妖しいのが三人、なんだか高尚な議論をしている。「人間なめんなよ」な話。
最終更新:2025-03-08 11:57:03
4549文字
会話率:15%
ノボルは歌と音楽が死ぬほど大好きな大学生。
子供の頃から音楽に慣れ親しみ、シンガーと成るべくアコースティックギターの練習も欠かさない日々を送っている。
しかし彼は、重度のある"弱点"を持っていたのだった。
ノボルはある
日、新宿の路上で"ミュージック・アドバイザー"と名乗る、美しくも妖しい雰囲気を持つ女性・雪宮春子と出遭う。
雪宮春子はある"契約"を条件に、ノボルに世界最高峰の歌唱力を与えると持ちかけるのだが、その“契約”の内容はあまりに過酷なものであった。
迷いながらも決断を迫られるノボルであったがーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 13:06:44
42735文字
会話率:28%
「僕も『鼠』のように死すべき運命なのだろうか」
喪失の痛みを抱えた青年が地図に載らない村に降り立つ。
限界集落・霞巫峰村。そこで出会った三人の少女とその母。
村に伝わる妖しい因習の現代化に立ち会いながら、現実と夢幻の境界は次第に曖昧になっ
ていく。
秘神と厄神、惨劇の記憶、止むことのない雪に閉ざされた図書館、子を成すための白か恵み、あるいは呪い。
やがて望む未来を掴むため、繰り返される時間。
しかしその行為が彼の中の闇を震わせ、新たな悲劇を生み出すと気づいた時、彼は何を選択するのかーー。
聖と俗、純粋さと欲望、伝統と現代化、共生と搾取の衝突を通して喪失からの再生を目指す弱さを抱えた者たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 18:25:27
446235文字
会話率:45%
暴走ベヒーモスに轢かれ、あえなく昇天した異世界最淫のサキュバス。その転生先は、こともあろうに現代の名門お嬢様高校に通う清楚JKでした。
「──私、今度は清く正しく生きます!」
誓った彼女・琳子を待ち受ける、卑劣な痴漢や悪徳教師……清く正
しく生きるため、見て見ぬふりはできません! 世のため人のため友のため、覚醒した魔性スキルを駆使して、悪い大人を成敗します!
そんな彼女を陰から見守る美しき生徒会長。その瞳に、妖しい光が宿って……。
──清く! 正しく! いかがわしく!
性技をもって正義をなす、清楚系淫魔ヒロインここに爆誕‼折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 12:32:50
61995文字
会話率:31%
天原国で第二の武門・織路氏に拾われた捨て子の光乃は、当主の娘・信乃と共に武者として育てられた。
捨て子だから武者の要、弓馬の道はからきし。
だけど、おバカな妹・信乃や、厳しくも温かい姉代わりのモレイらと過ごす日々は幸せで……。
元服を前に
したある日、光乃は妖狐退治に赴くが失敗。
その夜。変わり果てた信乃に、光乃は惨殺されてしまう。
が、なぜか目を覚ますと狐退治の帰り道で……?
何度も繰り返される死のループ。徐々に明らかになる、あの夜の真実。信乃を操る妖しい影。
無才の姫武者・光乃は、伝説のあやかし・九尾の狐との対峙を迫られる。
血がつながっていない?
捨て子だから武者の才能がない?
勝てるわけないから逃げろ?
知るかそんなこと。
血よりも濃い絆のために、何度だって死んでやる。すべてを救うまでこの夜は明けない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 16:10:00
121847文字
会話率:24%
男子高校生の君は、彼女が欲しいと願った。だから、君の部屋には恐ろしい彼女が来てしまった。それだけの話。
※共感出来ないような内容、特殊で変態的な描写を含んでいます。
最終更新:2024-11-25 23:18:20
3997文字
会話率:26%
人生とは孤独なのだよと誰しもと風の旅人は言う
孤独が人に教えてくれるものもあろう
燐寸を擦って煙草を咥える旅人
宿場町はなにも答えない
夏を教えてくれるものだけが私を救い
懐かしい玩具箱の中で布袋様の根付が嗤ってる
玄関に貼られたお守りの札
に赤い染み
どこか奇妙な大人の世界は
魔術のよう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 09:41:45
3411文字
会話率:0%
夏の神社には夢が詰まっているから陽だまりを浴びに
鳥居の中は不思議な國、私は私に「あなたは誰」と聞く
遠い記憶の中で夏は境内に引きずり込まれてゆく空だけは青い
神聖な場所なのに妖しい感じがするのは何故、風に聞きたい
陽炎立つ揺らめく木漏れ日
、此処は確かに此の世じゃない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 17:46:11
3884文字
会話率:0%
妖しい和風の幻想小説。
病んだ少年の、なつのひととき。
不思議な物語。
目くるめく、心地のよい悪夢のような時を、お楽しみください。
最終更新:2020-06-30 04:57:33
1877文字
会話率:0%
受験生の主人公、琉(りゅう)は受験の時に泊まった怪しげな宿、『ならざる荘』が気がかりだった。
晴れて大学に入学した琉だったが、その大学にはなぜか『ならざる荘』の女将さんが。大学教授としての顔も持つ女将さんに、研究を手伝うように頼まれた琉
だったが、琉には不思議な能力が備わってしまっていたことが明かされる。
人外の力を得てしまった流は、その力を使いながら、『ならざる荘』で少し不思議な日常を過ごしていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 18:00:00
7624文字
会話率:44%
えっちな怪異は許さない!バニー戦士の三人娘は「ピンチ」に負けず魔を祓う!
女子率99%の名門私立校・三ツ矢学園に迫る妖しい「影」--か弱き生徒に卑劣な魔の手が迫る時、《神衣》をまとった正義の変身ヒロインが現れる! 決めろ必殺《バニー・ブレ
イク》! でも、あんまり《神気》を使いすぎちゃうと……??
バニースーツなJKたちの激しく、そしてちょっぴり(?)「アレ」な活躍を描く学園バニーバトルラブコメ、ここに開幕です!
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※なお、本作品は文章担当・優パパ★、キャラデザ・イラスト担当のタマネギーニョさんの合同企画となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 21:12:52
242085文字
会話率:35%
日常に起こる非日常の妖しいお話の数々
最終更新:2024-07-19 06:53:30
71745文字
会話率:20%
四人の語り手が語る妖しい物語の夜会、第四夜です。
今回は言葉に纏わる、四つの話を集めています。
最終更新:2024-06-12 12:23:47
21711文字
会話率:13%
4人の語り手が語る、妖しい物語の第3弾です。
最終更新:2024-05-28 21:49:51
22855文字
会話率:9%
死は常にその背に寄り添い、生に対して甘美な夢を囁く。
生まれた時から私の存在は生きていても死んでいてもそう大して代わり映えがなく、今となっては死んだ方がましという有り様だ。
私はもうずっと、どちらつかずのままその中間に佇んでいる。
その間にも生と死との境は曖昧に滲み続け、手を伸ばしたそこで私はいつでも死を掴むことができた。しかしながらこの死は触れた途端に嬌声を上げて身を捩り、まるで陽炎のごとくするりと私の手から逃れ去ってしまうのだ。そしてこの手の中には虚ろな生だけが残され、まるで陽光に晒され乾いた砂のようにさらさらと儚く零れ落ちていく。
私という存在は色もなければ味もない。音もなければ香りもない。
ただそこにあり、ただここで澱のように沈んでいる。
そのように鬱屈した日々を過ごしていたある日のことだ。私は古びて朽ちかけた教会でひとり夜を明かすはめになった。今では村人でさえ顧みることのない、森の奥の名もなき教会の、その中で。
あの日の私は、今となっては理由さえ思い出せない些細なことでウドと諍いし、煮えたぎる怒りを冷ますためがむしゃらに馬を走らせていた。そしていつしか森の魔性に捕まり、気付けば帰り道を見失い、情けなくも途方に暮れていたまさにその時、その教会は何の脈絡もなく、まるで影の隅からぬるりと抜け出すような不快さと唐突さで私の前に立ちはだかったのだった。
何とも妖しい教会だった。
その悍ましい外観を見つめるだけで私は身震いし、人の業では成しえない何かを感じて思わず息を飲み、そして胃の底から湧き上がる悪寒の前に戦慄した。しかし何の矛盾か、その姿は私の中に筆舌しがたい敬虔な気持ちも同時に掻き立てたのだ。私はただ、その異様の姿を前に立ち尽くすことしかできなかった。
何とも不思議な教会だった。
入り口の扉はすでに時の彼方へと消え去り、置き去りにされたように開いた暗い穴が静かな闇の息遣いを反射する。
しばらくして我に返った私は馬を降り、余計な音を立てぬようそっと中に足を踏み入れた。恐怖や畏敬の気持ちよりも、その瞬間だけは好奇の気持ちが勝っていたのだろう。
数歩を歩けばすぐに、聖堂の僅かな広がりが私を迎え入れた。
満月の夜だった。
月明かりが失われた天井から煌々と降り注ぎ、歳月に沈む過去を柔らかく照らし出していた。
私はそこで、見つけたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 19:27:44
14793文字
会話率:12%
人と人の姿をした妖怪が共に住む町…降神町(おりがみちょう)。
この町に住む「特別住民」=「妖怪」の皆さんの日常をほっこりと(時にアクティブに)描いたティーブレイク感覚なオムニバス短編集です。
【注意】
⚫本作は本編である「妖しい、僕のまち
」のスピンオフ作品です。そのため、舞台設定などは「妖しい、僕のまち」に準じておりますので、ご留意ください。また「妖しい、僕のまち」の登場人物がたまに本作に現れる事があります。
⚫本作は「妖しい、僕のまち」の各章執筆が終了した合間に書いておりますので、更新は遅めです。どうか堪忍してください。
【著作者:詩月 七夜】
【掲載元URL:http://syosetu.com/
https://kakuyomu.jp/】
【以下のサイトでのみ掲載を認めます。これ以外は無断転載です〔小説家になろう〕〔カクヨム〕〔セルバンデス〕】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 08:34:13
146424文字
会話率:33%
僕は十乃 巡(とおの めぐる)。
降神町(おりがみちょう)役場に勤める公務員だ。
ここ降神町は、普通の町とは違う、ちょっと不思議なところがある。
猫又、朧車、野鉄砲、鬼女…日本古来の妖怪が、人間と同じ姿で市民として普通に暮らす、普
通じゃない町。
このお話は、そんなちょっと不思議な降神町で起こる、僕と妖怪たちの物語。
数多くの日本妖怪たちが登場します。中には割とマイナーな妖怪も!?
※短編集としてスピンオフ作品の『人妖抄録 ~「妖しい、僕のまち」異聞~』も連載中です。こちら側の登場人物が本編である当作品に出演することもあります。
【著作者:詩月 七夜】
【掲載元URL:http://syosetu.com/
https://kakuyomu.jp/】
【以下のサイトでのみ掲載を認めます。これ以外は無断転載です〔小説家になろう〕〔カクヨム〕〔ノベルアップ+〕】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 16:53:15
954848文字
会話率:35%
8月8日…それは「妖怪の日」
今宵、現代に語り継がれる妖怪達の恐ろしい(?)物語を、ここに記す
逢魔が時に出会いしは、人ならざる化生の者…
故に我は言う…「汝(いまし)、妖(あやかし)」と
【!注意!】
本作品には、拙作「妖しい、
僕のまち」の登場人物によく似た名前のキャラクターが多数登場しますが、全くの別人ですので、その辺よく分かれ
【2020年】
https://ncode.syosetu.com/n3220fr/
【2021年】
https://ncode.syosetu.com/n0242hd/
【2022年】
https://ncode.syosetu.com/n8507ht/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 22:00:00
12638文字
会話率:41%
元水泳部の高校生、芽岸正幸は17歳の誕生日に三人の美少女――幼馴染の不動優理香、後輩の佐々岡凛、生徒会会長の城咲ブレンナーから突然告白される。抜群のプロポーション、ボーイッシュな凛々しさ、妖しいカリスマというそれぞれ独自の魅力を持つ彼女たち
からの告白は一見ハーレム漫画じみたウハウハ展開に思えたが……?
※分かりやすい学園ハーレムものとはちょっと違った物語になるかもです。それからもし多少なりともこの作品を気に入って下さったなら、ブックマークと広告の下にある☆☆☆☆☆から評価して頂けると嬉しさのあまり五体投地し、更新も早くなること請け合いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 20:16:36
59261文字
会話率:43%
これまでアップしてきた、現代のエンタメに比肩する面白さを持ちあわせた鏡花小説にくらべると、本作はかなり名作の風貌。しかし、鏡花らしさは濃厚で、錦絵の美女たちや蜘蛛男、デロレン坊主など、妖しい追憶に彩られた、切れ味鋭い短編です。
最終更新:2024-02-05 17:44:32
21656文字
会話率:29%
九条舞桜(くじょうまお)、十七歳、女子高生。
いつものように過ごしていたのに、妖しい光に包まれて気づくと戦国時代に飛ばされた。
何故か目の前には自分と似た男が死んでいて、近くにいたおじさんに「今日から君が上杉謙信になれ」と言われ無理矢理上杉
謙信にさせられた。
カクヨム掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 18:47:52
1253文字
会話率:28%
僕は、今日も布団に入る。
そして、夢を見る。
これは、僕が見る不思議で妖しい夢の話。
※一部自分の夢ですがほぼ創作です
(数日プリ小説にありました(今は非公開))
最終更新:2023-11-20 19:25:54
1693文字
会話率:7%
どんな願いでも叶う。
そんな妖しい誘い文句で集められた茶会
貴族、国、マフィア。様々な思惑が交錯していく中で
『願いを叶えられるのは1つだけ』ありふれた言葉で始まる異能力バトル。
最終更新:2023-11-11 09:41:33
4360文字
会話率:1%
いつもの帰り道ではない道を使って帰ったのなら、僕は運命の出会いをしていたのだろうか。
いつもの曲がり角を真逆の方向に曲がった先で、能力者たちはバトルをしていたのだろうか。
いつもスマホを覗き込み歩いていたが振り返ってみたら、そこには妖怪がい
たのだろうか。
僕たちが感じ取っている現在は過去の人からしたら膨大にある可能性の中の一つにすぎなかったはず。
その『可能性』をちぎって繋げて捻じ曲げて誰もが喜ぶエンディングに行き着くように僕が試行錯誤するお話。
ここでは、僕と妖怪が交わりあう可能性のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 22:01:41
8858文字
会話率:37%
妖怪や怨霊が人間と共存する21世紀の世界
そんな世界の中、角を無くして生まれた鬼は故郷を追い出され、力を求めて“京都”へと向かう。
しかしある日、角なしかと思われた鬼はとあるキッカケで力が覚醒する。
京都でその鬼は、妖怪と人間との間の事
件を専門的に解決する怪しい、もとい妖しい組織で働く“佐野”に勧誘される。中には翼を無くし、飛べない天狗。多種多様な武器を持ち歩き、邪道だと破門された人間がいた。
彼らにはそれぞれ誰にも見出されなかった才能があり、謎の妖しい組織に入ることでそれらが垣間見え始める
これは、“半端者”と罵られてきた二妖と一人が事件を解決しつつ成長していく物語――。
※初めの3話までを一日ごとに投稿し、好評であれば連載します。
※当作品は、ハーメルン様、カクヨム様においても同時掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 18:00:00
55837文字
会話率:39%
只人には見えない【妖魔】と言う、この世界における厄災。
そんな妖魔を人知らず退けているのが、【倶利伽羅】と呼ばれる【霊力】と言う秘匿された血を持つ者達。
長い時を経て復活する【妖魔の王】を滅ぼす、もしくは封印するために、倶利伽羅は次の世代に
繋ぎ続ける。
そんなある日、歴史ある名家に囲まれる中で平凡極まれりと言った幼児、【燼月永新】は爆発的な霊力に目覚め、一際特異な立ち位置に押し上げられる。
しかし、そんな永新を疎む存在は非常に多く、次第に追い詰められて日に日に生気を失っていく永新。
彼が拠り所にしていた母も亡くなり、一人孤独に死を選ぼうとした矢先、永新は不思議な女性と出会う。
それは純白。初雪の精かと見紛う程の美しくも妖しい女性。しかし、彼女から感じられる不思議な魅力を前に抗えず、目の前の欲望に従って永新はその手に堕ちていく。
――これは、伝説の【五王】と呼ばれる最強の倶利伽羅と、未来永劫語り継がれる悲運の【魔王】が対立するまでの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 12:00:00
48486文字
会話率:35%