主人公、香坂美月(こうさか みつき)によるプライベートカウンセリングの物語。
彼女は、その冷静で穏やかな物腰と鋭い洞察力で、多くのクライアントから信頼を得ている。
■主人公のプロフィール
名前:香坂 美月(こうさか みつき)
年齢:43歳
(見た目は32歳程度に見える美貌を持つ)
職業:プライベートカウンセラー(公認心理士、NLPコーチング、エグゼクティブコーチング資格保有)
性格:冷静沈着で洞察力が鋭く、相手の表情や仕草、発言から潜在的な問題を見抜く。自身の経験に裏打ちされた深い人間理解力があり、丁寧な言葉遣いと穏やかな声質でクライアントの信頼を獲得している。
経歴:元企業内カウンセラーで、トップ経営層やエグゼクティブを対象にしたコーチング実績が多数ある。現在は独立し、SNSや口コミで人気が高い。
活動場所:都内を中心としたホテルのラウンジカフェ
■カウンセリングの流れ
①クライアントからの応募内容をもとに選定。
②ホテルのラウンジカフェで、クライアントがリラックスした状態でカウンセリング開始。
③カウンセリング(現状把握と悩みの深掘り)
④目標設定(未来のあるべき姿の定義)
⑤ギャップ分析(現状と理想の差異を明確化)
⑥課題抽出と具体的なアクションプラン策定
⑦クライアント自身が納得感を持って終了、フィードバックを実施。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 04:00:00
167027文字
会話率:64%
異端を排斥し同胞と徒党を組んできた我らにとって、差異を忌むことこそあれど、賛美する謂れは無いだろう。
キーワード:
最終更新:2025-03-23 02:21:43
1328文字
会話率:0%
宇宙空間を飛び続ける宇宙船ノア。
その最下層で私は死者を送り出す仕事をしている。
明日が見えない暮らしの中、偶然降りた星で奴隷の少年と出会う。
その少年は、今は亡き地球人との混血児だった。
笑えない送り人と、送り人を慕う少年との歳の差異種
恋愛譚です。
※SF感は風味程度。いつも通り人外でます。
※お姉さん×少年ではありません。逆です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 12:24:14
15010文字
会話率:34%
私にとって、機械も魔法も、その他複合的な要素は差異はないように思ってしまいます。何を実行するにしても、ここに存在するリソースを消費して結果を得る。これに違いがあるのですか。
そう思っていましたが、意外とここに違いはあるのです。肉を食べる
時、魔法で調理されたものは加熱が完璧であり、美味しいです。機械で調理されたものは加熱され、機械特有の燃料や素材の香りも加えられて非常に美味しいです。
結果的にはどちらも非常に美味しいのですが、その結果に至るまでの違いは重要であり、結果に対する要因に差異が生じていることが分かります。皆様からすれば、その世界の常識と合致している方が「非常に美味しい」と評価すると考えられますが、合致していない方を同じ評価とするのも、違和感を生じてしまいます。
物事は結果が重要という人はかなり見てきましたが、私は過程も大事なのだと判断します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 19:45:24
1085文字
会話率:42%
魔物生物学者カール・フリードによる書物の一部抜粋。および災害の簡易報告。
最終更新:2025-01-14 09:40:26
728文字
会話率:0%
【世界の狭間で揺れる少女は確かに生きている。】
コンテスト:カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト
部門:「児童向けファンタジー小説(異世界転移)」
※ネタバレ注意
「キャラクター設定」
・弓良 ゆら(ゆみら ゆら)
主人公。中
学生の女の子。異なる世界を行き来できる。
・ミスターX(まふたろ~)
異なる世界の住人。猫なのか人なのかはっきりしない。
「長編化した際のプロット」
私たちのよく知る世界(こっちの世界)とお伽噺のような世界(あっちの世界)を行き来することができる主人公が世界の差異を学んでいく。
主人公はいずれかの世界に永住することを迫られている。
諸々の要因に影響されて、決断を二転三転させる主人公。
主人公を取り巻く状況は、物語を進めるごとに、重く苦しいものになっていく。
最後に選んだ世界で、弓良ゆらは生を全うすることを決意し、物語は終わる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 22:56:35
5573文字
会話率:32%
右翼だの、左翼だの、言ってるだけナンセンス。原因はそんなところにはないんだよ。みんな自分が本当に「思考」していると勘違いしているに過ぎないのかもしれない、て話。
どうもすみません!単発だけど、なろうの作品設定のデフォルトが「連載」に設定さ
れているので、油断しているとこういう事故を起こしてしまいます……ご容赦されたし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 14:43:43
2388文字
会話率:0%
とあるSNSにて知り合った二人の交流企画の一環として作成しました。
お互いが考えたテーマを交換し、そこにいくつか共通の項目をつけて執筆します。
共通の条件は以下の通りです。
1.男主人公で、ジェラール・エルンストという名前であること
2.中
世のような街が舞台、周辺に泉か湖があること
3.片方の横にたれる髪が長い。オッドアイであること
また、各作品の世界観や細かな人物の設定は異なっており、その差異を楽しんでいただけると幸いです。
以下、著者と執筆作品のご紹介
【霜月れい】テーマ:花と宝石
アルファポリスにて活動中。代表作は「還る狭間・船送り」
『夜の伝書鳩』著者
【蝉次郎】テーマ:星と夢
小説家になろうにて活動中。代表作は「青の国 赤の国 プロトタイプ」
『星を宿す人』著者折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 20:35:13
10554文字
会話率:37%
主人公その1(男)が主人公その2(男)を召喚します。その召喚に纏わる一連の話です。
当作品における主人公はセット販売です。単品売りはしておりません。
皆無でもありませんが、俺tueeee-の為の話ではありません。勘違い系でもありません。度
の付くシリアスでもありませんが、回が進むにつれテキトーにイタいよーな事を言っております。誰かの言葉に対して、どこかで誰かが繋げるなり返したりします。
召喚した事実に纏わる話なので、最後まで纏わり切ります。
※※※
運営の定義に従い、当作品をハイファンタジーの転移へと設定します。
当作品を大別するなら成長譚で、冒険譚を主軸に据えた話ではございません。主人公二人を軸にした事象が広がる様を旨とするそれなりの成長モノ(な、はず)ですので、提起した内容は些少でも掘り下げます。
主人公が男二人なので、ボーイズは確実に該当しますが、ボーイズラブとした場合の定義に合致してるかと首を傾げるので現在タグはつけておりません。
また、通常想定されるハイファンタジーとは趣に若干差異がございます。
平成二十八年八月吉日
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 23:00:00
2463701文字
会話率:39%
人に害なす怪異と呪術が実在するパラレル現代日本。
怪異に対する防衛・討伐を担う国家機関「怪異戦略本部」は、呪術と化学を融合した「呪化学」なる技術を用いて、平和の維持に尽力している。
平凡な人生を歩んできた主人公・風早陸(かぜはや・りく)は
、ある日、重大な交通事故に巻き込まれた。
たまたま傍にいた子供を庇い瀕死の重傷を負った陸は死を覚悟する。
しかし、意識が戻った時、傷は全て治癒していた上に、彼は見知らぬ施設にて監禁されていた。
自身の意思に反して破壊行為を行う身体を、陸は何とか精神の力で抑え込む。
実は、陸の体内には「異界の精神生命体」が寄生しており、それが生命維持装置の働きをしていた為、本来であれば死んでいた筈の彼は生還したのだった。
そして、陸が監禁されていたのは「怪異戦略本部」の研究施設。
「異界の精神生命体」と融合し人ならざる存在と化した陸は、一旦は「人ではなく怪異である」と判定されてしまい、研究材料として死ぬまで施設で監禁されるという決定が下る。
だが、強力な怪異の出現に際し、「人として生きたい」と願う陸は、人々を守る為、生命をかけて怪異との戦いに飛び込んでいく。
※セルフレイティングは保険です。※
※舞台はパラレル現代日本なので、リアルとは歴史や社会情勢に多少の差異があります。※
※登場する団体、組織などはリアルに似たものがあるかもしれませんが、全て架空のもので、作者の独自設定も多々あります。※
※この作品は「ノベルアッププラス」様、「アルファポリス」様、「カクヨム」様にも掲載しています。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 18:00:00
117773文字
会話率:47%
母と喧嘩をして家を飛び出した高校生の主人公がトラックにはねられ帰らぬ人に。
目が覚めると女神にこの死は手違いだったと言われ、異世界へと転生し地球に戻る方法を探す事に。
果たして彼は母親と仲直りする事は出来るのか。
異世界ファンタジー×ギャグ
コメディ!
AIイラストで作成した挿絵を多く取り入れているのでライトノベル感覚でお楽しみ下さい。
※表紙絵、挿絵はAI作成です。
AIイラストの為、登場人物の服装や見た目に差異有り。
※本作品はフィクションであり登場する人物、団体等は全て架空です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 08:00:00
60883文字
会話率:67%
この物語は、15歳の少年であるサストラ・アウラサという少年の〈冒険〉に焦点を当てています。サストラは〈内向的〉で〈知的〉であり、〈高い共感力〉を持っています。彼は友人たちの相談相手となることが多く、彼らの秘密を守り、良い聞き手であるため信頼
されています。一方で、サストラは友人たちには秘密にしている夢を持っています。他人に自分の感情を表現することに〈トラウマ〉を抱えているため、彼はその夢を〈秘密にしています〉。彼の夢は、不正義や苦難のない〈平和な〉世界を作り出すことで、すべての人が幸福に共存し、差異を問わずに暮らすことができる世界です。
卒業旅行中、サストラは友人のチャハヤ・ラリタが橋の上で他の生徒たちにいじめられているのを目撃します。しかし、サストラがチャハヤを助けようとすると、二人はその橋から転落してしまいます。サストラが目を覚ますと、彼は保健所にいました。しかし、チャハヤはそこにはいませんでした。そこで、サストラはすぐにチャハヤの行方を探し始めます。サストラがチャハヤを探している最中、彼は他の人々の思考が明確に彼に伝わることに気付きます。それは通常の言葉での会話のように、〈テレパティ〉と呼ばれる能力です。また、彼自身も通常の人間よりも優れた身体的耐久力を持つようになっていました。そして、彼はその特別な能力を持つ人々を〈マニピュレーター〉と呼ぶことを知ります。
一方で、名前をラダ島という〈孤立した〉島から大きな脅威が現れます。この島は5年前の彗星の破片の落下の影響を受けたために孤立しています。世界的な経済危機により、政府からの援助がない状況で、災害から生き残った人々は政府に対して深い怨みを抱いています。〈目に見えない手〉によって支えられたこの怨みはついに溢れ出し、彼らは豊富で〈非凡な力〉資源を手に入れ、〈クーデター〉を遂行しました。
この出来事は、サストラをより大きな紛争に導き、彼に〈数百年〉も隠されていた〈大いなる謎〉を明らかにすることを余儀なくさせました。その旅の中で、サストラは〈彼が探していた答え〉を見つけるためにさまざまな新しい人々に出会います。実際には、五年前に落ちた彗星に何が起こったのでしょうか?それが自己崩壊することができたのはなぜでしょうか?それは異常事態なのでしょうか、それとも〈陰謀〉なのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 20:27:17
3602文字
会話率:0%
2001年、世界にゲートが出現し日常が変わり始めた。ゲートの中にはダンジョンと魔物が存在し、時間と共に魔物は外の世界に解き放たれる。
多くの悲劇を生んだ大氾濫、そんなゲートが日常になりつつある現代で、主人公の武蔵小五郎はダンジョンを攻略
するハンターとして活動していた。
彼にはある悩みがあった。それは自分の体と心の差異である。同一性障害と呼ばれる心の病を克服するべく、彼はダンジョンに潜る。
そんなある日、テレビ企画に主人公が求めていたアイテムが参加商品として得られる事を知る。Bランク以上の上位のハンターのみ参加できるダンジョンアタックだった。
それに参加した主人公は晴れて念願の『TSポーション』を手に入れ、ついでに上位の景品もゲットする。
そして、女性に生まれ変わった主人公は新たな冒険をはじめるのだった。
―――よし、妹に勧められたし配信者になるぞ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 00:00:00
215810文字
会話率:32%
「もう……会えないかも知れないのに……」
とある出来事をキッカケに、互いに特別な存在である男の子と女の子はすれ違って拗れた。
男の子の女の子に対する想いと、女の子の男の子に対する想いが交差する恋愛群青劇です。
男女二人の人生15年分(本編
)と➕α(アフターストーリー)があります。
※タイトル通りリフォーム版です。原作との差異はあまりありません。
ーーー
とある島の小さな村に、ある日二人の男女が産まれた。その二人は同じ日に産まれたことで、運命共同体の様に育てられる。身体が弱く本ばかり読んでいる男の子を、毎日のように連れ出す女の子。しかし当時十二歳だった二人がいつもの様に二人で遊んでいると、船で島に商人がやって来た。男の子の知らない世界を教えてくれる商人に、その世界を直で見たいと……三年後成人したら商会に入れて欲しいと、頼み込んだ男の子。そして、その願いを受け入れた商人。そんな二人の目には、顔を曇らせている女の子の姿は映らなかった……。男の子の、女の子に対する気持ち。女の子の、男の子に対する気持ち。商人の、二人に対する思惑。そんな三人の感情が絡まり生まれた物語の末、十五歳の男の子と女の子の思いがぶつかり合う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 19:00:00
20430文字
会話率:8%
このご時世に幸福になる権利などという妄言を信じている人間がいるとすれば、よほどの愚物か聖者くらいのものだろう。だがそれを逆説的にとらえれば生者と愚物の差異は紙一重という事になる。
願わくば、この妄言をかき集めただけのものが誰かの心に響きま
すように…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 05:13:08
1736文字
会話率:0%
「シュミエール」という名の主人公が、日常の中で感じる思索の軌跡を綴った哲学的な物語。言語化の限界、情報量の減少、科学と哲学の対立、そしてSF文学の可能性まで、幅広いテーマを縦横無尽に探求していく。
現代社会の停滞感や価値観の変遷を鋭く観察
しながら、人間の本質的な生き方や未来への希望を模索する主人公。その繊細な感性と鋭い洞察力が、読者を深い思考の旅へと誘う。
言葉の力と想像力が未来を形作るという信念を胸に、シュミエールは自身の存在意義を探り続ける。この作品は、現代を生きる我々に、生きることの意味を問いかける知的冒険の書であるのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 11:47:27
4377文字
会話率:0%
毎年、神無月(旧暦の十月)になると日本中の神様が出雲に集結する。が、留守になった各地には、神様に変わって土地を守る御役目の『留守護(るすもり)』が存在した。
滋賀県のとある田舎の小さな神社の孫娘、高校生の建美(タミ)は、ある日突然、神様
の『留守護代理』に任命されてしまう。その時とっさに手に取ったお爺ちゃんのゲートボールの道具。そのスティックが神様の力を媒介する神器に登録されてしまった。場当たり的に『留守護代理』をする羽目になった建美は… お爺ちゃんと幼馴染の次郎に助けられながら、相棒である『日本武尊』こと、タケル様と共に平和な世を守るべく、穢れや鬼と戦う道へと進んで行く。
<<一度、途中までUPしたのを児童書用に校正し直しています>>
【神社や歴史など諸説・差異がありますが、あくまで「お話」として軽く読んでいただけると幸いです。また、実際に存在する神社や地名等が出て来ますがフィクション(架空の設定)です。あしからず】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 10:16:43
66553文字
会話率:63%
ルシェ・ドワイド。
機族の生まれ。
顔面偏差値Sランク。
『神霊機大戦』の主人公と同じく、精霊に愛され圧倒的な力をもった才子。
ただし、その実力を活かせないトラウマを持っていることで、避けれない、走れない、攻撃が当たらない
の三拍子が揃い、金ぴか機体を乗り回す作中一番のネタキャラだった。
そんなのルシェ・ドワイドに、『神霊機大戦』をやり込んだ元配信者の天津眞(あまつ しん)は転生してしまった。
病死した妹から託された全プレイヤー未到達の幻ハーレムENDを目指していた彼は、ゲームの世界に転生したことをすぐに理解するも、そこで出会ったルシェの妹ルカに自分の妹の面影を見出した。
はからずも妹のルカは眞の妹と同じく長く生きられない病魔に侵されているのを知り、彼は妹を助けるためのアイテムを手に入れることを思いつく。
そのため、自らが持つ『神霊機大戦』の知識を活かし、ルシェ・ドワイドとして不在の主人公の代わりに最難関と言われるハーレムENDを目指すことを決めた。
自らの知っているゲームとのわずかな差異に違和感を覚えつつも、妹の命を救うため、フラグを回収に奔走することになった。
それが、世界に大きな変化をもたらすことになることを本人は知らない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 12:00:00
130572文字
会話率:55%
『ソウルシーカー』と呼ばれるDEA(Devil Enforcement Administratio アメリカ連邦悪魔取締局)の職員、ナナ・キャットは、悪魔狩りの精鋭部隊「LAタイムズ」の一員として、“ヴィランズ”という悪魔を討伐する仕事を
担っていた。
ナナは人間ではなく、鬼の一族として古くから悪魔狩りの活動を続けており、“悪魔化”と呼ばれる謎の現象を収束するべく、数百年もの間戦い続けていた。
“悪魔化”とは、悪意を持つ人間が罪を犯した時に起きる現象であり、罪の大きさの度合いによって多少の差異はあるものの、一定の確率で人間が「悪魔」へと変貌する時に用いられる指標である。
地上には元々人間ではなく、『鬼の一族』が繁栄を極めていた。
鬼は人間を毛嫌い、奴隷のように扱い続けてきたが、『黙示録の戦争』と呼ばれる出来事を機に、衰退の一途を辿ることになる。
その背景には、人間を愛した赤鬼のグループと、人間を嫌う青鬼のグループの対立があった。
赤鬼は人間と共存することを選び、青鬼は人間を駆逐することを望んでいた。
鬼は永遠に生きれる強い生命力がある反面、生殖器がなく、人間のように増え続けることができない生物学上の問題を抱えていた。
鬼を増やすには、自らの血を人間に与える必要があった。
“鬼化”と呼ばれる現象は、鬼が一族としての地位を確立するためには欠かせない儀式であり、また、プロセスでもあった。
つまり人間は鬼の一族にとっての“贄”であり、「血の器」として道具のように扱われてきていた。
今から約三千年も前のことである。
人間には人間の生活があり、生き方がある。
人間は鬼が繁栄するための道具ではなく、自由に生きるための権利がある。
人間と共存することを選んだ赤鬼は、人間と対等に生きることを望み、例え一族が滅びることになったとしても構わないとして、人間に血を分け与える行為そのものを禁止しようとした。
戦争によって多くのものを失ったが、代わりに得たものは平和であり、人間と鬼が互いに笑い合える日々であった。
しかし——
鬼と人間と、——悪魔。
星を巡る命の戦いが、今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 00:07:35
2948文字
会話率:6%
23世紀、UGE・地球連合政府の指導の下、人類は急速に発展させた宇宙開発技術を用いて、「植民星」を次々と建設。今や人口500億を超えた地球人類は、史上最大の繁栄を築き上げた。中でも植民星の一つ、惑星《エデン》には豊富な資源と多様な生命が宿
り、数多くの人々が更なる富と幸福を求めてその星へと渡っていった。
《エデン》第13居住区・ニューアシヤ。この地に住む左手に《希望の痣》を持つ高校生・望月光は、登校中に耳の長い少女が空を飛んでいるのを目撃する。何気なくその模様を録画した光は、クラスメートの勧めで動画投稿サイトにその動画をアップロードする。だがそこには、UGEが直隠しにしてきたある"事実"を孕んでいた。
全人類を危機に陥れた犯罪者としてUGEに拘束される光。そして”ある秘密”を口にしたために、UGEの標的となるクラスメート。彼らを守りたいという光の想いが、左手の《希望の痣》を覚醒させる。やがてその能力により全人類から追われる身となった光たちの前に、原生生物”レリギオス”が姿を現す。
それは、"化け物"と呼ぶには、あまりに美しい姿をしていたーー
一人の少年と一体の"化け物"の出会いは、大勢の生命を巻き込んで、やがて世界の真実へと繋がっていく。
これは、《魔法》と《絆》と《革命》の物語。
※更新はマイペースで行います。気長にお待ちください。
※残虐な表現も描く予定です。描かないかもしれませんが(笑)。
※この作品は「カクヨム」さんでも掲載しております。内容に差異はありませんが、宜しければこちらも。
「カクヨム」さんでの小説ページ:https://kakuyomu.jp/works/1177354054883888687
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 18:46:45
498351文字
会話率:42%