高校二年生の月神忍には向かいの家に住む一つ年下の後輩・涼風静香がいる。
静香はいつも忍をドキッとさせるような発言をしたり、行動をしたりする。
例えば間接キスなどは当たり前。そしてさらには一緒にお風呂に入ったり、怖い夢を見たからと言
って忍の部屋で一緒に寝たりもする。
そんな風に静香とまるで兄妹のような生活を続けていた忍だったが、ある日忍は自分の部屋で静香にキスをしようとしたことから長い間自分の中に秘めていた感情を自覚し、彼女に告白することを決める。
この物語は自分を犠牲にして他人を救う方法しか知らない少年が、本当に好きな人達の為に奮闘する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 12:38:07
78594文字
会話率:45%
魔王はデータを駆使し、敵の弱点を徹底的に突く戦略家。ある日、勇者の「饅頭が弱点」という極秘情報を入手し、遠距離攻撃で饅頭を大量に撃ち込むが、勇者は嬉々として食べてしまう。次に「いちご大福が怖い」との情報を得て、高級品を用意するも、またしても
美味しく食される。最後に「結婚指輪が怖い」との情報を入手し、究極の作戦を実行。気がつけば魔王はウェディングドレス姿で教会に立ち、勇者は微笑みながら言う。「僕のそばにいるのが一番怖いかも」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 08:47:12
985文字
会話率:49%
「あなたを傷つける者がいたら、社会的に抹殺します――。」
「え、何それ怖い」
卒業前最後の夜会で、アルテイシアは婚約者アルフレッドから突然の婚約破棄を宣告される。しかも、子爵令嬢との結婚宣言付き!?
貴族社会において「傷もの」認定されそ
うになった彼女を救ったのは、亡霊貴公子と呼ばれる幼馴染、侯爵子息ゼヴィレン。
研究棟に引きこもる彼が、なぜ今――?
そう思う間もなく、ゼヴィレンは宣言する。
「大切で最愛の幼馴染」を傷つける者を、容赦しないと。
一途な亡霊貴公子の執愛によって、事件は鮮やかに解決していく。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
悪役令嬢に仕立て上げられた伯爵令嬢が、片思いを拗らせすぎて執着する幼馴染の侯爵子息に助けられるお話です。(ヤンデレ×オタク×ダウナー気味で、爽やかなイケメン系ではなく、すみません)
婚約者のアルフレッドは女狐子爵令嬢と共に「社会的」に抹殺されます。
一部コメディ要素あり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 21:00:00
50052文字
会話率:32%
――王都の外れにある森には、“忘却の魔女”が棲んでいる。
森の中でひっそりと暮らす魔女・フィオナのもとには、“忘却”の力を求めた人々が時折やってくる。
「彼女が触れれば、意図した記憶を消すことが出来る」と人々が信じているせいで。
しかし、
彼女が触れることで記憶を消せるのは、ある特定の条件に当てはまる人間のみだった。
それは、“愛”。
フィオナは「愛した人間から忘れられる」という呪いにかかっていた。
そのせいで、母親に、恋人に捨てられ続けてきたフィオナは、いつしか“愛する”ことを恐れるようになってしまった。
そんなフィオナのもとにある日突然、“忘却”の力を求めた王太子・シリウスがやってくる。
その日を境に、何故か頻繁に訪ねてくるようになった王太子を、はじめのうちこそ鬱陶しく思っていたフィオナだったけれど、彼と穏やかな時間を過ごす内、彼に惹かれてしまっている自身に気がついて――。
愛しているのに、触れられない。
触れてしまったら最後、大切な人の記憶から消えてしまう。
そんな呪いに苦しむフィオナと、愛を貫こうとするシリウスの異世界恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 17:19:32
102621文字
会話率:30%
王都で大人気の占い師《蜜猫のミア》、その正体は酒場の看板娘・リリア。
ミアは 「的中率0.02%」という、とんでもないハズレ占い師。彼女の占いは99.98%の確率で外れるため、逆に「言われたことの逆が正解!」と評判になり、王都で超人
気になっていた。
そんなある日、王国最強の騎士・ゼイドが占いの館にやってきて、真剣な顔でこう言う。
「想い人と結ばれるか、占ってほしい」
(ゼイド様に、好きな人が!?どこのどいつよ!!)
動揺しつつも、占いを始めたリリア。しかし出た結果は 「ゼイドの運命の相手がリリアである」 というものだった。
(……詰んだ)
なぜなら、リリアの占いはほぼ外れる。つまり、この結果は「ゼイドとリリアは結ばれない」ことを意味している……!
絶望するリリア。しかし、ゼイドは占いの結果に満足そうに帰っていった。
(あああああ!!!なんでよりにもよって、ゼイド様との恋が破れることを自分で証明しちゃうの!?)
しかし、その日を境に、なぜかゼイドは酒場に連日通い、リリアに積極的に接してくるようになった。しかも めちゃくちゃ怖い顔で!
(いやいやいや、なんでそんな睨んでくるんですか!?)
これは、的中率0.02%の占い師と、強面で寡黙な騎士の、すれ違いラブコメディである――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 20:00:00
11656文字
会話率:34%
天涯孤独のエリシアは、美しさを買われ、暗殺者として育てられた少女。
そんな彼女に与えられた任務は、敵国の冷酷無比な将軍ノイハルト・クラウゼの花嫁ジュリアナ・ファンティーネとして成り代わり、彼の命を奪うこと。
変装の魔法を施し、完璧な令嬢を演
じるはずだった。が――。
「お前、偽物だな」
初対面で、あっさり偽物だと見破られる。
が、そのまま妻として迎え入れられることに。
「美しい……気に入った」
優しく微笑むノイハルト。
怖いのに、やたら甘いんですけど!?
任務のはずが、次第に心奪われていくエリシア。
でも暗殺者の自分が好きになっていいはずがない。
彼の命を狙うはずが、溺愛されてしまった私は一体どうすればいいの?
偽りから始まる、甘くて危険な溺愛ファンタジーここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 22:45:11
5457文字
会話率:36%
一夜の過ちだなんて思いたくない。私にとって彼とのあの夜は、人生で唯一の、最良の思い出なのだから。彼のおかげで、この子に会えた────
私、この子と生きていきますっ!!
シアーズ男爵家の末娘ティナレインは、男爵が隣国出身のメイドに手を
つけてできた娘だった。ティナレインは隣国の一部の者が持つ魔力(治癒術)を微力ながら持っており、そのため男爵夫人に一層疎まれ、男爵家後継ぎの兄と、世渡り上手で気の強い姉の下で、影薄く過ごしていた。
幼いティナレインは、優しい侯爵家の子息セシルと親しくなっていくが、息子がティナレインに入れ込みすぎていることを嫌う侯爵夫人は、シアーズ男爵夫人に苦言を呈す。侯爵夫人の機嫌を損ねることが怖い義母から強く叱られ、ティナレインはセシルとの接触を禁止されてしまう。
時を経て、貴族学園で再会する二人。忘れられなかったティナへの想いが燃え上がるセシルは猛アタックするが、ティナは自分の想いを封じ込めるように、セシルを避ける。
やがてティナレインは、とある商会の成金経営者と婚約させられることとなり、学園を中退。想い合いながらも会うことすら叶わなくなった二人だが、ある夜偶然の再会を果たす。
それから数ヶ月。結婚を目前に控えたティナレインは、隣国へと逃げる決意をした。自分のお腹に宿っていることに気付いた、大切な我が子を守るために。
けれど、名を偽り可愛い我が子の子育てをしながら懸命に生きていたティナレインと、彼女を諦めきれないセシルは、ある日運命的な再会を果たし────
生まれ育った屋敷で冷遇され続けた挙げ句、最低な成金ジジイと結婚させられそうになったヒロインが、我が子を守るために全てを捨てて新しい人生を切り拓いていこうと奮闘する物語です。
※いつもの完全オリジナルファンタジー世界の物語です。
※この作品はカクヨム、アルファポリスにも投稿予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 18:38:50
176556文字
会話率:46%
うだるように暑い夏の夜。
ほのかに異臭が立ちこめる街。
そんな中、なんとか涼夏を部屋に連れ込むことに成功した俺は、そこで、更なる異臭に襲われる。
だがそれは、更なる恐怖の幕開けにしか過ぎなかった……。
最終更新:2025-02-22 06:35:54
7967文字
会話率:54%
ロゼ=シュワルツェはちょっと引っ込み思案な神殿所属の風使いの戦闘員。神力もそこそこにあり、身長も少し小さめで、顔も普通のどこにでもいるような女の子。
ある日、上司の提案で火使いの男と共闘訓練をすることになる。知らない人と2人で訓練することに
不安を覚えるロゼの前に現れたのは、とてつもなくデカい(デカいで済むのか?)、そして何よりも顔の怖い寡黙な強面男だった。
引っ込み思案、だけど芯の強い女の子と、デカくて怖い男の、お互いに懐いたり懐かれたりする話。
そんなに長くする予定ではありません。とにかく溺愛が書きたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 06:36:41
211046文字
会話率:41%
記憶は無いけど僕の前世は男で、今世は女の子――TS転生して華の女子高生になった僕は、華をそっと隠してクラスの隅っこの伊達メガネ女子になった。目立たないって良いよね。
けどせっかく女の子になったんだから女の子な自分を着飾りたい。それが男の夢
だもん。だから放課後は好き勝手――してたらクラスのギャルの子を助けることに。まだ大丈夫、学校での僕がバレてないからセーフ。なんか放課後の活動のガチ恋ファンだったらしいけどまだ大丈夫。
陰キャ女子仲間のはずなメガネっ子は、普通の友達として接してたら距離詰めてきた。ちょっと仲良くなったら距離感バグる子って居るけどまだセーフ。まだバレてない。
さらに学年の清楚系高嶺の花さんも気がついたら異様に親しげになってる。放課後の姿で助けることになっちゃったけど大丈夫、その程度じゃバレないはず。
大丈夫大丈夫、学校での僕は地味だし、だいたい僕は演技とか得意で――あ、バレた。 女の勘って怖い。
ま、まあ大丈夫、今世の僕は女だし、百合の女の子って見つける方が難しいって――「ねー、あたしとこいつら」「だ、誰を」「選ぶのかしら?」
聞いてたのに距離詰めてくる。女同士なのに。いや僕は嬉しいけど愛が怖いっていうか重いっていうか修羅場ってる。誰か助けて。女同士だからか聞いてたより遠慮がない。
どうしよう。なんかみんな目が怖い。でも大丈夫、きっとなんとか……あれ? 僕の前世での死因、もしかして痴情のもつれ?
◆TS転生×学園ラブコメ×百合な新作です。
◆TS転生後の人生を平和に過ごそうと無駄に努力した結果、すべてが逆効果で愛が重い系ヒロインたちにロックオンされる主人公明乃ちゃんのおはなし。
◆いつもの通りにじわじわと絡め取られていきます。物語開始前の時点ですでに手遅れです。やらかして百合ハーレムを築いて嘆くさまをご堪能ください。
◆この作品はカクヨム様先行・複数サイト同時掲載です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 13:01:20
256394文字
会話率:42%
「【完結済】幼女になった響ちゃんは男の子に戻りたい!【TS百合】:1」(旧「幼女にTSしたけどニートだし……どうしよう」)をぐっと短くしたものです。
エピソードを飛ばし飛ばしですので思い出し用やお試し用に。
◆僕はある朝に銀髪幼女になった
。TSして女の子になった。困ったけども身寄りもないし「独身男性の家に銀髪幼女がいる」って知られたら通報される。怖い。だから僕はこれまで通りに自堕落なニートを満喫するって決めた。時間だけはあるから女の子になった体を観察してみたり恥ずかしがってみたり、普段は男の格好をしてみたりときどき無理やり女の子の格好をさせられたり。肉体的には年上になったJCたちや「魔法さん」から追われてなんとか逃げ切りたかった。でも結局男には戻れなさそうだし、なにより世界は変わったらしい。――だから僕は幼女になってようやく、ひとりこもってのニートを止めるって決めたんだ。
◆3部作のうちの1部目、の短縮版。幼女な女の子になったTS初期の嬉し恥ずかしと年下(肉体的には年上)のヒロインたちを落とすまでと、ニートから脱ニート(働くとは言っていない)までの1年間を描きます。1部のお家を出るまでの物語としては完結です。
◆小説として書いた作品を2019年にやる夫スレでAA付きで投稿&同年に小説として投稿して完結→22年12月~23年8月に大幅に改稿→23年7月から漫画化→8月に短縮版。他小説サイト様へも投稿しています。
◆各話のブクマや★評価が励みです。ご感想はツイッターにくださると気が付けます。
◆セルフコミカライズ中。ツイッター&ニコニコで1Pずつ週2更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 19:46:18
266391文字
会話率:32%
公爵令嬢アメリーは妾の子。両親を失った後、公爵位を継いだ異母兄から厄介者扱いされていた。
さっさと結婚して家を出ようとするものの、婚約者が次々に死亡。
アメリーには「悪霊憑き」の噂が流れてしまい、縁談が来なくなってしまった。
結婚は
あきらめて、同い年の姪の侍女として後宮で働くことにしたのだが――
ある夜、国王ジェラルドの寝室に呼ばれたことで、アメリーは思いがけず六人目の妃にされてしまう。しかも、毎週一回竪琴を弾くだけの形だけの妃に。
実のところ、アメリーは「竪琴の継承者」――死者の魂と干渉できる異能を持つ者――として、後継者になる女の子を産まなければならなかった。
母親(魂)に「子作り」をせっつかれるものの、アメリーの気持ちはなかなかついて行かないもので……。
異能持ちの妃×悪霊憑きの国王、恋愛に無自覚&不器用な二人が徐々に心を通わせていくラブストーリー!
*悪霊などが出てくるので、タグに「ライトホラー」を入れていますが、怖いというより心温まる物語を目指しています。
*恋愛部分はコメディ寄りで……。
*毎日更新予定。
*カクヨム様にて先行公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 18:13:29
128128文字
会話率:41%
今日、フラれた。めちゃくちゃ好きだったわけでもないかもしれないけど、でも、付き合いたかった。好きだったし。本当の気持ち。忘れられなかった。
でも、忘れられるんだって。
おれは、その人のために仕事めっちゃ頑張って。
でも、仕事にだって、行かな
くてもよくなるんだって。
家族に罵倒されてるけど。
もう、合わなくてもよくなるんだって。
気づいた?
そう。
できることはなにもないよ。
しなくてよくなることが、たくさんあるんだ。
でも、それが俺の、幸せだと思ったからそれを選択するに至った。
それだけだよ。
でも。
怖い。
怖いよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 21:41:20
264文字
会話率:0%
喧嘩最強の純朴おバカ少年が奔走するハートフル? なドタバタ二股コメディ!
「不可抗力なんですぅぅぅうううううう!!!」
俺、神崎莉緒は付き合っている彼女がいながら、再会した幼馴染である天宮楓ちゃんと二股することになった。幼い頃に結
婚の約束をしたことを覚えていたのだ。当然俺はクラスメイトの柊乃愛と付き合っているため、丁重にお断りさせていただいたのだが。
何故か天宮楓は包丁で自分の首を突き刺すという、ホラー映画顔負けのバイオレンスな行動を取ってしまったのだ。
「え? 何って死のうとしたんだよ? 莉緒くんに受け入れてもらえない私なんて、生きてる価値ないから」
そんなんで死なれたら、一生もののトラウマ引き摺ることになるだろうが!!! 怖い怖い怖い、怖すぎる!!
と、いうわけで、俺は彼女がいるにも関わらず、再会した幼馴染と二股することになったわけで。とはいえ、向こうも俺に彼女がいることを知らないため、この事実は俺の中だけに留めておかねばならない。なるべく穏便に、天宮楓に俺を諦めてもらう方法を模索するのだ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 18:00:00
65693文字
会話率:59%
魔力暴走の挙句、闇堕ち予備軍と忌み嫌われていた王妃マティルダは、転倒が原因で記憶を失う。おかげで負の感情もリセットされ、周囲を驚くほど陽気な性格に変貌。「え、私って怖い人だったんですか?」と首を傾げながら、宮廷内でにこやかに過ごし始める。す
ると氷のようだった王や侍女たちが次第に彼女に心を開き、やがて親身に支えてくれるように。王妃は愛される喜びをかみしめ、国の将来に力を尽くすのだが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 14:00:00
6481文字
会話率:41%
春、田舎から都会へ上京してきた大学生・飯山 和茶(いいやま かずさ)が入居したアパート<デッド・ハイツ>。名前は和茶が苦手とする怖いものを連想させるが、リフォームをしたということで綺麗なアパートだった。しかし、和茶には気になっていることがあ
った。和茶の部屋の家賃は異様に安かったのだ。まさか、事故物件というやつか?不安になった和茶だが、もう1つの空き部屋の家賃も安かったはず。そして、和茶は若き大家の嶺想寺(りょうそうじ)を愛想が良く、ただの親切な、良心的な大家だと思いたかった。和茶は、不安を抱きつつも、大学からも近い<デッド・ハイツ>への入居を決めて、今に至るというわけだ。が、しかし、和茶の不安は地獄への入り口だった。地獄を卒業してきた住人たち、時々、生きている人間のお話。超のつく怖がり大学生は天然のお化け屋敷でやっていけるのか?和茶の、背筋が凍る新生活が始まる。
◯現代ファンタジーなのか、よく分からないコメディー的な作品です。書きたいことを書けるだけ書いたら、こうなりました。登場人物は生きてたり死んでたりします。展開がめちゃくちゃです。ゆるっと読んで頂けたら嬉しいです。著者は嶺想寺と、とあるキャラの絡みがお気に入りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 17:16:20
20760文字
会話率:49%
波乱も起伏もなく生きる私の癒しは、乙女ゲーム『麗しの王国・恋する妖精たちの物語』のスピンオフ小説『麗しの王国・悪役令嬢と恋する妖精たちの物語』。
主人公の悪役令嬢が天真爛漫にハッピーエンドへ向かう物語は、萌え溢れる夢の世界だった――。
そ
んな私が夢から覚めると、なぜかふかふかの天蓋付ベッドの中にいた。
ティアナ・レハール、十歳。悪役令嬢その人になって。
ここがゲームか小説、どちらの世界か考えてもわからず。
それ以前に、破滅ルートを回避する天真爛漫な性格は持ち合わせてなかったよ。
今まで周りに合わせてただひたすら真面目に生きてたのにー!いつ終わったんだよ、私の前世!
転生したらしい人生も、すでにデッドエンド決定事項とか泣ける。
……でも、逆にそこまでは何しても確実に生きられるってことだよね?……にやり。
ならば、権力ある!財力ある!何と言っても高飛車、我が儘な悪役令嬢!どうせ終わるなら怖いものは何もない。
デッドなエンドを迎えるその日まで、今度は自由に人生満喫する!と私は決めた。
そうして高飛車と我が儘をはき違えながら、どうしても直せない前世の真面目さをお供に。
新しい世界を全力で生きる物語の幕を開けた――。
***
進行状況や更新のお知らせなどTwitterでつぶやきます。
お気軽にフォローしてください(*´∇`*)
https://twitter.com/chinagi72
あとは各登場人物のイラストもあげる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 22:22:21
286339文字
会話率:32%
俺、樋口敬大は入学早々高校デビューに失敗して、ボッチ街道まっしぐら。
同じクラスには、学園のアイドル「イケてる方」と言われている、佐久良舞さん。じゃない方と呼称されている佐久良唯さんがいる。
双子の姉妹なわけだけど、その性格と見た目は大き
く違う。
明るくクラスの中心的な存在の舞に対し、姉の唯は見た目から暗い印象おまけにコミュ障でいつも一人。
「ひ、樋口、くん…………きょ、今日、日直みたいだから…………そ、その、日誌取りに行かないと、だそうです……」
「わ、わかった。あ、あの、ありがとう。えっと……さ、じゃなくて、ゆ、唯さん」
「…………う、うん」
だがなぜだか、クラスメイトが誰も話しかけない中で唯だけは唯一敬大にに話しかけてくれる、そんな存在。
「ううっ、なんだかこの辺がくすぐったくてもやもやします」
「お、俺は知らん。知らないからな……」
「私をスッキリさせてください」
「いやだから、知らないってば」
唯さんの前では、過去の苦い経験から封印したことも意味をなさず、
「一つ聞くけど、唯さん、俺のこと怖くないの?」
「えっ、全然怖くありません。怖いわけがないじゃないですか……えっと、その訳を聞きたいですか?」
2人きりだと結構よく喋りまるでその印象は違う。
「も、もしかして、唯さん……?」
「はい……」
「え、いや……気づかなくてごめん。でも……」
出かけることになったら、目の前には全く別人のように見える唯さんがいて……。
彼女の見た目がやはり偽装だということを知った俺の日常はちょっとずつ変わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 19:20:00
100182文字
会話率:40%
「ねえ、おじいちゃん。私は人間じゃないの?」
少女は老人に尋ねる。
「そうだなぁ・・君は私と妻がこの家に越してくる前からこの家にいるだろう?」
「この家は好きよ。ずっとずっと昔の家主さんは、私の事見えなかったみたいだけど。私にとって
は、ここが私の居場所だもの」
ーー・・・
そう、私は『座敷わらし』。この家に古くから住む妖。
おじいちゃんは亡くなってしまったけれど、私はこの家を守り続ける。
そう思っていたのに・・
ある寒い日の昼間、おじいちゃんの孫である彼がやってきた。
彼を見た瞬間、私は今までに持ったことの無い感情を知る。
怖い、泣きたい、震えが止まらない。心臓が叫んでいる。・・・体が熱くなる。離れたいのに、触ってみたい。声を掛けられたい。私を、見て欲しい・・・?
(私はきっとこの人によって祓われる)
恋を知らず、持ったことの無い感情に襲われる座敷わらしと、霊感のある無気力系大学生の、不器用な恋のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 22:38:49
1621文字
会話率:20%
【おいしいスイーツ、ときどきホラー】
田舎の女子高生りんこと、友だちのれいちゃんが経験する、怖いような怖くないような、ちょっと怖いお話です。
ゆるゆるな日常の中に潜むピリリと怖い物語。
おいしいお茶とお菓子をいただきながら、のんびりとお楽
しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 17:10:00
20275文字
会話率:20%
「柏くんには、怪盗団を作ってほしいんだよ!」
友達0人の男子高校生、柏 光太郎(かしわ こうたろう)。
教室で寝過ごしていたある日を境に、僕は美少女クラスメイトの藤宮・シャーロット・有栖(自称名探偵)からダル絡みされる様になる。
なか
なか様子がおかしい彼女に振り回されていると、柱の影からこちらを見ていた元カノの出雲崎 楪(元人気子役)の様子も段々おかしくなってきて......!?
謎のゆるゆるロリ先輩や、癒しの場であった筈のネトゲ友達までも巻き込んで、僕の平穏なオタクライフの様子がどんどんおかしくなっていく!!!!
ぼっちな僕が、様子のおかしい彼女たちに振り回される系ラブコメ!!
ここに開幕!!
22時頃、毎日更新!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 22:20:00
59110文字
会話率:44%