有名大学に進学して、このまま最高の大学ライフを送る予定だった秋内才雄は二回生で単位を落とし、まさかの退学。
コンビニで店舗内最悪のパートナー武部紫にこき使われる底辺人生へと転落する。
そんな中突如異世界転移したコンビニ。そこに訪れるモンスタ
ーや外での出来事に巻き込まれていく才雄。
「コンビニで異世界無双だと!?」
ただのフリーターから最速で魔王にまで駆け上がっていく物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 22:07:46
10168文字
会話率:55%
リオは男爵家の五男坊。洗礼の儀にて僧侶という安定したジョブを得た彼は財政難に苦しむ男爵家を金貨一枚で追い出されていた。
聖職者向きの僧侶というジョブを得たリオは教会組織にて働こうと一路王都を目指す。
田舎貴族であったリオは王都で戸惑う
も、ストリートを歩く女性に一目惚れをしてしまう。
その女性はエレナ。彼女は伯爵家のご令嬢であった。歴とした上位貴族であった彼女だが、夢であった鍛冶職人となって王都に店舗を構えてしまう。
鍛冶の才能は皆無であり、弟子入り経験もないエレナの武具はゴミ同然だった。従って売れ行きは最低。何日も売れない日々が続く。
そんな中で店舗を訪れたリオという若者。王都での商売は色仕掛けだと友人に教わっていたエレナはその指示通りにリオをハニートラップにかける。精一杯の色仕掛けにより、自身が製作した装備一式を売りつけてしまう。
ジョブが後衛職であるというのに、前衛職の装備を有り金叩いて買ってしまったリオ。彼は教会組織に入ることなく日銭を稼げる冒険者の道へ。
品物を売りつけたいエレナとエレナ自身を求めるリオとの盛大な恋のせめぎ合いが始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 06:30:00
353477文字
会話率:40%
貴族・黒い安息日の友人、白い定休日がラ・ムーを語る
京の都に住む彼女だが、ラ・ムーは京都の店舗ではないのでご了承を
なお、プライバシーの保護のため極一部のみ脚色を施している点もご了承いただきたい。
最終更新:2024-11-12 12:49:44
1989文字
会話率:29%
第3回カクヨムコンテスト・ラブコメ部門・中間選考作品の改修版です。カ
クヨムさまと小説家になろう様の両投稿サイトでPV数80万突破した作品です
主人公和樹は脱サラをして、自身で商い……。広島風お好み焼き屋を始めようと計画……。
不動産へと
行き、住宅付きの貸し店舗はないか? と、相談。すると和樹の担当者になる女性の容姿を見て余りの美しさ……。彼女の女神のような美しさに驚愕! 慌てふためいてしまう。
まあ、慌てふためいてばかりいると相談できないので、住宅付きの店舗はないか? と、尋ねる。
すると、超美人な営業担当のお姉さまは、只今そのような物件はないと和樹に告げるのだが。和樹は貸し店舗がなければ中古の店舗付き物件はないのか? と、またお姉さまへと尋ねる。
う~ん、でもね。彼女は「只今弊社にはそのような物件はないのですよ」と、和樹に告げるのだよ。
だから和樹は「仕方がないか……。この度は諦める」と、美しい彼女に、落胆しながら告げる。
すると彼女は、「新築で建てられたどうですか?」と、和樹に提案をしてくれるから、彼も彼女にお任せしますと告げたら。彼女は「お客様はどのようなお店をされるのですか?」と、和樹に尋ねてきたから。
「広島風お好み焼き屋を始めようと思います」と、つげると。綺麗なお姉さまは、自身んも広島風お好み焼きが好きだと告げてきたので、二人は意気投合──。
和樹は勇気を振り絞り「今晩僕とお好み焼きを食べにいきませんか?」と、綺麗なお姉さまを誘う。
すると綺麗なお姉さまは、「いいですよ」と快く了承……二人で初デート?
まあ、初デートならばいいのだが、和樹はお好み焼き屋で綺麗なお姉さまこと絵美に「僕と結婚してください!」と、勇気を振り絞り嘆願。
これまたあっさりと絵美から「はい、宜しくお願いします」と、了承……。
二人はめでたくゴールインとなるのだが。二人の幸せは長くは続かいない。
和樹は自身の最愛の妻である絵美を自動車事故で失ってしまう。
まあ、それからの和樹は、酒や薬に頼り溺れる毎日が続くのだが。そん時に幽霊となった元妻が……。
異世界と日本とを言ったりきたりと、登場人物達の視点切り替えによる書写も多々ある作品ですがお時間あればお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 12:00:00
221756文字
会話率:25%
お待たせ!! 待ってないかもしれませんけど(笑)
喜多方ラーメンのお店ご紹介エッセイ第5弾です。
今回ご紹介するお店は、意外な穴場的お店ですが、しっかりと混雑する時は例にもれず混雑しちゃうお店です。
※あまりにもな感想・レビュ
ー等は削除させていただきます。
※あとがきにもありますが、店舗名、写真撮影並びに写真掲載についてはお店の方から了承を得て行っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 14:10:34
2069文字
会話率:3%
毎度おなじみとなりました(?) K介の『喜多方ラーメン』ご紹介エッセイ第4弾です!!
本日は『自家製』という点でのご紹介となります。
もちろんお店のご紹介もあるよ!!
※このエッセイの内容には写真が含まれています。苦手な方はブ
ラバしてください。
※あまりにもな感想・レビュー等は削除させていただきます。
※店舗名等の記載に関しまして、お店側にご承諾を得て記載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 00:10:00
2076文字
会話率:0%
喜多方ラーメンご紹介エッセイです。
本日のお話は『スープ』がメインのお話です。
お店のご紹介もあるよ!!
※あまりにも酷い内容の感想・レビュー等は削除させていただきます。
※エッセイ内の写真等の撮影に関しまして、お店側に承諾を
得て撮影しております。
※店舗名等の記載に関しまして、お店側にご承諾を得て記載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 18:11:34
1973文字
会話率:0%
コンビニチェーン店【オメガマート】で新店舗の店長になる予定だった黒田忍は、他の世界が起こしたとされる次元地震の影響で新店舗ごと異世界の狭間へと転移してしまう。
神から一旦能力を与えられた忍は異世界との繋がりが増える度に狭間から脱出するのが早
まるという事で、来店人数や売上を重ねてコンビニのレベルアップをしていく!
異世界のコンビニには様々な人間、種族、魔物などなど沢山のお客さんがやってくることに!
そしてオメガマートの商品には特別な効果がある事も判明して...?
様々な登場人物がコンビニの虜になっていく!異色のコンビニファンタジーここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 18:49:10
21170文字
会話率:35%
カードゲーム大会に出場中の角山悠は、突然の大地震により天井から落下してきた大型照明から自分の大切なカードを守ろうとして脳天に照明が直撃し死亡した。
どうやら大地震は神の不手際で起きてしまったらしく、その犠牲になってしまった悠を異世界に転生さ
せるという事を神に伝えられる。
悠はどうせなら異世界で夢だったカードショップ経営をしたいと思い、転生の特典としてスキル【カードショップ】を創造して貰い与えられた。
苗字から名前を付け【カードショップ カドヤマヤ】は最初は小さいが売り上げや利用者が増える度にスキルが成長し、店舗や品揃えが増えていくらしい、カードには様々な力が秘められており冒険者のみならず世界中の人々が求め一大ブームになっていく。
これはカードショップを経営しつつ、レアカードを求めるために自身でもカードを求めて冒険していくほのぼの冒険経営スローライフである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 21:12:50
15620文字
会話率:25%
夜稼いだ金で昼から夕方まで子供食堂を24才の頃から経営していた福田幸留(男)は子供時代に満足な食事を出来なかったからチビ達に食べて欲しくてお料理動画観ながら頑張ってるうちに日本国内に120店舗も展開するレストランを作るも経営に明るくなく、気
が付いたら、店を乗っ取られて一文無しになっていた。
そこに、日本列島縦断の台風が来て子供食堂はボロボロ。仕方なくDIYでもするかと床板を剥いだら人間サイズの白アリが出て来てロクな対応も出来ず死んでしまう。
死後の世界で神々から様々にヘッドハンティングされるが異世界転生の概要を聞いてガンとして拒んでいた。
しかし、子供達が良く死ぬ異世界で子供達のお世話をしながら、日本の子供達にも作ってあげられる事に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 01:41:50
6146文字
会話率:39%
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度
の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が縮んでいく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※最新作がスタートしました!(2023.6.6)
※6/6と6/7は2話更新、6/8以降は1日1話更新していく予定です。
※カクヨムとアルファポリスでも公開しています。
※お気に入り登録、感想、レビューなどお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 17:15:08
519706文字
会話率:56%
深夜のコンビニエンスストアで黙々とワンオペをこなしていた正月一日(あお)那太郎(なたろう)だったが、突如店舗は原因不明の大爆発を起こした。
完全に木っ端微塵となった那太郎。
しかし、気付けば見知らぬ地にポツンと佇んでいた。
同じく粉々になっ
たはずの店舗と共に。
店舗を調べるうち、那太郎は恐ろしい事実に気付いた。
「こ、この店、何でも発注できるじゃないか……!」
驚きも束の間、魔物の大群と遭遇する那太郎。
圧倒的な数を前に、AIであるADNAI(アドナイ)が出した答えは、店舗を使っての殲滅案だった。
試みには成功したものの、店舗アップデートにより莫大な負債を抱えてしまう。
長年勤めあげた責任感か、それともただの社畜根性か、那太郎は返済の道を選んでしまった。
持ち前の発注力と超性能の店舗を活かし、二度目の人生を思うさま駆け抜けろ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 19:31:30
59384文字
会話率:31%
都内のビジネス街で、焼き鳥屋を五店舗!
高級住宅街で、中高齢者向けのフィットネスカフェを四店舗!
まさしく順風満帆! イケイケな飲食チェーン社長だった俺は、十店舗目を開こうとしたところで落命し、別の世界に転生してしまう。
新たに生
を受けたのは、電気も車もない中世程度の文明しかない世界。
……面白いじゃないか。
俺はこの世界でも、飲食業界を駆け上がってやる!
そのために、そうだな……。
まずは、獣人に取り入るとするか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 06:00:00
55656文字
会話率:22%
コンビニ本部で働いていた新浜智咲は、自分自身の存在価値に悩み仕事を退職してしまう。
心の整理がつかない中で、リハビリを兼ねてかつて働いていたコンビニエンスチェーンの店舗にアルバイトとして働くが、その店舗の若い副店長と働く中で、彼女の心に変化
が訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 14:10:28
124494文字
会話率:46%
西暦20XX年。何の前触れもなく、地球の物理法則は大きく変容した。
それまで何事もなく秩序正しく動いていた世の中が唐突に────
ヤンキーたちが夕日をバックにタイマンを張り、パンチ一発でお互いに何メートルも吹っ飛ばしあいながら最後
にマブダチになり……
幼稚園の送迎バスを怪人や戦闘員がジャックしては変身ヒーローや戦隊ヒーローに成敗され……
マスコットキャラに唆された年端も行かない少女が魔法少女や変身ヒロインとなって、異世界からの侵略者と熱くリリカルな感じのバトルを繰り広げ……
町工場兼研究所を営むマッドな博士が孫を巻き込んで、巨大ロボットで地下勢力や宇宙からの侵略者を迎撃し……
ろくでもない理由で地球に降りてきた宇宙怪獣と巨大ヒーローとの戦いでちょくちょく町が破壊され……
それまで普通に店舗やインフラとして機能していた建物が突然ダンジョンとなってモンスターを吐き出し、ダンジョンエクスプローラーなる存在によって攻略され……
名探偵と怪盗が様々な施設に甚大な被害を出しながら謎の組織相手に大立ち回りを繰り広げ……
刑事と犯人が八時四十五分ごろに崖の上に立ち……
団地妻が酒屋のサブちゃんと禁断の愛を育む……
そんな世界にシームレスに変容したのだ。
これは、そんな世界で主人公の一人に抜擢された少年の、激動の一年間のプロローグである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 07:00:00
5099文字
会話率:21%
御覧頂きありがとうございます!
共学の県立高校に通う主人公(女子)が過ごす日常を、準主人公(同級生の女子)、準々主人公(大学生女子)、同級生、先輩との交流を主軸に描いていきます。
この物語は実話でなく創作ですが、実在する都市、長野
県松本市を主な舞台としており、場所(地名)、企業、店舗、施設などは虚実織り交ぜて登場させています。その虚実については、各話ごとに説明を付します。
本作中で直接動いたり話したりする登場人物・動物は、ごく一部を除き、創作です。実在の人物等については、各話ごとの説明で実在の旨を明記いたします。
まずは書き溜めた分を、一~二週に一度の頻度で投稿していきます。
御一読頂けましたら幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 22:56:37
999750文字
会話率:54%
女性が冷遇された時代に、自立した女性が活躍するお話です。
14世紀フランスの、実在する城塞都市を舞台にして庶民の生活を描きました。
1310年、地中海に面した南フランスの城塞都市アイガ・モルタス。
若くして都市の一等地に店舗を構
える理髪外科医のエリザベートは、同業者からの嫉妬と嫌がらせに悩まされていた。
ある日、都市の付近で狼が目撃され、都市内に緊張が走った。人々は「異端の教えを崇拝する悪魔憑きは、満月の光を浴びると狼に変身する」と信じており、恐怖が広がっていく。
理髪職人組合は夜警を結成することにし「各店舗は男を一名出すこと」という条件を定める。女一人で店を経営するエリザベートは、夜警に男を参加させなければ組合から除籍処分にすると脅され、困り果てる。そんな時、都市の外から移民希望の少女ヴァンがやってくる。
エリザベートはヴァンを徒弟として雇い、男のフリをして夜警に参加するよう頼んだ。ヴァンは快く引き受けてくれた。
だが、隣人が占星術でヴァンの未来を占うと「壁の崩壊」により「繁栄をもたらす」という結果が出てしまう。さらに後日、ヴァンの出身の村が、何者かに襲撃されて全員殺されていたことが発覚する。
ヴァンは悪魔憑きの仲間だろうか? 都市内部から城壁を壊そうとしているのではないか?
エリザベートはヴァンに対する疑念にさいなまれ、彼女を信じたい気持ちとの間で苦悩する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 19:52:43
143231文字
会話率:56%
貧乏会社員の鈴木カラキの前に、異世界の王女クミミが転移する。しかしクミミは戦いで既に致命傷を負っており、手当てをする間もなく消滅してしまう。
後日カラキのランチタイムに突然現れたクミミ。どうもこの世界の食べ物がもっと食べたいからというよ
くわからない理由で、スキルを使ってカラキと一体化したようなのだ。そんな中でもマイペースな主人公は、クミミを煙たがることもなく、気ままな飲食店巡りを開始する。目指すは、大井町周辺のランチを食べ尽くすこと。
あまりにもニッチな、異世界王女を伴っての大井町グルメレポートが、ここに幕を開ける!
※この作品には大井町駅、下神明駅、戸越銀座駅、大崎駅、西大井駅周辺に実在する飲食店が出てきます。
※飲食店の味の感想や食に関する知識は、あくまで作者の主観です。本作品で得られた情報により読者の皆様が不具合を被っても、作者は責任を負いません。
※この小説で紹介した飲食店を訪問される際、店舗の営業時間、メニュー、値段などが異なる可能性がありますが、あらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 05:17:34
598616文字
会話率:49%
マリエ―ルは8歳の時死にかけた。その時救ったのが異世界のマリエ―ル。その時からマリエ―ルはアイテムボックスを所持し無尽蔵に食料品が出せる。側近を使い貧民達や医療施設、教会に提供する。話しを聞いた王子はマリエ―ルを勉強会に誘う。マリエ―ルは
自分のやっていることの欠点を理解する。また異世界のマリエ―ルが現れた。ある程度の魔法とマジックショー、アンドロイドが与えられた。王子の紹介で有力な商人と取引を開始した。勉強会で様々な産業や事業が提案され、その実現のためマリエ―ル商会を開設した。貧民や貧困者を雇用しアンドロイドが指導して産業や事業を実施し店舗を構える。国民生活は徐々に良くなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 22:11:48
10881文字
会話率:33%
先日、某電話会社の店舗での接客を受けた際に、その店員を見てある意味驚きました。
今回はその驚いた理由と、その時思った「プロとしてのあるべき姿」について考えてみましたのでよろしければご覧ください。
最終更新:2024-05-09 18:17:32
2299文字
会話率:0%
伝子は、「同時多発テロ」を防ぐ為、各店舗に人員配置をした。そして・・・。
最終更新:2024-05-06 08:37:18
6572文字
会話率:12%
子供の頃から、喫茶店で働くことが夢だった。
大学二年次、夏期休暇の頃。
下宿先として世話になっていた祖父の家で読書をしていると、実家から尋ねてきた弟から一通の手紙を渡された。数年前に失踪して、現在も行方が分からない祖父からの封筒である
。
曰く――喫茶店の店舗を用意した。場所は異界である。奇跡と魔術が存在する珍妙奇天烈な世界であるが、驚くなかれ。人生の糧としてくれれば幸いである――とのこと。
手紙に従い、同封された指輪をつけて裏庭にある蔵に行けば――蔵は、確かに異世界らしき場所に繋がっていた。
驚いたのは、いつのまにか趣ある喫茶店にいたことでも、自由自在に魔法が使えることでもなくて。窓ガラス越しに見える風景――暗い空から静かに降る雪と、青白く光る巨大な満月であった。月光に誘われるように外に出て、何をするわけでもなく月を仰いでいれば、黒馬に乗ったひとりの騎士が通りかかる。
「もし、お嬢様。何をされているのですか」
「月を、見ておりました」
「月光を浴びてはなりません。月蝕病に罹ってしまいます」
「病気、ですか。あの月は悪いものなのですか? あんなにも綺麗で、懐かしいのに」
私の問いに、騎士は肯定も否定もしなかった。少々の間を置いたのち。
「月は、生ける者を惑わし、死せる者を裡に閉ざしてしまう――神の造った楽園です」
とだけ答えた。
その表情は、死別してしまった誰かを深く悼むようでもあり、あるいはその原因となった誰かを心底恨むようでもあり――私は彼の美しい顔に見惚れてしまった。
それが、私と彼の出会いであり――まだ名前すら決まらぬ喫茶店の、初めての客であった。 疲弊していた彼を奇跡で癒したことを契機に、私が聖女であるという評判が広まり、店は次第に賑わっていくが――。
巨大な満月を巡る、のちに聖女と呼ばれる少女と、熱烈な守護者となった騎士の物語。
――――
※あらすじは開発中のものです。実際の内容と異なる場合もあります。ご了承ください。
※この物語は作者の妄想に基づく完全なる虚構です。実在する人物、地名、所属、その他名称において一致があったとしても、創作上の偶然です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 19:42:49
382924文字
会話率:34%
「あんなこと」の粗筋(完結編も含む)
この小説は2008年十月に宇治市で実際に起きたセンセーショナルな殺人事件をヒントにしている。犯人と被害者の年齢から推測して高校生ぐらいの子供が居たと仮定した。登場する場所も人物もすべて架空である。そ
のことをお断りしておく。
高志と佳世は高校二年生である。一九九〇年の八月生まれである。出生地は宇治市の黄檗山万福寺町で同年同月生まれであった。幼児期から一緒に過ごし小中高校を同じ学校で共に過ごした。
二人が育った環境は大いに違った。
高志はワンマンの父親に京大に入学し外交官になるレールを敷かれてその通り歩んできた。佳世は母親が美容院を六店舗経営し、父親も関連店を経営する共働き家庭で育った。持って生まれた性格も環境も違う中、周囲が気にかけほど二人の仲は良かった。互いにカバーし合う相関関係にあった。
高校生活が二年目を迎えたとき、進む方向を巡って別離の兆しが見えてきた。二人に学力差がついていたので高志は京大へ、佳世は私学の道を進むことになった。しかし二人に恋愛感情が芽生えていたので、折に触れ気持ちを表わす。高志は軟弱で気が弱く、神経性胃炎を発症する身であった。逆に佳世は肥満体で気が強くて人を引っ張っていくタイプであった。互いに助け合って進んできたが二人の父親の仲違いによって引き裂かれそうになるが絆は深まった。
高志の父親はワンマンで、佳世の父親はひねくれものだった。佳世の母親を巡って両者の仲がこじれてくる。佳世の父親の僻みが原因なのだが、尊厳を傷つけられた高志の父親が佳世の父親を殺害してしまう。高志は親の殺人事件を受けて、経済的基盤を失い、将来の夢を断たれた。佳世の助言でアルバイトしながらなんとか京大を卒業する。佳世は中高校時に家事に追いまくられた反動で、大学に進んでから遊び捲くって当初のボランティア活動家の道を捨ててしまった。高志の外交官への道は遠い、このまま過ごして居れば佳世を誰かに取られてしまうと怯えて、学生時代にアルバイトしていた運送会社に就職し生活の基盤を作る。佳世に結婚を申し出て家庭を持つことを決意する。それは実現したのだが厳しいものだった。結婚式は形だけで新婚旅行すら行けなかった。そんなことがあって八年後、三人目の子をお腹に宿して二人は当時両家族が顔つなぎした思い出の旅館で食事しながら回顧している。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 09:22:02
64791文字
会話率:50%