お盆。駅。窓のないトイレ。一人で行くのは昼間でもあぶない時期と場所。
ゆり子は電車に乗る前にトイレに行く。
いつも来ている場所。いつも使っているトイレ。
なのに、その日は違っていた。
最終更新:2020-08-17 06:00:00
1902文字
会話率:17%
作戦行動中に珪素獣のタイムスリップに巻き込まれ、修文4年の時代にさ迷い出てしまった特命遊撃士・枚方京花少佐は、自身の曾祖母である園里香少尉の名を借りて陸軍女子特務戦隊の兵舎に身を寄せる。
そんな京花に出来た新しい友達。
それは園里香少
尉の戦友である、友呂岐誉理少尉と四方黒美衣子少尉の2人だった。
2人と共に休日を過ごす先は、国鉄和泉府中駅に程近い商店街のロードインいずみ。
この駅前商店街で、京花は何を目にして、何を思うのか…
(※ 未成年者の飲酒が示唆される描写がありますが、当作品は現実の未成年の飲酒を推奨した物ではありません。当作品はフィクションであり、現実とは別の歴史を辿り、現実とは異なる法律が施行された日本が舞台です。フィクションと現実を分けて考えて下さい。また、本作は第9話「時を越えた出逢い、時空漂流者救出作戦」を、枚方京花ちゃんサイドから描いた番外編です。 時間軸としては、第15章「決行せよ、『時空漂流者救出作戦』!」以降という事になります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 07:55:41
25672文字
会話率:23%
元化25年皐月の候。
1人の年若い特命遊撃士が、国鉄京都駅に降り立った。
絶好の行楽日和に不釣り合いな、何とも浮かない表情を浮かべて…
彼女の名は、生駒英里奈。
防人の乙女である英里奈を憂鬱にさせているのは、二条城を会場にした茶席
と、それへの参加を要請してきた双子の妹・生駒美里亜との久々の対面であった。
養子先である嵐山の分家で大切に育てられ、強気で堂々たる自信家に成長した妹に、内気で気弱な姉・英里奈は、後ろめたい気後れを感じていた。
真逆の成長過程を辿ってしまった双子の姉妹に、此度の再会は如何なる意味を持つのだろうか?
(※ 未成年者の飲酒シーンが登場しますが、当作品は現実の未成年の飲酒を推奨した物ではありません。当作品はフィクションであり、現実とは別の歴史を辿り、現実とは異なる法律が施行された日本が舞台です。フィクションと現実を分けて考えて下さい。また、本作は第3話「堺電気館のスクリーンに誓え!」のエピソードと同じ日に、生駒英里奈ちゃんサイドで起きた出来事を描いたエピソードです。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-07 07:54:04
23261文字
会話率:24%
国鉄が分割民営化される前、とある駅で噂になった都市伝説の話。
最終更新:2020-07-09 17:00:00
2036文字
会話率:8%
鉄道会社の中身、ちょっと覗いてみませんか?
舞台は国鉄から民営化して約四半世紀が経過した鉄道会社、日本総合鉄道株式会社。
常に何が起きるか予測不能な鉄道の最前線で働く鉄道員たちの日常を描いた物語。
鉄道会社の雰囲気を感じていただ
けるよう、駅のみでなく様々な視点から『鉄道』をなるべく解りやすく描いてゆきます。また、鉄道員たちの恋模様など、プライベートな人間ドラマも繰り広げられております。
本作はユーザーの皆さまとの交流を目的とした『うろな町』企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-13 22:47:33
155385文字
会話率:50%
出張帰りの最終快速で、突然若い女に声をかけられた私。車内の様子が、まるで都市伝説のような不可解な状況にあると訴えるその女に、私は困惑する。怯える女とともに降りた、暗い山奥の駅。しかし私は、女の言う“都市伝説”よりも、いずれ迎える運命の大き
なうねりに、心を乱さずにはいられないのだ。
※ノベルアップ+ 様にも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 18:15:01
31445文字
会話率:44%
昔はまっていた岩手県の旅行の話です。
遠野物語のカッパ渕のことも書いてます。
最終更新:2019-11-27 03:19:37
4393文字
会話率:3%
1969年(昭和44年)6月24日、午前2時頃、旧国鉄山陰線で一人の若い女性が鉄道自殺により自らの命を絶った。高野悦子、二十歳。立命館大学文学部史学科3年生。
学園紛争の真っ直中、時代の波に押し流され自分の居場所を見つけられないままその短い
人生に自ら終止符を打った
『二十歳の原点』と言う書物に出会った私は、そこに綴られた彼女の生きた証を読み進めていくうちに違和感を感じ始めた。彼女は自分の父親の存在をどのように感じていたのだろうか?自分の孤独感を自分の父親に押し付けて自らの命を絶ってしまった彼女の身勝手な行動に無性に腹が立ってきた。
私は自分の家族を見つめなおしてみた。
高野悦子さん。私はあなたの取った行動は決して容認できない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-13 09:00:00
22057文字
会話率:22%
数十年前に廃線になった『有山線』。
そこに来た男は奇妙な光景を目撃する。
廃線のはずが、列車が走っている。
今までさびたり苔むしていた駅もいつの間にか、きれいになっている。
恐る恐る列車に乗った男は、タイムスリップをしたことに気付くとともに
、脳の片隅に葬られていた思い出をよみがえらせる。自分でいうのもなんだが、魅惑のSFファンタジー作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-03 20:53:12
7069文字
会話率:39%
「遠い一本の道」1977年、左幸子 監督の感想。
初出:note
https://note.mu/nankado/n/nb91fa6a526c3
最終更新:2019-03-28 23:27:02
668文字
会話率:0%
今から50年ほど前の日常、高速道路は殆ど開通しておらず、旅と言えば鉄道での移動が当たり前であった頃、帰省は一苦労でした。
朝から、場合によっては2日くらい前から駅で列車を待つなんて時代がありました。
そんな当時の雰囲気を、描いてみました。
当時の雰囲気を大事にしながら書いてみました。
https://blog.goo.ne.jp/blackcat_kat/e/053cf327984c40121f422754fdd85ced 鉄道公安官物語 雑踏警備編 【ワッペン列車1】~【ワッペン列車5】でも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 16:50:07
7186文字
会話率:33%
人気の萩野シリーズを連載化したもの。
SLファンの国鉄系企業の職員が紡ぐ蒸気機関車アクションをお楽しみに。
最終更新:2018-10-14 12:00:00
1733文字
会話率:44%
なななん様の『楽器が人を選ぶのか、はたまた人が楽器を選ぶのか。』の二次創作じみた代物であります。
でも私音楽などは全く出来ないのよね
最終更新:2017-08-11 17:05:38
1071文字
会話率:0%
日本国有鉄道が組織改編を受け『国鐵(NR)』として再出発した世界、鉄道公安室はその機能を維持され、乗客の安全を守り続けていた。
旧国鉄が解体されて間も無く30年を迎えようかという頃、某国のVIPが鉄道技術輸入の会談のためやってくる。旧国鉄の
巨額負債をなんとかしたい国鐵は会談を成功させようとVIPを出迎える特別列車の運行を計画するが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-08 19:09:59
22589文字
会話率:73%
日本国有鉄道が別の民営化をされたときのおはなし。
1987年、日本国有鉄道は解体され国鐵グループとして再編された。主要幹線は国鐵、その他地方路線は国鐵北海道、国鐵東日本、国鐵中日本、国鐵西日本、国鐵九州にそれぞれ受け継がれている。旧国鉄の返
しきれなかった債務を埋めるために新型車両は導入できず、あらゆるところで経費削減・売上向上の策がとられている。
第1章
債務返済で常に金欠の国鐵グループにもついに新型車両導入の計画が持ち上がる。5年の歳月をかけて民間企業との共同開発で完成した国鐵215系電車は2011年初春、ついに試運転の時を迎える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-28 02:10:54
20978文字
会話率:60%
国鉄民営化、改変を職員の青年から視た話
最終更新:2018-10-06 01:22:37
1983文字
会話率:0%
もし、新幹線が開業していなくて、狭軌で新幹線並みのスピードを出せたら。そんな日本の鉄道に伝説を作った運転士や技術者の物語である。
最終更新:2018-08-20 11:19:53
99945文字
会話率:57%
ある男子高校生
小口は鉄道マニア。
しかも、古い車両が好き
そんな彼が所々で出会う人と鉄道の
物語。
最終更新:2018-05-30 17:52:38
402文字
会話率:14%
「明日も葵の風が吹く」
現代では極普通のオッサンだった私が、若返って田沼時代を駆け抜ける泥臭いお話。
私、有坂総一郎は趣味である時代劇を見終わってベッドに入った。しかし、眠りにつくと同時に急激な落下感で目が覚め、そして意識を失った。
目
が覚めた場所は明和4年の江戸神田橋は田沼意次邸。側用人に就任したばかりの田沼意次といきなり遭遇。新領地経営に現代の知識を提供することで用人として側仕えすることになる。そして、平賀源内と邂逅。
そして田沼時代を終わらせないための悪戦苦闘の日々が始まるのであったが、想定外の第二の転生者の出現、私の発した一言、行動が思いもよらぬ時代の特異点となっていき、歴史の歯車が加速していく・・・。幕閣が、越後屋三井が、雄藩が、それぞれの思惑で歴史を塗り替えていく。
<NEW>
動き出す雄藩、幕府は先手を打ち京都・大坂への統制力強化を進める。そして、伏見城築城、伏見-大坂への鉄道建設、それを阻止したい地元反対派と裏で支援する長州藩……しかし、過激派の暴走で長州藩の行動は裏目に出る。国鉄副総裁神庭幸太郎とその一行は伏見において拉致される。拉致された国鉄職員を薩摩藩士がたまたま見かけたことで幕府現地出先機関の大坂総督府は出兵、長州藩蔵屋敷を急襲……。
基本スタイルとして、主人公視点での描写、ときに別の人物の視点と切り替わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-23 07:00:00
400553文字
会話率:52%
国鉄時代の懐かしの特急“北海”
青函連絡船“摩周丸”
そんな良き時代の思い出話
最終更新:2018-01-25 00:00:00
1368文字
会話率:0%
主人公龍神の家での騒動から始まる!
甘い物語ぜひご賞味ください
最終更新:2017-08-21 23:44:32
1587文字
会話率:35%
国鉄最後の日、それは蒸気機関車とそれに関わる人々の最後の日でもあった。
最後の日の後、蒸気機関車は…
この作品は「N9653DM」萩野古参機関士の二次創作です。作者より許可を頂いています。
最終更新:2017-08-15 09:05:25
1790文字
会話率:9%
近所の酒屋、桝清の店主ジンさんは、九州の炭鉱地帯の出身である。第四話は、そのジンさんの悪友たちとの思い出話。さて、その話だが。お盆前の夏の盛り、中学生のジンは、悪友三人と国鉄に乗って隣町の繁華街に遠征した。ところが金庫番の友人が軍資金を忘
れ、炎天下を家まで歩いて帰るはめに。あまりの暑さに、四人は早道をしようと、山を横に抜ける隧道に足を踏み入れた。夜のナイター中継までには帰り着くぞと、意気揚々と立ち入り禁止のトンネルを突き進む四人だが、やがて何かが可笑しいことに気付く。道が下りになっているのだ。慌てて引き返すも、また道は下りに。どんどん足元の勾配が急になる。やがてトンネルは古い坑道に変わり、四人の前方、闇の中に異様な光景が現れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-26 18:00:00
28171文字
会話率:26%