興奮と解放感を求めた先に…
--人のものを取ってはいけない
それは、誰もが小さな頃に教えられること。もちろん私も親からきっちりと教えられてきた。しかし、今、私はその教えを全く守っていない。
クッションから顔を離し、ぷはぁと息を吐いた
私は口元をだらしなく歪ませて、クッションのファスナーをジジジと開けた。口が開いた瞬間、押し込められていた匂いが微かに匂い立つ。それがまた私の口元を緩ませる。
開いたクッションの口から覗くのは、今日の戦利品。私のお気に入りの匂いがする、真っ赤なパンティと女児用のピンクの綿のパンツ。
そう。私は、筋金入りの下着泥棒だ--折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 15:00:00
8000文字
会話率:33%
「きみは戦利品にすぎない。物や土地、地位や勲章と同じだ。そういうものを愛することはない。そんな価値はない。そうだろう?側に置くことはあってもね。きみは、あくまでもそういう存在だ。ぜったいに愛することのない妻、というわけだ。表向きは、契約婚と
か契約妻と思われるだろう。だが、実際はそれすらにもならない。もう一度言う。きみは戦利品だ。それをけっして忘れるな。それ以外は、好きにするがいい」
「はい、殿下。承知いたしました」
わたしは、亡国の公女エリカ・デュトワ。国が滅ぼされてからというもの、数々の国の王侯貴族の間を戦利品としてたらいまわしにされている。今回はフェーブル帝国に勝ったベシエール王国の王太子に戦利品の一つとして贈られた。王太子レイモンド・ロランは、「氷竜の貴公子」と異名を持つ将軍らしい。おざなりの婚儀とパーティーの後、彼から非情なまでの戒めを叩きつけられてしまった。
ああ、そうなのね。そんなことは、もう慣れっこよ。だから、即座に了承した。
これまでは戦利品として分をわきまえ、従順で控えめにしていた。たぶんそれがいけなかったのね。どこの国や場所でも、あらゆる人たちに蔑まれ虐げられてきた。こんな人生、もうたくさんだわ。今回は、悪妻、悪女ぶろう。どうせ蔑まれ虐げられるのなら、強気にでた方がすっきりするにきまっている。
そんなふうに決意したすぐ後、レイという謎の人物に出会った。たいそう美しい顔立ちで強い彼だけど、うさん臭さ満載。関わってはいけないと思いつつ、どうしてもレイのことが気になってしまう。しかも、「戦利品だから、愛さない」と宣言したはずの夫(王太子)が、なぜか絡みまくってくるじゃない。
これってわたし、なんかヤバいことに巻き込まれてしまったんじゃないかしら?
とにかく、今回は悪女ぶって図太く生き残るのよ。
※全四十五話。ハッピーエンド確約です。かなりゆるゆる設定です。ご容赦ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 22:03:47
115722文字
会話率:22%
超弱小国の姫であるアイシャが、隣国の公爵に戦利品として要求される。
夫人にすると思いきや、養女になることとなり…
物事のスピードが早すぎて、アイシャが頑張る
近くて遠い恋愛です!
最終更新:2022-08-16 00:58:56
972文字
会話率:48%
柏陽女学院。そこはいわゆる上流階級のお嬢様達が通う、有名な女学院である。
両親共働きの低所得家計に生まれた長女の白峰瑞姫は、柏陽女学院が設けていた一般特待生枠に合格することができれば、卒業までの三年間に掛かる学費や諸費を免除してもらえること
から受験を試みていた。
そんな家族思いの受験を終えた彼女が、スーパーの特売で戦利品を獲得して帰宅すると、予想だにしていない現実が待ち構えていた。
「白峰瑞姫様でございますね。本日より貴女様のご帰宅される場所はこちらではなく、鶴ケ崎邸となります」
生活苦ながらも家族で支えあってきた日常は崩れ去り、突如として財閥の令嬢お抱えのメイドになることになった瑞姫。彼女が仕えるご主人様は、若くして財閥を率いるスーパーお嬢様の「鶴ケ崎嶺」であり、身の回りのお世話も基本不要なほど何でもこなしてしまう人物だったが、学院の高嶺の花と比喩されていた彼女には友達と呼べる人がいなかった。
自分が働きながら学院に通うことで家族に給料が支払われるからと、慣れない仕事とお嬢様のお世話に精を出す瑞姫。しかし、瑞姫は何故自分に白羽の矢が立ったのか、嶺の本当の思惑に気づくことができなかった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-21 12:33:15
10634文字
会話率:48%
……これから、どうすればいい?
話によれば、一〇〇〇年前の戦いで、俺は魔王を倒す事が出来たのだそうだ。 それはそれで俺の……人類の宿願だったのだから良かったんだろうが、今の俺には何も残ってないんだ。
勝利を共に喜び合う仲間も、愛する人も
。
ただ、一〇〇〇年の間に文明は驚くべき進化を遂げた様だ。 それはつまり、俺たちが魔王を倒して創り上げたものとも言える。
それだけは、俺に残された唯一の戦利品だったのかもしれないな………………って、進化し過ぎだろ!!
街の外観は超近代化してるし、なんか平均身長も伸びてる? なにより……みんな強過ぎだろ!! シャレにならん! このままじゃ……死んじまうだろ!!!!
これは、一〇〇〇年前に魔王を倒し、英雄として語られている伝説の勇者が未来へとタイムスリップし、悪戦苦闘する物語である……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 20:38:52
21103文字
会話率:37%
本能寺の変の最中、昭和天皇の要請に応じる形で織田信長は昭和十二年への転世を果たします。
350年の時を超え、信長が見た日本は、強国アメリカ、ソ連にさまざまな罠をしかけられ、しかも日中戦争によって焦土作戦の泥沼に引き込まれている状況にありまし
た。
天皇の依頼を受け、大日本帝国憲法の摂政の規定に則り、征夷大将軍として軍事と外交を総攬する幕府を率いることになった信長は、赤坂宮として日本へ伸ばされる国際的な陰謀を避けるため、日中戦争から撤収、軍を改革し、外交方針と国家戦略を一新します。
そんな時、ノモンハン事件が勃発、情報を探り対策を入念に練った関東軍はこれを見事に阻止、戦利品としてソ連軍の最新鋭戦車と、優秀な機甲師団指揮官を手中に収めます。
これを日本の産業構造を大きく変えるものとして活用した赤坂宮は、外交ではイギリスと英連邦諸国へと急接近を試み、国際社会における日本の立ち位置を好転させてゆきます。
アメリカ、ルーズベルト大統領の張る、巧妙な日本参戦シナリオを回避しながら、アメリカを日本にとって危険の無い国に改造していく、という赤坂宮の計画が着々と進められていきます。
第一巻は史実では真珠湾攻撃が行われる昭和16年12月までを、第二巻は昭和十八年、第三巻では昭和十九年を描いています。
日本の置かれた厳しい状況に織田信長はどのように立ち向かうのか。
戦国時代の知恵を戦前の日本に活かした信長の活躍をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-25 00:00:00
493172文字
会話率:25%
〜これは4聖人と呼ばれた、とある勇者の英雄譚の裏話〜
ダークエルフの少女、エミリア・ルイジアナは【死霊術士(ネクロマンサー)】だ。
彼女は、人類の横暴と『帝国』に抵抗する戦争のさなか敗北し、帝国の勇者に捕縛される。
だが、ダーク
エルフに目を付けた勇者たちによって、戦利品として囚われることになる。
しかし、彼女に飽きた勇者は、あっさりとエミリアを見限ってしまう。
そして、
勇者、賢者、神官、騎士から、死霊術に必要な『アンデッド』の呪印をズタズタに引き裂かれたあげく、家族をも惨殺されてしまうエミリア。
さらに、信じていた仲間にも裏切られ絶望の淵に叩き落とされる。
ドン底に落ちたエミリアであったが、裏切り者と勇者たちへの復讐を糧に最後の力を振り絞り、再び立ち上がった。
これは、どん底に落ち、魔族最後の一人となった少女が全てを蹂躙しつくすまでの物語。
弄び、蔑み、捨てられたダークエルフの少女は何者になったのか。
彼女を足蹴にした男たちが、何を生み出したのか───。
「その時」が来るまで、誰も知らない……。
※注※
序盤、胸糞展開!!!
だけど、その後はヤバいくらい爽快ッッッ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-23 17:16:44
141546文字
会話率:24%
数多の冒険者達を育成してきたS級鑑定士ロランが『冒険者の街』に帰ってきた。
彼は出張先であった『火竜の島』から数多の戦利品を持ち帰り、新たな名誉を『冒険者の街』にもたらすのであった。
こうして成功に終わった『火竜の島』での任務だが、彼の在籍
する『金色の鷹』には新たな問題が生じていた。
『金色の鷹』のレジナルド隊は、有望な冒険者が多数所属しているにもかかわらず原因不明の深刻なステータス低下に悩まされていた。
彼らの支援を命じられたロランは、培ってきた育成者としての手腕を発揮して部隊の立て直しを図ることになる。
『追放されたS級鑑定士は最強のギルドを創る』の後日談になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 11:13:36
11051文字
会話率:37%
日本国環境省が日本国の自然環境の防衛、そして野生動物の保護とその他生物多様性の確保を任務としており、これを達成するための必要最低限の実力として、旧自衛隊を発展的解消して創設された環境保全隊を保有していることは、誰もが知っている周知の事実であ
る。彼らは旧アメリカ合衆国から戦利品として入手したシャングリラ級大出力電源艦を以て、ついに異世界への扉を開いた。
そこは力ある者が他者を支配する帝国主義の世界――その片隅で弾圧され、いま絶滅の危機にある種があった。その名はセイタカ・チョウジュ・ザル(俗称:エルフ)。
日本国環境省環境大臣は「貴重な種が絶滅するということは、すべて死んでしまうということ。それだけは絶対に避けなければならない」とコメントし、セイタカ・チョウジュ・ザルの保護のため、保全隊の投入を決定した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 18:08:09
231727文字
会話率:32%
戦争に負け、その戦利品として捧げられることになりマーメル国の聖女であるメルル・ルシフォンは、はるばる海を渡ってセヴォン帝国へやってきたのだけど…慣れない旅路と、異国で暮らしていかなければいけない不安…ストレスが重なりに重なり、それは過食とし
て発散され…儚げな聖女と言われていたメルルは、数か月の旅路の中で体重は倍に膨らみ…見事な白豚聖女が誕生したのだった─「お前が聖女だと!!?俺を馬鹿にしているのか!!醜い白豚め!!即刻目の前から消えるがよい!!」セヴォン帝国の皇帝に追放され…挙句の果てに髭の親父に騙され、攫われ森に捨てられたメルルは黒猫面を被ったクロと名乗る男と出逢い─…「豚ですか?人ですか?──…じゃあ、僕のお嫁さんになりませんか?」白豚聖女と黒猫が織りなすラブコメディ──!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 18:05:19
32858文字
会話率:41%
主人公はニート。ステータスなどゴミ同然。適応力レベルMAXで現状をことごとく受け入れ、奮闘します。所持金170円のニートは何をする?
金がないのでダンジョンも作れない。武器もなければ家具もない。魔王自ら行商人として人間の村まで戦利品を売り
に出掛け……。
ダンジョンに現れる人影、慌てるニート。金がないので戦いの準備は進まない。
金を手にいれても使いきる。飯代もない。圧倒的に金がない。ダンジョンマスターはダンジョンに籠らず外を歩いて金を稼ぐ。
仲間の危機、短い間に苦楽を共にした死に行く仲間。現実は厳しく主人公に襲いかかる。力がないので助けることはできない。
込み上げる無力感に必ず復讐すると心に誓う。
この作品は「エブリスタ」からの転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 00:00:00
320133文字
会話率:37%
「王室の所有奴隷イスハル解放のための身代金の支払いを、王国の次期王位継承者、ヴァカデスの名において拒否する!」
王家に仕える奴隷、イスハルは無能な王子の代わりに負け戦のしんがりを務め、全軍を撤退させる大功を立てた代わりに敵対する獣氏族
の捕虜となる。
金を惜しんだ無能な王子に見捨てられたイスハルだが、彼の身柄を欲したのは敵の獣将姫ことレオノーラだった。
「これであなたはわたくしのものですのよ、イスハル」
一方王子は身代金を支払わずに済んだと自画自賛していたが……帰国した彼を待っていたのはイスハル帰国を待ち侘びる王だった。
そしてたった一人の奴隷によって支えられてきた国家は、次第に崩壊していき……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-17 18:31:20
24240文字
会話率:33%
ある日、魔王は見つけてしまった。
運命の相手に。
だが、その少女は異世界人だった。
けれど少女は様々な偶然が重なり、魔王と敵対する国へと召喚されてしまった。少女は聖女として崇められ、魔王はそんな少女を連れ去るために躍起となっていた。
五年
後。
二つの王国で不定期に起こっていた戦争を利用して、魔王は聖女を戦利品という名目で連れ帰ってくるものの、いざ目の前にすると素直になれず言いたいことが言えなかった。
本心を知らない聖女と素直になれない魔王のすれ違いラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-10 03:33:15
3458文字
会話率:42%
世界が海に沈んだ世界で人類は船での生活を余儀なくされていた。そんな世界でΩの僕は、海賊の戦利品として海賊の船に乗せられ、αの男と出会った。
BL創作サイト『BLove』様で開催された第3回短編小説コンテストテーマ『世紀末』の応募作品です。
新人賞をいただきました! これも皆様のおかげです! ありがとうございます!
https://blove.jp/contest/result/id=3
https://blove.jp/novel/210080
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 22:33:21
14425文字
会話率:42%
網棚の上に、それはいる。
人身事故の現場からかすめ取った戦利品を手に手に携え、そいつらは終電で、この終点駅へ帰ってくる。
これはそんな不気味な存在を、波長の合う折にだけ見る「私」の話。
「私」が、終点駅を利用しなくなるまでの、至極短い
物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 10:00:00
3359文字
会話率:5%
自由商人ベルダネウスと、その護衛兼使用人の精霊使いルーラの物語第6弾。
盗賊塩土団の戦利品を買い取るべく、岩塩の取れる町サルードを訪れたベルダネウス。そこは脱獄犯たちが逃げ込んだとかで、衛士隊がいつもより厳しい監視をしていた。
塩土団
の頭ファブリックから、脱獄犯の1人で自分の息子ソルスを町の外に連れ出すよう依頼を受けたベルダネウス。だが、ソルスは他の脱獄犯から「お前は父親に見捨てられたんだ。お前をこの町から追い出そうとしている。父を倒してお前が新たな頭になれ」と吹き込まれていた。衛士隊の包囲網が迫る中、ベルダネウスはソルスを無事脱出させられるのか。そして彼を焚きつけた脱獄犯達の正体は?
※今作は時系列的には春の初め。「遺産遊戯」の後の話になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 13:00:00
53168文字
会話率:47%
18年に渡る戦争の末、フロウ王国はライティア王国に降伏した。
その戦争の講和条約には、何故か戦利品として、「イグニス公爵家の娘」をライティア王国第1王子、アレンの婚約者とすると記載されていた。
イグニス公爵家の娘の1人は、国1番の美少女と
言われるリリアン、もう1人は、イグニス公爵家で侍女として働くユリアだった。
今は亡きユリアの母は、王族の出身だったが、望まれない子を宿し、王より頼まれた男爵家の次男であった今のイグニス公爵が、公爵の爵位と引き換えに結婚したという。
それ故、イグニス公爵家では、娘として見られておらず、ユリアは、侍女をしていた。
フロウ王国の第1王子を射止めたリリアンは、人質同然の婚約者の立場になるライティア王国へ行くことを拒否。
リリアンの提案により、ユリアがライティア王国へ向かうことになった。
ところが、ライティア王国へついて1か月しか経っていないのに、ユリアは、アレン王子から、婚約破棄を言い渡されて‥‥‥。
※R15は、念のためです。全体的に、ちょっと天然の主人公のほのぼのしたお話です。
※6話完結の短いお話です。
⇒(6/26追記)すいません。エピソードを付けたした為、7話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 19:00:00
39628文字
会話率:25%
成人の儀式により他の惑星にて戦利品を奪うべく旅に出たヴァルデミアン。
彼が選択した狩場は儀式及び初心者向けの惑星である地球であった。
恵まれた出自による上級装備を持ち、余裕の面持ちで旅立ったが、到着した
その場所は地球ではなく異世界だった。
宇宙クラスのハイエンド装備で中世異世界に降り立つヴァルデミアンを待つ
冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-10 12:25:41
84248文字
会話率:36%
俺の名前はコウ・ユージン。
フリーの宇宙傭兵をしている、21歳のノーマルな独身男だ。
つい先日、日課の小規模な宇宙海賊退治をこなした俺は、たまたま良い戦利品(レアメタルなど)が大量に手に入った。その売却益もあって、ついに念願だった最
新鋭の多目的小型宇宙船(NAKADA社製-N791-Asuka)を手に入れた。
色々な準備を済ませた俺は、意気揚々と初出航に乗り出したのが今日だったのだが。
頼れる相棒、最新鋭の宇宙船とAI『飛鳥』のサポートと共に、俺達はいざ宇宙へと飛び立ち順調に宇宙航行を楽しんでいた筈だった。
――予期せぬ航行トラブルにより、俺は未知の惑星へと緊急不時着すると、そこはまだ未発達な文明レベルの世界。
所謂『剣と魔法の世界』(ファンタジー)だったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-30 18:47:07
16815文字
会話率:57%
十八歳という若さで不運にも命を落とした青年・湊ユキ。
新人研修中の「神様」の凡ミスで本来の生まれ変わり『転生』ではなく、そのままの記憶や体で異世界に転移してしまう。
転移した世界は『完全実力主義』のゴリゴリ体育会系ファンタジー。
魔力ゼロ、
喧嘩経験ゼロのユキが生きる為に下した選択は【バイトの廃棄で生計を立てる】。
「な…なんでお前の様な落ちこぼれがこんな魔剣を所有しているのだ!?!?」
「それ一応『聖剣』の部類に入りますよー」
「せ…せっ…聖剣!?!?嘘をつくな!!」
「バイト先の素材廃棄で生成しましたー」
「……ありえん盗んだな!遂に犯罪に手を染めたか!」
「ユキをいじめるなー。がぷっ」
「痛っ!なんだこの女の子は?」
「あっその子キメラですよー」
「キ…キメラだとぉー!!」
「ちなみにレベル100近いので気を付けて」
「………………………………………」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 18:00:00
16150文字
会話率:49%