「どうして僕がこんな格好を……」美少女かと見間違うような端麗な容姿を持つ俺の親友、水野明は深い溜息をついた。クラスの出し物であるメイド喫茶の広告塔となった明は、店の宣伝をするために、俺と一緒に校舎内をメイド姿で歩き回ることになったのだった。
この話は無自覚男の娘な親友、水野明とそんな親友が可愛くてたまらない俺、飯塚真司、その他愉快な生徒達が織りなす学園祭コメディである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-13 18:06:17
23995文字
会話率:60%
「俺は親交の使者である」
連れてこられた。そこは超巨大移民船団『カラーリテラ』
宇宙を放浪する船団にモルモットとして攫われ、解剖されそうになった直前にカラーリテラの特殊学者ルールビィ、通称ルビィによって彼女専属のモルモットとして引き取られ
る。
地球人を観察するためだそうだが途中、一つの異変が発生する。
連れてこられる際に『零壱ゲート』と呼ばれる特殊な道を通ったことにより体質が変化し超常的な超健康体質になってしまった。
ルビィは画策する。その超常体質と自身の発明したスーツを使い『ノンペル』と言う偶像でカラーリテラに一種の現象を起こすことを。
カラーリテラは今サイレント・ウォーと呼ばれる内戦がおこっている。侵攻派と親交派。それぞれがお互い主張し合い、どちらの思想を掲げるべきかと言うものだ。
ノンペルは広告塔だ。人助けや救助を行い、そこはかとなく親交派だと言うことをマーケティングするステマヒーロー。
ノンペルは一躍有名となりカラーリテラにヒーローと言う概念を創り上げる。
ノンペルとは本物のヒーローなのか。それとも偽りのヒーローなのか。地球へ帰る約束のために苦悩する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-14 12:00:00
154743文字
会話率:39%
私立屋良堰田(やらせだ)高等学校一年――吾斗廣告(あどひろつぐ)は同校の購買部の一年生。購買部はその名の通り高校購買部の活動をする部活動。幼なじみにしてクラスメート、そして部活動仲間の桜(さくら)ステマを広告塔に、購買部の売り上げ向上の為に
日々汗をかいていた。実はステマは異世界から来たお姫様で、本当は魔法が使えるアイドルだった――そんな設定で売り出すステマ。そのステマに振り回される高校生活を廣告はこの春始めていた。値引き。抱き合わせ。おまけ商法。話題作り。仕込みなどなど――購買部の売り上げに血眼になる部活動仲間達との違法すれすれの毎日を廣告は送る。そんな中不意に突きつけられた購買部廃部への生徒会動議。そして巻き起こる幽霊騒動に、盗難騒ぎ――何よりステマに忍び寄るある危険の影。廣告とステマはともに手を取り合って購買部廃部の危機に立ち向かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-13 18:00:00
107256文字
会話率:59%