2029年、冬。
少年はこの街が、この世界が嫌いだった……。
ある日、彼の街で鬼獣──野生動物の変異体──が“隔壁”を突破する。それは、このくだらない日常を破砕する始まりの鐘だ。
崩壊してゆく街と人々。ちょっぴり近未来の廃退世界で
、全てが嫌いな少年は己に、世界に何を見出し何をするのか?
友人と北の国サバイバル。鬼獣の力・ビスコスを操る少女との出会い。狂った世界に日常を探す人々。
鬱屈とした日々を暮らす全ての人に捧ぐ物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 21:28:55
38365文字
会話率:50%
二十年前、日本の田舎町から謎のウイルスが漏れ出した。
人類は人間と、その変異体であるゾンビとで分かたれるようになり、今でも両者の戦いは続いている。
主人公・御崎成哉も、抗いながら生きてきた内のひとり。彼は誰にも口外できない秘密を抱えたまま、
ゾンビに噛まれ、人知れず死んだ……はずだった。
だがその先に待っていたのは、自らを神と名乗る不思議な少女。
彼女は地球と繋がっている別の世界に、ゾンビが召喚されてしまったのだと語った。
「父親の代わりに、君にこの世界を救って欲しい」
少女の願いを受け入れ、罪滅ぼしの為に別世界ヴァルアネスへと転生する。
そこでの出逢いが、やがて前世では知り得なかった真実へと、成哉を導いていく――。
託された能力の謎。世界を滅ぼそうと企む、堕ちた転生者たち。
幼い少年がすべてを知る時、彼は真の勇者となる。
運命と継ぐ意思が交わる、転生ヒロイック・ファンタジー!
※序盤・一部にホラー描写が含まれます。
この作品はノベルアップ+・エブリスタ・ノベルバにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 00:04:47
924678文字
会話率:41%
2050年人類はどんな病気も治すウイルスヘルム252を開発した
だがしかしヘルム252は人を化け物にする能力があった
そこで政府はバケモノに対抗する変異体を作るため主人公のあかつきを誘拐しいろんな実験をあかつきにした。10年後あかつきは実験
室から目覚めるそとにでてあかつきが目にしたものそれはいったい何なのか主人公が待ち受けた試練とは彼がとった行動とは今始まる彼の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 23:53:55
361文字
会話率:0%
戦記ものと恋愛を絡ませたハイファンタジー作品。
前作『素直な王女と天才奴隷の恋物語』と同じ世界の物語ですが独立した作品です。
https://ncode.syosetu.com/n9875hc/
【第1部:結婚 大国から小国へと嫁ぐ政
略結婚の章】
ラドガ辺境国で、女として生きることを強いられた貧乏貴族の長男クロード。彼はこの国のマリーナ姫と顔がそっくり。
マリーナ姫は奴隷と逃亡して行方不明になっていた。姫の身代わりとして、北の大陸にある貧しい国の王と結婚させられる運命に。
姫としての訓練を受けたクロード、しかし、結婚直前にマリーナ妃が発見される。
【第2部:戦記 大国との決戦。危機を迎える弱小国家フレーヴァング王国】
フレーヴァング王国は、隣の強国シルフィン帝国に攻められる。
世界最古の血を持つ由緒正しき王であるヴィトセルクは決死の籠城戦で立ち向かう。16ヶ月が1年の世界で、11月に攻められた。真冬まであと1ヶ月。真冬になれば敵は雪に身動きできずに去るしかない。
立ち上がった雄々しき王。彼のブレない姿に、怯えていた兵や庶民は鼓舞されていく。
「負ける戦いをするつもりはない。負けを先延ばしにするつもりもない。負けない戦闘。それしか生き延びる道はないと思え!」
ところが、敵側に規格外の力をもつ魔術師が現れて戦局は一気に不利になる。
【第3部は、フレーヴァング王国の衰退と逆襲】
【主要登場人物】
クロード:女性として育てられた貧乏貴族の青年。両目を左右に300度の角度で開き、すべての世界を一瞬で見ることができる能力を持つ変異体。マリーナ姫の身代わり。
マリーナ妃:奴隷となった異世界の男を愛したラドガ辺境国の美貌の姫。愛した男は異世界に戻り、失意のままヴィトセルク王と結婚する。
ヴィトセルク王:弱小国家の継いだ若き王。大国シルフィン帝国の侵略に、民衆とともに敢然と抗う。世界最古の王族の血を持つ由緒正しき男。
アスート:献身的にヴィトセルク王につくす影の存在。
魔術師レヴァル:ヴィトセルク王の親友。空間魔法とバリア魔法など、防御系魔術が得意で、美貌のハーフエルフ。
魔術師レーゲルクドレール:敵。世界最強の魔術師。通称ナイトメア。シルフィン王国の最終兵器だが、気位が高く、気ままで嫌味な男。
*この作品は『カクヨム』でも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 12:00:00
122661文字
会話率:40%
かつて、世の中に魔獣が溢れていた剣と魔法の時代に、人類がエネルギー資源として利用するため開発した魔獣炉を生み出したことで人類繁栄の時代が訪れる。魔法の物質定着の技術研究の末発明された魔導工学が人類の敵を滅ぼし続ける兵器を生み出した。
炉に
誘引し、高圧低魔素状態にした魔導機械ー魔獣炉ーにぶち込んで魔砂に変換することで魔法学的に有用可能なエネルギーを得続けることが可能となった。
そうして発展を遂げた未来の世界で人類はまた滅亡の危機にあった。
世界中で対策も取られたが、効果的な解決策は存在せず、追い討ちをかけるように各地で魔物の突然変異体の大量発生、パンデミックにより人類はさらに追い詰められる。
そんな状況の中、過去改変を目論む組織ヴァルハラが医学史を書き換え、未来の医学を変えるべく時代を超えた任務を社員に命令する。これは任務に奔走したエージェント達の物語。過去改変のSFファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 15:36:48
1256文字
会話率:36%
ネットオークションで観賞用の聖剣落札したら、とんでもないことになった。
実はこの聖剣、不思議な力を秘めた本物の聖剣だったのだ。
聖剣に導かれ、俺はいくつもの異世界──テンプレなファンタジー世界、硝煙がけぶり銃弾飛び交う近未来、よく似て
いるが少しだけ違う別の地球、知能が高く思慮深いダンゴムシそっくりな「人類」が都市を築く地底世界など──を行き来することになる。
果たして、この聖剣は一体何なのか。誰が何の目的でネットオークションに出品したのか。
いくつもの疑問を抱えつつ、今日も俺は聖剣と共に世界を超える。
一日一回、時間限定の異世界冒険、開幕。
※当作は『カクヨム』にも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 00:00:00
903394文字
会話率:22%
千畝(ちせ)は新興感染症の診断を受け、とある研究所に隔離される。
それは十八歳未満の男女のみが発症するものであり、症状が進むと、外見が野獣のように変化し、破壊衝動が強くなり、人間離れした筋力と長く伸びた爪で人を襲い殺す病だ。
千畝が研究所で
の暮らしに慣れた頃、彼女をここへ連れてきた美貌の青年南雲(なぐも)は千畝を現場に連れていく。
理性をなくし破壊衝動の塊となった変異体と、それを回収する「保護官」のカノ。
「千畝さんも同じことをやってみませんか?」
カノを指さし、南雲は千畝をそう誘惑する。
「あの人の後輩になってみませんか?」
これは、自分の居場所を根こそぎ奪われた千畝が、もう一度、それを積み上げていく物語。
※注意事項※
・残酷描写、戦闘描写が含まれます。
・医療知識はザルです。スカスカです。勉強中です。矛盾などお気がつかれましたらこっそりお知らせください。頑張りますので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 15:07:09
113868文字
会話率:43%
人類は未曾有の危機に瀕していた。
宇宙から飛来した道のウィルスによって世界中の生物が変異して人類に牙を剥いたのだ。
纏まらない各国の政府、異常な速度で増殖する変異体。
やっと世界が手を取り合った頃には最早、取り返しのつかないまでに人類は追い
詰められていた。
もはや、打つ手は無い。
そこで彼らは一つの決断を下した。
作戦名、プログラム・シャングリラ
残った人類を丸ごと地球の奥深くに避難する事で人類の絶滅を回避する。
そして、地上奪還に一縷の望みを掛けて人類が作った機械の兵士を地上に残した。
地上から人類が消えて千年後、未だに続く機械と変異体の戦争は続いていた。
そんな中、一体の兵士は戦場で一つの出会いをする。
その出会いが停滞した世界を大きく前進させる事になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 21:09:28
15245文字
会話率:41%
数十年も前、ある事故を境に世界中で確認され始めた人間の突然変異体“ミュータント”。
彼らは、人の姿でありながら並外れた身体能力を持ち、人の姿でありながら人智を超えた特異な能力を有していた。
主人公の“月森拓羽”は、ミュータントとしての能力
の発現をきっかけに“教育”を行う施設へと送られる。
そこで出会った多くの人と関わり、そして数々の敵と相対する中で、拓羽は失われた過去と向き合い成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-23 02:00:09
24441文字
会話率:36%
10年前に地球に落下した小惑星『アステロイドー0048α』。それが世界の全てを変えてしまった。
人は未知のウイルスにより『変異体(ミュータント)』と呼ばれる存在になり、人を喰らってその数を増やしていた。
この世界に希望はない。
誰もがこのま
ま朽ち果てていくことを信じて疑わなかった。
これはそんな滅びゆく世界でたった一つの希望を探す物語である────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-25 03:28:54
9169文字
会話率:44%
前世で悲惨な死を遂げ異世界イデアに転生した主人公だが魔力が価値観の全ての世界で自分には魔力が全く存在しないことを知るが!?
変異体スライムのカリュプスに襲われ体が鉄に!?しかし鐡華は物質結合と毒物分解という能力で何とか生き残る事が出来たのだ
った。
自分を転生させた神に「何でも2つだけ願いを叶えよう」と告げられる主人公が選んだのは母親に最後に感謝を伝えることと動体視力の向上だけだった。
新たな人生ではどんな苦難と喜びが待っているのか!?
""主公成長系バトルファンタジー""ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 00:06:12
17658文字
会話率:49%
人類はコロナウイルスを封じ込めることができるだろうか。
最終更新:2020-05-05 06:00:00
397文字
会話率:0%
崩壊した環境に追い詰められた人類。絶滅か環境順応かその因子となるカロンを巡ってリーパーたちが、ハンターたちが、そしてミューティノイドたちが九州に集まる。そこで始まった難解なタイムパラドックス。双子の姉妹が親子だったというショッキングな結末へ
と導く物語です。
どうしてもストーリーが暗くなりがちなディストピアをなるべく明るく保った、新しいタイプの時間系SFとしてお読みいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-29 07:57:44
673059文字
会話率:49%
ガイア暦0522年、ギアザン帝国と名乗る宇宙艦隊が襲来。地球は瞬く間に制圧された。逃げ惑う一部の人々は、ナスカ高原に出現した巨大なメカニズムへと避難。リーダー格にアレック・アルベルン、バロラ・メルタ、モルガン・大門の3人がいた。その頭上に現
れたギアザン帝国艦隊は、「わが末裔、子孫である地球人類よ」と語り出した。
無差別攻撃を開始するというギアザンに対し、メカニズムは突如始動、七色の光に包まれた。メカニズムが再び姿を現したのは0400年、過去の地球だった。
ガイア暦0999年。過去の核戦争の汚染により、ベータミューと呼ばれる突然変異体の人類が発生していた。テレパシーや思念波と言った特殊能力を持つβμの暗躍で、世界はギネル帝国とデリバン連合王国に二分した。両国は戦争状態にあり、決戦となる宇宙艦隊戦が始まった。
ギネル帝国艦隊提督ガデルとデリバン連合王国司令デュビル・ブロウ中佐が率いる艦隊戦。激戦の最中、唐突に七色に光る異常空間が発生、両軍はその空間に呑み込まれ消えた。ギネル・デリバン両軍が出現したのは、0444年。メカニズムがタイムドライブした44年後の地球だった。その最高総司令部総長の地位にいたのは、ウィリアムズ・スミスと名を変えたバロラ・メルタだった。
ギネル帝国女帝ラナス・ベラは、過去の地球と知りつつもその美しい自然に魅入られ、ガデル提督に制圧を命じる。
ガデルと接触したバロラは、先祖と子孫の戦争を止めようと試みるが、戦火は拡大してゆく。バロラは日下炎大尉に自分の正体を明かし、戦争回避の思いとともにエジプトに行けと伝える。そこに、鍵が眠っていると言うのだ。同様にアレック・アルベルンは孫の轟・アルベルンに、モルガン・大門は息子のカズキ・大門に、メキシコそして与那国島へ行けと伝えた後、敵弾に倒れた。
三人が各々の場所で目の当たりにしたのは、光のピラミッドに格納されたタイプの違う宇宙戦艦だった。ギネル・デリバン両軍の攻撃を圧倒的な火力で退け、三隻は合流しドッキング。更に巨大な戦艦となった。艦名はラグマ・リサレックと判明。
報告を受けたギネル帝国皇帝ラナスは、ラグマは宇宙創生のエネルギーだと語り、ガデルに追撃と捕捉を命じる。同じくデリバン連合王国艦隊も追随する。
ラグマ。ギアザン帝国。謎を孕んで日下、轟、カズキは過酷な運命に巻き込まれていく。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-26 19:00:00
634298文字
会話率:41%
目が覚めて、初めに見たのは変わり果てた妹の姿だった。
日常は崩れ去り、ゾンビと化した人間達が常に視界に映り込む。
もう元の生活には戻れないとは分かっている。
だけど、それでも俺は今も生きて日常の中に居る。
簡単な話、奴らは俺の許可なく触れる
事は出来ないようだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-16 06:00:00
19989文字
会話率:25%
友人であった最後のクルーが息を引き取り、宇宙観測船の中で生き残ったのはイルカのレムだけになってしまった。
数々の星系政府が散らばる銀河の中で、星間裁判を取り扱う惑星政府の裁判官であるレムは、12年前に起きた宇宙船同士のいざこざについて、
当時の状況を観測するために現場から12光年離れた地点に船で訪れていた。しかし、宇宙船は重力異常宙域に入り込んでしまった。船内の重力は10Gを越え、転倒死を免れた乗組員たちは苦しみながら死んでいった。
金属の触手で移動する水槽の中にいるレムは、10気圧の水圧は受けるものの、その状況でも生き延びることができた。しかし、宇宙船の操縦法を知らない彼には脱出する術がない。超光速航行はあっても通信は光速であるため、SOSを発しても何年間も誰にも届く可能性がない。
助からないかもしれないが、彼はともかく12年前の事件を観測することにした。重力異常が邪魔して、調整が困難だったが、なんとか成功。別々の星系政府に属する企業と個人の宇宙船に関する訴訟だったが、観測できた状況は企業側に不利なものだった。今回の事故に企業側の陰謀を感じ取るが、犯人がわかったところで脱出策は見出せない。
水槽は、重力異常の影響で、徐々に機能に異常が現れ始めていた。生命維持ができなくなるのもそう遠くないかもしれない。
イルカであるレムは右脳と左脳で交代して眠り、完全な睡眠はとらない。右脳はネガティブで左脳はアクティブな性格だった。レムは自分のこれまでの「人生」を思う。イルカの知能向上実験の中で生まれた突然変異体であるレムは、数少ない人権を認められたヒト以外の人格で、宇宙に進出しても異星人と出会っていない人類にとっては、希少なエイリアンのような存在だった。眠らずにいられるイルカの特質を勉学に生かしたレムは、最高判事候補まで上りつめた。そんなレムにとって、イルカという種は異生物としか感じられない。心を通じ合うことができたのは、ヒトの友人たちだった。偏見に囚われない友人との出会いこそが彼の人生にとっての宝だった。
生きて友の居る母星に帰る努力を最後まで続けようと決心したレム。脱出の方法はあるのか。友が残した言葉の意味は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-26 09:00:23
16004文字
会話率:10%
多忙で家を空けがちな父を持つ、小学五年生の西江賀慶作には、通いの家政婦や家庭教師はいるが母親も兄弟もいなかった。
日常に心細さを感じていた慶作は、父親に「ペットがほしい」と願い出る。
ペットショップを巡るうちに、珍しい生態を持つ新種の鳥・ハ
ネカエドリを飼育することになる。慶作は鳥を「ルス」と名付け、大切に世話をする。鳥の飼育は引っ込み思案だった慶作を明るく積極的に成長させる。
ある日慶作は、常食としていた鶏肉の代わりに魚肉をルスに与えた。すると数日後、ルスの背中に背びれが生えた。牛肉を与えてみると、今度はルスの頭に牛の角が生えた。
ルスは「食べた生物の特徴を獲得する」というハネカエドリの突然変異体だった。奇跡のような特殊さに興奮し、慶作は様々な生物の肉を与え、ルスを改造する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-16 12:00:00
88265文字
会話率:49%
初投稿です。カクヨムとの同時投稿してます。
登場人物はフィクションですが、脳内再生してお楽しみ下さい。
ゾンビに噛まれる事でゾンビに襲われない能力に覚醒した主人公。
なぜゾンビが発生したのか?
共食いをする変異体とは?
謎の声は誰なのか?
他にも覚醒者がいるのか?
様々な思惑が絡み合う中、主人公は南の島を目指す。
(チカラガ ホシイデスカ?)
「目の前の人を救えるのなら、俺は王にだって何だってなってやる!」
これはゾンビの蔓延る世界で『死者の王』となった男の、現代ゾンビファンタジーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 08:10:39
133594文字
会話率:29%
原笠市に住むヒーローになることを夢見ている青年、神馬明人は、ヒーローショーのアルバイトで日々を食い繋いでいた。そんなある日、突如として色のついた雨が原笠市に降り注ぎ、避難の遅れた明人はその雨を浴びてしまう。
明人を含め、色づいた雨を浴びた人
々は宇宙生物に寄生されてしまい、人智を超えた力を手に入れることとなる。そして寄生された変異者たちは戦いに巻き込まれていく。
カクヨム同時掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-06 07:00:00
319322文字
会話率:60%
ブラック企業が蔓延る現代。
残業多めで給料少な目な企業に勤める一人の男が過労死で亡くなる。
名前は「折戸 真」(おりと しん)。
死後、自分と同じような男女が集められたオフィスの会議室のような場所で、自らを神と名乗る胡散臭い男達に説明を
受ける。
「”キルアットダリウスオーマイングレゴット”という名前の世界で君達も生きてみないかい!」
そこは剣と魔法が生活の糧となり、魔物と呼ばれる動物の変異体が横行するごくありふれたファンタジー世界。
どうせなら、と「丈夫な体」を願い、転生することに決める真。
転生した後、真は裕福な貴族の次男「クリストフ=ルーベイン」として生まれる。
優しい両親と人格者の兄、そして自分を慕う双子の兄妹と前世の記憶をもって幸せに暮らすのだが一つだけ問題があった。
ことあるごとに転生を促した神がちょっかいをかけてくるのだ。自覚の無い嫌がらせである。
16年生き、流石に限界が来て真は神へ殴りこみをかけることを決意する。
そのためにはもう一度死ぬしかない……。
そして真はあらゆる手段で自殺を図るが、最初にもらった「丈夫な体」の意味を履き違えられて授けられていたため、物理攻撃は元より、毒薬でも死ねなかった。
仕方なく真は死ぬ方法を探すため、あらゆる場所へ足を運ぶのだった。
「死んだら覚えてろよ……!」
頭のおかしい作者による不謹慎ギャグファンタジー開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-30 23:44:08
159242文字
会話率:48%