博物館で学芸員として働いていた私の唯一の心残りは
企画展を成功させられなかったこと。
せっかくお金も時間もたくさんある、なんだったら
権力もそこそこある貴族令嬢に生まれ変わったからには、
恋愛よりも趣味の道に生きたいと決意したものの、
ど
うやらここは剣と魔法と恋の世界だったようで………。
婚約者の王子や幼馴染みの貴族たちから逃げ出したい主人公は
少しずれた努力に励むのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 08:00:00
2352文字
会話率:23%
「あなたにとって、生きるとはどういうこと?」
ロボット工学をはじめとする様々なテクノロジーが発展し、もはや「人間はいらない」というジョークも笑えなくなった時代。
博物館の学芸員である「私」のもとに、常連の女の子が尋ねてくる。彼女は「先生
」から出された宿題――生きるとはどういうことか――のヒントを「私」から得るためにやってきた。「私」は恐竜が何よりも好きだ。博物館に就職したのもそれが理由で、女の子とも恐竜の話を通じて顔見知りになった。けれども実際は、高性能自律型ロボット「スマート学芸員」に仕事を奪われ、博物館の完全自動運営化へ向けて「私」の解雇も遠からず決まっていた。一方の女の子は、生まれつき「調整」を受けた将来有望なテクノロジーの申し子だったが、その「調整」に不具合があることが最近発覚した。
これから先をどう生きるか。自分は何のために生きるのか。金魚の泳ぐ喫茶店にて、二人は話し合う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-11 12:00:00
27937文字
会話率:51%
異世界に転移したアラサーが、なんちゃって学芸員としてお城の宝物を管理しているうちに、王位継承問題に巻き込まれて…
最終更新:2020-12-21 16:00:00
4920文字
会話率:33%
美術館で学芸員として働く聡は、立ち飲み屋で出会った年下の女の子をお持ち帰りしてしまっていた!
目を覚ました美しい女の子は聡を「かわいい」と甘い瞳で見つめていて――。
最終更新:2020-10-27 21:25:24
2678文字
会話率:51%
学芸員の間で話題となった一枚の絵があった。鑑賞するものは、不運に見舞われるといういわくつきの絵である。
2人の男が向かい合い、左手にパレットを右手に筆を持つ絵。一人のキャンバスは写実的に緻密に対面する男の人物画を描いている。もう一人は、キャ
ンバスを絵具で塗りたくっている。抽象画のように見える。
ルフンド美術館の展覧会の後、コレクションを寄贈した実業家ドクトル氏が変死体で見つかる。
2人の画家の絵を丸裸で抱きかかえ、両指が切断されていた。
警察の捜査もむなしく未解決事件となり、
この日を境に陶板の複製画のみ展示されるようになった。
時を同じく、大地震に見舞われ恋人の家に避難した藤岡は、倉庫からある手紙を見つけ出す。
手紙には「真相を解き明かしたものには、私の所蔵する全ての絵を譲る ドナルド・F」と書かれていた。
一枚の絵を巡る数奇な物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-02 23:11:29
2954文字
会話率:35%
奇妙な「異界美術館」にて、学芸員である椎田花と岩光海が不可思議な作品の謎に迫るミステリー。
最終更新:2020-07-25 00:54:39
4733文字
会話率:43%
死海文書。それは死海アビラ半島の北西部にある塩湖の北西のクマラン洞窟で発見された旧約聖書の写本の総称とされている。
モニカ•アンダーとウィリアム•“スケアロウ”•カルヴァートは社会科教師と大英博物館の学芸員を務めていた。
今日は、モニカが
子供たちを連れて大英博物館へ校外学習に来ていた。ウィリアムが案内をして有意義な時間を過ごした。
だが数日後、その日たまたま展示されていた死海文書が盗まれてしまいモニカとウィリアムは容疑者として警察に連行されている途中。2人は何者かによる息がかかり気絶させられる。
そして全世界をかけた冒険が始まろうとしていた。
※この物語はフィクションです。又、宗教を題材にしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-15 12:26:32
15184文字
会話率:53%
鉱物と人間が融合した『鉱物人間』、ミネラリスの住む未来の都市。スズ鉱物の『金属質人間』、メタルムの錫は、都市唯一の小さな博物室の、冴えない学芸員だが、旧市街アカデミーの講座で『石質人間』、ラピスの紫翡翠に出会い、彼と共に、ミネラリスの街の陰
謀に巻き込まれていく(予定)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 20:32:23
260996文字
会話率:43%
「博物館の年間来場者5万人を達成できれば存続を許可しましょう」
ここは人口流出と税収減に悩む香川県船出市。新市長の緊縮財政により、年間来館者数5000人の船出市立郷土博物館にも閉鎖の危機が訪れる。
郷土博物館で働く辰巳あずさは転職も考えて
いたが、存続を訴える市民団体と市の方針とで板挟みになっていた。だが市民団体を率いるポスドク史学者のシュウヤの活躍により、市長の口から年間来場者数5万を超えれば博物館閉鎖を免れるという約束をこぎつけたのだった。
来場者の増加を目標にあの手この手を尽くして奮闘するシュウヤたちに、博物館職員であるあずさは否が応でも巻き込まれてしまう。だがやがてシュウヤたちと接する内に、あずさは博物館の価値と存在意義を実感し、博物館存続のため尽力することになる。
これは何ということのない地方の一博物館が、一大人気スポットとして再生するまでの物語。
「さあ、博物館に行こう!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-19 17:21:50
160922文字
会話率:38%
ある街に出張に来た「私」は海の綺麗さからその街に住むことを決める。学芸員をしている「私」がゴッホのある作品を見てから最終的に決めた決断とは。
最終更新:2019-01-31 23:28:26
812文字
会話率:0%
何処かにいるかもしれない、新米学芸員さんのお話しです。
最終更新:2018-12-08 22:56:25
1458文字
会話率:13%
「消印集めやりたいから、お前収集よろしく」
高校時代の親友、田村から一方的にそう頼まれた斉藤は、田村から定期的に来るハガキを律儀に取りためている。ハガキの文面を介する思いとほんのりミステリ。
(一ヶ月で完結を目標にしています)
最終更新:2018-10-24 01:46:35
3570文字
会話率:36%
自分が描きたいものが見つからない美大生の青年、小さな美術館に就職した学芸員の女性、歌手を夢見て路上で歌う少女、それぞれの想いが海の見える街で交差する。
その三人を結びつけるのは1枚の絵画『リリスの涙』と意識に語りかけるようなローレライの歌
声、その二つが重なり合うとき奇跡が訪れる。
幾星霜の時を経てその想いが彼女の願いを届けていく。それぞれの想い、それは遙か昔…ローレライが恋い焦がれた一人の青年に思いを寄せた物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-30 07:44:21
80343文字
会話率:24%
お客様、ようこそいらっしゃいました。
ここは思念の世界に作られた赤木図書館。
私は学芸員の古沸妖でございます。
赤木館主のアカシックレコードを呼び出す守護霊や指導霊という存在です。
館主に言わせると宇宙なんて、高校生の授業まででぜーんぶわか
っちゃうものらしいですぞ、さあ、宇宙の始まりビッグバン、その謎を私古沸妖と一緒に妄想いたしましょう。
ただし「ぶっ飛んだ」論理で展開しますから常識というものを一時お捨てになってお付き合いいただけると光栄です…へっへっへっ…。
実は「宇宙を考えること」は「人間を考えること」だったんですが、数々の館主の現世での実体験が元になった内容ですので、驚かれませんように…。
読むと日常が違う角度で見えてきます。
「妄想か真実か?」お決めになるのは、お客様、『あなた』です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-27 09:00:00
29856文字
会話率:7%
キュレーターウイルスがパンデミック(感染爆発)を起こし、観光マインドが消失し、ひたすら分類と所蔵を繰り返すだけのヒトだらけになった世界の話です。
最終更新:2017-06-12 22:51:47
16066文字
会話率:53%
山本幸三 地方創生大臣の「学芸員はがん」発言について、発言のどの部分が問題だったのか、山本氏がこのような見解に至ったのはなぜなのか、という点について思いの丈を述べたもの。
筆者の思想は穏健右派なので、合わない人もいるかもしれませんが、過
激な発言はないようにしていますので、そこそこ読めるはずです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-17 19:49:33
2174文字
会話率:0%
◆今回は企画と脚本での参加のため、脚本を投稿します。
◆小説版URL→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7918684
幽霊が見えるせいでボッチ族の埋蔵文化財調査士・尾上隼人と、奨学金貧乏で霊感
ナシの学芸員・白島理香。
二人の若き学者が霊の実存で対立しながらも、心霊現象絡みの事件を解決していく、心霊サスペンス&ラブコメディー。
企画・高良ゆら、アザとー、池部九郎
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-11 18:37:29
15613文字
会話率:92%
◆今回は企画と脚本での参加のため、脚本を投稿します。
◆小説版URL→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7918684
幽霊が見えるせいでボッチ族の埋蔵文化財調査士・尾上隼人と、奨学金貧乏で霊感
ナシの学芸員・白島理香。
二人の若き学者が霊の実存で対立しながらも、心霊現象絡みの事件を解決していく、心霊サスペンス&ラブコメディー。
企画・高良ゆら、アザとー、池部九郎
第1話脚本・池部九郎
*同内容の作品を、なろう・pixiv・カクヨムにて投稿*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-11 09:45:24
36951文字
会話率:73%
剣とか魔法とかモンスターな世界で女と酒の為に英雄にまで上り詰めた男がこれからという時に死んでしまう。
未来の世界で有力貴族の子供と言う好条件に生まれ変わり、女と酒のバラ色の未来が待っていると思ったらとんだ落とし穴が・・・
これは、バラ色の
未来を手に入れる為に努力する主人公の物語 になる予定です。
2017/01/10 タイトル変更しました。
旧タイトル → (仮)これからも欲望のままに生きていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-03 19:00:00
70107文字
会話率:34%
王立図書館文芸員、囚人更生支援部署で働くアーガサ女史には淡い悩みがあった。
無数の女性を騙した詐欺罪で投獄中の美青年ユーベルに恋心を抱いてしまっていた。
どんなに甘い言葉をかけられようとも、胸が苦しくなろうとも、それは罠であり、美への憧れ
であり、けっして恋などではないと言い聞かせる日々。
そんな悶々とした日々も、ユーベルの釈放によって終わりを迎え、甘くも切ない恋心は終わったかに思えた。
はたしてアーガサは愛を告げる唇を信じることができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-29 17:05:39
2574文字
会話率:20%