人間界では異常な自殺者が相次ぎ、その裏には何者かが暗躍していた。人間たちが持つ負の感情、怒り、悲しみ、嫉妬、孤独、恐怖──それらの感情を糧に人間を絶望へと追い込み、魂を奪うことで力を増していく者たち。人々が不安と混乱に陥る中、攻撃は激しさを
増し、人々は絶望に飲み込まれていく。彼らの目的とは、、、。
そんな状況の中一人の少女は、自分が特別な「資格」がある者だと知らされる。しかし彼女はこの世界に絶望していた。死別、暴力、裏切り、いじめ・・・。この世の不幸を味わってきた彼女にとってこの世界は救うに値するのか。かつて自分に酷いことをした人間や裏切った人間のために自身を犠牲に戦うことができるのか。彼女は自分の心と向き合い、葛藤することになる。人間たちは平穏を取り戻すことができるのか、それとも希望を捨て、闇に堕ちていくのか──。そして生き抜いた先にあるものは・・・。
「ホープ・ライズ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 18:21:50
10853文字
会話率:20%
突き抜けるような青空が広がる昼下がり。しかし、少年アキトの瞳には、その青空が偽善の象徴にしか映らなかった。幼い頃に紛争で両親を失い、孤独と怒りを抱えるアキトは、平和を訴える大人たちの言葉を空虚に感じていた。
そんな彼の日常を変えたのは、亡
き父親の形見である傷だらけのエレキギターだった。アキトはそのギターを手に取り、心の叫びを音楽に乗せて世界に伝えようと決意する。彼の怒りと悲しみを込めた歌は、やがて彼自身の心の傷を癒し、同じように苦しむ人々に希望を与えることになる。
夜空に輝く星を見上げながら、アキトは誓う。「この怒りと悲しみを、世界にぶつけてやる!」彼の叫びは、やがて世界を変える小さな爆弾となり、静かに時を刻み始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 12:30:00
10410文字
会話率:22%
自由と孤独と数学と二次元を愛する風変わりな少女、如月煙霞。
ある夏の日、彼女は学校からの帰宅途中に異界駅に迷い込んでしまい、そこで謎の化け物に喰われてしまった。
しかし、何故か目を覚ました煙霞は、吸血鬼を自称する青年・暁星深谷に保護さ
れ、どこかへ連れて行かれる。
そこで煙霞は、元いた世界は「此岸」と呼ばれており、今自分がいるのは「此岸」と重なり合って存在している「彼岸」という世界であり、先程自分が謎の化け物に襲われたのは、「此岸」と「彼岸」の外側に広がっている「記憶の波止場」という世界であること、自分はもう死んでいるが何故か動いていること、そしてもう「此岸」には帰れないことを知る。
深谷を監視役に付けられ「記憶の波止場」に監禁されることとなった煙霞だが、自分の体や「記憶の波止場」について調べたり、趣味の数学やゲームに没頭したり、案外楽しく生活していた。
しかし、煙霞はその特殊な立場とメンタリティにより様々な事件に巻き込まれることとなる。
時にふざけ、時に怒り、時に死にかけたりしつつ「正義」と「自由」を追い求める、一人の少女の波瀾万丈な一生の物語。
※不定期更新 頑張って更新します※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 02:02:37
12736文字
会話率:52%
頼めばなんでもしてくれると思っているのか!?
分かれば許してくれると思っているのか!?
そんな怒りも数秒で無くなる時はある。
最終更新:2023-12-04 07:00:00
2632文字
会話率:45%
仕事の帰り道で、煽り運転を目撃したのでちょっと話にして見ただけです。
怒りたい理由も分からなくもないのですが、怒るためだけに自虐するのはどうかと思いますね。
最終更新:2022-04-24 11:14:28
2091文字
会話率:20%
間違いは誰にでもあるのでそんなに怒りはしない。ただ、間違いを聞かないのは勘弁して……疲れる。
最終更新:2014-11-23 06:03:12
1754文字
会話率:73%
異世界に召喚され「なんだこの不細工な女は。罪人ではないか!!」と国王に罵倒された。
慣例ではその日のうちに国王と一夜を共にし、王の何人目ともしれ妃として迎え入れられて聖女としてのお勤めをするという流れになるらしい。
実際は「こんな女と一夜な
ど過ごせぬ。せめてその汚らしい身体をどうにかしろ」と怒鳴られただけで一夜を過ごさずに済んだ。
ホッとしたのも束の間。
痩せて綺麗にならなければ罪人に下賜されるらしい。
冗談じゃない! 私の身体は私のものよ!
そう奮起したものの、怒りも長くは続かない性格で……?
孤独な女性が、諦めたり、ちょっとだけ頑張ったりしながら幸せになるまでのお話。
*アルファポリスさまでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 21:00:00
13062文字
会話率:27%
※この話(https://ncode.syosetu.com/n8432id/)に出てきたある魔女の過去話。
※カクヨムにも掲載しています。
卯月楓(うつき かえで)は勇者として異世界に喚ばれた。
家族や友人から急に引き離され勇者とし
て持て囃されながらも孤独の中に居た楓は魔王を倒したら帰れることを心の拠り所にし日々を戦い抜いていた。
そして、念願叶い、魔王を倒した直後。
「貴方には死んでもらいます」
背後から仲間の一人である魔道士にナイフで心臓を貫かれる。
薄れゆく意識の中、元の世界に帰れないこと、魔王を倒したら用済みだったことを聞き、楓の心は怒りに染まる。
「許さない、許さない、許さない!!!!!!」
こうして彼女は魔女になった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 23:02:26
10430文字
会話率:30%
地球、日本から召喚された家具輸入業者の慶路 來(けいじ らい)は目立った能力を持たず、その日のうちにはした金と共に王宮から放り出された。
初めは怒りを感じていたライであったが、生きている以上腹が減る。
腹が減れば、飯を食べたくなる。
飯を食べたいのならば、働いて金を稼ぐ必要がある。
これは異世界で商人となった彼が、その世界独自の食材を使った料理に舌鼓を打つ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 19:33:01
6643文字
会話率:27%
様々な病気により理不尽に怨嗟…不適応…怒りその矛先が社会に向けられた時人々はどのような言葉をかけてどのような対処をするのか…そんなそれぞれの主張が二分された社会でデビルと呼ばれ人々から疎まれて迫害を受け続けた歴史を持つ因子を強く受け継がれた
主人公後先 左(あとさき ひだり)…彼女が何故か警察にスカウトされて物語は始まる。様々な事情がありながら自らの主張や権利を主張しながら犯罪行為にまで及んだ彼等に対して彼女はいったい何を思って警察に協力しどんなを行動するのか。その思いに隠されたのは怒りか秩序かそれとも孤独か…そして新たなる答えか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 08:36:54
1357文字
会話率:57%
喰花族の少女、野バラは植物だけを食べる珍しい一族として捕らえられ、王の側室にと結婚させられる。王は彼女に無関心で放置され、王妃は当然のように嫌がらせをしてくるし、食事は当然のように肉や卵がでてきて彼女の怒りはふつふつと募り募っていた。マナー
も貴族の仕来たりも知らない平民の小娘と侮っている王宮のやつらに全員復讐してから出て行ってやると息巻く彼女には、誰にも言っていない特別な力があった。
出ていくと言いながら庭園にある豊富な食事(花)がやめられず毎日食べてしまう野バラが、王の過去と孤独を知って寄り添うようになるまで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 20:40:50
18346文字
会話率:54%
アストレアは産まれながらに孤独な人生を送ってきた。 そんなアストレアはある出来事をきっかけにスラム街で奴隷のように生きることとなってしまう。 もう死にたいと思ったその時アストレアの脳内に不思議な声が聞こえた。 それはブレイカーと呼ばれるモ
ンスターに襲われ生きる事を諦めたくない人々の助けを求める声だった。 そんな悲痛の叫びにアストレアはどうしようもできない無力さに怒り、ある決意をする。
『貴方には資格がある』 そんな決意をした折また脳内に性別不詳の不思議な声が聞こえる。
この声がした瞬間俺の意識が奪われ目を開けるとそこは全面鏡張りの様に全方向を見てもアストレアが映っている不気味な部屋だった。
そして、その部屋でアストレアは別世界の現状を知る。 部屋を出たかと思うとそこは霧に覆われ、目の前に砦があるだけの大きな橋の上だった。
この物語はスラム街で奴隷の様に働かされていたアストレアが最強の騎士に出会い、いずれ最強へと至る物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 23:08:21
26718文字
会話率:50%
『社交界の小さな魔女』と呼ばれるアリア・ペンバートン男爵令嬢はその美貌から公爵家のご令嬢の怒りを買い、国の最北にある『魔の森』に追放された。森の中を彷徨っていたアリアだったが人が寄り付かないはずの森で仮面をつけた謎めいた青年と出会う。その仮
面の下に隠された秘密とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 21:52:22
8165文字
会話率:46%
小学生の遥は小説家の母と2人で団地に暮らしていた。日当たりの悪い小さな部屋の中で母は小説のために娘を外に遊びや買い物に行かせたり、押し入れに入れたりして、孤独を感じようとした。遥は日々、買い物をしようと家を出た夜の団地で、母への寂しさや愛情
、怒りを積もらせて、、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 08:14:44
1806文字
会話率:13%
悪魔が巣くう闇の世界。魔界に住む住民『悪魔』は、人間界や他の異世界に侵入し、その地に住むヒトの体に憑依し、様々な悪事をさせてきた。ヒトの冤罪を笑い、悲しみや怒り、憤りを見て楽しみ、それを報酬に悪魔は悪事を働いていた。
そんななか、魔界に
ただ一人、『人間』がいるという。その『人間』は孤独に生きながらも、小学、中学に進み、悪魔に虐げられ、イジメられてきた。しかし成績は優秀で成績トップの地位を維持していた。
なぜ彼は『人間』でありながら悪魔の学校に通い続けるのか。それは、進学した高校、獄立ゲーティア高等学校の卒業資格を得るため。その卒業資格には、異世界へ渡れることが許される代物で、『人間』は人間界に帰るために、悪のエリートを育てる超名門高校に進学した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 21:19:01
815266文字
会話率:56%
映画「市民ケーン」と小説「カラマーゾフの兄弟」のオマージュ作品。舞台は十九世紀と二十世紀の狭間のニューヨーク。主人公リサは歌手を諦めた三十路の独身女性で、社長であるウィリアムの圧迫面接を経て、彼女は新聞社「ニューヨークストリート社」に入社す
る。厳しい労働環境のなか、そして、癖の強いウィリアムと衝突しながらも、彼女は逞しく働く。
ある日、残業につかれたリサは、帰宅時に道に迷い、発明家トーマス・エジソンの邸宅に迷い込む。彼に気に入られたリサは、話しの流れでエジソンから小さなデジタルカメラを貰う。そして、彼女は、そのカメラで有名俳優チャーリーとウィリアムの愛人マリリンの浮気現場を撮影し、ウィリアムにスクープとして報告するのだが、予想に反してウィリアムの怒りを買い、カメラを没収されてしまう。なお、カメラを使った瞬間から、彼女は、「嘘」が「黄色く」見えるという特殊能力を得る・・・。
登場人物
リサ・パーラメント:主人公。三十路の小柄な女性。かつて、歌手としての成功を夢見ていた。喫煙者。
ウィリアム・オーソン・ウェルズ:主人公。ニューヨークストリート社長。夢は大統領であり、「サブロク協定」の制定を公約とし、政界進出を企んでいる。
ウィリアム・マッキンリー:米国大統領。ウィリアムの政界進出を妨害した後、名前のない青年によって暗殺される。
名前のない青年:作中ではレオン・チェルゴッシュと名乗る正体不明の青年。ウィリアムの熱心な支持者であり、後に大統領暗殺、電気椅子によって処刑される。郊外のボロアパートに住んでいる。
トーマス・アルバ・エジソン:かつては、天才発明家として名を馳せたが、電話の特許裁判に敗訴して以降、世間からは忘れられ、一人孤独に発明を続けている。ウィリアム、そして、マッキンリーとは旧知の仲である。
ボブ:ウィリアムの運転手。黒人男性。底抜けに明るい性格。ユダヤ系ギャングと繋がりがある。
ハロルド・ベイヤード:リサの同僚。所謂窓際族で、余計な仕事をよく頼まれる。会社を辞め、フリーの戦場ジャーナリストとなる。その後、第一回ピューリッツァー賞を受賞する。
マリリン:ウィリアムの愛人。絶世の美女だが、非常にわがままな性格。歌手をしているが、音痴のため、人気はない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-25 23:15:31
127682文字
会話率:56%
天涯孤独の陽菜乃は交通事故で死亡し異世界にアデリーネとして生まれ変わる。
彼女は領主でシェファルツ王国の宰相の娘エルメンガルド、通称エルゥ付きのメイドとして魔法師の彼女の修行に付添う。
エルゥはそこで出会った剣聖ダユーに才能を見込まれ剣聖候
補として冬の間だけ剣術修行をしていた。
隣国アルトワ・ルカスは聖女を中心に色付き聖女と謂われる鬱金、茜、露草、常盤、すみれの聖女が国政を司る国だった。
ダユーの生まれ故郷でもあるアルトワ・ルカスで聖女達を警護する警護隊士達の選抜会が行われることになり、審査員として招待されたダユーにエルゥは弟子として随行するこになる。
そこで当事者には秘密のお見合いがセッティングされていることをアデリーネは知らされる。
お相手は聖女の一人息子オディロンであった。
聖女の補佐として白磁、白百合、烏羽、濡羽の白黒二対の聖女がいるが、特に白磁は聖女を崇拝するあまりに行き過ぎる行為があった。
オディロンもその被害者で、母の聖女と不仲で家を出て地方で教師をしながら魔法生物を研究していた彼を、白磁は無理矢理聖都に連れ帰る。隙を見て逃げ出した彼は子供の頃から付き合いのある鬱金の聖女の下に逃げ込む。
心ならずも白磁は鬱金にオディロンをお見合いの席に出席させるように頼まねばならなかった。
お見合いであることを知らずに出会った二人は順調に交際を進めている様に見えた。
そうした中でアデリーネは自分の記録者としての使命を自覚する。
聖女はこの機会に不仲な息子との仲を改善しようとするが、オディロンは自分が男色家で結婚も聖女の血を残すことは出来ないと告白すると聖女の怒りが爆発、彼を幽閉する様に白磁に命じる。
それを知った鬱金は聖女を問い詰め場所を探り出す。
彼が幽閉されたのは絶海の孤島、凶悪犯しか収監されないケルク・ジュール監獄だった。そこは刑期5000年の宣告を受けたシードル・タラセンコの為に作られた監獄だった。
聖女の失態を隠す為、エルゥが極秘裏に救出を依頼され、首尾よくオディロンを救出、恋人のパトリスと共に逃がす。
そして白磁によって解放されたシードル・タラセンコと対決し倒すことに成功する。その間記録者として髪飾りに封じられたアデリーネは卒倒しながらも全て見聞きすることになった。
無事に帰ったアデリーネは後の顛末を知り、自身の記録者としての使命を再確認する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 16:02:39
80593文字
会話率:47%
戦乱の気配が近づく幕末。武家の三男、清浜三郎太はある日突然異世界に迷い込んだ。
故郷を探し、故郷で成し遂げられなかった道を探す三郎太の先々には多くの出会いや別れ、戦いが待っていた。
その手には二尺二寸の愛刀、蛇切逆安珍。武士の心を失わ
ず、不器用ながらも歩き続ける三郎太は、やがて世界の秘密と奇妙な縁にたどり着く……。
異世界を征く、頑固で短気なとある武士の――異世界(おちかた)物語
<漂泊篇:第一章>血に始まる衝撃的な出会いであっても出会いは出会い。三郎太が辿り着いたのは普通の町、普通の人々、うるさい聖女。真新しくも平凡な日常の中、異世界に迷い込んだ衝撃も薄らぎ始めたかに見えた頃、たった一人、異常な少女が牙を向く。武士であるなら恩に報いよ! 剣を執れ、三郎太!
<第二章>これは幻か妖術か。四人の巫女の導きで、辿り着いた山間の村はまるで日本。愛刀を失い傷心の三郎太に染みゆく巫女の優しさ、故郷を偲ばせる村の景色。全てが大安心。もはや旅に意味はなし。否! 一見故郷に似たる村、知れば知るほど浮き出る違い。こんなところに居られるものか! 孤独と郷愁は怒りと変わり、刃に宿りて夜に輝く。武士よ、迷いを断ち切り悪しき因習を駆け抜けろ! ……そして、『炎帝』は来たる。
<第三章>どんなに道を知らずとも、足を動かせば前に進む。いつしか国境を越えた三郎太がやってきたのは帝政ヴォルフス。若き皇帝フリードに乞われ、開拓事業に協力する三郎太であったが、フリードの思惑は別にあった。三郎太の前に立ちふさがるは英雄『太祖』、亡国の騎士団。侮辱は許さず、やられたからにはやり返す。面目を保つことこそ武士の本義! 立ち塞がる者は全て斬れ! ……だが人は鉄で出来てはいないのだ。忠孝の心は誰にも等しく作用する、いわんや武士をや。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 00:00:00
665083文字
会話率:41%
正式タイトル『何の前触れもなくいきなり知らない所に迷い込んでしまったから状況を確認してみたところ、なんとまさかの異世界転移していたので元の世界に帰るために孤独を我慢しながら帰還の旅に一人だけで向かってはみたものの、一人旅だからとても辛いしこ
の先やっていけそうにないと感じ始めていたため現状を打破しようと打った奇策が予想外にも大成功!しかし無事に帰った故郷は壊滅状態でとても人の住める環境ではなくなっておりその原因が謎の疫病ウイルスだとひらめいた俺が懐かしいあの頃の故郷に舞い戻るために色々考えて、その結果辿り着いた答えが時間を巻き戻すことだったので頑張って何らかの力で時間を巻き戻してみたが、そこが現代ではなく恐竜が大量に住んでいる太古の時代だと気づいたときにはもう遅い!時間を戻す力を失い無能力者となってしまった俺は元の時代に帰ることができないので太古時代でスローライフをエンジョイすることを決めましたが、そんな時期に通りかかった恐竜の令嬢が美しすぎてヤバいから婚約を申し込んでみたら意外にも簡単にOKをもらえて即誓いのキスまでしちゃった上に、モテ過ぎて他の恐竜からも逆ナンされて一気にハーレム状態になってしまい太古なので全員の恐竜と結婚しても問題ないから幸せな生活を送れると思っていた矢先、宇宙からの超巨大隕石によって死の間際まで追い込まれて絶体絶命!間一髪生き延びたとはいえ愛する者を失ったことで生まれて初めて怒りを覚えたから、これから大宇宙に転生して宇宙を言葉で反省させるけれども、俺の失ったものに比べればこの程度は全然厳しくないしむしろ優しいから謝るまで容赦しないが別にいいよね?そう思っていたら宇宙ちゃんが実は素直で誠実すぎる子だったので叱るよりも優しく接してあげたら甘々な関係になっちゃったけど、恐竜たちの仇でもある彼女を本当に愛してもいいものかと俺の中の良心が目の前にいるふわふわ少女と思い出の肉食少女たちを比べすぎて困る!でもよくよく考えたら自分は孤独に耐えられずに異世界から帰還したことを思い出し、亡き恐竜の分まで宇宙と一緒に過ごすことを決めた途端にS級の大宇宙となった俺の体内に星や人々の命が宿り始めたので、今後は嫁となった宇宙と共に俺の中に生まれた新たな命を育みながら見守っていくことを胸に誓い、今までの人生を振り返ったところハッピーエンドでした!~すごい冒険』。冒険します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 07:50:58
200文字
会話率:17%
中高一貫校、影春学園。
そこに通う生徒の一人、黒瀬影莉は少し変わった生徒であった。友達ゼロ、恋人無し、学校内での会話も殆ど零のぼっち。
似非ぼっちなどではなく、本物のぼっちたる彼はただ独りで過ごす学園生活を、脳内で愚痴り、怒り、歓喜する。
これはそんななんてことはないぼっちの日常を綴る物語。
――――な訳がない。
孤高の存在、黒瀬影莉。彼は特別な存在である。
異端である彼は、孤独で過ごす者の憧憬の眼差しを一点に受け、孤独で過ごす者を救済していく。
それは完全無欠の生徒会長。あるいはおどおどした消極的なクラスメイト。はたまた忍者の末裔。
これは、彼――黒瀬影莉の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-11 00:00:00
155122文字
会話率:25%
自己完結斯くあるべし。
此処は、私にとっての実験材料豊富な実験室。時に誰かを巻き込んでしまうかもしれません。
私は、自己中心的な思い込みの激しい人間です。そんな人間の戯れ言です。こう言ったら、怒るのかな?
但し、本気の言葉で意見は
言います。
後書き、気が狂っていました。自分の異常さを感じるのはやはり辛い物があります。
その内、非公開にすると思います。病的に主観的な捉え方をしてしまう人間の手記。
後書きの後書き。非公開にはやはりしないつもりです。今はそう思ってます。私は、このエッセイを投稿し終わった時、また世捨て人のような、孤独で暗い道に足を踏み入れてしまったと感じました。それは、作者の病的な部分を作者である私自信が忌みすべきものと捉えてるからです。直視したくないからです。
それは、常識的な感情であり、社会通念だと思っています。しかし、それでは、私が私を好きになれない。
後書きを付した後、ヤバイなこいつ!っと客観的に笑う私がいました。面白いと。それが、大事!
後書きの後書きの後書き。ヤバい、これ面白いわ!止まらん。昨日トマト食べた?食べてないよ。
リコピン!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 04:57:19
1494文字
会話率:3%
〝千年王国〟。それは、神から与えられた〝約束された繁栄〟。
大昔の人間は、怠惰で、傲慢で、強欲で、醜かったという。
そんな人間に神は怒り、罰を下した。
天変地異が全てを破壊し、大洪水が全てを洗い流した。
まっさらになった世界で、人間は己の
罪深さを思い知った。
深く恥じ入り、悔い改めることで、神に許しを乞うたのだ。
神への絶対的な遵従《じゅんじゅう》。
これと引き換えに人間は〝千年王国〟を与えられた。
千年王国に在る限り、人間は理不尽な死、病、飢え、争い……あらゆる醜いものから解放されるのだ。
全てが満たされた至高の世界を、人々は口を揃えて褒め称える。
その裏でひっそりと、姿を消した三人の叛逆者がいた。
ひとりは少女。
神と人間への反逆者として、永遠の孤独に苛まれる。
ひとりは少年。
神に単身立ち向かうも、その結末は語られない。
残るひとりは誰も知らない。
名前も、素性も、存在すらも明かされぬまま……
神が創り給うた完璧な世界。
その世界に於いて、神への叛逆は最大の禁忌。
禁忌を封じ込めた世界は、永らく完璧であり続けた。
だが、永遠に続く完璧などは存在するはずもなく。
世界に小さな穴が穿たれた時、ひとりの叛逆者が再び目を覚ます――
※この作品はカクヨム、ノベルアッププラスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-14 19:00:00
91624文字
会話率:33%