平安時代の日本で魑魅魍魎を束ねた最強の鬼「酒呑童子」。
大江山で討伐されたその鬼は、死の間際「人に生まれ変わりたい」と願った。
目が覚めた彼が見たのは、平安京とは全く異なる世界で……。
これは、鬼が人間を目指す更生の物語である、のかもし
れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 17:17:49
144594文字
会話率:55%
平成の時代を生きていた主人公が生まれ変わった先は戦国時代で、平安時代以来続く関東の名族小山氏だった。かつて下野国の守護として関東屈指の大勢力を誇っていたが、戦国時代になるとすっかり衰退して下野半国も支配できない有様に。
下野国内は宇都宮氏を
はじめとした国人達による群雄割拠状態で、さらにその周囲には古河公方や関東管領山内上杉氏といった大勢力が跋扈している始末。
果たして主人公は戦国の世でかつての名門を導くことができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 19:10:00
739006文字
会話率:43%
安倍晴明が性転換してしまったので蘆屋道満と元に戻る方法を探す話
最終更新:2025-03-20 12:04:30
12406文字
会話率:59%
女子高生が異世界に転移したが、そこは平安時代に現代の流れと分岐したパラレルワールドだった。
分かったのは砂漠化してしまった地球で、人間はドームの中で管理された自然としか生きられなかった。けれど元の世界とは違った機械文明があって、食事以外は慣
れればなんとか暮らしていけるものだった。幸運なことに転移者に慣れている世界でもあったので自分も周囲も馴染みやすく、溶け込めたのはいいが、上位貴族の婚約問題に絡んだり、言い寄ってくる男性がいたりと、なかなか落ち着けない。一番気の合う男性は色々と問題が山積している人なのだが、一部の人達の協力も仰ぎつつ周囲に知られないように恋愛を育んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 11:36:25
278809文字
会話率:25%
女性に興味がなくて和歌一筋だった貴晴が初めて惹かれたのは大納言(上級貴族)の姫だった。
だが貴晴は下級貴族だから彼女に相手にされそうにない。
そんな時、祖父が話を持ち掛けてきた。
それは弾正台になること。
上手くいけば大納言の姫に相応しい身
分になれるかもしれない。
早くに両親を亡くした織子(しきこ)は叔母の家に引き取られた。叔母は大納言の北の方だ。
歌が得意な織子が義理の姉の匡(まさ)の歌を代わりに詠んでいた。
織子が代詠した歌が評判になり匡は若い歌人としてあちこちの歌会に引っ張りだこだった。
ある日、貴晴が出掛けた先で上の句を詠んだところ、見知らぬ女性が下の句を詠んだ。それは大納言の大姫だった。
平安時代初期と中期が混ざっていますが異世界ファンタジーです。
カクヨムとアルファポリスにも同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 13:10:00
102535文字
会話率:32%
とある貴族の大姫は暴走した牛車にひかれて転生した。
生まれ変わったのは、また平安時代の貴族の姫(大君)。
ただ――どうやら大好きだった物語に出てきた主人公の姫君をいじめる悪役の姫に生まれてしまったみたい。
その物語は今の中宮が入内する前に
起きた話を中納言家の話に置き換えた暴露話と言う噂があった。
しかも物語の主人公と思われる姫君は行方知れずになったと言われていた。
大君は肩入れしていた物語の姫君の恋を応援すると決意する。
悪役は自分なんだから簡単ですわ!と言いたいところだけれど――。
アルファポリスに同じものを投稿しています。
参考文献一覧
https://note.com/tsukiyonosumire/n/nc6ba7aba4d88折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 17:02:07
83073文字
会話率:28%
平安時代を舞台に頼政の詠んだ歌で作ったなんちゃって歌物語です。
歌から話を作っているので詠まれた順などは順不同です。
「俊恵、危機一髪!」は鴨長明の『無名抄』の現代語訳です。
カクヨム、アルファポリスにも投稿しています。
最終更新:2024-09-06 06:00:00
5644文字
会話率:34%
売れない小説家の安倍守は、自作の小説「妖しき陰陽師」が10回目の持ち込み却下となり落ち込んでいた。編集者からは「リアリティが足りない」と言われるが、平安時代の陰陽師が現代に転生して妖怪と戦う物語にどれほどのリアリティを求めているのかと疑問に
思う。
帰り道、雨の降る神楽坂の路地裏で倒れている少女を発見し、安倍は彼女を自宅に連れ帰る。少女が目を覚ますと、黄金色に輝く不思議な瞳を持っていた。少女は自分を「コン」と名乗り、安倍を「ご主人様」と呼び始める。
コンは安倍が平安時代最高の陰陽師・安倍晴明の転生だと告げる。安倍は信じられないが、コンが狐火を見せたとき、安倍の脳裏に見知らぬ記憶の断片が蘇る。コンによれば、千年前に晴明は妖怪の大ボス「大禍津日神」と相打ちになり、再び転生して決着をつけるという契りを交わしたという。
その夜、突然部屋の電気が消え、「言霊喰い」という妖怪が安倍を襲う。コンの力だけでは太刀打ちできないが、危機の中、安倍の口から自然と呪文が溢れ出し、妖怪を撃退することに成功。
妖怪を倒した後、安倍は自分が書き続けてきた小説が前世の記憶だったのではないかと思い始める。コンは大禍津日神も現世に転生していると告げ、その気配が日に日に強まっているという。
たった一日で人生が劇的に変わった安倍だが、自分の中に眠る力と記憶を少しずつ受け入れ始め、原稿の続きを書き進めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 20:19:30
46211文字
会話率:59%
平安時代の天才陰陽師・安倍晴明は、不思議な力を持つ妖怪との最終決戦で命を落とす。その瞬間、彼は未来の世界へと転生する。転生した先は、現代日本の東京。記憶と力をそのまま持ち越した晴明は、新たな人生を始めることになる。
最終更新:2024-06-01 09:49:12
38786文字
会話率:24%
保元の乱から3年が経った1159年。父を殺して源氏の棟梁となった源義朝は、自分の待遇に不満を持っていた。その不満に権中納言であった藤原信頼は近寄り、自らの仲間へと引き入れようとする。
一方朝廷では、師仲を中心とした二条帝の親政を目論む
二条親政派と、後白河院の院政を望む院政派が対立していた。そこへ将門に乗っ取られてた清盛に殺されたはずの竹内宿禰が近寄り、信頼の紹介を持ちかける。
その翌日。平家屋敷にあいさつに行った義朝は、清盛に挨拶をしに行く。清盛に関東時代のことを聞かれ、義朝はその思い出を語る。
藤原信頼と組んだ師仲は、信西のバックに着いている清盛の暗殺を決めた。白い旗に折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 19:25:25
263819文字
会話率:45%
───────平安時代、呪術によって改造された人造種族・鬼がいる世界。
鬼は自我を持ち、理性を持ち強大な力を持っているが同時に凶暴性を秘めており平和となった現代でも年間五千を超える重犯罪が起こっていた。
これを重く受け止めた日本政府は2
010年に「自身達の咎」として鬼を殲滅させる条例を出し、民間人による鬼の虐殺が行われる。
鬼達は束となり、沖縄へ避難してから着々と自身達の領土を拡大。
遂には鬼か人、どちらかの生命が日本から消える絶滅戦争へと発展して行った。
それは未だに続いていて、終わらない争いに人も、鬼も疲れていた
そんな世の中で、一人の人間の少年が理不尽に捉えられた好きな女の子を助ける為、征鬼軍に交渉する。
征鬼軍に課せられた使命、それは───────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 22:29:59
100667文字
会話率:22%
恋とはなにかも知らぬまま、十歳で光少将の妻となった左大臣家の末姫、揺羅。幼く純粋な彼女の心が踏みにじられるのに、さほど時間はかからなかった。やがて時が経ち、薄暗い邸の中ですっかり心を閉ざしてしまった揺羅の前に現れたのは、わがままな幼い姫君と
、そして───
平安時代を舞台にした、ひとりの少女が大人になるまでの物語。不定期更新です。
(たぎつ瀬:とどまることを知らぬかのようにあふれ出る激しい想い、の意)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 08:00:00
241191文字
会話率:39%
そのあでやかな容姿ゆえに光中将と都びとに持てはやされながらも、虚無感の中で刹那的な日々を送る男。託された文を携え伊勢に向かった道すがら思いがけぬ出来事に遭い、土地の娘に助けられる。都から遠く離れた鄙の地で、秘された過去と真に大切なものを知っ
た男は───
平安時代を舞台に満たされぬ心を持て余す貴なる人々の物語『たぎつ瀬の』の断章です。2016年6月7日、完結いたしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-07 21:00:00
24509文字
会話率:36%
近頃、都はひとりの男の噂でもちきりなのだという。
月のない夜、闇に紛れて盗賊の如く殿上人の邸に忍び込み、やんごとなき姫君たちの心を盗み取っていくその男を、人は『鵲』と呼ぶのだとか───淋しい身の上の姫君と『鵲』の物語。
平安時代を舞台にした
、七夕にちなんだ御伽話です。
2015年9月2日、完結いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-02 20:00:00
64472文字
会話率:31%
平安時代、女流作家紫式部によって書かれた長編恋愛物語「源氏物語」。その物語の中では、帝の子として生まれるが臣下に下され、そこから大逆転を見せるプレイボーイ「光源氏」と、その周りのものたちの一生が描かれる。
その世界の田舎に暮らしていた中流
貴族の娘は、そんな華やかな人生とはほど遠い暮らしを過ごしていた。
しかしある日、酒豪でどうしようもない父が、大ニュースを連れて帰ってきた。それは、「都への出仕」へ誘われたと言うことであった。彼女はやっとの転機に目を輝かせ、すぐに出仕を決める。
田舎者である彼女にとっては、全てが新鮮な光景。新たな出仕先である「六条院」で彼女を待っていたものとは____折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 21:30:00
70340文字
会話率:36%
死んで目が覚めたら平安時代に転生していた。
その転生先の肉体の名前は「源義経」。
日本史で最初に登場する英雄と言ってもいい、その生涯すべてが歌舞伎の演目に成っている超人だったが、、、
———女の子の体で生まれてきてしまった!
せっかく
義経に転生したのに、なぜか体は女の子。
だが肉体のスペックは抜群に高く、少女の体でも関係なく無双し、天下を取ろうと奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 10:42:32
7050文字
会話率:41%
今上帝の叔父にあたる時嵩は時折皇族に生まれると言う碧眼の持ち主。それは高い霊力を持つことを示していた。
先代の崩御に伴い伊勢の斎宮を退下した那子は本物の斎宮と呼ばれる力を持っていた。
二人はかつて同じ女性に養育された昔馴染み。養育者の女性は
時嵩と同じ碧眼の持ち主で、時の帝の代わりに呪術を受ける形代だった。二人よりもよほど強い霊力の持ち主であった彼女を死なせたのはだれか。
なんちゃって平安時代で、相変わらずのご都合主義です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 07:00:00
85663文字
会話率:57%
式神になったのは別に良い。でもこの主が解釈違い。
異世界転生物が好きな男子高校生、吉野つぐみ。ある日、雷に撃たれて目が覚めると、式神になっていた。
原因は陰陽師・安倍晴明が行った実験の暴行事故。平謝りする彼は、妖力の強さに振り回され、自信
がなく頼りない。その姿に解釈違いを起こしたつぐみは考えた。
「本人も悩んでるみたいだし、彼の悩みが解決すればイメージに近付くのでは?」
一方その頃、都ではあやかしを率いた少年が都を狙っていた。
安倍晴明を伝説に近づけつつ、都の危機に立ち向かう話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 18:22:01
25987文字
会話率:46%
時は遥か昔の神代。世に人ならざる者が蔓延っていた時代。
または神と人が今よりも身近で境界が曖昧だった時代。
人は目に見えないものに怯え、震え、常に何がしかに縋り付いた時代だ。
そんな彼らの前に突如として現れたのが【陰陽師】と呼ばれた、人な
らざる者たちを祓う者たちであった。
彼らは人々を救うため日々穢れや人ならざる者に真っ向から立ち向かった。
時には加持祈祷を、時には真言を唱えたり祝詞を奏上したり、時には体を張って身固めを行ったり……。
そんな過酷な環境に身を置いていた彼らもまたまごうことなき「人」だった。
この作品は雅で儚い時代に生きたとある一人の少年の成長のお話。
少年は何を見て、何を感じ、己の境遇を嘆き悲しみ、そして再び立ち上がって成長するのか。
「僕はただ、じっさまに教えを乞いながら、貴方の言う家族と共に平穏に生きたい。それだけが望みなんだ」
*更新は基本週1ペースです。
注意!
諱とかの概念も多少ありますが、基本は現代に沿っています。
本物の真言や祝詞を使用しておりますので、素読される際はご注意ください。
本作はファンタジー要素もりもりとなっております。
平安時代を元にしているため、結構な男道多め?
一部男道路線のキャラあり
実在する人物が多少出てきますが、史実と一切関係ありません。
文内に注釈など入れています。
作者は素人に毛が生えた程度の知識しか持ち合わせておりません。
ご了承ください。
あらすじ改稿予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 08:10:00
430917文字
会話率:34%
加賀国原村で打ち捨てられていた女童。
孤児の女童の前に、ある日身形の良きをんなが膝を着いて話しかけた。
「我とともに都へ行きませぬか」
その者の名は、後に白拍子として清盛入道に寵愛賜りしをんな【祇王】。
祇王は元服もまだな女童に、芸を仕
込む。字は基本、雅楽・今様・無論舞なども授けていった。
祇王と血の繋がりし大母御刀自、妹御祇女にも可愛がられ育つ中、祇王とともに清盛入道の前へと召される。ともに舞、たまに笛を吹く。
そして女童は祇王とともに清盛入道より寵愛賜ることとなる。
その際に名付けらる――――名を原村にある花山天皇植わえし松に準え【小松原童子】。
くしくも後に、【仏御前】として清盛入道に寵愛さる白拍子の出身であった。
そして、小松原童子と祇王を割く出来事来る。
かの仏御前、祇王の引き立てにより清盛入道の御前にて今様披露す。これ境に仏御前は召し抱えられ祇王は捨てられた。
小松原童子は祇王が見出すほどの、その優れた見目により継続で寵愛された。屈辱を受けしは祇王のみ。祇王はその後、仏御前と小松原童子の慰め役となりて程なく出家す。
その幾年後、仏御前もまた出家す。恩ありし祇王の坐嵯峨往生院にて妹御と大母御とともに。清盛入道の下おりしは小松原童子のみとなりはつる。
小松原童子、以前より清盛入道に囲われたる琵琶引きのめしひ男童【浮舟】とともに舞い踊る。
ある日清盛入道の下にやってきたのは、入内していた中宮徳子であった。
彼の者、この頃夫高倉院病臥す日々。
そこなに起る不穏な話。徳子を後白河法皇の後宮侍らすとのこと。
思うところありようで、最初の清盛入道への反意はこの小松原童子と浮舟を取り上げることであった。
「きっと、沙羅双樹のようなこの二人の舞と琵琶を聞けば、帝もお元気になられるはずです」
強引に囲いて徳子は二人の舞と琵琶を高倉院に聞かせたり、小松内府や後白河法皇に聞かせてあげることとなる。
その後、高倉院崩御と清盛入道逝去により院号宣下を受け徳子は建礼門院と名を改める。
そして来たる都落ち。小松原童子と浮舟はともに建礼門院へと付き従う。
日増しに強まる平氏討伐の声、あゝ無常なり
驕り高ぶりの行き過ぎ故に起りし不満が花開く。
西国にも見放され、仲間の入水・討死も相次ぐ。
維盛、清経、敦盛、師盛、忠房。
平氏はついに定る。この海原を母と。
壇ノ浦である――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 21:33:43
3713文字
会話率:11%
平安時代、ある一人の男によって神にも等しい妖怪が討伐された。しかし、男の名は歴史に刻まれることはなかった。
現代に2000年の時を経て、運命を背負うことになった青年の人生は…。
この作品は、カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2025-02-19 20:00:05
193885文字
会話率:56%
中納言の姫でありながら、母を亡くし寂しい暮らしを余儀なくされていた二の姫・楓子。ある夜、今上帝に入内した腹違いの妹姫・桜子の病の祈祷に呼ばれた陰陽師・賀茂利憲と出会う。彼は中納言邸に巣食う蠱毒の妖を祓い、女御である桜子にあいたいと願う楓子を
中納言邸から攫った。
利憲の指示で男装し楓と名乗って陰陽生として出仕する彼女は、桜子の警備を任された左近少将・斉彬と仕事をすることになる。何者かに呪殺されんとしている桜子を守ろうと楓子は、利憲・斉彬と共に調査をするが……。
悲運の姫の平安陰陽奇譚、二人の男性に挟まれた異能を持つ姫の行く末はいかに?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 12:19:46
102305文字
会話率:45%
平安時代の庶民である時子は、ある日、どこに続いているのかわからない不思議な洞窟の噂を耳にする。
洞窟を探索することにした時子だが、その中で、時子は眠りに落ちてしまう。
目を覚ますと、そこは、現代の日本で、時子はひどく混乱する。
立ち寄った店
先、喫茶マロウドで、紅茶を飲み、金銭を払おうとしたが、今の通貨と異なる為、支払うことが出来なかった。その時、隣で飲んでいた売れない漫画家、染谷一平が飲み代を払ってくれた。時子は感謝を告げ、一平に別れを告げその場を去ろうとするが、一平はその不思議な通貨を見せてくれと、時子を引き留める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 16:31:29
16415文字
会話率:54%
「その力は僕だけのために使い。」
平安時代ー魑魅魍魎が跋扈する時代に有名な陰陽師がいた。桃木千影はそんな家系に産まれた類いまれなる才能を持った女陰陽師だった。
ある日、桃木家では次期当主を決める実力勝負が行われた。
最後まで残ったのは
千影ともう一人…。千影の次に才能に恵まれた男、桃木聖だ。
”才能はあるのに千影には及ばない”
そう言われ続けた聖はこの最終決定の日、千影を陥れるためにイカサマを仕込む。
まんまとその罠にかかった千影は見掛け倒しの陰陽師と後ろ指を指され桃木家から虚偽の陰陽師だと追放されてしまった。
人生の全てを奪われた千影は絶望し自殺を試みたが、まさに死に向かう直前にエリート政治家の次男坊、一条清麻呂に命を救われる。
清麻呂は助けた女があの桃木の陰陽師だと知ると仲間にする為とんでもない計画を打ち明けた。
それは国取り計画。
千影の実力を見込み椿と言う新しい名を与えその秀でた才能を自分の為だけに使えとタッグを組んだのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 19:56:53
2818文字
会話率:57%
妖怪は何故、人を殺す、いじめるのだろう?
それは、絶対に感情を持ってはいけないから。
一度でも、感情を持ってしまえば、それは一生、永遠の苦しみとなる。
日本の平安時代。
十二天将と呼ばれる、最強の式神たち。
千年前、彼らは初めてある男に
感情を持つ、そしてずっと苦しめらていた。
そして千年後の今、彼らに動揺させるある女性が現れた。
彼女が娘を生んだとき、彼らは祈っていた。
この子供も力を継承して、彼らの主でいられると。
しかし、天将ですら定めを逆らうことはできない。
その女の子は、凡人として生まれてきた。
それぞれ、厳しい運命に向き合う親子。
彼女たちは何を失って、何を手に入れるのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 23:35:02
109552文字
会話率:67%
「異世界転生……マジですか……」
現代っ子(ただしド田舎育ち)が平安時代ぐらいの文明レベルに放り込まれて四苦八苦。
前世知識を駆使して快適な生活を送りたいと思うものの赤ん坊の姿ではままならず。
まずは精霊を巻き込み、そして家族をも巻き込んで
目指すはストレスフリー生活!
まずはトイレとお風呂ですね!! そして冷暖房完備の快適生活を目指しますよっ。
家族と仲良く平穏、そして快適に暮らす事が目標の元女子高生の奮闘記です。
注意:
・タグにある通り設定が多く、解説もとても多いです。更に超スロー展開です。
・初期は不衛生・不潔な描写が多いです。苦手な方は回避してください。
・不妊や流産といった設定が少し入ります。受け付けない方は回避でお願いします。
・毎週月曜の夜に投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 22:00:00
1202320文字
会話率:25%