かつてタナカ・イチローはこの異世界パレードへと転生してきた。
それから十年。
この世界を巡り、国を救ったり魔王を倒したり大切な人を亡くしたりしたイチローは絶望した。
異世界なんてクソだ! 頼むからオレを元の世界に戻してくれ!
そう叫びながら、故郷への帰還を目的に旅を続けるイチロー。
それから十年。
この世界を巡り、国を滅ぼしたり魔王を助けたり生意気なガキを拾ったイチローは遂に異世界からの帰還を成就させる。
こうしてタナカ・イチローの異世界転生は終了した。
ただし転生者を失おうともパレードは続く。
遺された国々が、刻まれた足跡が、命ある人々が物語を紡ぎ続ける。
物語の続きはイチローが消えた地、グリント大迷宮八層に佇む一人の少年から再開される――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 19:08:46
120484文字
会話率:27%
俺の名前は、白川誠司。17歳の普通の高校生だ。平凡に暮らしていたある日、目の前で誘拐事件に遭遇した。可憐な小学生の女の子が、黒ずくめのムキムキスーツの男たちに車に連れ込まれそうになっていたのだ。固まる俺に、女の子が小さな声で言った。
「た
、助けて…。」
思わず手を取ると走り出す俺。
追いかけてくるムキムキスーツ。
「おい、下僕。手がヌルヌルしていて気持ち悪いぞ。」
可憐な見た目とは正反対のクソ生意気なガキ。
俺は、これからどうなるんだ!?
これは、街の中を全力疾走しながら誘拐事件に立ち向かう勇敢な高校生のお話…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 19:35:02
39118文字
会話率:42%
太古の森を守る東の森の魔女マジュカの元に、お供を連れたカチュリナ王国の第一王子グレンがやって来た。
まだ十歳のグレンは、まあまあ可愛らしい顔立ちをしている。
少し位話を聞いてやっても良いかと思ったのも束の間、口を開いた瞬間可愛げのないクソ
生意気なガキへと変貌する。
時間の無駄だと判断したマジュカは、無視をして家の中に入って行った。
しかし、諦め切れないグレンは、マジュカを追って家に入って行く。
こうして二人の出会いは始まった。
東の森にグレンが通うようになって、六年の月日が流れた。
子供から大人へと成長したグレンと、ずっとグレンを見守って来たマジュカの関係にも、変化が訪れる。
ある日グレンは、マジュカに城で行われる舞踏会に出て自分と踊って欲しいと頼み事をする。
しかしマジュカは世捨て人の魔女。
それは嫌だとお断りをするのだが、グレンのおねだりには勝てそうにない。
太古の森を守る最強の魔女は、グレンの頼みを断り切れず、連敗記録を更新していくのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 12:00:12
194650文字
会話率:34%
皆さんが充実してたとき、一生懸命だったときっていつだろう。私は小学生のとき。
小学生のとき、あるきっかけで私はうるさいガキからクソ生意気なガキになった。
これはほぼノンフィクションの、私と教師のケンカの日々を面白おかしくつづったものである。
最終更新:2020-08-15 08:03:58
38225文字
会話率:13%
自由商人ベルダネウスと、その護衛兼使用人の精霊使いルーラの物語第6弾。
盗賊塩土団の戦利品を買い取るべく、岩塩の取れる町サルードを訪れたベルダネウス。そこは脱獄犯たちが逃げ込んだとかで、衛士隊がいつもより厳しい監視をしていた。
塩土団
の頭ファブリックから、脱獄犯の1人で自分の息子ソルスを町の外に連れ出すよう依頼を受けたベルダネウス。だが、ソルスは他の脱獄犯から「お前は父親に見捨てられたんだ。お前をこの町から追い出そうとしている。父を倒してお前が新たな頭になれ」と吹き込まれていた。衛士隊の包囲網が迫る中、ベルダネウスはソルスを無事脱出させられるのか。そして彼を焚きつけた脱獄犯達の正体は?
※今作は時系列的には春の初め。「遺産遊戯」の後の話になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 13:00:00
53168文字
会話率:47%
あの喋らない野郎が、普通に喋っていた時代のお話………って書いたら大層だけど、要は、本編の何年か前の話というだけのこと。
十歳です。かわいいですねー。
でも、すでに生意気なガキですねー。
※何年も更新忘れてましたが、本編が進まないので、
気休めに更新させていただきます(笑)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-10 02:04:06
23122文字
会話率:48%
僕はある日、学校帰りに、昨日よりも気になった看板に足を止めた。
『夢聞き屋』その看板の不思議な力のようなもので、いつの間にか
僕はそこにいた小生意気なガキから、僕に必要な勉強にもなるから
と、そこで手伝いをしないといけない流れになってしまっ
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-13 19:15:01
13414文字
会話率:14%
あたしのお母さんは口が悪くて気が強くてぶっきらぼうだけど、それでも優しくて、強い。
とてつもなく正直に言うとあたしは母が大好きだ。
女手一人であたしを――こんなクソ生意気なガキを根気よく育ててくれた。
当然衝突はあった、もちろん喧嘩も
たくさんした。
それでも最後には必ず仲直りしていた。
多分、あたしは恵まれているんだろう。
だからあたしは、黒い幻覚を捕まえることにした。
もう二度と、母はその幻覚を見ないように。
そして多分、あたしが知りたいことを知る為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-30 21:00:00
22836文字
会話率:35%
俺、音葉 桐生はある日、少年に声をかけられた。
「泣いて喜べ! お前は選ばれた!!」
第一声がコレである。なんだこのくそ生意気なガキ。って思う俺は悪くないと思う。しかも、最強で最強で最強のとやたらと最強最強煩いが力をくれてやるから自分を崇め
奉れと言ってきた。
だから俺は、思いつく限りのチートを上げるとそのガキンチョは「一柱でそんな事出来るわけないだろ!」というような事を言ってきたので、じゃあみんなでやればいいじゃないかと軽い気持ちで言ったら……。
異世界へと連れて行かれ、複数の神の前に立たされていた。
どうやら夢や幻でもなく、俺は複数の神の加護を受け、神さま達を崇め奉る存在、教祖となっていた。
人気や大した力の無い神々の……。っていう注釈がつくがな。
あと五十年で信者十人を揃えろっていう、「なんで今までそれが達成出来てないんだ!?」って言わずにはいられないくらい神々が溢れる異世界にて、俺は布教活動を始める事となる。
「……とりあえず、冒険者ギルドを作ろう」
これは、異世界のクセして冒険者ギルドがないのが許せない日本人が、ギルドを作りつつ金儲けをし、ウハウハしながらも、ハーレムだけは絶対に無いという一部悲しい思いをする男の、つまり俺の物語である。
布教? 追々な。
※残酷な描写あり R15は念のためのタグ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-13 08:00:00
213957文字
会話率:53%
我が儘でお坊ちゃま社長(社会人)が妙に大人びた所のある面倒が良い甥(小学生)の面倒を見る(見られてる)話。
焼かれ続けて若干痛む目を開けば、向かいの窓のカーテンを開け、わざわざ隣へ来て顔を覗き込みながら寝ぼけた台詞へと嫌味なくらい細かい説
明をしてくれる甥、羽輝(ハネテル)の姿が映る。
血縁上は甥だが、美しいとか美形と持て囃された姉やリュウとは全く似ておらず、金髪も翡翠のような瞳も持っていない父親似の黒目黒髪でとても生意気なガキの面をしていた。
「早く起き上がってそれ飲んじゃってよ。そんでベッドから出て顔洗って食卓についてくれないと子供だけで火とか、使っちゃいけないんだからいつまでも朝ご飯作れないだろ。オレもうお腹ペコペコだよ」
そして誰に似たんだか口うるさい。
「ホットミルクなんてそんな家畜臭いものは嫌いだ。コーヒーか紅茶にしろ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-23 21:19:12
4219文字
会話率:41%
最愛の妹を事故から助けた主人公は、気が付けば見知らぬ草原へ。
しかも、目の前には生意気なガキ(自称神)がいらっしゃる。
しかーし! そんなことどうでもいい!! つーか最愛の妹はどうなったのよ!?
え? そもそも俺死んでる? 妹に会え
ない?! 転生させてくれる? しかも、以前までプレイしていたゲームキャラと同等の能力もくれるって。
ふむふむ。つまり、ああしてこうすれば……。
元の世界の知識と主人公のチート能力を駆使して、剣あり、魔法あり、魔王ありの世界で重度のシスコンが織りなすラブコメ?ファンタジー。
※作者が初心者なので、温かい目で見守っていただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-25 03:59:34
54850文字
会話率:33%
基本読切形式でのシリーズです。
高校2年の夏休み、東京の祖父の家で拾った鈴には女の妖怪?が付いていた。その妖怪は俺に「名前を付けて、式神として使役して欲しい」と言ってきた。それが、幽霊とか人ではないモノが見える秋月海と、式神ミソカとの出会い
だった。1話「スマイルの値段」
ミソカの双子の弟、ツゴモリ。こいつも生意気なガキだった。いや、俺も充分ガキだけど…。踏切で助けた女子高校生が持ち込んだ頼みとは…。2話「夏の日の出来事」
無事に大学に合格したカイがナンパされた…?3話「オカルトな彼女」
春野が何かに襲われた。ツゴモリと後を追った俺は…4話「桜咲き、桜舞う」
同級生の大川が上京してきた。カイを尾けるその訳は?5話「過去からの来訪者」
※私事で急ぎ完結させる事になってしまい、中盤~後半が急いだ感じになっていますが、何とか完結させる事が出来ました。いつか、これをシリーズ化するとしたら、これは「秋月海」編となるのでしょうか?しかし、これのヒロインは誰でしょう?結花?春野?それとも、明日花?やっぱり、ミソカですね。彼女らをもっと活躍させてやりたかったです。で、他に女の子目線で書くとしたら、きりかが書いてみたいです。
あ、最後に孝之は大学に戻りますが、カイは京都の大学に入る事になるのでしょうね。春野は会社を辞める事になり九条家に入りそうですね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-09 21:34:44
101517文字
会話率:47%
おバカなのは認めよう。タンジュンなのも、認めよう。うん。
そして、クソガキがあたしよりよっぽど頭良いもの認めよう。
でもね?
だからってクソガキにイヤミったらしくばかにされる覚えはないわよ!?
おバカなあたしと、年下のクソ生意気なガキと
の攻防戦。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-15 23:15:13
3982文字
会話率:33%