陥れた大悪魔よ、コンビニに誘う感じで世界を滅ぼそうとするな。
悪魔の器として生を謳歌している私は、世界を滅ぼす危険分子として教会と王国に厳重保護対象者として塔に幽閉させられている。
まぁ、その気になれば塔の結界なぞお茶の子さいさいで破壊出来るし、魔法を使わずとも塔の抜け道を知っている為、ちょちょいのちょいで脱走可能だ。これぞ、ガバガバセキュリティ。
しかし、私が塔の脱走を実行しないのは、この世界の秘密を知っているからである。
まず私は前世の記憶を持っている【転生者】だ。スタートラインが周りの人間と比べて、普通じゃない。そして転生先であるこの世界は、前世で愛読していたファンタジー小説『フォルトナ』と一緒であることに気が付いた。
小説でアウル・ブラウンが迎える最後は、悲惨なものだった。
彼女は自力で塔を脱走し、大悪魔ロキアに体を乗っ取られた挙句、破壊の衝動に抗えぬまま視界に入ったものを全て攻撃するとんでもない戦闘狂(バーサーカー)に陥った。
やがて主人公やヒロインたちと戦うことになったアウルは、彼らに完膚なきまでにボコボコにされて死を迎える。
前世で死を体験したからわかる。小説と同じ死に方をするなんて冗談じゃない。絶対痛いじゃん。
私は静かに過ごし、静かに死にたい。
自身の死に影響しているロキアをどうにかしようと考えたが、彼は私と運命共同体で繋がりを断つことは不可能だった。
つまり、ロキアが死ぬと私も死ぬ。私が死ねばロキアも死ぬ。
これがほんとのデッドロック状態か…と悟りを開いたのは言うまでもない。
まぁ長年一緒に過ごしたせいか、結局ロキアに情が移って彼を死なせるのに抵抗を覚えた。
かといってこのまま塔の中で一生を過ごすのも嫌だし…。
あ、そうだ。小説で主人公たちが活躍する当分の間は塔に引きこもって、ほとぼりが冷めたら脱出すればいいんじゃね?
…と考えた矢先、突然黒いフードを被った人達が塔の結界を壊しにやってきた。
え?何々、ロキア様あなたを救いに参りましたって!?
お引き取りを願いたいのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 02:00:00
4055文字
会話率:20%
すっごい美女と、すっごいクソ野郎と勇者召喚された時兎カイの職業はまさかの〈村人〉。罵倒されても、嘗められても、自分の職業を信じる! と、思っていたが、みんなむっちゃ優しかった。
でも、さすがに自分弱すぎ……となったカイは、村人の特徴をフルに
使って最強になる! って感じです。
結構本気で書くので応援よろしくします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 12:00:00
155720文字
会話率:63%
美園ユリナは日本で家族経営のカフェ店員をやっていた、平凡な日本女性だった。
しかし、ある日、運悪く見知らぬ通り魔に刺殺された。
そして気がつけばヴィジナード国王女、リリアーナ姫の体の中にいた。
魂だけ異世界に転移してしまった。
白百合のよ
うに可憐で、銀髪に青い瞳の麗しき姫の中に。
突如魔物の軍勢に襲われ、陥落した王都から、本来の体の持ち主のリリアーナは、王城にある秘密の抜け穴から山へ脱出した。
お供は護衛騎士二人、メイド一人、弟王子一人。
しかし、抜け道の出口は山の中で、そこにも魔物がいた。
騎士と王子により守られたが、騎士と王子が目の前で魔物と相打ちになって死んだ。
そのショックでリリアーナの魂も消えた。
魂の抜け出たリリアーナの体の中に、何故か入り込んでいた、ユリナの魂。
魂の転移先の国は、滅亡の危機にあった。
同じ異世界に来てしまった地球人がいるかもしれないと、痕跡を探して、救いを求めるユリナは、そこで超絶美少女の転生者と出会う事になる。
転生者の美少女の名はセレスティアナ。女神の使徒と言われる特別な存在だった。
一目見て、その圧倒的な可愛いさと美しさに魅了されたユリナ。
同じ日本出身者だと分かり、ますます側にいたいと思ったユリナは、どうしても側に仕えさせて欲しいと願い出て、王女という身分を捨て、リナとして生きていく事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-18 10:51:23
151120文字
会話率:43%
意外な抜け道、知っていますか?
最終更新:2022-09-20 04:21:07
444文字
会話率:50%
何かしらの災害があったらしい。
気が付くと周囲には誰もいない。
まずは『あの人』の安否を確認しなければ。
百貨店の設備員として働く『俺』は、知り尽くした館内の抜け道を駆使し、瓦礫を掻き分けながら『あの人』の元へ向かう。
これから
大きな惨劇に巻き込まれていくとも知らずに・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-05 22:10:26
6867文字
会話率:46%
ある林の、ある池には、水の異界が広がっている。
水の異界には水の精霊や多くの魚、半人魚・人魚・魚人・半魚人が住む。
鱸の村に住む半魚人のアドゥジャ・アォリは、水上に興味を持つ変わり者だった。
近いうちに旅立とうとしていた日、水の精霊や村の者
がいなくなる。
警戒状態の村から脱出する抜け道を見つけた時、いなくなった者達を探すため、そして水上を冒険するため、旅立ちを決め、自ら蓄えていた食料(まだ生きてる)を背負い、苔の道に踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 18:00:00
2629文字
会話率:15%
目覚めると何故か草原に寝転がっていた主人公
彼の人生は山あり谷ありというかエベレストあり奈落ありレベル
どうなっちゃうんだろうね
最終更新:2022-04-05 11:28:06
10791文字
会話率:83%
命を懸けたゲーム、延長戦開始!!
勝つのはどっちだ!?
死神と実の間で行われた命をかけたゲームは、実の死で幕を閉じたかに思われた。
しかし実はある抜け道を使い、間一髪で死の危機をかいくぐることに成功する。
だが、これもただの一時しのぎ
。
悠長に構えている時間はない。
延長戦に入ったゲームは、尚希と拓也だけではなく、蓮や紫苑たちも巻き込んでいく。
綱渡りだらけの異世界ファンタジー第5弾!
果たして、最後に笑うのは―――!?
※こちらの作品はシリーズものです。これまでのお話は、作品タイトル上部にある『世界の十字路』と書かれたリンクをクリックorタップしてください。
※2022年6月26日より「カクヨム」でも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 23:31:45
109151文字
会話率:29%
私は幽霊もUFOも見たことはない。あるのはこんな経験ばかりである。
昨年度までは自家用車を通勤に利用していた。雨上がりのある夜に出会った不思議な霧に関するお話。
最終更新:2021-11-16 22:00:00
1679文字
会話率:0%
自分で占いしてみたいなあ~、お手軽で難しくないやつ……お、これいいかも、オラクルカード。買っちゃお。
え?! 中古はだめなの? どうして買う前に教えてくれないんだよ~!
というひと向け。
最終更新:2021-08-24 09:18:34
3717文字
会話率:8%
異世界の公爵家の三男に転生したは良いものの、肝心のチート能力は無し。抜け道も無し。才能は皆無。しかも分割相続のせいで結構な規模の領土は相続するものの、その領土は倍以上の領土を引き継いだ長男次男が狙っている上、他の伯爵達も狙っている。人望もな
ければ戦闘能力もない主人公は、果たして相続した土地を守り切れるのか。※長男次男は優秀な上、人望も厚いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 21:00:00
204121文字
会話率:18%
東京のタクシー備忘録
キーワード:
最終更新:2021-06-28 01:29:16
295文字
会話率:0%
ハイシュテルン王国の第二王子リエルは正妃である継母に生まれてきたときから命を狙われていた。そして18歳の誕生日、叔父を使った呪いが中途半端にかけられ、女になってしまう。王女となったリエルを利用しようとする正妃や貴族院から逃げるための秘密の抜
け道で、リエルはその日運命に出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-17 07:00:00
9145文字
会話率:16%
純文学系選択肢学園ラブコメ!
他人との会話は勿論の事、右と左どちらに行くのか。階段を上るのか下るのか。それとも思わぬ抜け道が開けるか。人生は常に選択と空振りと出会いと別れとすれ違いと、だだっ広い真っ暗闇を歩かされている。
高校2年16歳
の彼は自分の見ている世界がどうやら他人とは違うことを理解していた。それはなにも自分に秀でた才能があるからというわけではない。ただ、選択肢が目の前に浮かび上がったのなら、その後の行動をあやふやに解決することが出来ず、必ずその選択肢の中から答えを出さなければならないこと。
「どちらでもない」「なんとも言えない」
そんな言葉を使うことは許されていない。"必ず"選択肢の中から選ばなければならない。
例えそれが間違った選択だったとしても、例え正解を踏みつけていたとしても、生きていれば必ず選ばなければならない。そう、例え、選択肢が見えていたとしても、結末はわからないのだから。
◯ブックマーク、評価の方ありがとうございます!
更新時間9時になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 09:00:00
89961文字
会話率:32%
ネイワーズ王国の王都セタンで暮らすルーリス・マーロウは、城の厨房でイモの皮を剥いていた。働き始めて三日目に王弟のベリオル侯爵による内乱により、城は制圧され、ルーリスは無職になった。
厨房から追い出されるときに、床の抜け穴から出てきたセル
マ王女と遭遇し、何故か一緒に城から逃げ出すことに。王女が選んだ抜け道で、『王国の守護精霊』ユーダミラウと出会い、ルーリスはうっかり精霊の加護を受け入れ、護衛騎士の頂点と言われる『精霊騎士』の任命を受けてしまった。
「せっかく守護精霊までついたのだから、王座を狙ってみようかしら」
「半分詐欺じゃないですか!」
侍女代わりに世話を焼きながら、ルーリスはセルマ王女と西の国境に向かった。その先に広がる無人の荒れ地を国土として独立宣言するセルマ王女に賛同する者は誰もいなかった。
「王座を狙うって、ここですか!?」
「お兄様と争う気はないもの」
しれっと言い放つセルマ王女の国造りのために、ルーリスは今日も奔走する――
***不定期更新です。***11/5 あらすじをちょっぴり直しています……内容に大きな変更はあありません***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 16:10:42
163455文字
会話率:58%
政府のコントロールにより、自由に愛の言葉を伝える術が失われてしまった世界。そんな理不尽な支配の壁を打ち破るべく、人々が抜け道として光を見出したのは、奥ゆかしい言葉の数々が並ぶ、文豪たちの文学作品だったー。
最終更新:2020-12-16 14:03:06
999文字
会話率:20%
事故物件クリーナーの小林 至(こばやし・いたる)の仕事は、自殺・事件・事故など、変死があった部屋に入って履歴をクリーンにすることだ。
告知義務は次の入居者に限る。
二人目以降は発生しない。
そんな抜け道を逆手にとり203号室に転がり込ん
だ至は初日から超常現象に遭うのだが、盛り塩を代用した味の素で「よろしく」と書いたり、パンダの赤ちゃんのもふもふ日干し動画を見たがったりと、なんだかこの幽霊変わっていて……?
ヒューマンドラマ+コメディ。
少々BL要素あり。
pixivにも掲載済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-20 04:49:28
7980文字
会話率:27%
――――僕は君の右腕だから。
五年前、神の子とされる神仔族≪ジ―クぞく≫と、反乱軍との間で戦争が起きた。異世界から召喚された四人の勇者によって勝利がもたらされ、ジ―クヴェルト王国は神仔族が、改めて統括することとなる。
反乱軍の者た
ちが主張していた奴隷問題についても、奴隷省と呼ばれる国家組織によって管理され、奴隷であっても、ある一定の権利を主張できるようになった。生殺与奪も主人の思いのままだったこれまでとは大きく変わり、奴隷であっても普通の人間と同じように暮らすことが許されるようになっていた。……見た目だけは。
異世界勇者達が勝ち取った世界は、実際には法の抜け道が多く、あらゆる奴隷はまだ自由を持てず、先の見えない暗闇の中に閉ざされていた。勇者達もまた、それぞれの理由によって奴隷制度を受け入れていた。そうして、問題を先延ばしにしたまま五年の月日が流れた。
ある男によって性奴隷にまで落とされた少女、フランツェスカ=ヒルデブランド。屈辱に震え、純潔を散らそうとした、その時……鮮血の雨が降り注いだ。冷たい牢獄の中で救いを求めた少女は、願い通り救われた。
ただし……彼女を救ったのは死神だった。
神を刈る死神……神死≪ディオ・モルテ≫、ヴァン=リベリオン。
吸血姫≪ヴァンピ―ロ≫の末裔、赤翼の吸血姫、クレア=アルカ―ド。
血の物語≪うんめい≫に翻弄されつつも、死神達は運命≪ものがたり≫を綴る――――。
*** アピールポイント ***
流行りの異世界転生チート物に飽きた方におススメです!
ダークファンタジー物としての鬱展開はもちろん、伏線を多く盛り込んでますので、ぜひ最後までお楽しみください。(すでに一話の時点で数章後のための伏線も隠してあります)
神を刈り取る死神と、吸血姫との血の物語≪うんめい≫を巡る物語。ぜひご一読ください!ブックマーク,感想、レビューもお待ちしております‼折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-25 21:00:00
135227文字
会話率:51%
城の抜け道を知って入った二人は…
最終更新:2020-08-10 11:20:36
641文字
会話率:50%