貧乏故に金持ち貴族に雇われて婚約者のふりをして、そこの貴族令息が深く考えずに付き合っている恋人と別れさせるようにと指示を受ける。
言葉のみでの説得をと言われているので、切々と貴族としての常識と法律を言い連ねても、夢物語ばかり語る。
相手に嫌
味を言ったり、男の方に極々普通のことを言うが響かない。
ある日、庭で美味しい茶を飲んでいると恋人が荒ぶった様子で突撃してきて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 11:42:20
4448文字
会話率:22%
久しぶりのデートで浮かれてたら電車内で恋人が後ろから面倒くさい絡み方してきた
最終更新:2024-12-14 18:35:05
2941文字
会話率:43%
瀬奈は社会人になってから、イケメンの真に惚れ込み、告白して付き合うことができた。それから4年、彼の結婚を願っていたが、真は一向にその気がないようだ。せめて実家に挨拶に行ってと頼んだが、けんもほろろに断られ喧嘩となる。
お盆に一人で帰省した瀬
奈は、幼い頃に庇ってくれた幼馴染に会う。
できる男になった幼馴染を意識する瀬奈に対して、真はうるさい恋人がいなくなった隙にと、女遊びを繰り返すが、事件に遭い、瀬奈のことを思い出す。
クリスマスイブに会う約束をした二人の結末は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 16:50:53
6387文字
会話率:24%
あらすじ
七条鷹矢と七条菜々子は義理の兄妹である。
幼少期に七条家にやって来た母娘は平穏な生活を送っていた。
一方、家系として厳格のある七条家は鷹矢の母親が若くして亡くなり、
七条家の勢力も一気に弱くなり、鷹矢の父親はようやく落ち着きを取り
戻し、
生前、鷹矢の母親の意志などを汲み取り再婚し、菜々子の母親と結ばれた。
どちらも子持ちと言う状況の中、年齢がほぼ同じであった鷹矢と菜々子は仲も良く、
自他共に認める程であった。
二人が中学生であったある日、菜々子は鷹矢に告白をした。
菜々子はこの仲が良さを恋心である事を察していた。
一方、鷹矢は義理とは言え妹に告白を受け、戸惑いを隠せずにいた。
だが、鷹矢も本心は菜々子に恋心を寄せており、二人は無事に付き合う事となった。
両親に悟られない淡い恋の行方・・・
これからも二人で一緒に・・・と考えていた鷹矢は一気に絶望の淵へと立たされてしまう。
学校が離れ離れになったと同時に、菜々子は寮生活をする事となり、自宅へは戻って来ない事を告げる。
高校生となった二人は別々の道へ歩んでいく事となったが、心は繋がっていると信じていた。
だが、鷹矢は連絡が取れなくなった菜々子を心配し菜々子の通う学園へ向かう。
そこで見た光景は!?
そして、遂に菜々子からの連絡で鷹矢は菜々子に別れを告げられてしまう。
鷹矢も新たな恋人が出来て順風満帆に見えたのだが・・・
何年かの後、鷹矢のクラスに転入生がやって来た。
グラビアアイドルである一之瀬美亜と言う人物だった。
だが、一之瀬美亜の正体は!?・・・
驚くべき状況が立て続けに鷹矢の身に降り掛かり、
手に負えない状態に!?
鷹矢の恋路の先は!?
鷹矢の現彼女である莉子は!?
そして、鷹矢を振った菜々子は一体!?
淡いNTRラブコメディーここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 17:37:47
106794文字
会話率:48%
アタシ、灰園小百合は記憶喪失だ。
自分のことも、家族のことも、友達のことも何も覚えていない。
けど、そんなアタシには恋人がいた……らしい。
リリィ・金恵・フローレスという、美しいガールフレンドが。
最終更新:2024-12-05 23:52:20
32306文字
会話率:39%
『どっちに先に恋人ができるか競争しようぜ!』
夏休みに開催された中学の同窓会で好きな人にそう宣戦布告された木綿花は頭を抱えながら二学期の始業式を迎えた。ゲームに負けた方は勝った方の惚気を聞くことが罰ゲーム。頼りにしていたクラスメイトは
夏休み中に恋人ができてしまい、途方に暮れる。
「「「王様だーれだ!?」」」
「7番と15番が、偽物の恋人になって、期間限定で付き合う〜〜!」
そんなおり、自習時間に行われた王様ゲームで、木綿花は校内一有名人の白雪理仁と期間限定の偽物の恋人として付き合う命令が下された。周囲からの猛反発があり、その話は流れたと思いきや、理仁から改めてお願いされる。
「偽物の恋人になるってやつ、本気で考えてもらえないかな」
王様ゲームから始まる高校生の恋物語。
本物の恋になるまでカウントダウンスタート。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 17:20:11
32022文字
会話率:47%
クライミングローズ家の若き天才令嬢・カレンは何者かに永遠に眠り続ける呪いのような魔法をかけられてしまった。
己の身に危険が迫っていることに気づいていたカレンは、自身が活動できない状況に陥った際に発動する魔法を使っていた。自分以外の自分……
すなわち異世界のカレンを体の中に召喚し、自分の記憶を引き継いだ異世界のカレンによってかけられた魔法を解こうと考えていたのだ。
しかし、カレンの魔法は不完全な形で発動してしまう。召喚は異世界のカレンが眠っている間だけという制限に加え、記憶は一切引き継がれなかったのである。
召喚された異世界のカレン……合歓垣花怜は素直で大らかな心優しい派遣OL。しかし頭脳労働はからっきしだった。
魔法を自力で解くことはできずとも、魔法をかけたものを探し出して解かせればいい。カレン(花怜)はカレンの友人エドワードと共に犯人捜しを開始した。
手がかりは周囲の証言、写真、そしてカレンの日記。
日記からカレンには秘密の恋人がいたこと明らかになるが……。
蔓薔薇が絡みつくのはカレンを取り巻く深い憎悪と痛切な情愛。
心優しき薔薇令嬢。彼女を狙ったのはいったい誰なのか。
切れ者のエドワードと共にポンコツ令嬢となったカレン(花怜)が謎に挑む。
短編~中編の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 00:17:27
58634文字
会話率:60%
クリスマス前なのに、彼女から別れてと言われる。一人になった男は、中古車販売店のショールームに飾られた古いジムニー「サンマル」に恋をしたかのように購入してしまう。
キーワード:
最終更新:2024-12-04 20:50:34
4947文字
会話率:38%
吾輩は雪見大福である。
白い猫である。
人間たちは吾輩をメインクーンなどと分類しているらしい。
アライグマのような乱暴者と同一視されるのは、甚だ遺憾だが理知的で心優しい猫として、寛容な心で許そうと思う。
そんなことより吾輩は憂い
ていた。
猫飼い主達の結婚状況を憂いていた。
ほんの少し身体が丸くなったせいで、飼い主からオヤツのちゅーとろが貰えないことを憂いていた。
それもこれも飼い主が落ち込み気味なのが悪い。
残業帰りのお疲れモードでも優しい飼い主だが、お酒が入ると「出会いがない」と嘆く日がある。
仕事は充実しているらしい。
花形の秘書課などと呼ばれる組織に配属されて、氷帝と呼ばれる若きイケメン社長という推しのそばで仕事できて嬉しいと言っていた。
正直、飼い主がなにを言っているのかわからん。
職場に出会いがあるではないか。
吾輩はそう思うのだが、社長とやらはあくまで観賞用らしい。
仕事が出来すぎて、自分にも他人にも厳しい。
ミスで叱責や詰問されることなどはない。
けれど優しいわけではない。
なんでも無言で人を見限り、他の部署に飛ばすのだとか。
そのため氷帝とやらが社長になってから秘書課は入れ替わりが激しいらしい。
飼い主が秘書課に配属されたのもそのおかげだとか。
人間とは大変である。
飼い主の愚痴が増えたのは先月の誕生からだ。
どうも人間社会では25歳を過ぎればアラサーという呪いにかかるらしい。
いくら仕事が充実していようと、恋人がいないと焦燥感に駆られて悲しくなるのだとか。
人間とは複雑である。
ちなみに吾輩のちゅーとろが減ったのはその前からだ。
飼い主が吾輩を見て、深刻な表情で「ダイエットさせなきゃ。私も一緒に頑張るから」などと言い始めたのだ。
人間とは失礼である。
そんなとき吾輩は知ってしまった。
家を守っているときに、適当にテレビ番組をつけていて知ってしまった。
人間は猫を飼うと結婚しないらしい。
なんと犬を飼うよりも結婚しないらしい。
これは家猫として看過できない問題である。
このままでは家猫の地位が危ない。
飼い主の婚活を促進しなければ。
こうして吾輩は外に出て、電車に乗り、飼い主の会社に向かった。
そして現在、吾輩は社長室で氷帝と対面している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 11:00:00
32132文字
会話率:30%
18歳の誕生日を迎えたその日、私は異世界へ召喚された。聖女として。聖なる力・聖力《せいりき》を使って魔物の毒や瘴気を祓ったり結界を張ったりできる聖女は、召喚されたカーマイン聖王国では大層敬われるが、一方で聖力は制御するのが難しい力でもあった
。聖力を使いこなすためには、王族のみが持つ神力《しんりき》の力を借りる必要があったが、横柄な態度で私を従わせようとした王太子相手に、コントロールどころか力を暴走させてしまう。聖女の心の安寧こそが聖力の安定につながり、魔を祓い大陸を守ってもらうためには聖女を大切にしなければならないと言われている世界で、王太子の次に私の前に現れたのは、忘れられた王女・レスリーだった―――。消えないトラウマを抱えたまま日本から召喚された少女と、王位継承権を持たない愛妾の娘として、ひっそりと生きてきたレスリー。2人が親愛の関係を築きつつ心と身体を回復させながら、国にはびこる歪みをも正していく物語。※ガールズラブではありません。時間はかかりますがヒーローも出てきます。ヒロインの生まれが不幸で虐待場面等が出てくるためR15とします。シリアス展開です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 22:57:52
234355文字
会話率:53%
男爵令嬢のフィノア・オネットは父の領地経営の失敗で家が窮乏したこともあり、同じく男爵家のリューデ家に養子として迎えられ、フィノア・リューデとなった。
この一件は世間的には美談として扱われるも、フィノアはリューデ家の面々から毎日のように虐げら
れることになった。
数年が経ち、フィノアは家で冷遇され、夜会に参加することすら許されない日々を送っていた。
しかしフィノアは貴族としての誇りを失わず、町で“まるで夜会に来ているように振る舞う”ようになった。
最初こそ奇異の視線で見られていたが、やがて彼女は町の人気者になっていく。
そんなある日、フィノアはエリオスという青年と知り合う。
二人は交際する仲になるが、フィノアはリューデ家の仕打ちのせいでせっかくのデートにも遅刻するようになってしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 16:35:23
14140文字
会話率:40%
本作は「カクヨム」でも宙色紅葉の名前で投稿しています。
今回は恋人とイチャつきたくて悶々とした時間を過ごしている主人公の家に、仕事等で疲れきった恋人が遊びにやって来る話です。
のんびりとしたイチャイチャラブコメです。
よろしければ読んでみて
ください。
なお、本作はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 19:57:21
6940文字
会話率:31%
本作品は「カクヨム」でも宙色紅葉(そらいろもみじ)という名前で投稿しています。
「後で洗い物する詐欺」を繰り返した彼氏を叱ったらケンカが勃発し、ぽこぽこと怒っていたものの、夜中にひっそり甘えてくる姿が可愛くて……という、彼氏が大好きな女性の
話です。
コメディ要素強めな甘いラブコメで、フィクションです。
おまけ
構想段階では主人公が男性、恋人が女性だったのですが、夜中にコソコソと無言で抱き着いてくる成人男性(ガタイがいい)をどうしても書きたくなり、魔が差して性別を入れ替えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 21:00:00
3617文字
会話率:7%
陽一は今年31歳になる恋人居ない歴イコール年齢の冴えない男。変わり映えのしない退屈な毎日を過ごしていた。
そんなある日、同じ境遇の親友マサヨシにとうとう恋人が出来てしまう。
親友に対する悔しさと嫉妬で風俗に行く事を決意するが…
最終更新:2024-11-27 14:26:43
10157文字
会話率:24%
なんてことないどこにでもいる普通の高校生
栄渡 晴政(えど はるまさ)には彼女がいた。
しかしその恋人が晴政の父と交わっている所を目撃してしまう。しかも晴政の部屋で。
挙句DV彼氏扱いをされ家族は敵に、学校でも肩身の狭い思いを
することになるが、意外と味方はいるようで…。
※この物語はフィクションです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 10:50:48
101144文字
会話率:37%
その男の人生は平凡だった。
何のイベントもない、ただ働いてお金を稼いで生きるだけの生活。
友人達と愉しく騒ぐことも、恋人が出来て恋愛することもない。
ただ生きて、ただ死ぬだけの人生。
『死にたくねぇなぁ』
その一言を残して死んだはずの男に、
彼の人生で初めての奇跡が起きた。
そうして手にした異世界での第二の人生で、彼はチートスキルを駆使して商人として生きる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 00:00:00
119600文字
会話率:17%
岸本和樹[きしもと/かずき]には恋人がいたのだが、ある日の放課後。その恋人から、罰ゲームとして付き合っていた発言をされ、フラれてしまったのだ。
現実を受け止めきれない和樹が帰宅するために一度教室に立ち寄った際、学園一の美少女な稲葉玲奈[
いなば/れな]とバッタリと遭遇する。
実は玲奈は、エッチな上に爆乳であり、その秘密を知った和樹は責任を取るために付き合う事になったのだが――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 16:31:21
107663文字
会話率:48%
高校二年生の夏の季節。
恋人のいない難波啓介[なんば/けいすけ]は、夏休みに向けて恋人が欲しいと思っていた。
そんなある日の事。隣の席になった、ビッチだと噂されている美少女――月見里莉子[つきみさと/りこ]から付き合ってほしいと言わ
れた啓介。
もしかしたら、恋人として色々なことが出来るかもしれないという願望を抱き、莉子と付き合う事となったのだが――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 14:35:15
11194文字
会話率:31%
高校二年生の黒川大智[くろかわ/たいち]には恋人がおらず、いつもと変わり映えのしない日々を送っていた。
恋人が欲しいと思っていたが、なかなか好きな子に想いを伝える事が出来ずにいたのだ。
そんなある日の放課後。大智は自分が写った写真を
見つけ。それを所有していたのは、クラス委員長の佐久間愛奈[さくま/あいな]だったのだ。
彼女はその写真を誰にも見られたくなかったようで、口封じのために、大智は愛奈と付き合う事になり――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 13:48:50
21677文字
会話率:33%
27歳のアンは不治の病にかかる。命が助かる唯一の方法は、自らのクローンを作りその臓器を移植することだった。だがそれはアンの身代わりに、クローンの命を犠牲にすることでもある。アンは夫のジョーと悩んだ末に、自分のクローンを作ることを決める。
そして20年後、47歳になったアンの病状は悪化し、クローンからの臓器の移植手術をする日が迫っていた。ジョーは、アンのクローンが実在するのかを確かめるため、クローンの研究施設へ行き、そこで19歳のクローンのアンが実在することを確認するが、同時に彼女の美しさに心を奪われてしまう。
その後、ジョーが自宅に帰るとリビングで妻・アンが倒れていた。ジョーは車を呼ぼうとするが、アンを病院に連れて行けばクローンのアンの命が奪われてしまうことになる。
結局、ジョーは車を呼べずに妻・アンを見殺しにしてしまう。
その後ジョーはクローンのアンを施設から引き取り一緒に暮らすが、彼女は心を開いてくれない。クローンのアンは、施設で一緒だった同い年の恋人を思い出しては一人で涙を流していた。
そんな時に、クローンのアンは自分が臓器提供のために作られたクローンであること、さらには施設にいる恋人が、ジョーのクローンである事実を知り衝撃を受ける。
ジョーは妻・アンがクローンを作った際に、医師から勧められ自らもクローンを作っていたのだった。そして心臓の悪いジョーは、時折り起こる発作を薬で抑えながら、クローンのジョーの心臓を自らへ移植する手術を明後日に控えていた。
このままでは恋人の命が奪われてしまう。全てを知ったクローンのアンは、恋人であるクローンのジョーを救うべく、手術前日に救出作戦を実行するのだが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 15:59:24
31395文字
会話率:43%
雑踏の街中を歩き、フッと気配のようなものを感じた真悠子。
青年だ。
ごく普通の風体。
それがどうして目に留まったか?
……と思う間もなく青年の姿が掻き消える。
文字通りいなくなる。
が、青年の周りにいた人たちは気付かない。
いったい何が起こったんだ?
真悠子がそう思うのと背後から肩を叩かれるのが同時。
ついで、
「ふうん、ぼくが見えるんだ」
と謎の青年の声が聞こえ、青年の答が真悠子の質問に先行する。
サトリの化け物? 真悠子は思うが青年は否定する。それが青年と真悠子の邂逅だった。/真悠子の家族は両親と兄それにデブ猫のタビスケで、兄には恋人が、また真悠子にも恋人(爽人)があった。その爽人の部屋で真っ赤に染まった朝焼け空を見たのが今回の事件の始まりだ。朝食後、二人で近くの公園まで出向くと件の青年がいた。真悠子に近しいという理由で爽人にも青年の姿が見えるようだ。青年がこの世界の危機について語るとすぐに最初の攻撃が始まった。背景の景色が薄れて別の景色と重なり、また人々の姿も薄れてブレていく。が、そこに阿鼻叫喚はない。まるで誰一人気づいてはいないように…… 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 10:31:58
22973文字
会話率:32%
宝石及びアクセサリーを製造販売しているユア・タイム・ジュエリー(UTJ)社に勤める市原美緒(いちはら・みお)ジュエリー・デザイナーを目指し、UTJに入社するも当てが外れ、八年間も総務勤めだ。そんな美緒には恋人がある。会社の先輩、営業部の峯
村聡(みねむら・さとし)だ。が、その関係は誰にも言えない。聡に妻と子があったからだ。
ある夜、聡の息子が熱を出し、美緒とのデートがキャンセルされる。デート先の街を当てもなく散策する美緒。やがて公園に入り、聡とのディナーの代わりにキッチンカーのホットドッグを胃に流し込む。すると、そのタイミングで歌が聞こえてくる。中音域で伸びやかな若い男の声だ。
その声に惹かれ、美緒が公園内を奥に進むと細身の男がいる。それが市原美緒と城崎充(きのさき・みつる)との運命の出会いだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-11 06:00:00
117798文字
会話率:69%
「もう、邪魔! 本当にお前は目障りね!
どっかに引っ込んで、姿を見せないでちょうだい!」
政略結婚の前妻は病の為に亡くなった。
その夫には結婚前から懇意にする恋人がいた。
夫の恋人は後妻に収まり、アラキュリ侯爵夫人となった。
夫の名前
はアルオ、後妻の名前はニクス、二人の子はナジェール(男)である。
そして前妻はイッミリー、その子供はリオルナリー(女)である。
れっきとしたアルオとの子だが、リオルナリーはアルオに殆ど構われた記憶がなく、顔さえもうろ覚えである。
アルオも同じで、覚えているのは娘の髪が黄色かったと言うことだけ。
イッミリーが死ぬまで、自宅にろくに戻って来なかったので、娘の顔も瞳の色も忘れていた。覚えていないと言った方が正しいかもしれない。
取りあえず教育だけはしようと思い、家庭教師が来たらスカートを履いた黄色い頭の子供を連れて行った。黄色の髪は目立つから見つけやすい。裏手にある洗濯場の周囲で遊んでいるから、声もかけやすかった。
そこならニクスの目も届かず、彼女(ニクス)の機嫌が悪くなることもないから安心だ。
「わたしはリオよ。リオルナリーじゃないわ」
「ああ。名前なんてどうでも良いから、さっさと来い!」
抵抗する少女の腕を乱暴に掴んで、応接室に彼女を運ぶアルオ。その時彼は思った。
イッミリーがきちんとフルネームで呼んでおらず、愛称のリオを自分の名前だと思っているのだけで、成長すれば、自然と名前くらいわかるようになるだろうと。
応接室に来た彼女を見て、雇われたばかりの家庭教師はそばかすにおちょぼ口がリオルナリーだと覚えたし、使用人達も彼女がリオルナリーだと思い込んだ。
ただ使用人は、イッミリーが死んでから全員入れ換えていた。
ニクスはイッミリーが病に伏している時から、図々しくも時々侯爵邸に出入りしており、その時に伏し目がちに歩くリオルナリーを見かけて、イライラしていたのだ。
(私と息子(ナジェール)が此処に住めないで辛い思いをしているのに、あんな立派なドレスを自慢気に着ているなんて、許せないわ!)
そう思っていたので、葬儀が終わった時点で使用人棟に放り込んだのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 01:21:02
199739文字
会話率:27%
ある日、婚約者の秘密の恋人が死んだ。
その後に婚約者も行方不明になる。
捜索すると、魔女の森へ向かった痕跡が見つかった。
最終更新:2024-01-13 19:53:45
4439文字
会話率:11%
「そうだ!先生が私の恋人になればいいんだわ!」
「はあ?!」
魔女仲間に恋人が出来たことがない事を馬鹿にされたエステルは、自慢できる恋人を作ろうと学園に通う。そこで命を救い、救われた恩人の教師と再会し…口説き落とすお話。
注)先生は既に落ち
ています。がんばれ、先生。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 22:32:29
100324文字
会話率:58%